2012年12月07日

small is?

弥生のお客さまは、中小企業、個人事業主、起業家の皆さんです。中小企業といっても、中よりは小。もちろんケースバイケースで、従業員が数百名の会社でご利用頂いているケースも珍しくはないのですが、やはり多いのは一人から10名ぐらいの小規模事業です。言い方によっては、零細企業となるのかもしれません。ただ、零細企業というと、どうしても否定的なイメージがありますね。

ちょっと面白いブログ記事がありました。Business Zoneというウェブメディアの編集者Dan Martinさんが書いたものですが、Danさんと、Twitterの創業者であるJack DorseyさんとのTwitter上でのやり取りを基にしたものです。やり取りのきっかけは、Jackさんが「どんなビジネスであっても、"small"(あるいは"big")と呼ばれたくないはずだ。街中にあるビジネスでも、グローバルに展開したいと思っているかもしれない。買い物はローカルで、考えはグローバルに。」とツイートしたことです。これにDanさんが「smallと呼ばれて悪いことなんかないよ。多くのビジネスがそう呼ばれても別に悪い気はしていない。」と返信。

この後もやり取りが続くのですが、Jackさんの考えとしては、"small"は、"dismissive"(軽蔑的)で"limiting"(制約的)だから、良い表現ではないということのようです。これはまさしく日本語での零細企業のニュアンスですね。

一方で、Danさんとしては、small (business)という表現にそういった否定的な意味はないとしています。私の感覚としてもこちらの意見に賛成ですが、どう受け取るかは人によりますから、なかなか難しいですね。ただ、小さいことが悪いことではないというのは、JackさんもDanさんも共通の意見だと思います。むしろ小さいことの強み(意思決定の早さですとか)もあります。弥生としては、ポジティブな意味で、small businessのお手伝いをしていきたいと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:42 | TrackBack(0) | ビジネス
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