2011年04月28日

あれ、健康保険料が…

弥生の給与支給日は毎月25日です。この歳になると、毎月支給額が変わるわけでもないので、封を開けないままということも多いのですが、今月はたまたま何の気なしに開封しました。すると、給与明細以外に紙が一枚。この4月支給分から、健康保険料が上がりましたというお知らせでした。

弥生のお客さま(法人)は多くの場合、協会けんぽ(全国健康保険協会管掌健康保険)に加入しています(個人事業主では国民健康保険になります)。この協会けんぽについては、やはり3月分(4月納付分)から保険料率が引き上げられるということを弥生のウェブサイトでもお知らせしていました。一方で、お恥ずかしながら、弥生が加入している関東ITソフトウェア健康保険組合でも保険料率が上がるという認識がすっかり漏れていました。他人ごとではなかったということで、まさに紺屋の白袴状態ですね。

協会けんぽの料率引き上げは昨年が全国平均で8.20%から9.34%(健康保険料)とかなり大幅な引き上げだったのですが、今年は9.34%から9.50%へと小幅な引き上げになりました。ちなみに昨年の秋には9.57%への引き上げという見通しでしたので、引き上げ幅は若干圧縮されたようですね。

一方で、今回の関東ITソフトウェア健康保険組合の料率引き上げはかなり大幅です。上と同じ基準で表記すると7.00%から8.50%へ。実に1.5%もの引き上げです。これは協会けんぽの昨年と今年の引き上げ幅合計(1.3%)より大きいものです。この引き上げは事業者(法人)と従業員で折半しますので、従業員としては0.75%の負担ということになります。以前書いた記事でも、「消費税はお金を使わない限り発生しませんが、保険料負担はお金を稼ぐ段階で発生しますから、保険料の引き上げは消費税よりも負担が重い」、と書きました。この0.75%は、消費税でいえば1%上がる以上のインパクトがあります。

話がそれますが、復興増税に関しては、ただでさえ景気の腰折れが懸念されるこの時点で行うべきではないという意見も多いようです。そのロジック自体は理解できるのですが、今、多くの日本人の消費マインドを冷やしているのは、足元の景気以上に、「将来が見えない」という不安なのではないかと思います。

確かに、増税によって、消費が冷え込む可能性はあります。一方で、増税のように大きなニュースにはならなくても、厚生年金や健康保険の料率引き上げによって、今、私たちの可処分所得は確実に減ってきています。さらにそれがどこまで減るかわからない、だから私たちは不要不急の支出に慎重にならざるを得ない。

復興増税、さらにその先には社会保障制度の抜本的な見直しとセットでの税制改革。それらは、短期的にはマイナスかもしれませんが、それによって、将来が見通せ、将来の生活設計をキチンと組むことができれば、その方が安心と思うのは私だけでしょうか。
posted by 岡本浩一郎 at 18:18 | TrackBack(0) | 弥生
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