2011年09月02日

着々と

弥生の起業支援の一環としてお手伝いしているETIC.のソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット。2年間で100名の社会起業家を支援することを目指したプロジェクトです。昨年6月の第1期の募集からもう一年以上。本ブログでは昨年8月のブラッシュアップミーティング、そして9月の第1期の最終選考について書いて以降、しばらく紹介しておりませんでしたが、プロジェクトは着々と進んでいます。

既に第3期までの選考が完了しており、3期を通じて95名の起業家(スタートアップメンバー)が自分の夢を実現するため、社会にインパクトを与えるために頑張っています。スタートアップメンバーの皆さんの一覧はこちらで見ることができます。取り組もうとしていることは皆さん様々ですが、共通しているのは熱い想いです。

今日は第2期・第3期メンバーの進捗レビューがありましたが、皆さんの進化には本当に驚かされます。正直にお話しすると、最初の選考の段階では、事業計画として「うーん、気持ちはわかるけど」ということが多いのです。熱い想いは伝わるけれど、それを事業として継続的に実施できるだけの裏付けが見えない。下手をすれば夢物語。それでも、それを実現するお手伝いをするのがこのプロジェクトですから、将来の可能性を織り込んで選考を行います。

選ばれたメンバーはETIC.のスタッフとサポーターによるサポートを受けながら、事業計画の深化とその実現を図っていきます。進化の幅が大きい人もあれば、うーん、まだもうちょっとというケースもありますが、全体としてみると本当に驚くぐらい、みるみる進化します。選考の際には少々不安もありながら選んだ方がその後着実に前に進んでいっているのを見ると、本当に嬉しいですね。もちろん本人の努力の賜物ですが、ETIC.とサポーターの力も大きく貢献していると感じます。

このプロジェクトが発足して一年ちょっと。メンバーは着実に進化しており、プロジェクトとしても着実に成果を生みつつあります。嬉しいと思うと同時に、この期間で自分がどれだけ進化したかを考えると、ちょっと焦りを感じたりもします。
posted by 岡本浩一郎 at 23:08 | TrackBack(0) | 起業
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