2010年12月27日

体験記 & Mac

いよいよ年末ということで、かなりバタバタしています。ここまでバタバタした年末は記憶にないぐらいですが、やはり12月に出張を入れ過ぎたのが敗因でしょうか...

さて、弥生のウェブサイトでは少し前から、「実録! 弥生会計導入体験レポート」という弥生会計を実際に導入した際の体験記の連載が始まっています。ご協力頂いているのは、広告制作会社の右脳事件株式会社。5回連載の予定で、現時点では第二回までアップされています。昨年は個人事業の方をターゲットに「はじめての青色申告体験記」をやはり5回連載で掲載したのですが、大変好評でした。これを受けて、今度は法人での体験記ということになりました。弥生会計やよいの青色申告の導入を考えているんだけど、自社/自分でもできるかな、と躊躇っている方にこそ是非ご覧頂きたいと考えています。

ところで、この「実録! 弥生会計導入体験レポート」ですが、実はかなり掟破りなことをしています。何故ならば... 画面イメージを見て頂ければわかるのですが、Mac上で弥生会計が動いています! もちろん、Mac OS上で弥生会計がネイティブで動いているのではなく、VMware Fusionという仮想化ソフトウェアを利用して、まずMac OS上で、Windows XPを動かし、さらにその上で弥生会計が動いています。

実は弥生では今年前半まで、上記のような形でMac上で弥生を動かすことを認めていませんでした。認めていないというと強い表現ですが、動くにせよ動かないにせよ、一切関知はしない、サポートもしないという姿勢でした。しかし、仮想化技術の進化によって、技術上はいわゆるWindows PCで動かそうが、Macで動かそうが、Windows上のアプリケーションとしては差はありません。また、それを求めるお客さまがいらっしゃる以上、弥生の一方的考えで認めないのは正しい姿勢ではないと考え、軌道を修正しました。

現状でも、Mac上で弥生会計を動かすことを弥生から推奨はしていません。特に環境に起因する問題に関して、Windows PCと全く同じレベルでのサポートを提供することはできません。ただし、Mac上で動かすことが可能なのは事実ですし、それを希望されるお客さまを弥生が見捨てることもしません。弥生として可能な範囲でサポートを行います。例えば、弥生製品の操作方法については、いわゆるWindows PC上と全く同様にサポートを提供させて頂いています。

本筋論として、Mac上のネイティブなアプリケーションとして弥生製品を、という待望論があることも認識しています(私がtwitter上で頂くご要望で最も多いです)。ただ、ネイティブなアプリケーションとなると技術的には全くの別物。いつかやりたいという願い(野望?)はあれども、現時点で具体的な計画はありません。

弥生としてできることを精一杯やる。Macユーザーの皆さまへの弥生の現時点でのご回答です。
posted by 岡本浩一郎 at 23:02 | TrackBack(0) | 弥生
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/42277074
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック