2017年06月26日

喧々諤々

ALTはこの秋のテスト的な融資開始に向けて様々な準備を進めています。やるべきことは山積み。お客さまが直接的に目にするWebのシステムから、裏側でビジネスを支える基幹系システムまで、システムをゼロの状態から一通り揃える必要があります。その中でも、与信判断を行う与信エンジンはALTの競争優位性の源泉であり、特に重要だと考えています。一方で、システムを開発すればビジネスが成立する程簡単な話ではありません。マーケティング、すなわちどんなお客さまに対して、どんな商品/サービスを提供するか、その際にどうやって認知して頂き、どうやって利用につなげるか、も極めて重要だと考えています。いくらいい商品/サービスがあったとしても、それを認知して頂き、利用して頂かなければ何の意味もありません。

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先日は、全メンバーが集まってのマーケティング・オフサイトを開催しました。これまでに20名以上の事業者の方にインタビューを実施してきましたが、その知見を踏まえ、ターゲットとなるお客さま像を整理。そのお客さま像に対し、どういった商品/サービスをどのように提供するかを各メンバーで考え、それを一人ずつ発表。最後には皆で投票。

では、すっきりくっきりと「これで行こう」となったかというとまだまだ。まだまだ喧々諤々の議論が必要です。実際問題としては、やってみなければわからないというのもまた真実。とはいえ、だからといって今の時点で考えることを放棄することはありません。まずはこの段階での徹底的な議論を重ねた上で、実際にサービスを開始して以降もお客さまの反応を見ながら調節を続ける必要があると考えています。正直、まだなかなかゴールに近付いている実感はありません(苦笑)。それでも、悩みながらの一歩ずつではありますが、着実に前に進んでいます。
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2017年06月05日

ALTはオープンイノ「ベンチャー」

前回の記事で、ALTとしての初ピッチ(正確には、私自身が初ピッチ)についてお話ししましたが、無事に終えることができました。当日は昼に一回と、夜にもう一回という一日二回の登壇。内容としては同じなのですが、昼はネット番組での生中継、夜は既にお酒も入り始めているカジュアルな雰囲気ということで、それぞれを楽しむことができました。

まず、お昼の登壇で、フジテレビのWeb 専門ニュースチャンネル「ホウドウキョク」の番組「ランチタグ」で放送された様子がこちら。このビデオの9:15〜19:45ぐらいで登場します。ピッチは5分ということでしたが、結果は5分5秒程。結構頑張りました! 思ったよりも緊張せず、想定通りのいいペースでお話しすることができました。

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次に夜のTHE BRIDGE Lab. Nightで登壇した際の様子がこちら。ここでは6人がピッチを行ったのですが、私はトリ。ビデオでは1:07:30〜1:17:30ぐらいで登場します。こちらも一応5分という時間制限はあったのですが、多少のオーバーはokと言われていたこともあり、こちらの方がマイペースで話すことができました(実際こちらは7分25秒程のプレゼンです)。ビデオを見比べて頂いても、こちらの方がだいぶリラックスして話していることが見てとれるのではないかと思います。

今回、THE BRIDGEという起業家と投資家向けのメディアに取り上げてもらうことによって、ALTもベンチャーとして認めて頂ければいいな、と考えています。確かにALTの大株主は弥生なのですが、ALTは弥生の単なる子会社ではありません。ALTは弥生であったり、オリックスの殻に閉じこもる存在ではありません。ALTは、オープンイノベーションを推進するベンチャーです。資本という意味では、既に私自身や協業パートナーであるd.a.t.も資本を入れていますし、将来的には外部の資本を入れることも視野に入れています。また、既に千葉銀行、福岡銀行、山口フィナンシャルグループ、横浜銀行(50音順)という大手地銀と業務提携しており、出向者も受け入れて一緒にサービスの開発を進めています。

掛け声が先行しているFinTechにおいて、本当に価値を提供するためには、多くの知恵と力を集める必要があります。ALTはそのための核となるオープンイノ「ベンチャー」です。
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2017年05月31日

初ピッチ

明日6/1(水)、ALTとして二つのピッチに登壇します。一つ目はお昼の時間帯に渋谷のTHE BRIDGE Xで開催されるTHE BRIDGE X Lab.。ここでのピッチは、フジテレビの Web 専門ニュースチャンネル「ホウドウキョク」の番組「ランチタグ」で生放送されるそうで、結構ドキドキです。ランチタグ内のToday'Choiceというコーナーで、時間としては12:15前後となるようです。二つ目は、夜に同じくTHE BRIDGE Xで開催されるTHE BRIDGE Lab. Night。6スロット用意されているピッチの最後での登壇となります。

これまでラジオの生放送や、ネット番組への出演の経験はありますが、何分今回は弥生としてではなく、ALTとしての登壇。また、これまでビジネスプランコンテストの審査員をしたことはありますが、ピッチをする方は実は初めて。ドキドキですが、同時にワクワクでもあります。

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ピッチということで、持ち時間はわずか5分。私のプレゼンは、もともとロジックを丁寧に積み重ねるのが特徴なので、そのままでは5分には到底収まりません。相当ポイントを絞って、なおかつロジックだけでなく、インパクトでも勝負する必要があります。試行錯誤しながら、何とかこれであれば、というものはできましたが、さあどうなるでしょうか。もし宜しければ、明日のお昼時は是非「ホウドウキョク」をチェックしてみてください。

ALTは増資したばかりですし、当面資金調達の必要性はないのですが、将来的には外部からの資本調達も考えています。また、業務提携という観点でも、今回発表した4行以外にも段階的に拡げていくことを予定しています。そういった観点で、今後も機会があればピッチには積極的に登壇していこうと考えています。
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2017年05月25日

登録申請

いよいよ明日、ALT株式会社が貸金業者としての登録を受けるための、登録申請書を提出します。申請にあたっては、様々な書類を用意する必要があります。写真の弥生の天然水と比べて頂くと書類のボリュームが想像して頂けるかと思います。

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申請準備にあたっては、オリックス出身のベテランメンバーにも手伝って頂いているのですが、書類を一式揃えるだけでも、結構大変でした。私自身も代表者として、「登記されていないことの証明書」や「身分証明書」など、これまでに見たことも聞いたこともないような書類を用意する必要がありました。後者の「身分証明書」は運転免許証のような一般的な身分証明書のことではなく、禁治産者名簿にのっていない、後見の登記の通知を受けていない、破産者名簿にのっていない、ということを証明するもので、市区町村の役所で発行してもらいます。

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残念ながら、貸金業にはどうしても後ろ向きなイメージがあります。また、実際問題として、過去には大きな社会的問題になったこともあります。だからこそ、今から貸金業者として登録を受けるためには、これだけの手間がかかるようになったわけです。

正直に言って、私自身も貸金業者の代表者になるということについて、躊躇いがないかというと嘘になります(そもそもその前段に、日本人のメンタリティとして、お金に関することは汚らわしいことという潜在意識もあるのかもしれません)。ただ、ALTが目指すのは、小規模事業者がこれまでよりも容易に資金を調達できる環境を作ること。事業者にとって、資金はそれがなければ生きていけない血液であると同時に、事業を拡大するために必要な経営資源。その経営資源をより利便性高く調達できるようにすることには、大きな社会的意義があると思っています。

少々気負った抱負かもしれませんが、ALTがこれからの融資ビジネスを確立することによって、貸金業者のイメージそのものも変えていきたいと思っています。
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2017年05月11日

増資

4月に発表したALT(アルト)ですが、4月末に増資を行いました。会社としてのALTは2月には設立していたのですが、この時点の資本金等(資本金+資本準備金)は5,000万円。会社を設立し、活動を正式に始めるため、ひとまず5,000万円でスタートしました。ただ、これだけでは、システムを整備し、オペレーションの体制を整え、実際に融資を行えるようにするには全く足りません。

色々と準備を進めていて実感しますが、ALTが営む貸金業は相当の資金力を必要とします。通常のベンチャーでも、人を採用して製品/サービスを開発するための資金が必要になりますが、ベンチャーであり、貸金業であるALTは、それに加えて、融資にまわす資金も必要になります。つまり、通常のベンチャーが調達をしなければならない資金の何倍という資金を調達する必要があります。また、貸金業法というかなり厳しい法律に則って営業するために、最初からしっかりとした基幹システムが必要になります。通常のベンチャー的に、とりあえず必要最小限の仕組みでスタートという訳にはいかず、何億円規模での基幹システムへの投資が必要になります。

そこで4月末に増資を行い、資本金等を4億8,000万円(資本金2億4,000万円、資本準備金2億4,000万円)としました。これで、融資の開始までに必要な資金は確保したことになります。今回の増資に際しては、私も個人として出資をしています。そう、ALTは弥生/オリックスの100%子会社ではありません。今回は私に加え、事業パートナーであるd.a.t.社も出資を行っており、今回の増資後は、弥生が第一位株主、私個人が第二位株主、d.a.t.社が第三位株主となります。ALTはオリックスグループに閉じた存在ではなく、将来的には外部の資本を入れることも視野に入れています。

ちなみに、私の出資は個人としてはかなりの金額ですので、念のためワイフに「いいかなあ?」と確認しましたが、「やりたいことをやればいい」という有難い回答でした(笑)。

ただ、実はこれでも、まだまだ足りません。融資をするためには、融資にまわすための資金も必要となり、それは現時点の資金では十分ではありません。このため、この秋に融資を開始する前の段階で、もう一度増資を行うことを予定していますし、それ以降も段階的に増資を続けて行く予定です。そういった意味でまだまだ先は長いですが、本格的に動きだすために必要な資金はひとまず目処が立ちました。後は着実に前に進むだけです。
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2017年04月24日

ALTオフィス

一週間ほど前にようやく正式に発表することができたALT(アルト)。実際の融資開始までにはまだまだ乗り越えるべき山が多く存在しますが、先週末には小さな進展がありました。それはALTのオフィスを正式に開設したこと。

これまで、ALTは弥生の中のプロジェクトという位置付けで、オフィスも弥生の東京本社の中で机をいくつか拝借して細々と進めていました。ただ、いよいよ外部にも正式に公表する段階となり、またパートナー金融機関からも出向者を受け入れるということで、専用のオフィスを開設することになりました。

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もっとも、このオフィス、実は今でも弥生の中にあります。これまでは弥生の通常の執務スペースの中の机を拝借していたのですが、今回、弥生の会議室の一つを改装し、ALT株式会社のオフィスとすることにしました。もともとは「末広町」と呼ばれていた東京本社で3番目に大きい会議室だったのですが、改装にともなって若干スペースを拡張しました。結果としては、思った以上に広々としたスペースとなり、大変好評です。

このタイミングで外にオフィスを借りることも考えたのですが、秋葉原周辺であまりいい物件がなかったこと、また、何よりALTはベンチャーですから、できるだけ運営コストを下げたいということで、まずは弥生オフィス内に専用オフィスを作る形でのスタートとなりました。もちろん、ALTから弥生に賃料を払うことになるのですが、共用させてもらう設備等を考えると格安のコストで済みます。

ALTの従業員は私を除いて現在6名。来週/再来週でパートナー金融機関からの出向者2名もジョインすることになります。また、もう1名も既に入社が確定しており、あっという間に10名体制になります。今回のオフィスは16名程度までを想定しているため、このオフィスに長くいることはないと思いますが、それでもここが創業の地。ALTにとって小さいけれども、大きな一歩です。
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2017年04月20日

金融機関とのパートナーシップ

先週末にようやく正式に発表することができたALT(アルト)。先週末の発表は、大きく2つのポイントがありました。一つ目は、弥生の子会社としてALTを設立し、オンラインレンディング事業を立ち上げるということ。ALTは、お申込みから融資の実行まで、基本的にインターネット上の手続きで完結する仕組みを提供します。これまでの融資と異なり、決算書などの資料提出や金融機関窓口への訪問などの煩雑な事務作業が不要となり、また短期間での融資実行が可能になります。

一方で、ALTは、金融機関からお客さまを奪うことを目的とはしていません。むしろ、お客さまから見ればこれまでにない利便性、同時に、金融機関から見れば圧倒的に融資コストを低減する仕組みを提供することによって、これまでは需要と供給がかみ合わなった小規模事業者向け融資をビジネスとして成立するようにしたいと考えています。実際に、ALTは大手地銀と提携し、金融機関におけるALTが提供する与信モデルの活用も視野に入れています。これが先週末の発表のもう一つのポイント。具体的には、ALTは、千葉銀行福岡銀行山口フィナンシャルグループ横浜銀行(50音順)という大手地銀と業務提携契約を締結しました。ALTが開発し、ALTが実践する新しい与信モデルを活用し、銀行が利便性の高いオンラインレンディングを実現できるように検討を進めていきます。

弥生を母体とするALTが実現したいのは、小規模事業者がこれまでよりも容易に資金を調達できる環境を作ること。まずはこの秋から、ALT自身が融資を行うことによって、その実現を目指します。しかし、ALTだけで日本全国津々浦々の事業者の皆さんの資金ニーズにお応えすることは現実的ではありません。お金を貸すというのは、ひょっとしたら貸したお金が返ってこないかもしれないというリスクをとること。ALT一社でそのリスクをとることはできません。

そのために、ALTは金融機関とのパートナーシップを積極的に構築し、多くの金融機関から利便性の高い融資を受けられる環境を作りたいと思っています。とはいえ、最初から多くの関係者を巻き込んでしまうと、船頭多くして舟山にのぼる、ということになりかねません。そのため、当初はFinTechに対して積極的な取り組みをされている4行(社)と提携し進めていくこととしました。来週には、パートナー金融機関からの最初の出向者もALTに参画する予定です(ワクワク)。

一方で、ごく一部の金融機関と閉じた関係にとどめるつもりはありません。幸いにして先週の発表以来、多くの金融機関からお問合せを頂いています。中期的には、より多くの金融機関とパートナーシップを組むことによって、文字通り日本全国津々浦々で利便性の高い融資を受けられるようにしていきたいと思っています。
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2017年04月18日

ALTという名前

先週末にようやく正式に発表することができたALT。会社名はALT株式会社。昔は登記する際に、アルファベットの会社名は認められていませんでしたが、平成14年の商業登記規則等の改正によって、アルファベットの入った会社名もokとなりました。ただ、アルファベットの場合、何と読むか一意に定まらないという問題があります。エーエルティー?

正解はアルトです。これがどこから来ているかというと、英語のAlternative(代わりとなる、代替)から。5年ほど前から、米国ではAlternative Financeという言葉が使われるようになってきました。おカネを借りるのは銀行から、資本を集めるのは株式市場からというのを従来型の金融(Traditional Finance)とすると、インターネットを通じてこれまでにない形の資金調達を可能にするのが、代替金融(Alternative Finance)。新しい画期的な商品を生み出すための資金を広く一般から募るCrowd Funding(例えばKickstarter)や、インターネットを通じて資金の借り手と貸し手を結び付けるP2P Lending(例えばLending Club)など。

弥生はオリックスグループ入りする前からAlternative Financeの可能性を探っていましたが、本格的に検討が立ち上がったのが、2015年の末ぐらい。当初はP2P Lendingの事業化を検討していましたが、日本では法令の制約上、P2Pならではのメリットの実現が難しいこともあり、最終的には、今回発表したように、自分自身で融資を行うオンラインレンディング(さらには、与信モデルの金融機関への提供)というビジネスモデルで事業を立ち上げることとなりました。

検討を進めてきたプロジェクト名がProject ALT。このALTがそのまま会社名になったわけです。

しかし、ここまで読んで、「おや、以前言っていたことと矛盾してない?」という方、実にするどい。本ブログを相当ご愛読頂いているようで光栄です。確かに2015年最後のブログ投稿(要はこの頃から検討が本格化していたわけですが)で、「代替手段(Alternative)ではなく、これまでにない新たな価値(New Value)を生み出せるかどうか」と書いています。ちょっと便利になった程度の「もう一つの選択肢」ではダメで、「これまでにない新しい価値」を生み出さなければいけないと。

新たな価値は、生まれた当初は異端であり、傍流です。しかし、それが本当に新しい価値を提供できているのであれば、それはやがて本流になる。弥生であり、ALTは、今はまだ日本に存在していないAlternative Lendingを日本に根付かせ、パートナー金融機関とともに、それをAlternative(傍流)ではなく、Mainstream(本流)にしていきたいと思っています。

実は、ALTという社内はあくまでも仮の名前。サービスを開始するまでに、正式な名称に変更する予定です。では、正式な名称は、というと決まってはいないのですが(苦笑、絶賛募集中です)、それは「新たな価値」を示す名前でないといけないと思っています。
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2017年04月14日

ALT始動

本日、弥生とオリックスは、会計ビッグデータを活用した新たな金融サービス「オンラインレンディング」の事業立ち上げについてプレスリリースしました。この新しい事業は、オリックスが持つ与信ノウハウ、弥生が持つ会計ビッグデータと協業先であるd.a.t.株式会社のAI技術を活用した新たな与信モデルを開発し、インターネットを通じて小規模事業者向けの融資を行うものです。

約2年前に弥生がオリックスグループ入りをする際から抱いていた構想をようやく形にすることができました。当時は"FinTech"という言葉がほとんど浸透しておらず、金融のオリックスとITの弥生というのは不思議な組み合わせだな、と思われた方も多いのではないかと思います。FinTechという言葉も定着した(むしろブームとしては沈静化してきているような気もしますが)今となっては、なぜオリックス+弥生なのか、ご理解頂けるのではないかと思います。

これは私個人としても何が何でも実現したい事業でした。弥生はこれまで長年にわたって、日本の小規模事業者に、会計ソフトを提供し続けてきました。会計ソフトは、事業者の現状を正確に把握するためのツール。いわば物差しです。会計ソフトという物差しを使うことによって、事業の現状を把握し、将来に向けてどういったアクションを取るべきか判断することができます。しかし、一方で、これまでは物差しで測った結果、このままでは資金繰りが苦しくなる、あるいは逆に、今ここで資金を投入して投資すれば事業を大きく成長させられる、といったことがわかっても、それに対して弥生が提供できる打ち手はありませんでした。

今回の取り組みは、測る道具としての物差しを提供するだけではなく、そこから生まれるアクションのための打ち手を提供しようとするものです。弥生は今、事業者のあらゆる悩みにお応えする事業コンシェルジュへの進化を図っていますが、その一環であることは言うまでもありません。

ただし、弥生が全ての事業者の全ての資金ニーズを満たすことではできません。事業コンシェルジュは、弥生だけで成り立つものではありません。会計業務は会計事務所とのパートナーシップを通じて、お客さまのニーズにお応えしようとしていますし、融資に関しては、やはりその道のプロである金融機関(銀行)とのパートナーシップによって、多くのお客さまのニーズにお応えしていきたいと考えています。今回、千葉銀行福岡銀行山口フィナンシャルグループ横浜銀行(50音順)という名だたる大手地銀と提携し、金融機関を通じたオンラインレンディングの実現を目指しています。

本事業の運営会社として、去る2月にALT(アルト)株式会社を設立しました。社長は私が弥生の社長と兼任で務めますが、私以外は既に6名が専任で活動を開始しています。そうです、2月2日に謎めいた記事を投稿しましたが、その時の写真から白塗りを取り除くとこうなります。

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今回こうやって発表できたことは大きな一歩ではありますが、実際にお客さまに価値を提供できるようになるにはまだまだいくつもハードルがあります。焦ることなく、一歩一歩着実に前に進んでいきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 12:44 | TrackBack(0) | ALT