2011年09月20日

創業計画書の無料相談

前回、弥生の起業家応援の一環として、「弥生の開業応援プロジェクト」についてお話ししました。その際はさらっと流してしまいましたが、「起業」応援と言いつつも「開業」応援プロジェクトとなっていることに微妙なズレを感じられた方もいるかもしれません。

これは実は意図的です。前回、起業は決して縁遠いものではない、実際に年間200,000以上の新しい事業が生まれていると書きました。起業というと、やっぱり株式会社で、ITベンチャーで、VCから出資を受けて、急成長して上場を狙ってという先入観がある一方で、実際に起業している業種は実に多岐に渡るとも。実際に、「起業」というよりも、「開業」といった方がしっくりくるような、独立して何かを始めるといったケースが多く存在します(飲食業であったり、フリーランスであったり、理美容であったり)。起業というと縁遠く感じられるかもしれませんが、開業であればもっと身近に感じて頂けるのでないかと考え、今回は飲食業/フリーランス/理美容業に特化して「開業」応援としてプロジェクト化したという次第です(ITベンチャーを含め、これ以外の業種ももちろん応援していますし、今後さらに様々な応援/支援を立ち上げていきますので、念のため)。

今回のプロジェクト・サイトは、できるところからやっていこうということで、まだ未整備な部分も多いのですが、是非一度ご覧頂ければ幸いです。特にご注目頂きたいのは、本プロジェクトがウェブサイトに閉じられたものではないこと。もちろん、ウェブでの情報提供が中心とはなりますが、リアルでのセミナーや各種企画と連動して進めていきます。

特に飲食業の方にご利用頂きたいのが、「弥生の開業応援プロジェクト」と連動してこの度立ち上げた「創業計画書作成無料相談」。これは、飲食業の開業を志している方に対し、起業支援、会計・税務支援を手掛けている弥生のパートナー会計事務所と協力し、創業計画書作成の無料相談を行うものです。この相談サービスでは、弥生ホームページ上の特設ページより、全国13都道府県の60の会計事務所の中から相談したい会計事務所を選択し、専用フォームや電話、メールで創業計画書の作成について無料で、直接相談をすることができます。

これまでにないサービスですので、是非ご活用頂ければと思います。あ、ただ、「起業」、「開業」に続き、今度は「創業」という表現まで出てきてしまいましたね。これにもちゃんと訳があります。これは、起業/開業/創業される方にとって、とても重要な資金源(融資元)である日本政策金融公庫で必要となる書類が「創業計画書」だからです。上記サービスでは、単純に紙を作って終わりではなく、そこから想いの実現に向けて次のステップに踏み出せるものにしたいと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:05 | TrackBack(0) | 起業
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