2013年10月04日

決断

去る10月1日(火)に、安倍総理が記者会見を開き、「消費税率を法律で定められたとおり、現行の5%から8%に3%引き上げる決断」をされたことを表明されました。これで来年2014年4月1日から、消費税率が8%に引き上げられることが正式に確定しました。

消費税率の引き上げについては、弥生はある意味利害関係者になるため、これまで本ブログでの積極的な言及は避けてきました。ただ、安倍総理も「社会保障を安定させ、厳しい財政を再建するために、財源の確保は待ったなし」、「経済の再生と財政健全化、この2つを同時に達成するほかに、私たちには道はありません」と語られた通り、今の日本にとっては必要なことだと考えています。私がそう考える理由については、また改めて本ブログでお話しさせて頂きたいと思います。

安倍総理は「最後の最後まで考え抜きました」とお話しになられましたが、本当に難しい決断だったと思います。しかし、難しい決断をすることこそ、リーダーの仕事です。以前、ビジネスには正解なんてない、と書きましたが、政治にも誰から見ても絶対的な正解というのは存在しません。今回の消費税にしても、TPPにしても、あるいは原発の是非についても、絶対的な正解は存在しません。調べても調べても、絶対的な正解を見出すことはできません。

正解が容易に見出せるのであれば、すでに正解が選ばれているはずです。絶対的な正解がないからこそ、誰かが決断しなければならない。それはリーダーの仕事です。タイムリーに決断し、その決断に責任を持ち、その決断が正解となるように全力を尽くす。

政局が不安定だったこともあり、これまで長い間「決められない日本」が続いてきました。ようやく決められるリーダーの登場により、決められる日本になったことは、日本の将来にとって、大きな一歩だと感じています。昨今は、むしろアメリカが「決められないアメリカ」になってきたことがちょっと皮肉ですね。
posted by 岡本浩一郎 at 19:20 | TrackBack(0) | ビジネス
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