いよいよこの日がやってきました。本日2014年4月9日(日本時間)をもってマイクロソフトによるWindows XPのサポートが正式に終了。これ以降は、セキュリティ上の問題が発覚しても対策パッチ(セキュリティ更新プログラム)等が提供されないことから、Windows XPは「使うべきではないOS」になりました。これまで本ブログでも1,000日前、2年前、1年前、100日前と定期的にこのトピックを取り上げてきましたが、ついにその日がやってきました。
これ以降は対策パッチが提供されない、と書きましたが、マイクロソフトと契約を結べば、特別にサポートを延長してもらうことはできるようです。ただ、これができるのは、一部の大企業や政府のみ。こちらの記事によると、イギリス政府はこの延長サポートの契約を締結したとのことですが、その費用はなんと554.8万ポンド。日本円では9.5億円ぐらいです。大企業や国などでは何分XPの台数が多すぎるので、移行が間に合わないということでしょうが、この金額を払えるのもやはり大企業でないと無理ですね。
ということで、一般のユーザーはもちろん、弥生のユーザーである中小企業、個人事業主、起業家の皆さん、もしまだお済みでないようであれば、一日も早いWindows XPからの移行を強くお勧めします。今後Windows XP上で弥生製品を継続利用された場合、Windows XPに起因する事象のサポートはお受けできなくなりますでの、ご了承いただければ幸いです。逆にXPからの移行に関しては、様々なサポートを提供していますので、是非ご活用下さい。