2010年06月02日

弥生会計の使い方

弥生会計やよいの青色申告は、中小企業、そして個人事業主向けの会計ソフトです。弥生のお客様が会計ソフトにまず求めるのは、法律にのっとった会計処理ができること。最終的には、法律にのっとって決算書を作成できること(さらには個人事業主の場合は、青色申告ができること)、ということになります。いわゆる「制度会計」ですね。

ということで、弥生はこの制度会計をいかに簡単・確実に実現できるかに力を入れています。会社/事業を立上げたばかりで、仕訳って何?、B/S&P/Lって何?という方でも、使っているうちにそれなりに会計なるものがわかってくる、そして決算に辿りつけることを目指しています。

一方で、制度会計はばっちりな弥生会計ですが、それだけで終わらせてしまうのは、正直もったいない。制度会計という観点では、決算前に一気に取引を入力して何とか間に合わせるということも、可能は可能です。突貫工事になりますし、正直お勧めはしませんが、現実問題として、決算が迫ってきて久し振りに弥生会計を立ち上げるという方も決して少なくはありません。

以前も少し書きましたが、弥生会計の最大のメリットは、自分の事業の現況をタイムリーに把握できることだと考えています。例えるならば、自分の事業が今何キロぐらいのスピードで走っていて、残りの燃料は何リットル、だからあと何キロ走れるということを、タイムリーに把握できるということです。自動車に速度計や燃料計があるのと同様に、事業には会計ソフトが必要です。

もっともこの観点では、決算前に一気に入力では意味がありません。決算に辿りつく前に資金が尽きてしまえば、そこでゲームオーバー。タイムリーに把握するためには、タイムリーに取引を入力する必要があります。理想的には、毎日と言いたいところですが、少なくとも毎月の取引入力を心がけたいところです。あくまでも「少なくとも」で、取引量が多い場合(入力が追い付かなくなる)や、売掛/買掛が多い場合(現金の推移が読みにくい)にはもっと頻繁に入力すべきです。

例えば、毎月初日は、前月の取引を全て入力する日と決めてしまうのも良いと思います。ある意味、簡易的な月次決算ですね。それによって、前月の収益状況をタイムリーに把握できますし、さらに、それに応じて当月の行動計画をたてる(売上が伸び悩んでいるから梃入れする、在庫がだぶついているので処分する、売掛金の回収が進んでいないので督促する、などなど)ことができます。

皆さんが最後に弥生会計を立ち上げたのはいつですか? 是非、一ヶ月に一度は向かいあうようにして下さい。最初は面倒臭く感じられるかもしれませんが、このような形で月次決算をしていれば、逆に数字が見ることが楽しみになるかもしれません。実際私が自分で事業をしていた時は、月初に前月分の数字を入力/集計するのが楽しみでした。ある意味、毎月成績表をもらうようなものですね。
posted by 岡本浩一郎 at 17:35 | TrackBack(0) | 弥生
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/38719623
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック