去る2/7(木)にマイクロソフトのOffice 2013が発売開始となりました。オフィス製品のド定番MS Officeの最新バージョンということになりますが、大きなトピックは、サポートするOSがWindows 7とWindows 8に限定されたこと。本ブログで何回かお話ししているように、Windows XPは既に限定的なサポート(延長サポート)期間になっており、なおかつ来年4月には全てのサポートが終了することから、Windows XPがサポートされないことは既定路線でしたが、Windows Vistaも対象外となったのは少々驚きでした。Windows Vistaについても既にメインストリームサポートが終了しているからという判断なのでしょうか(そもそも不人気で利用数が少ないからというのもあるのかどうか)。
もう一つの大きなトピックとしては、店頭で販売されているパッケージにはメディアが含まれていないこと。販売されているのは、プロダクトキーのみで、インストールに際しては、ネットに接続したPCでプログラムをダウンロードする必要があるそうです。
作り的にも大きな変更点があります。それは、WordとExcelがMDIインターフェイスというものから、SDIインターフェイスに変更になっているということ。MDIとSDIって何?と思われるかもしれませんが、こちらのサイト(「インストラクターのネタ帳」)の解説がわかりやすいかと思います。SDIの方がマルチディスプレイやタブレットなどでの使い勝手がよいと言われていますので、基本的には良い変化なのですが、実は、この変更によって、残念ながら現時点で弥生製品はOffice 2013への対応ができていません。これまでと同じ方法でExcelに複数シートを出力しようとするとうまくいかない現象が確認されています。