2010年07月05日

仕切り直し

本ブログでも複数回(その1/その2/その3/その4)に渡って取り上げてきた『有価証券の引受け等に関する規則』等の一部改正問題ですが、やはり相当数のパブリック・コメントが寄せられたようです。日経ビジネスによると、「100件をゆうに超える3桁の反対意見が寄せられた」とのこと。

これを受けて、日本証券業協会では、「改正規則の施行日を7 月20 日と予定しておりましたがこれを延期することとし、本案の取扱いも含め、適切な未公開株詐欺の未然防止に向けた対応についてあらためて議論することといたしました。」ということで、一旦仕切り直しという扱いになったようです。

ネット上のムーブメントはネット上だけで終息してしまうことも多いのが現実ですが、今回は多くの方の熱い想いに支えられ、ひとまず悪い方向で結論が出ることを防げたのは、非常に大きな一歩だと思います。特に、磯崎哲也事務所の磯崎哲也さん、そしてインフォテリアの平野洋一郎さんの力は大きかった、と感謝しています。とはいえ、まだ仕切り直しであり、最終的な結論が出ているわけではないので、油断は禁物ですね。今回の件が、単なる表現の問題なのか、それともベンチャーの実態が見えていないが故の問題だったのかは注視していく必要があります。後者だとすると、まだ一悶着はあるでしょうから。

「起業」「ベンチャー」という言葉のイメージは人により様々です(これまで、色々とありましたしね...)。ただやはり、「起業」「ベンチャー」が尊敬され、応援される国にならない限り、日本の未来は大変厳しいと考えています。今後も一個人、そして弥生として起業/ベンチャーの応援を続けていきますが、多くの同志もいらっしゃることがわかってちょっと嬉しくなった一件でした。
posted by 岡本浩一郎 at 15:02 | TrackBack(0) | 起業
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