先月末にLinkedIn起業シミュレーターというサービスが開始されたということで、さっそく試してみました。このLinkedIn起業シミュレーターは、LinkedInやTwitter, FacebookといったSNSでつながっている友達と会社(もちろんお遊びですが)を設立し、その会社が5年後にどうなっているかを予測してくれるというもの。
SNSとしては、LinkedInやTwitter, Facebookのいずれかで友達を選べるようですが、せっかくLinkedInのサービスなので、私はLinkedInの友達から創業メンバーをチョイス。ランダムで選ぶこともできますが、私の場合は、これはというお二人をハンドピック。イケメン(←ウソ)40代半ば3人での起業となりました。創業メンバーと、何を重視するか(アイデア/技術/人材)を選べば、結果は自動で出てきます。
結果は御覧の通り。5年後は従業員数937名で、時価総額が157.8億円。事業としては、通信事業が46%、コンサルティングが30%、航空事業(!)が24%。主な市場はメキシコ、イスラエル、日本だそうです。時価総額の下には、売上と利益のグラフも出てきますが、良く見てみると、相当儲かっていますね、これは。売上が45億円に対し、利益が30億円程度。これだけの利益体質で、成長軌道であれば、もうちょっと時価総額がいってもいいような気もします。
突っ込みどころは沿革ですね。「新卒採用の人気1位に」あたりはよい(?)ですが、「企業買収を仕掛けられる」「同業他社を買収する」といったあたりはかなりの波乱万丈を予感させます。さらに、2017年には「金鉱山を買収」しつつ「神社建立」とやや混乱しております(良く見ると、2017年の利益の伸びが鈍化していますね、ってそこまでキッチリ作り込まれているのでしょうか?)。