2017年12月19日

二回目のNHK

アルトアが営業を開始してから約10日間。お申込み殺到とはいきませんが、少しずつお申込みを頂いており、先週には、初の融資実行に至りました。アルトアのオペレーションは、AI(人工知能)による審査も含め、基本的にシステムによって全自動で動くようになっています。ただ当初に関しては、念のために人による確認の手続きを随所に入れており、慎重に立上げを図っています。現時点ではお申込みが殺到しても対応が難しいため、毎日数件ずつお申込みを頂くのが、ちょうど程よいペースです。

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さて、アルトアの営業開始にあたって、同日に記者発表会を開催しました。この際、NHKの取材カメラが入っていたのですが、先週土曜日に「会計ソフト活用し中小企業に融資 新たな金融サービス広がる」というニュースとして報道されました。このニュースはこちらから動画でご覧頂けます(2018/1/9追記: 残念ながらリンク切れしてしまいました)

約1分間、結構丁寧に報道頂いています。こんなに手厚く報道して頂いていいの、と思ってしまうほどですが、中小企業向けの新たなサービス、AIを活用というあたりが、ニュースバリューがあると判断頂いたのでしょうね。先週本ブログでご紹介したプロモーション・ビデオもかなりの長さで紹介頂いています(Dさん、LWさん、やったね!)。

私もかなりの長さで登場していますが、プレゼンテーションの一部を切り出されると、手の動きが若干謎ですね(苦笑)。

残念ながら私はTV放送を直接見れなかったのですが、土曜日のお昼11時半ごろと夜21時前の2回放送されたようです。実は私がNHKに登場したのは二回目。2015年初に神田明神への初詣を取材されたのが、全国放送デビューで、今回が約三年ぶり二回目のNHK登場ということになります。前回はどこの誰だかわからない状態でしたが、今回はしっかりアルトアの看板を背負っての登場。だいぶ出世しました(笑)。そういえば、記者発表会の前日にチーム・アルトアの皆で神田明神にお参りしましたので、これも神田明神のご利益かもしれません。

今回もNHKで見ました、という声を多く頂きました。やはりNHKの伝播力はすごいと実感します。
posted by 岡本浩一郎 at 15:34 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月11日

じっくりと、少しずつ

先週木曜日に営業を開始したアルトア。初のお申込みが入るのがいつか、ワクワクしながらお待ちしていたのですが、初日はウェブに来て頂く方はあれども、お申込みには至らず。残念ですが、その分心置きなく打上げ(第一弾)を開催することができました。

金曜日には初のお申込みを頂戴し、少しづつですが動き始めています。ビジネスを立ち上げた側からすると、すぐに結果を期待してしまいますが、先週の木曜日にプレス発表を行ったばかりで、そもそもまだ存在が知られていないこと、また、融資というビジネスの特性上、知ったからといってすぐに利用につながる訳でもない(資金ニーズがあるタイミングでなければ利用につながらない)ことを踏まえると、当面はじっくりと、少しずつでも実績を積み重ねるしかないと考えています。

焦りを感じないと言えば嘘になりますが、まずはサービスを認知頂き、そのメリットをご理解頂くところから着実に進めていきたいと思います。


これから年末に向けて、年末商戦が盛り上がる中で、一時的に資金繰りが厳しくなることもあるかもしれません。そういった際に、気軽に、なおかつこれまでにない利便性でご活用頂けるのがアルトアです。利便性に関しては、今後じっくりとお話ししたいと思いますが、こちらのビデオで、まずはざっと理解して頂けるかと思います。わずか1分半のビデオですが、1分半の短い時間の中でアルトアの利便性をどう伝えるか、何十時間もの試行錯誤と担当者(特にDさん)の想いのこもった作品です。
posted by 岡本浩一郎 at 19:20 | TrackBack(0) | アルトア

2017年12月07日

アルトア、スタート!

本日、12月7日(大安!)に、アルトアは営業を開始しました。

アルトアは、これまでにない利便性で、事業者向けに少額・短期の融資を提供します。アルトアでの手続きは、融資のお申込みからご契約まで、基本的にオンラインで完結します(ただし、法令で求められる本人確認のために、郵送での手続きが発生する部分があります)。

融資の手続きのために、書類を用意する必要はありませんし、保証人や担保も不要です。では、何をもって融資の判断を行うのか。それは、お客さまに利用いただいている弥生会計のデータです。

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アルトアのここがすごい、と、もっともっと語りたいところですが、次回以降じっくりと、熱く語っていきたいと思います。是非、アルトアのサイトもチェックしてみてください。

融資を、もっとシンプルに、軽やかに。アルトアは、融資のあり方を変えていきます。
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2017年12月06日

チーム・アルトア

いよいよ準備が整ったということで、今日は夕方にチーム・アルトアの皆と神田明神に参拝に行ってきました。弥生/アルトアオフィスから歩いて10分以内ですから気軽なものです。以前からこのタイミングで参拝しようと言っていたものの、当日まですっかり忘れていたため、皆の格好がかなりカジュアルなのはご愛敬ということで。超絶的に混んでいる年始と異なり、昇殿してのご祈祷は我々だけということで、じっくりしっかりと商売繁盛と社運隆昌をご祈祷頂くことができました。

ご祈祷頂いた後は皆で記念撮影。皆、いい顔をしていますね。

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一年前にはまだまだチームと言えるような状況ではありませんでした。ごくごく少人数で、まずは、新事業として立ち上げられるように奮闘している状況。そのハードルを越えて、2月にはようやく会社を立上げ、4月からチームとして本格的に活動を開始しました。

今回、アルトアを立ち上げることがなければ、おそらく会うこともなかったみんな。センチメンタルな表現ですが、このチームはご縁で結ばれた奇跡のチームです。色々と苦労もありました(かけました)が、ここまで一緒にやってこれて、本当に良かったと思いますし、チームの皆に本当に感謝しています。また、チーム・アルトアがここまでこれたのも、弥生の皆の陰に日向にのサポートがあってこそ。チーム弥生の皆にも本当に感謝しています。

ただ、言うまでもありませんが、本番はこれから。お客さまに喜んでいただけないようであれば、何を作っても、所詮自己満足です。チーム・アルトア(とチーム弥生)の力を合わせて、お客さまに「あるとあんしん」を実感して頂けるようにしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:58 | TrackBack(0) | アルトア

2017年11月10日

その名はアルトア

本日ALT株式会社は、社名をアルトア株式会社に変更したこと、10億円の増資を実施したこと、そしてこの12月にサービスを開始することを発表しました

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社名に関しては、もともとサービス開始前に変更することは本ブログでもお話ししていましたが、今回正式に発表することができました。ALT(アルト)という旧社名は、Alternative Lending(代替的な融資、これまでと異なる融資)に由来しており、まさに実現しようとしていることを体現した名前です。だからこそALTという名前には強い愛着があり、新しい社名を決めることは思った以上に大変でした。結果的には、「アルトア/ALTOA」というALTを包含した名前に着地したという次第です。

最後のAは? Amazon.comの名前には、AからZまで全てのモノを提供するという想いが込められているというのは有名な(?)話ですが、アルトア/ALTOAの場合には、最初も最後もA。常にお客さまの第一の選択肢として選んで頂けるように、という想いが込められています。同時に、「あるとあんしん」、お客さまが事業を運営される上で、安心感を提供したいという想いも込められています。

アルトアのオンライン融資サービスはこの12月より開始します。つい先日の記事では、「秋が終わってしまわないか、ヒヤヒヤ」と書きましたが、はい、すいません、秋には間に合いませんでした。ただ、貸金業という様々な規制がある業種(=基幹システムも大きいものにならざるを得ない)で、この4月から本格的にシステム開発に着手して、12月に開業というのは、かなり早い方だとは自負しています。

12月から融資を開始するためには、融資するための資金が必要です。これまでにも資本金(資本準備金含む)で4億8,000万円を調達していますが、これはこれまでおよび今後のシステム/与信モデル構築費用、および、当面の運転資金です。ということで、新たに、親会社である弥生と、オリックスから合計10億円を調達しました。この結果、資本金(資本準備金含む)は14億8,000万円になります。

アルトアが提供するオンライン融資サービスにどれぐらいの需要が存在するのかは、正直やってみないとわからない部分があります。実際問題として、最初はまず認知して頂くところからスタートしますから、スロースタートだとは思っています。一方で、予想に反して(?)、需要が強かった場合でも10億円あれば当面は大丈夫ですし、10億円を軽く超える需要が顕在化するようであれば、Equityにせよ、Debtにせよさらなる資金調達は容易だと考えています。

社名変更も増資も済ませ、後はサービス開始に向けてまっしぐらです。残る一ヶ月間、ドキドキハラハラをワクワクと楽しんでいきたいと思います。
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2017年11月06日

秋はいつまで?

先週末は久し振りに良い天気の週末、しかも連休でした。ちょうど(義理の)親孝行のイベントがあったのですが、良い天気に恵まれ、楽しむことができました。このところ天気は悪いし、寒いし、と今年の秋はどこに行ってしまったんだろうと心配していましたが、ようやく秋らしい週末だったように思います。

秋の行方を心配していたのは、ALTのサービス開始を「秋」としていたから。丹念にALTのニュースを追っかけて頂いている方は、会社立上げのプレスリリースでは、「2017年10月を目処に…試験的融資を開始」とされていたことをご記憶かもしれません。あれ、既に10月は終了していますが…。

システム開発を進める中でスケジュールを再度組み立てた結果、10月中は難しいということで、ALTのWebサイトを公開した段階では、「2017年秋サービス開始予定」としました。ということで、この秋を目標に準備を進めてきているため、秋が終わってしまわないか、ヒヤヒヤしていた、ということです。

現時点での進捗としては、最も準備に時間がかかる基幹システムの開発に目処がたち、システム・テストに入ったところ。そういった意味ではある程度ゴールは見えてきているものの、サービス開始に向けて一番しんどい時期でもあります。チーム内では休日出勤も増えてきているので、週末が楽しかったというのも少々気が引けます。

問題はいつまでが秋と言えるのか。個人的な感覚で言えば、9/10/11月は秋(冬は12/1/2月)と言いたくなりますが、暦の上では明日が立冬なので、だいぶ苦しくなってきました。とはいえ、一番大事なのは、お客さまから見て、「これはいいね」と言って頂けるサービスをキチンと作り上げること。焦りを感じるのは事実ですが、しっかりとサービス開始を目指したいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 18:44 | TrackBack(0) | アルトア

2017年09月26日

これもご縁

前回お話ししたALTの基幹システムとして採用したCloud Lending Solutions社(CLS社)のCLシリーズ。ALTの業務のベースとなる重要なシステムですから、昨年末から今年春にかけて、RFP(Request For Proposal, 提案依頼書)を複数のベンダーに提示し、様々なシステムの中から慎重に選定しました。

ただ実は、CLSとはこのシステム選定プロセスのだいぶ前、昨年の春に運命的な(?)出会いがあったのでした。

弥生がAlternative Lendingという新しい事業の検討を始めたのが、2015年の末。今から2年近く前です。2016年の春には、海外の事例調査を行ったのですが、この際に、ビジネススクールの卒業生を中心としたメーリングリストに、Lending ClubKabbageなどの海外プレーヤーの紹介を依頼し、自分が知っている人もあれば、全く知らない人からも様々な紹介を受けました。例えば、Lending Clubは自分の同級生が働いているというサプライズがありましたし、全く知らない人からも、同じ同窓生ということで気さくに助けてもらえるネットワークがビジネススクールの強みです。

その中でたまたま紹介を受けたのがCLS。私は直接存じ上げない方から「自分のかつての同僚であり、友人がCLSという会社を立ち上げたからよかったら紹介するよ」、と。当時はシステムよりは、Alternative Lendingを実際に提供している事業会社をメインに調査を行っていたのですが、米国/英国に出張しての調査の際にうまくスケジュールを組めたこともあり、San MateoのCLSも訪問することにしました。

訪問してみるとさらにびっくり。20年ほど前にお世話になった方(空手の達人のアメリカ人)がCLSのアドバイザーをしており、私の訪問時にもわざわざ時間を割いて打合せに参加してくれました。前回は日本で会ったのですが、20年振り、しかも遠くシリコンバレーで再開するとは全く想像していませんでした。

ただ、当時はご縁は感じつつ、またシステムとしても非常に興味深かったものの、まだ日本での実績もなく、日本でのパートナーもいないということで、実際の採用は難しいだろうと考えていました。幸いにして、その後富士通とCLSのパートナーシップが成立し、そのかいあって採用に至ったわけです。

ビジネスをしていると「ご縁」を感じることは多々ありますが、CLSとの出会いもまさにご縁です。そういった意味では、このタイミングで、Alternative Lendingに取り組むことになったこと自体、強いご縁を感じていますが、これはまたの機会にでも。
posted by 岡本浩一郎 at 20:53 | TrackBack(0) | アルトア

2017年09月22日

リスク上等

この秋のテスト的な融資開始を目指しているALTですが、かなりバタバタしながらも、準備は着実に進んでいます。ALTのキモ(競合優位性の源泉)になるのは、融資の可否を判断する与信エンジンですが、実際に融資を行う上で不可欠なのは、融資を実行・管理する基幹システム。

ALTは、基幹システムとして、米国Cloud Lending Solutions社(CLS社)の、Cloud Lending(CLシリーズ)というシステムを採用しています。CLシリーズは、レンディング業務やリーシング業務に係る、申込から審査、契約、回収までの一連の業務プロセスを電子化し、SaaSとして提供する最先端のクラウドサービスです。まだ日本では実績がないのですが、米国を中心に世界的に採用が進んでいます。

金融機関(等)でまだ実績のない「初物」を採用するのは珍しいことですが、ALTはベンチャー。取れる/取るべきリスクを取ってこそベンチャーです。初物のリスク以上に、融資の基幹システムを低コストで短期間に構築が可能というメリットを選択しました。もっとも、やはり米国の常識で構築されているシステムですから、日本の常識からすると、「え、こんなこともできないの?」という部分もあります。そういった意味では、これまでも付き合いのある富士通が、CLS社のパートナーになったこともCLシリーズを選ぶ原動力になっています(言い方を変えれば、富士通の存在がなければいかにリスク上等のベンチャーといえども、CLシリーズを選ぶことはできなかったと思います)。

今は、富士通/CLS社と、お客さまとベンダーという関係というよりは、CLシリーズを日本の貸金業向けの基幹システムとして実用に耐えられるレベルにするという同じ目的を共有した仲間として、日々苦楽を共有しています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:01 | TrackBack(0) | アルトア

2017年09月06日

山場

9月も2週目に入って、いよいよ今期も終わりが見えてきました。既に社内では今月の着地見込(= 今月が最終月ですので、今期の着地見込)の速報が共有されています。通期(FY17)での過去最高の売上と利益の達成は確定。あとはどこまで伸ばせるか、ですが、期末に無理をしても結局来期に反動が来るだけですので、あくまでも自然体で、やるべきことを粛々と着々と積み上げていくだけです。

今期着地に向けては粛々にですが、来期に向けてという意味ではまさに山場。まもなくリリースを予定している製品の開発はある程度目処が立ちつつありますが、それを実際に市場に出し、なおかつ、お客さまやパートナーに向けて情報を発信するための準備はまさに佳境です。個人的にも今月/来月が山場。期末/期初の社内イベント、新製品にともなう様々な社外イベントと予定は山盛りです。

大変な時期ではありますが、3年前の今頃は、やはり期末/期初、新製品関連の各種イベントをこなしつつ、やがて正式発表となるオリックスグループ入りの準備を水面下で進めていました。私は滅多に忙しいと言わない人(忙しいというと負けだと思っているので)ですが、さすがにこの時は正直言って大変でした。今だから言えますが、自分事ながら、あの時はまあよく頑張ったものだと思います。それと比べれば今年はまだまだ余裕があります。

もっとも、今年はさらに輪をかけて、ALTの事業立上げという大規模プロジェクトもあります。ALTはこの秋のテスト的な融資開始を目指しています。いつからいつまでが秋なのか解釈は分かれるかと思いますが、いずれにせよ、もう時間はかなり限られてきています。お蔭さまで準備は着実に進んでいますが、正式な事業の開始にあたっては、細かい点も含め固めるべきことは無限にあります。ややもすれば圧倒されそうですが、一方で、新たに会社を立ち上げて、事業を立ち上げることは、一生にそう何回もあるものではありません(とはいえ、おそらくこれが最後ではないと思います、笑)。着実に進めつつ、その過程をしっかりと楽しみたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:31 | TrackBack(0) | アルトア

2017年08月08日

社名変更

以前、「弥生」の社名を「卯月」に変更という記事を書きましたが、これはApril Foolの際の記事。ちょうど前回も書いたように、弥生シリーズは今年30周年。製品名としても、会社名としてもすっかり定着していますから、もはや変えることは賢明ではないでしょう。

社名変更とは、ALTのこと。ALTを株式会社として設立したのは今年の2月ですが、この際、「ALT株式会社」はあくまでも仮の社名と割り切っての設立でした。ALTというのは、英語のALTernative Lendingから来ています。従来の金融機関による一般的な融資をTraditional Lending(伝統的な融資)とすると、ALTが実現するOnline Lendingは、これまでにない利便性を実現するAlternative Lending(代替的な融資、これまでと異なる融資)。資金を必要とする人と貸してもいいという人を結びつけるP2P Lendingも、Alternative Lendingの一形態です(ただし、P2Pレンディングは、日本では法令上ピュアな形での実現が難しいのが実情です)。

社名は、その会社の成り立ちであったり、その会社が目指すものを表す大事なものです。日本でAlternative Lendingという新しい市場を確立しようという想いが、ALTという名前につながっていますが、ALTには、読みにくいという課題があります。正しい読み方は「アルト」ですが、「オルト」という呼び方をなったり、はたまた「エーエルティー」と呼ばれたり。

これらは想定されていた事態であり、あくまでも仮の社名だからokとしていました。ただ、仮ということは、どこかで正式な名前を決めなければなりません。時期的に、さすがに正式な社名を決めなければならないということで、社内で色々と議論してきたのですが、かなり難航しました。

会社が目指すものを表す新しい名前といっても、なかなかしっくりするものはありません。まあそうですよね。GOOGLEにしても、APPLEにしても、利用される中で徐々に定着するもの。GOOGLEは最初はなんだか全くわからなかった訳ですし、APPLEは最初はリンゴとしか理解されなかったでしょう(ということもあって、当初は単にAPPLEではなく、APPLE COMPUTERでしたが)。もう一つのハードルは、何だかんだ言いつつ、半年もALT(アルト)という名前を使っていると、それなりに愛着が出てしまったということ。

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かなりの生みの苦しみとなりましたが、なんとか一応、新しい社名が決まりました。一応と書いてしまうあたり、正直まだしっくりは来ていませんが、頭の中で考えているだけでなく、口に出していくうちに、徐々にしっくりとするのではないかと思っています。新社名については、しかるべきタイミングで発表しますので、お楽しみに!?
posted by 岡本浩一郎 at 18:43 | TrackBack(0) | アルトア

2017年07月28日

登録完了!

約2ヶ月前に、「ALT株式会社が貸金業者としての登録を受けるための、登録申請書を提出します」と書きましたが、審査を経て、昨日7/27に、晴れて貸金業者としての登録が完了しました。

貸金業者の登録は、事務所が複数の都道府県に存在する場合、本店所在地を管轄する財務局長登録となり、一つの都道府県の場合は、事務所の所在地を管轄する都道府県知事登録となります。ALTはオンラインでの融資を行っていきますので、事務所を複数構えることは想定していません。ということで、本社のある東京都での登録となりました。何かと話題の小池知事名での登録完了通知はいい記念(!?)になりそうです(完了通知を受け取ったメンバーによると、残念ながら小池知事から手渡された訳ではなかったようです、笑)。

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東京都で登録されている貸金業者の数は15年前(平成14年)には6,983社ありました。それが現在では566社。実に90%以上も減少しています。見方によっては、魅力のない、将来のない市場と見えるかもしれません。ただ、これだけ減ったのは、過去にあったような社会的問題を繰り返さないために、貸金業法が厳格化され、それに対応できる業者だけが残ったから。淘汰されるべき業者が淘汰されただけのことです。

登録を申請した際にも書きましたが、事業者にとって、資金はそれがなければ生きていけない血液であると同時に、事業を拡大するために必要な経営資源。資金を利便性高く、しかも短期間で調達できるようにすることには、大きな社会的意義があると思っています。

今回の登録完了によって、貸金業を開始する外的要件は整いました。しかし、実際に営業を開始するためにやるべきことは、与信モデルの開発から、基幹システムの構築、内部運営体制の整備までまだまだ山積み。やはりゼロからイチにすることの大変さを実感します。とは言え、少しずつではあれ、前に着実に進んでいることは事実。これからも、一歩一歩着実に進めていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 18:16 | TrackBack(0) | アルトア

2017年07月20日

Wantedly始めました

ALTで、ビジネスSNSの「Wantedly」を始めました。Wantedlyを通じて、ALTに関心を持って頂ける方、そしてできればALTの仲間になってくれる方とコミュニケーションを取っていきたいと思っています。

Misocaはだいぶ前からWantedlyを活用していますが、ALTはまだまだこれから。正直出遅れ感はありますが、冷静に考えれば、ALTは立ち上がったばかりで、すべてがまだこれから。Better late than neverの心意気で、取り組んでいきたいと思います。とは言え、正直、まだ使い方もよく分かっていません(苦笑)。何でも初めは使って慣れろ、だと思いますので、色々と試行錯誤してみたいと思います。

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Wantedlyの力も借りて、とりあえず人材募集の記事を一件アップしています。自社の記事で「弥生の敏腕社長・岡本が…」というのは実にお恥ずかしい表現なのですが、今どきのアピールとしてはこれぐらい必要だということなので、笑って許して下さいませ。今回、弥生を母体としつつも、なぜALTという新しい会社を立ち上げたのか、ご理解頂けるのではないかと思います。

Wantedly上では、応援して頂けると目立つようになっているようなので、是非ぜひ応援頂けると嬉しいです。
posted by 岡本浩一郎 at 20:15 | TrackBack(0) | アルトア

2017年07月10日

Python

今年の一月に、Rubyで約25年振りにコーディングを始めたと書きましたが、実はここしばらくはRubyをお休みし、Pythonでコーディングしています。ALTの与信エンジンをPythonで開発することにしたため、Rubyもまだまだマスターはできておらず心残りではあるのですが、今はPythonに集中しています。

PythonもRubyも近いと言えば近いので、RubyからPythonに切り替えても極端な違和感はありません。英語と日本語までの違いはなく、スペイン語とポルトガル語の違いというところでしょうか。ただ、思想の違いは感じます。私の限られた経験ですが、Rubyは気持ちよく、楽しく書けることにこだわりを持っているように感じますし、一方でPythonは効率よく書くことにこだわりを持っているような気がします。

それを顕著に示すのが、文の終わりの示し方。

Rubyの場合、

if ...
    ... # if文がTrueの場合に実行される処理
else
    ... # if文がFalseの場合に実行される処理
end
... # 次の処理

とif文の終わりが"end"で明示的に示されます。"}"や";"といった特殊記号はなく、最後が"end"ですから、自然言語(人間が普通に話す言葉)に近いですね。

これに対し、Pythonの場合、文の終わりを明示する必要がなく、その代わりインデント(行頭の空白)で暗黙的に示します。

if ...:
    ... # if文がTrueの場合に実行される処理
else:
    ... # if文がFalseの場合に実行される処理
... # 次の処理

といったようにif文の終わりが明示されません。上の例では、elseの次の行にif文がFalseの場合に実行される処理が記述されていますが、その次の行でインデントがなくなることによって文が終わっていることが暗黙的に示されます。JavaなりC言語なり、だいたいの言語では"}"や";"で文(正確にはブロック)の終わりを明示的に示すので、最初はかなりの違和感です(が、すぐに慣れます)。

要はPythonの場合は、最小の記述で済むようになっています。効率性重視。またインデントによって行の終わりが示されますので、必ずインデントしなければいけない = 構造がわかりやすく可視化されるというメリットもあります。気持ちよく書けるというよりは、効率的に書けることを重視しているのがPythonの特徴かと思います。

ただ、効率的に書けるだけではPythonを選ぶ理由にはなりません。Pythonは、統計処理のライブラリが充実していることが大きな強み。最近はやりの機械学習も、Pythonであれば簡単に実装することができます。

色々と書いていますが、私もまだまだPython初心者です。ALTでは、Pythonを使って、新時代の与信エンジンを開発したいというプロフェッショナルを募集しています。C++/C#でも、Javaでも他の言語のプロフェッショナルの方であれば、Pythonの経験は問いません。短期間でPythonを習得する意欲のある方であればもちろんWelcomeです。ちなみに、Web系はRubyですので、Rubyをとことん極めたいという方も鋭意募集中です。
posted by 岡本浩一郎 at 21:53 | TrackBack(0) | アルトア

2017年06月30日

ALT Webサイト公開

悩みながらも一歩ずつ着実に前に進んでいるALTですが、昨晩、ようやくWebサイトを公開しました。

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と言っても、中身はまだこれから。サービスの開始自体は今年の秋を目指していますから、現時点では、会社情報が主です。格好良く言えばティーザーサイトということで(笑)。

これまではALTについて知りたいという方がいても見て頂くものがなかった(あえて言えば弥生のプレスリリース or 拙ブログ)のですが、今回とりあえずは見て頂けるものができたということで、小さいながらも一歩前進。こまごまとこだわっていたら、予定していたよりも結構時間がかかってしまいました。まだ中身は薄いですが、事業者のお役に立ちたいという想いと、貸金業の後ろ向きな(?)イメージを変えたいという想いは色濃く反映されています。
posted by 岡本浩一郎 at 14:51 | TrackBack(0) | アルトア

2017年06月26日

喧々諤々

ALTはこの秋のテスト的な融資開始に向けて様々な準備を進めています。やるべきことは山積み。お客さまが直接的に目にするWebのシステムから、裏側でビジネスを支える基幹系システムまで、システムをゼロの状態から一通り揃える必要があります。その中でも、与信判断を行う与信エンジンはALTの競争優位性の源泉であり、特に重要だと考えています。一方で、システムを開発すればビジネスが成立する程簡単な話ではありません。マーケティング、すなわちどんなお客さまに対して、どんな商品/サービスを提供するか、その際にどうやって認知して頂き、どうやって利用につなげるか、も極めて重要だと考えています。いくらいい商品/サービスがあったとしても、それを認知して頂き、利用して頂かなければ何の意味もありません。

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先日は、全メンバーが集まってのマーケティング・オフサイトを開催しました。これまでに20名以上の事業者の方にインタビューを実施してきましたが、その知見を踏まえ、ターゲットとなるお客さま像を整理。そのお客さま像に対し、どういった商品/サービスをどのように提供するかを各メンバーで考え、それを一人ずつ発表。最後には皆で投票。

では、すっきりくっきりと「これで行こう」となったかというとまだまだ。まだまだ喧々諤々の議論が必要です。実際問題としては、やってみなければわからないというのもまた真実。とはいえ、だからといって今の時点で考えることを放棄することはありません。まずはこの段階での徹底的な議論を重ねた上で、実際にサービスを開始して以降もお客さまの反応を見ながら調節を続ける必要があると考えています。正直、まだなかなかゴールに近付いている実感はありません(苦笑)。それでも、悩みながらの一歩ずつではありますが、着実に前に進んでいます。
posted by 岡本浩一郎 at 22:11 | TrackBack(0) | アルトア

2017年06月05日

ALTはオープンイノ「ベンチャー」

前回の記事で、ALTとしての初ピッチ(正確には、私自身が初ピッチ)についてお話ししましたが、無事に終えることができました。当日は昼に一回と、夜にもう一回という一日二回の登壇。内容としては同じなのですが、昼はネット番組での生中継、夜は既にお酒も入り始めているカジュアルな雰囲気ということで、それぞれを楽しむことができました。

まず、お昼の登壇で、フジテレビのWeb 専門ニュースチャンネル「ホウドウキョク」の番組「ランチタグ」で放送された様子がこちら。このビデオの9:15〜19:45ぐらいで登場します。ピッチは5分ということでしたが、結果は5分5秒程。結構頑張りました! 思ったよりも緊張せず、想定通りのいいペースでお話しすることができました。

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次に夜のTHE BRIDGE Lab. Nightで登壇した際の様子がこちら。ここでは6人がピッチを行ったのですが、私はトリ。ビデオでは1:07:30〜1:17:30ぐらいで登場します。こちらも一応5分という時間制限はあったのですが、多少のオーバーはokと言われていたこともあり、こちらの方がマイペースで話すことができました(実際こちらは7分25秒程のプレゼンです)。ビデオを見比べて頂いても、こちらの方がだいぶリラックスして話していることが見てとれるのではないかと思います。

今回、THE BRIDGEという起業家と投資家向けのメディアに取り上げてもらうことによって、ALTもベンチャーとして認めて頂ければいいな、と考えています。確かにALTの大株主は弥生なのですが、ALTは弥生の単なる子会社ではありません。ALTは弥生であったり、オリックスの殻に閉じこもる存在ではありません。ALTは、オープンイノベーションを推進するベンチャーです。資本という意味では、既に私自身や協業パートナーであるd.a.t.も資本を入れていますし、将来的には外部の資本を入れることも視野に入れています。また、既に千葉銀行、福岡銀行、山口フィナンシャルグループ、横浜銀行(50音順)という大手地銀と業務提携しており、出向者も受け入れて一緒にサービスの開発を進めています。

掛け声が先行しているFinTechにおいて、本当に価値を提供するためには、多くの知恵と力を集める必要があります。ALTはそのための核となるオープンイノ「ベンチャー」です。
posted by 岡本浩一郎 at 21:21 | TrackBack(0) | アルトア

2017年05月31日

初ピッチ

明日6/1(水)、ALTとして二つのピッチに登壇します。一つ目はお昼の時間帯に渋谷のTHE BRIDGE Xで開催されるTHE BRIDGE X Lab.。ここでのピッチは、フジテレビの Web 専門ニュースチャンネル「ホウドウキョク」の番組「ランチタグ」で生放送されるそうで、結構ドキドキです。ランチタグ内のToday'Choiceというコーナーで、時間としては12:15前後となるようです。二つ目は、夜に同じくTHE BRIDGE Xで開催されるTHE BRIDGE Lab. Night。6スロット用意されているピッチの最後での登壇となります。

これまでラジオの生放送や、ネット番組への出演の経験はありますが、何分今回は弥生としてではなく、ALTとしての登壇。また、これまでビジネスプランコンテストの審査員をしたことはありますが、ピッチをする方は実は初めて。ドキドキですが、同時にワクワクでもあります。

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ピッチということで、持ち時間はわずか5分。私のプレゼンは、もともとロジックを丁寧に積み重ねるのが特徴なので、そのままでは5分には到底収まりません。相当ポイントを絞って、なおかつロジックだけでなく、インパクトでも勝負する必要があります。試行錯誤しながら、何とかこれであれば、というものはできましたが、さあどうなるでしょうか。もし宜しければ、明日のお昼時は是非「ホウドウキョク」をチェックしてみてください。

ALTは増資したばかりですし、当面資金調達の必要性はないのですが、将来的には外部からの資本調達も考えています。また、業務提携という観点でも、今回発表した4行以外にも段階的に拡げていくことを予定しています。そういった観点で、今後も機会があればピッチには積極的に登壇していこうと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:36 | TrackBack(0) | アルトア

2017年05月25日

登録申請

いよいよ明日、ALT株式会社が貸金業者としての登録を受けるための、登録申請書を提出します。申請にあたっては、様々な書類を用意する必要があります。写真の弥生の天然水と比べて頂くと書類のボリュームが想像して頂けるかと思います。

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申請準備にあたっては、オリックス出身のベテランメンバーにも手伝って頂いているのですが、書類を一式揃えるだけでも、結構大変でした。私自身も代表者として、「登記されていないことの証明書」や「身分証明書」など、これまでに見たことも聞いたこともないような書類を用意する必要がありました。後者の「身分証明書」は運転免許証のような一般的な身分証明書のことではなく、禁治産者名簿にのっていない、後見の登記の通知を受けていない、破産者名簿にのっていない、ということを証明するもので、市区町村の役所で発行してもらいます。

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残念ながら、貸金業にはどうしても後ろ向きなイメージがあります。また、実際問題として、過去には大きな社会的問題になったこともあります。だからこそ、今から貸金業者として登録を受けるためには、これだけの手間がかかるようになったわけです。

正直に言って、私自身も貸金業者の代表者になるということについて、躊躇いがないかというと嘘になります(そもそもその前段に、日本人のメンタリティとして、お金に関することは汚らわしいことという潜在意識もあるのかもしれません)。ただ、ALTが目指すのは、小規模事業者がこれまでよりも容易に資金を調達できる環境を作ること。事業者にとって、資金はそれがなければ生きていけない血液であると同時に、事業を拡大するために必要な経営資源。その経営資源をより利便性高く調達できるようにすることには、大きな社会的意義があると思っています。

少々気負った抱負かもしれませんが、ALTがこれからの融資ビジネスを確立することによって、貸金業者のイメージそのものも変えていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 16:59 | TrackBack(0) | アルトア

2017年05月11日

増資

4月に発表したALT(アルト)ですが、4月末に増資を行いました。会社としてのALTは2月には設立していたのですが、この時点の資本金等(資本金+資本準備金)は5,000万円。会社を設立し、活動を正式に始めるため、ひとまず5,000万円でスタートしました。ただ、これだけでは、システムを整備し、オペレーションの体制を整え、実際に融資を行えるようにするには全く足りません。

色々と準備を進めていて実感しますが、ALTが営む貸金業は相当の資金力を必要とします。通常のベンチャーでも、人を採用して製品/サービスを開発するための資金が必要になりますが、ベンチャーであり、貸金業であるALTは、それに加えて、融資にまわす資金も必要になります。つまり、通常のベンチャーが調達をしなければならない資金の何倍という資金を調達する必要があります。また、貸金業法というかなり厳しい法律に則って営業するために、最初からしっかりとした基幹システムが必要になります。通常のベンチャー的に、とりあえず必要最小限の仕組みでスタートという訳にはいかず、何億円規模での基幹システムへの投資が必要になります。

そこで4月末に増資を行い、資本金等を4億8,000万円(資本金2億4,000万円、資本準備金2億4,000万円)としました。これで、融資の開始までに必要な資金は確保したことになります。今回の増資に際しては、私も個人として出資をしています。そう、ALTは弥生/オリックスの100%子会社ではありません。今回は私に加え、事業パートナーであるd.a.t.社も出資を行っており、今回の増資後は、弥生が第一位株主、私個人が第二位株主、d.a.t.社が第三位株主となります。ALTはオリックスグループに閉じた存在ではなく、将来的には外部の資本を入れることも視野に入れています。

ちなみに、私の出資は個人としてはかなりの金額ですので、念のためワイフに「いいかなあ?」と確認しましたが、「やりたいことをやればいい」という有難い回答でした(笑)。

ただ、実はこれでも、まだまだ足りません。融資をするためには、融資にまわすための資金も必要となり、それは現時点の資金では十分ではありません。このため、この秋に融資を開始する前の段階で、もう一度増資を行うことを予定していますし、それ以降も段階的に増資を続けて行く予定です。そういった意味でまだまだ先は長いですが、本格的に動きだすために必要な資金はひとまず目処が立ちました。後は着実に前に進むだけです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:08 | TrackBack(0) | アルトア

2017年04月24日

ALTオフィス

一週間ほど前にようやく正式に発表することができたALT(アルト)。実際の融資開始までにはまだまだ乗り越えるべき山が多く存在しますが、先週末には小さな進展がありました。それはALTのオフィスを正式に開設したこと。

これまで、ALTは弥生の中のプロジェクトという位置付けで、オフィスも弥生の東京本社の中で机をいくつか拝借して細々と進めていました。ただ、いよいよ外部にも正式に公表する段階となり、またパートナー金融機関からも出向者を受け入れるということで、専用のオフィスを開設することになりました。

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もっとも、このオフィス、実は今でも弥生の中にあります。これまでは弥生の通常の執務スペースの中の机を拝借していたのですが、今回、弥生の会議室の一つを改装し、ALT株式会社のオフィスとすることにしました。もともとは「末広町」と呼ばれていた東京本社で3番目に大きい会議室だったのですが、改装にともなって若干スペースを拡張しました。結果としては、思った以上に広々としたスペースとなり、大変好評です。

このタイミングで外にオフィスを借りることも考えたのですが、秋葉原周辺であまりいい物件がなかったこと、また、何よりALTはベンチャーですから、できるだけ運営コストを下げたいということで、まずは弥生オフィス内に専用オフィスを作る形でのスタートとなりました。もちろん、ALTから弥生に賃料を払うことになるのですが、共用させてもらう設備等を考えると格安のコストで済みます。

ALTの従業員は私を除いて現在6名。来週/再来週でパートナー金融機関からの出向者2名もジョインすることになります。また、もう1名も既に入社が確定しており、あっという間に10名体制になります。今回のオフィスは16名程度までを想定しているため、このオフィスに長くいることはないと思いますが、それでもここが創業の地。ALTにとって小さいけれども、大きな一歩です。
posted by 岡本浩一郎 at 17:33 | TrackBack(0) | アルトア