業務ソフトを提供して終わりではなく、お客さまが事業でお困りのことにさまざまなお手伝いをすることで、お客さまの事業の成功をより確実なものにしていく。それが弥生が目指している「事業コンシェルジュ」です。事業コンシェルジュという用語を公式に発表したのは、7月に行った弥生オンラインの記者発表会ですが、実は事業コンシェルジュを目指そうという動きはもう4年近く前から徐々に動き始めていました。
事業コンシェルジュというにはまだまだですが、その片鱗を垣間見て頂けるのが、弥生の青色申告応援プロジェクトです。これは初めて青色申告をされる方を応援しようということで、約2年前に立上げました。もちろん弥生では、それ以前から個人事業主の青色申告のための業務ソフト「やよいの青色申告」を提供してきています。ただ、様々な方とお話ししている中で、そもそも青色申告って何? どうやったらいいの? 面倒くさいんじゃないの? という、ある意味業務ソフト「以前」のところで、躓いたり、諦めている方も多いことがわかってきました。
やよいの青色申告はお陰様で8年連続No.1。これも多くのお客さまにご評価頂いた賜物ですし、業務ソフトとしては高い価値を提供できているものと考えています。しかし、お客さまの本当の目的が、業務ソフトを使うことではなく、そもそも業務(この場合は決算と確定申告)を円滑に、効率的に成立させることだとすると、弥生はやはり業務ソフトを提供して終わりではダメだと考えたのです。青色申告に関心をもちながら、それでも何らかの理由で諦めている方をそのままにしておく訳にはいきません。
この弥生の青色申告応援プロジェクトでは、そもそも、青色申告って何、という素朴な疑問から、どういったメリットがあるのか、どうやったらできるのか、ということを静的なWebページだけでなく、Web上の動画、さらに全国の家電量販店や書店などの会場で開催したセミナーなどを通じてお伝えしています。