2010年06月18日

会計業界勝ち抜き戦略セミナー

昨日、大阪で「会計業界勝ち抜き戦略セミナー」を開催致しました。弥生が開催するセミナーは、お客様である中小企業、個人事業主、起業家向けというのが普通なのですが、このセミナーは特別で、会計事務所向けに開催しています。

弥生にとって、会計事務所はお客様ではなく、ともに中小企業を支えるパートナー。弥生は会計事務所向けにPAP(Professional Advisor Program)というパートナー制度を運営しており、現時点で全国3,700以上の会計事務所にご加盟頂いています。会計事務所がお客様(顧問先)に弥生を紹介して頂いたり、逆に弥生の会計事務所サーチなどによって、弥生ユーザーが弥生フレンドリーな会計事務所を探すという相互補完関係が成り立っています。

今回のセミナーでは、パートナーである会計事務所の発展のために、会計業界内でも非常に注目され、高い評価を受けている古田土公認会計士・税理士事務所の事例紹介を古田土先生ご自身にお願いしています。なぜ注目されているか、それはこれだけ厳しい経済環境の中でも順調に顧問先を拡大されているから(世間と同様に会計事務所も全体的には厳しい時代です)。昨年度は、年間でなんと225件の新規顧問先を獲得されたそうです。しかもそれがすべて既存顧問先からの紹介ということですから、お客様満足度の高さがうかがえます。

古田土事務所の最強の商品が月次決算書。月次の試算表は弥生会計でも簡単に出力できますが、それ自体は単なる数字の羅列です。それを経営者の観点で組み替え、「いま何が起きているのか」「何をすべきなのか」を顧問先の経営者に向けて発信しています。実際、毎月月次決算書を持参して、必ず顧問先の社長に会うようにしているということです。実際に月次決算書のサンプルを見ると、経営者にとって実に有益な情報が詰まっています。利益が伸びない中で、売上を上げるべきなのか、コストを下げるべきなのか。一口に売上を上げるといっても、単価向上を目指すべきなのか、数量の拡大を目指すべきなのか。その正解は、事業ごとに異なります。月次決算書をベースとして、こういった議論を毎月社長と行うことにより、企業の経営参謀としての付加価値を高く評価されているのではないかと感じます。

古田土先生のお話をお伺いしていて、圧倒されるのが、その「想い」。日本の中小企業を元気にしたい、そのために、一般論に終わるのではなく、個々のお客様をトコトン理解し、寄り添おうとするその姿勢には、純粋に感動を覚えます。そもそも、うまいビジネスモデルを構築できたら、それをいかに真似されないようにするかが一般的な経営者。そのノウハウを惜しげもなくさらけ出し、「どうぞ真似して下さい」と明言する古田土先生はある意味異端者ですが、自分のためではなく、お客様のため、そして日本の中小企業のため、という想いの表れだと思います。だからこそ、既存のお客様がこぞって新しいお客様を紹介したいと思うのでしょう。

もちろん、経営戦略に絶対的な正解はないですし、古田土先生のやり方が唯一無二ということはありません。全くの別のアプローチでお客様に付加価値を提供するのももちろんアリ。ただ、古田土先生の「熱さ」は何らかの形でポジティブな影響があるのではないかと思っています。

この「会計業界勝ち抜き戦略セミナー」は本日午後に名古屋で開催し、その後7月中旬に東京/福岡/札幌で開催します。まだ空きはありますが、かなりのペースで埋まりつつありますので、お申し込みはお早めにお願い致します。
posted by 岡本浩一郎 at 13:18 | TrackBack(0) | 弥生
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