2011年11月14日

オリンパス

最近世間を賑わせているオリンパス。しばらく前に、英国人社長が解任になった際には、単なるお家騒動かと思っていました。日本企業の経営がグローバルになってきたとはいえ、やはり日本流 vs. 欧米流で揉めたかと(それにしても就任して半年はあまりにも…、ですが)。

ただ、買収を仲介した会社への不当に高い(と思われる)手数料、さらに、不当に高い(と思われる)金額での企業買収が明るみにでると、さすがに何かがおかしいと感じた方が多かったのではないかと思います。私は経営陣が仲介会社にうまくやられたぐらいに考えていました。しかしさらに、損失先送りの穴埋めだったという突然の発表。まさに事実は小説よりも奇なり、そのものですね(おそらくこの事件を題材にした本も数多く出版されるでしょう)。

なぜ/どうやってここまで事実が隠し通されてきたのかはこれから明らかになるでしょうが、会計は一定のルールに則って行われる以上、逆にそのルールを悪用することも不可能ではないということかと思います。ただ、本当にわかりようがなかったかというと微妙ですね。会計的な数字として成立させることはできても、どこかに無理のある数字が発生しますので。

今回の事件に絡んで、よく山一證券自主廃業の映像が流れますが、これは本ブログでも書いた通り、私の人生を変えた事件でした。今回のオリンパスの場合は、本業(特に内視鏡)は順調ということで、山一證券のような事態にはならないと思いますが、それでも働いている方は辛いかと思います。個人的にも、オリンパスの一眼レフカメラを使っていることもあり、頑張って復活して欲しいと願っています。

余談ですが、弥生はこういったことはありませんので、念のため。何かを隠しようにも、隠すために使う有価証券を一切所有していませんので(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 18:12 | TrackBack(0) | ビジネス
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