2021年10月25日

記者発表会の反響

前回、10/14に記者発表会を開催したとお話ししましたが、お蔭さまで様々なメディアに取り上げていただいています。

主だったWeb系メディアだけでも以下の通りです。


今回の記者発表会は、先週金曜日の「弥生 22 シリーズ」の新製品発売のタイミングにあわせての開催。一方で、前回お話しした通り、今回の記者発表会でお話しした内容のうち、「弥生 22 シリーズ」に直接関係する内容はごくわずか(発表資料45枚中のわずか4枚)でした。これを反映して、Internet Watchやマイナビニュース、ASCIIでは、弥生 22 シリーズの発売という記事と、弥生のデジタル化を中心とした取組みに関する記事をわざわざ分けて作成・掲載いただきました。それ以外のメディアでは、弥生 22 シリーズのトピックとデジタル化等に関するトピックをあわせてご紹介いただいています。いずれもボリュームとしては、当方の発表にあわせ弥生 22 シリーズ << デジタル化や事業コンシェルジュとしての取組みとなっています。

記者発表会終了後に、広報担当者から、ライターのOさんやMさん(お二方とも長年弥生の動向をウォッチいただいています)から「今回も岡本さんは熱かったね」と評していただいたと聞いていましたが、OさんやMさんの記事もその熱が伝わったのか、大変熱く仕上げていただいているように思います。内容が多岐にわたるだけに、私自身の資料準備も大変でしたが、どの記事も全体的にかなりのボリュームで読み応えたっぷり。どの記事も記事化には相当な時間がかかったものと思いますが、私が伝えたかった内容を、しっかり意図を汲んでご紹介いただいており、本当に有難いです。
posted by 岡本浩一郎 at 22:53 | TrackBack(0) | 弥生

2021年10月21日

記者発表会

先週10/14に弥生の記者発表会を開催しました。タイトルとしては「弥生 22 シリーズ発表および事業概況説明会 - 弥生の現況と業務デジタル化への取組み -」というもの(長いですね、笑)。かつては、弥生といえばデスクトップのアプリケーションということで、毎年秋にデスクトップのアプリケーションの新製品発表会を開催していました。今もその名残はあるのですが、一方で、今や弥生といえばクラウドもあれば、デスクトップもあります。クラウドアプリケーションに関しては、随時新機能を提供しているため、年に一回の新製品発表会にはなかなか馴染みません。

また、弥生の活動も、法令に従ってその通りに動くソフトウェアを開発・提供・サポートするというものから、そもそも法令や業務のあり方そのものに関わっていくように広がっています。これは例えば、インボイス制度を見据えて電子インボイス推進協議会を立上げ、その代表幹事として活動を牽引することもそうですし、デジタル化を前提とした年末調整の新しいあり方を提言するという活動なども行っています。

さらに弥生は単なる業務ソフトウェアベンダーとしてではなく、事業の立上げから発展まで、事業者のお客さまのあらゆるニーズにお応えする事業コンシェルジュとして、お客さまの事業そのもののお手伝いをするところまで活動を広げています。この春にスタートした起業・開業ナビ、この秋に大幅なリニューアルを予定している資金調達ナビなど、起業から事業承継まで、スモールビジネスのあらゆるステップを一貫して支援するサービスの拡充を図っています。

今回、記者発表会向けの資料を作成している中でも、私自身、弥生の活動領域が数年前と比べて飛躍的に拡大していることを改めて実感しました。何せ今回の発表資料(パワーポイント)は45枚あるのですが、明日発売開始となる「弥生 22 シリーズ」に直接関係するページはわずかに4枚ですから。活動領域が飛躍的に拡大する中で、本ブログでのご紹介もなかなか追いついていませんが、今後できるだけお話ししていきたいと思います。

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今回の記者発表会は弥生らしく、ハイブリッド開催。弥生のオフィス内というリアル会場と、オンライン配信を併用しました。ご参加いただいた人数の割合としては、リアル 1: オンライン 2というところでしょうか。リアルにはリアルの良さがありますし(結果的にリニューアル後の弥生オフィスのお披露目会ともなりました)、一方でオンラインにはオンラインの良さがあります。ご都合の良い方を選んでいただけるよう、選択肢を提供するのが弥生のポリシーです。
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2021年10月19日

久し振りの名古屋開催

先週水曜日に弥生の会計事務所パートナー(PAP会員)向けのカンファレンス「弥生PAPカンファレンス 2021秋」を名古屋で開催しました。今回は、オンラインとリアルのハイブリッド開催となりますが、オンライン/リアルを通じて今回のカンファレンスの1回目の開催となりました。

名古屋は実に久し振り。昨年末に名古屋〜京都〜大阪という日帰り弾丸出張がありましたが、それでも約10ヶ月振りです。もちろん私のソウルフードであるランチは味噌煮込みうどん(笑)。カンファレンス開催という意味では、もっと久し振り。6〜7月のカンファレンスでは、仙台と札幌の2会場のみリアルでの開催となり、さらには2020年にはオンライン開催のみでしたから、名古屋での開催は、2019年秋以来実に2年ぶりということになります。

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まだまだ感染対策が必要ということで、かなりスペースに余裕をもって設営したため、ご参加いただける人数は例年の半分。弥生としては、是非リアル会場にということではなく、オンラインでもリアルでもどちらでもご都合の宜しい方にというスタンスです。それでもやはりリアル会場に来ていただける方とお話しするのは、実に嬉しいですね。約2年振りとなりますが、いざお会いすると、そこまでの時間の経過は感じませんでした。

今回のテーマはあと2年に迫ったインボイス制度。内容については、また改めてお話ししたいと思いますが、やはり皆さんの関心(というよりも危機意識)が高いことがひしひしと伝わってきました。

明日は東京会場での開催です。東京はかつて弥生フォーラムとして1,000名規模の会場で開催したこともありますし、通常のPAPカンファレンスという形式でも例年300〜400名規模の会場で開催しています。ただ、今回は感染対策を徹底するため、収容人数を東京会場としては異例の100名未満に絞り込んでいます。それでもこうやって開催できること、そして皆さんとお会いできることが楽しみでしょうがありません。

今回の弥生PAPカンファレンスは、全国7会場での開催と2回のオンライン開催を予定していますが、既に開催が決定している名古屋(開催済)/東京(明日)/大阪(来週)に加え、新型コロナウイルス感染症の状況が引き続き安定しているため、11月上旬開催となる福岡(11/5)および広島(11/8)まで開催を正式決定しました。このままの状況で行けば11月中旬開催となる仙台(11/12)および札幌(11/17)も開催できそうです。全国で皆さまとお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 22:51 | TrackBack(0) | 弥生

2021年10月08日

こちらのイベントも是非どうぞ

前回は弥生の会計事務所パートナー(PAP会員)向けのカンファレンスについてお話ししましたが、弥生が開催しているイベントはこれだけではありません。今日ご紹介するのは、10/14(木)開催の「もくテク」10/19(火)開催の「YAYOI MEETUP #2」です。共通するのは両方ともエンジニア向けのイベントということ。

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もくテクについては弥生としての第一回を本ブログでご紹介しましたが、エンジニアによるエンジニアのための勉強会。もともとMisocaで開催していたものですが、弥生とMisocaが一緒になるにあたって、弥生のイベントとして開催するようになったという経緯があります。新型コロナウイルス禍以前は、勉強会の後は懇親会も開催し、これも盛り上がっていました(もくテク開催の日に残業していると、懇親会のおこぼれが回ってくることもちょこちょこありました、笑)。

ただ、リアル会場でのイベントということで、新型コロナウイルス禍の影響を直接受け、昨年の春から開催を見合わせてきました。それをオンラインイベントとして再開したのが、今年の5月。以降一ヶ月に一度のペースで継続しています。テーマによって参加人数は変動しますが、7月に開催した「もう戻りたくない! 業務効率化のあれこれ」というテーマの回は、誰にでもピンとくるテーマだったからか、なんと100人近いお申込みがありました。一方で参加人数が少々寂しい時もあります。継続は力なりということで、毎回の参加人数に一喜一憂することなく継続しています。

YAYOI MEETUPは、今回が2回目の開催ですが、弥生での実際の働き方や、職場の雰囲気など、参加者の方が弥生のエンジニアと直接お話ししていただけるイベントです。まずは弥生の魅力を感じていただきたいという想いで開催しています。こちらは当初からオンラインで開催しています。

2つのイベント、日にちも近いし、どう違うのと思われるかもしれません。もくテクは純粋に技術に興味がある場合に参加していただきたいイベント。極端な話、テーマの技術にさえ興味があれば、弥生について何の関心がなくても問題ありません。これに対し、YAYOI MEETUPは弥生という会社に興味がある場合に参加していただきたいイベントです。YAYOI MEETUPは社員が知り合いを紹介しての参加が中心なのですが、今回は特別に本ブログでもご紹介します(聞かれたら、私からの紹介ということで… 私としても社内向けにポイントが稼げます、笑)。どちらもオンラインで完結し、時間としてもそれほど長いわけではありません。是非ご気軽にご参加いただければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:09 | TrackBack(0) | 弥生

2021年10月06日

今回のPAPカンファレンスもハイブリッド開催

本ブログでの告知がすっかり後手に回ってしまいましたが、来週から、弥生の会計事務所パートナー(PAP会員)向けのカンファレンスを開催します。今年6月から7月にかけては、弥生が昨年に提供を開始した記帳代行支援サービスをメインテーマに開催しましたので、今回は本年2回目ということになります。例年は同様のスケジュールで年2回なのですが、昨年のみ新型コロナウイルス禍の影響で、年に1回のみ、しかも完全オンライン開催となりました。

前回も新型コロナウイルス感染の拡大状況を踏まえ、基本的にはオンライン開催となったですが、状況が比較的良好だった仙台札幌の2会場のみリアルでの開催となり、不完全ではありますが、オンラインとリアルのハイブリッド開催となりました。仙台は比較的新しい営業所ですし、札幌は今年開設したばかりということで、この2会場のみですが、リアルで開催できて良かったです。その後の感染拡大を鑑みると、タイミング的にラッキーでしたね。

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今回もオンラインとリアルのハイブリッド開催で準備を進めてきましたが、ご承知のように9月末までは緊急事態宣言ということで、リアル会場で開催できるのかハラハラしながら毎日の数字を追ってきました。今回、検査陽性者数が劇的に減少し、緊急事態宣言も解除されたということで、現段階では10月中の開催日程である名古屋(10/13)、東京(10/20)、大阪(10/27)の3会場について、リアル会場での開催を決定しました。緊急事態宣言解除後も各地でそれぞれの感染拡大予防策が求められていますが、今回の規模のビジネスカンファレンスについては、充分な感染予防策の徹底が求められるものの、開催自体は問題ないとされています。

あくまでもハイブリッド開催ですので、弥生としてはオンラインでの参加でも、リアル会場での参加でもどちらでも構わないというスタンスです。弥生の基本姿勢につながりますが、選択肢を提供することが大事だと思っています。ただ、現実問題として、今回のリアル会場はかなり空間に余裕を持った状態で開催するため(ざっくり言って例年の1/2〜1/3程度の収容人数となります)、場合によってリアル会場をご希望でもお申込みを受け付けられないことも発生しそうです。

今回のPAPカンファレンスのテーマはインボイス制度。今ホットな(!?)スペシャルゲストも予定していますので、私自身とても楽しみです。PAP会員の皆さま、リアル会場もしくはオンラインでお会いしましょう。
posted by 岡本浩一郎 at 18:35 | TrackBack(0) | 弥生

2021年09月30日

海外のイベント

前回お話しした通り、昨日、E-INVOICING EXCHANGE SUMMIT VIENNAに登壇しました。これは電子インボイスに関する国際会議で、ヨーロッパでは年に一回開催されています。

今回は、新型コロナウイルス禍の影響により、ウィーンの実会場とオンライン配信のハイブリッド運営。私はウィーンの実会場に行きたかったところですが、今回はそうもいかずZoom経由での参加になりました。前日にデジタル庁の方が日本のPeppolに対する取り組みを発表していたこともあり、今回のイベントでは日本が注目の的でした。

私は、民間の立場から電子インボイス推進協議会(EIPA)の活動を紹介しました。持ち時間は15分。この種の登壇としては、まず最初にユーモアで場を温めるのが定石。ということで、「カンファレンス最終日の最後のセッションということで、皆さんお疲れだと思うけど、ここ日本はもう午後10時だから、勘弁してよ」と笑いをとりにいったのですが、配信設備の関係でこちらからは会場の反応を伺うことができず、場が温まったのかどうかもわからず、やや不安な滑り出しとなりました。

仕事上、英語でやり取りする機会はそれなりにありますが(OpenPeppolとの定例は2週間に一度開催していますが、もちろんすべて英語です)、多数のオーディエンスがいる国際会議での発表は実に久し振り(前回はおそらく2016年にLendIt USAで登壇した時)。久し振り、なおかつ今回は場の空気が読めないリモート参加で私にしては珍しく少し緊張しました。

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自分の登壇時にスクリーンショットは撮れなかったので、これは待機中の様子

私のプレゼンを自宅で作業しながら聞かれていた関係者の方からは、ご家族から「この人、日本人? フランス人の英語に聞こえる」と言われたとのことでした(笑)。私は中高の英語の先生がアメリカ人(と日本人)だったので、かつてはネイティブの方からは「あー君の英語は、アメリカだよね、しかもカリフォルニア」と言われていたのですが、最近は英語で話す機会が減ったこともあり、ちょっと質が落ちたようです(泣)。今回、私がお話しした内容(資料)については、EIPAのウェブサイトで公開しています。

さて、今回はリモート参加となった訳ですが、会場の様子を見ていて驚いたのが、(パッと見)皆マスクをしていないこと。欧州でも感染者数はまだそれなりにあるはずですが、もうAfterコロナということなのでしょうか。そういえば、11月にアメリカはLas Vegasで開催される大規模イベントにお誘いいただいたのですが(これも日本からの参加は残念ながら断念する見込み)、こちらはワクチン接種/マスク着用が条件となっていました(陰性証明では不可)。基準は異なりますが、新型コロナウイルスが根絶されずとも、日常生活であり、社会的活動を取り戻す方向になっているのかと思います。

日本でも今日で緊急事態宣言が終了となります。まだ新型コロナウイルス禍がなくなった訳ではありませんが、良くも悪くも新型コロナウイルスと共存しつつ、日常生活であり、社会的活動を取り戻していく転換点になることを願っています。ちなみに、来年のヨーロッパでのE-INVOICING EXCHANGE SUMMITは来年9月にLisbonで開催とのこと。Lisbonには一度行ったことがありますが、いい街です。来年こそは現地で参加したいところです。
posted by 岡本浩一郎 at 22:03 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月21日

ヤヨイロ

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、弥生のコーポレートブログはこの春からnoteに引越しています。弥生のコーポレートブログは2016年9月にスタートし、4年半ほど続いたことになります。当初は一ヶ月に5本以上とまずまずの更新頻度でしたが、最近は一ヶ月に頑張って2本、ただちょっと油断すると投稿のない月もあったりと、やや疲れが見えていました(笑)。ということで(?)、心機一転のnote。6月には実に14記事とかなりのハイペースです。まあ、大事なのは続けることですね。

実は弥生では私のブログや新しくできたnote以上に頻繁に更新されているメディアがあります。それが社内報の「ヤヨイロ」。もともと私が弥生に入ったタイミングでは、「羅針盤」という社内報が存在しました。これが完全にリニューアルされたのが2016年10月のこと。あれ?、と思った方はするどい。そう弥生のコーポレートブログとほぼ同じタイミングで今の「ヤヨイロ」になりました。リニューアル前の羅針盤は記事をまとめて月に一回の発行だったのですが、ヤヨイロではブログ形式になって、随時記事がアップされる形式になりました(弥生のコーポレートブログとはほぼ同じタイミングで動き出しただけでなく、ほぼ同じ仕組みで動いていたりします)。

右側の過去ログを見れば一目瞭然ですが、私のブログは月10本のペースでアップしています。実は2014年までは、その時の弥生シリーズのバージョン(例えば弥生会計 14)にかけて月に14本をノルマにしていたのですが、さすがに本業(?)に支障がでるということで、以降は月10本のペースで続けてきています。月に10本というと、大変過ぎはしないけれども、まあまあ大変です。

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これに対し、ヤヨイロの2020年6月〜2021年5月の1年間の月平均投稿数は26本。これは掛け値なしにすごいことです。ただ、ヤヨイロは社内報だけに社外の方にお見せすることができないのが残念です…、と思っていたら、これからオープン社内報として毎月ピックアップしてnote上で公開するとのこと。

現時点ではオープン社内報始めます、という決意表明ですが、これを「スキ」していただけると、担当者もきっとやる気が倍増するのではないかと思いますので、ご協力をお願いします。今後のオープン「ヤヨイロ」にご期待ください。
posted by 岡本浩一郎 at 10:29 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月19日

開催レポート

6月から7月にかけて弥生の会計事務所パートナー(PAP)向けに開催したPAPカンファレンスの開催レポートを公開しました。本ブログでもお話ししてきましたが、今回のPAPカンファレンスはオンライン開催×2回、リアル開催×2回(仙台/札幌)というハイブリッドで開催しました。基本的にコンテンツは共通ですが、オンライン開催の回をもとに開催レポートとしてまとめています。

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当日使用した発表資料のダウンロードについてはPAP会員としてのログインが必要ですが、ビデオおよびビデオをもとにした書き起こしはどなたでもご覧いただけます。ビデオは短縮版ではなく、オンライン配信したそのままの尺です。当日は時間があわずにオンラインでも参加できなかったという方も、これでキャッチアップいただけるかと思います。

書き起こしは一字一句ではなく、サマリーになっています。あくまでも感覚ですが、ビデオの時間の1/4〜1/3ぐらいの時間でエッセンスを理解いただけるのではないかと思います。ざっと内容を理解したいという場合には書き起こしを読んでいただき、より深く理解したいという場合に、ビデオを見るというやり方もあると思いますし、運動をしながら(!?)ビデオをながら聞きというやり方もあるかもしれませんね。

ちなみに、当日チャットで寄せられたご質問に対し、部屋に缶詰めになった10名程度のスタッフが役割分担し、どんどんと回答したとお話ししましたが、このQ&Aまで公開しています。

当日のビデオからQ&Aまで公開して、公開し過ぎなんじゃないの、と思わなくもありません(笑)。これだったら、わざわざ当日参加しなくても、後から十分キャッチアップできてしまいますから。カンファレンスの集客担当としては、次回以降の集客が心配になりそうです。ただし、弥生として目指しているのは、集客数ではありません。パートナーである会計事務所に情報をできる限りしっかりとお伝えすること。弥生が目指している方向性やその背景であったり、具体的に今提供しているもの、そしてそれを実際にご利用の会計事務所がどのように見ているのか。だからこそ、ご都合で参加できなかった方に対しても、このような形でしっかりとお伝えしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:15 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月15日

2021年カレンダー

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一見何の変哲もないカレンダー。見やすくて書き込みもしやすく、使いやすいと好評の弥生カレンダーです。私はオフィスのデスクでは、今月分と来月分の2つを並べています。その方が先の日程を想像しやすいので(しかし自宅のデスクではスペースが限られており、1つだけです、残念)。

もっともこの写真は、2つとも同じ2021年7月のカレンダーです。ただよく見ていただくと何か違う。そうです。左は来週月曜日が祝日になっていますが、右は来週木曜日/金曜日が祝日になっています。

皆さんご存じだとは思いますが、今年はオリンピック開催により祝日が変則的になっています。もともとは7/19(月)の海の日が7/22(木)に、10/11(月)のスポーツの日が7/23(金)に、そして8/11(水)の山の日が8/9(月)に移動しています。東京オリンピックは、7/23(金)が開会式、8/8(日)が閉会式ですが、その両日に加え、開会式の前日、閉会式の翌日もお休みになるようなカレンダーとなっています。

しかし昨年後半カレンダー業界(!?)を悩ましたのが、この変則的な祝日。というのもこの祝日の移動が法令として公布されたのが2020年12月4日、施行されたのが12月28日だったからです。一般的なカレンダーはその随分前に刷り終わっています。ということで、弥生カレンダーも上記の法令施行前の状態で作成せざるを得なかったという訳です。

弥生ではこの祝日変更を反映した修正シールを作成して追加でお配りしています(もし弥生カレンダーを持っているけれど、修正シールは受け取っていないという方は、お手数ですが弥生カレンダーの入手元にご確認ください)。

私自身に関しては、来週月曜日は休みのはずなのに予定が入るな、逆に木曜日/金曜日に予定が入らないな、と思っていたらカレンダーへシールを貼っていなかったという間抜けぶりです。皆さまもお間違えのないように。

それにしても来週の金曜日にオリンピックが開幕というのは全く実感がありませんね。オリンピック開催の是非、無観客の是非について言いたいことは多々あれども、意見がわかれるのは自明ですので、差し控えます。ただ、開催される以上は、盛り上がってほしいなと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 09:49 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月12日

リアル開催 @ 札幌

6月から始まった今回のPAPカンファレンスは基本的にオンライン開催。当初は東京、大阪をはじめ全国7会場での開催に加え、2回のオンライン開催というハイブリッドでの開催を予定していましたが、緊急事態宣言の発出等もあり、基本的にはオンライン開催となったという経緯があります。しかし、6/18開催の仙台会場については新型コロナウイルス感染症が比較的安定した状況であることを踏まえ、予定通りリアル開催することとしました。そして今回千秋楽となったのが、先週7/6の札幌開催。

北海道は、5月に新規検査陽性者数が急激に増え、緊急事態宣言の対象地域となりました。しかしその後は徐々に落ち着き、6月半ばには人口10万人あたり7日間累計での新規検査陽性者数が15人を切りました。北海道の緊急事態宣言が解除された後も、札幌市が蔓延防止等重点措置の対象地域となったものの、前記の数字が一桁台で落ち着いており、感染予防策を十分に取ればリアル会場での開催は可能な状況と判断しました。

弥生ではこの5月に札幌営業所を開設したばかり。営業所の開設と新規検査陽性者数の急増が重なってしまい、残念ながら正式な開所式は開催できずじまいなのですが、だからこそ、今回の札幌でのリアル開催は是非とも実現させたいと思っていました。

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仙台と同様に東京から入るスタッフの数は最小にし、全員が事前にPCR検査を受けてからの札幌入り。また会場もご覧のようにだいぶスペースにゆとりをもった配置となっています(基本的に長机一つをお一人でご利用いただく配置になっています)。

仙台でも実感しましたが、やっぱりリアル開催にはリアル開催の良さがありますね。札幌会場の参加者は約30名ということで、お一人お一人のお顔をしっかり見れることはやはりいいものです。もう一つ、今回は弥生が昨年秋から提供している記帳代行支援サービスの事例紹介がメインのコンテンツなのですが、福岡の伊藤会計事務所の事例発表を今回初めて生で聞くことができました。オンライン開催ではビデオでご登壇いただいており、そのため私は中身は承知していたのですが、やはり生で聞くと迫力が違います。飛行機のスケジュールの関係で、伊藤先生は登壇後すぐに空港に向かうという慌ただしいスケジュールでしたが、その価値は十分にあったと思います。参加者の方の「これまでもやらなければと思っていたが、今日の話を聞いて今やらなくていつやるんだと思いました」というコメントが印象的でした。

これで今回の一連のPAPカンファレンスは終了です。オンライン中心ではあるものの、一部リアル開催も織り交ぜることができ、状況を踏まえるとよい形で開催できたと感じています(自画自賛で申し訳ありません)。次のカンファレンスはこの秋。今回の経験を踏まえ、より良いカンファレンスを目指していきます。
posted by 岡本浩一郎 at 21:37 | TrackBack(0) | 弥生

2021年06月28日

試金石

既に弥生のウェブサイトでは告知をしており、また、影響のあるお客さまには個別にご連絡させていただいていますが、弥生のサーバーに対する不正アクセスがありました。お客さまはもちろん、パートナーである会計事務所の皆さま、連携先である金融機関の皆さまには多大なご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。

不正アクセスは今年の5月から6月にかけて発生しました。攻撃者は、弥生のドメインコントローラー(社内ユーザーを管理するサーバー)に侵入し、バックドア(正当な権限を持たないものによるサーバーの操作を可能にするための「裏口」)を仕掛けようとしたことが判明しています。このバックドア設置については、セキュリティシステムで検知し、未然に防ぐことができています。

一方で、ドメインコントローラーに侵入する経路として利用されたサーバーにおいて、一部のお客さま情報が参照されうる状態で保管されていたことが判明しました。実際に参照されたのかのは判明しておらず、現時点において、情報が外部に流出した、また悪用されたという事象は確認されていません。しかしながら、安全策として、該当するお客さまのパスワードをリセットする措置を取らせていただきました。お客さまにはお手数をおかけし、また大変なご心配をお掛けし、誠に申し訳ありません。

不正アクセス発覚後、様々な調査を実施し、何が起こったのかはある程度判明してきています。弥生としてセキュリティ診断は実施していたものの、それでは発見できなかった脆弱性を攻撃されており、不正アクセスの手口は高度なものです。ただし、一般のユーザー企業と異なり、弥生はITで価値を提供するITのプロです。その立場で何を言っても正直言い訳に過ぎないものと認識しています。また高度な手口であったとしても、こちら側に油断がない限りは攻撃は容易に成功しません。つまり、弥生側に油断があったことは事実だと考えています。

まずはお客さまにおかけするご迷惑を最小化する、心配を解消するのが第一優先だと考えています。しかし、本件は、弥生が今後もITのプロとして信頼されうるのか、重要な試金石だと考えています。起こってしまったことは事実であり、これをなかったことにすることはできません。今後時間をかけて、弥生に対する信頼を一歩ずつ取り戻す取り組みを継続するしかないと考えています。

なお、以上はあくまでも、私が個人として記述したものです。法人としての弥生株式会社によるお知らせはこちらをご参照ください。
posted by 岡本浩一郎 at 21:25 | TrackBack(0) | 弥生

2021年06月21日

オンライン開催2回目

前回もお話ししたように、現在弥生のパートナーである会計事務所(PAP会員)向けのカンファレンス「弥生PAPカンファレンス 2021」を開催しています。先週金曜日には仙台でリアル開催することができましたが、これは例外。基本的には、昨年に引き続き、オンライン開催です。

リアル開催にはリアル開催の良さがあります。弥生としても久し振りのリアル開催となった先週の仙台が参加率100%となったことが、リアル開催の意味を端的に物語っています。

一方でオンライン開催にはオンライン開催の良さがあります。開催する側からすれば、参加いただく人数に上限がないこと。1回目のオンライン開催では1,000人近い方にご参加いただきました。プロジェクターで投影し、スタッフ全員で見るという事務所もあるとのことで、そういったケースも含めると数はもっと増えることになります。これはリアル開催では不可能とは言わなくても、相当大変な規模です。今日は2回目のオンライン開催となりましたが、今回でも600人近い方にご参加いただきました。

参加いただく人数にもつながりますが、参加者側のメリットとしては、好きな場所から参加でき、移動の手間がないこと。スタッフ全員で参加というのも、移動の手間がないから成り立つことです。事務所スタッフに刺激を与えるという意味で、以前からスタッフ全員を参加させたかったのだけれども、オンライン開催となってようやくそれを実現できたという声もいただいています。

さらに、もう一つ、これは開催者側そして参加者側の双方のメリットと感じるのは、オンライン開催中にチャットを通じてこれまでにないコミュニケーションが成立していること。リアル開催では、一通り説明が終わった後にご質問を募っても、それほど多くの質問は出てきません(その後個別にお話しすると色々と質問を受けるので、皆さん、多く方の前で手を挙げて質問されるのに若干の抵抗があるということでしょうか)。これに対し、オンライン開催では、リアルタイムで質問を受け付け、それに対し、スタッフがどんどんと回答していきます。

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その現場がこちら。10名程度のスタッフが部屋に缶詰めになり、寄せられる質問を精査しながら、役割分担し、どんどんと回答していきます。1回目のオンライン開催では、実に100件以上の質問に回答しました。リアルだと遠慮してしまうような質問でもどんどん寄せていただき、それに対する回答を行っていく。もちろん、質問だけではなく、今後の開発に役立つような新たな視点や示唆をいただくこともあります。

オンラインだから生まれたこのコミュニケーションを今後も活かしていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:05 | TrackBack(0) | 弥生

2021年06月18日

リアル開催 @ 仙台

前回もお話ししたように今回のPAPカンファレンスは基本的にオンライン開催となっています。もともとは東京、大阪をはじめ全国7会場での開催に加え、2回のオンライン開催というハイブリッドでの開催を予定していましたが、緊急事態宣言の発出等もあり、基本的にはオンライン開催となったという経緯があります。しかし、仙台については新型コロナウイルス感染症が比較的安定した状況であることを踏まえ、予定通りリアル開催することとしました。

それが今日。私も午前中から仙台入り。仙台は実に一年半振りです。ただ、来てみると意外に時間の経過は感じないものですね(ただ、仙台営業所の場所は覚えていましたが、何階だか忘れてしまったのはここだけの秘密)。今回、私も含め、東京からの出張者は全員PCR検査を受け、陰性であることを確認済みです(偽陰性の可能性もあるため、リスクはゼロではありませんが、リスク低減策にはなっているかと思います)。また、机は間引き設置し、だいぶスペースに余裕のある会場となっています。

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今回の仙台会場は、事前にお申込みいただいた方全員にご参加いただくことができました。この種のイベントの場合、事前にお申込みいただいていても、直前で別の予定が入った等々の理由により、実際には8〜9割程度の参加率になるのが一般的ですが、今回は参加率100%! やはり皆さま、リアル開催を楽しみにしていただいたのかと思います。

私も冒頭で30分ほどお話ししましたが、ビデオカメラではなく、皆さんの顔を見ながらお話しできることがこんなに嬉しいことだということを再認識しました。参加者の方同士での情報交換もあり、デモブースでのやり取りもあり、やはりリアル開催にはリアル開催のメリットがあると実感します。

もちろんオンライン開催にはオンライン開催ならではのメリットがありますし、大事なのは選択肢を提供するということだと考えています(2回目のオンライン開催は週明け6/21の予定です)。

本日ご参加いただいた皆さま、お会いできて嬉しかったです。有難うございました!
posted by 岡本浩一郎 at 22:07 | TrackBack(0) | 弥生

2021年06月16日

PAP11,000

先週プレスリリースで発表していますが、弥生の会計事務所向けパートナープログラム「弥生PAP(Professional Advisor Program)」の会員数が2021年5月末に11,011となり、11,000事務所を突破しました。

10,000事務所を突破したのが2019年末ですから、1年半弱で1,000会員増加したことになります。本ブログの過去をたどってみると、2011年4月に4,000会員を突破したとあります。約10年前ですね。1年半で1,000会員だと、×7で、10.5年で7,000会員増加(4,000+7,000 = 11,000)ということになります。ある瞬間で言えばスピードが速まったり遅くなったりということはありますが、10年という時間軸で見れば、コンスタントに会員数が増加してきたことがわかります。

2013年には、5,000会員に向けてカウントダウンを行っていましたね。懐かしい(ちなみに発案者として満面の笑みだったYさんはますます活躍中です)。最近は会員数がコンスタントに増えるのが当たり前(!?)で、こういった式典をやらなくなったのが、ちょっと寂しいです(笑)。

ただ、10,000会員の時もお話ししましたが、数を増やすことは目的ではありません。大事なのは、会計事務所の皆さんと弥生がパートナーとして価値観を共有できているか。お客さまの事業の成功をどのように支援しようとしているのか、そしてその際にITの力をどのように活用しているのか。業務のあり方が変わる中で、率先して変わろうとしているのか。

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そういった意味で、価値観であり、方向性を共有するというために、現在開催中のPAPカンファレンスはとても大きな意味を持っていると考えています。今回は、昨年に引き続き基本的にオンライン開催となり、先週金曜日にオンラインの1回目を開催しました。

リアルでお話ししたいという想いはあれども、オンラインにはオンラインのメリットがあります。それは全国どこからでも気軽に参加できること。今回の開催では、Twitterで「弥生会計のカンファレンスに参加しました!しかし、弥生会計の柔軟さというか、対応力というか、進化能力というか凄いよなぁ。シンプルだし、安価だし、自分は好きだなぁ」という嬉しい感想をいただきました。この方は長野県安曇野市在住とのこと(勝手に紹介して申し訳ありません!)。リアル開催ではなかなか長野県をカバーできませんから、やはりオンラインならではですね。

実際、先週のオンライン開催では1,000人近い方にご参加いただくことができました。これはリアル開催ではなかなか実現できない規模です。来週月曜日(21日)には2回目のオンライン開催を予定していますが、こちらも既に500名以上のお申込みをいただいています。

オンラインであれ、リアルであれ、パートナーとして会計事務所の皆さんに弥生の想いをしっかりと伝えていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:12 | TrackBack(0) | 弥生

2021年06月04日

Now or Never

昨日6/3に、社会的システム・デジタル化研究会として二つ目の提言となる「デジタル化による年末調整の新しいあり方に向けた提言」を6社共同で発表しました。そして、提言を作成・公表して終わりとしないために、昨日夕方に平井卓也デジタル改革担当大臣とオンライン会議を開催し、提言を直接ご説明しました。

昨年12月には、電子インボイス推進協議会(EIPA)で、平井大臣を訪問し、電子インボイスの日本標準仕様のベースとしてPeppol(ペポル)と呼ばれる国際規格をベースとすべきという提言を行いましたが、今回は、EIPAの母体となった社会的システム・デジタル化研究会として、また、今回は緊急事態宣言を踏まえ、オンラインでの提言となりました。

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折角なので記念撮影。みんないい笑顔ですよね。

今回の提言について、平井大臣からは「素晴らしい提案で感銘を受けた」「是非実現させましょう」と言っていただくことができました。とても印象的だったのはそのスピード感。「今年の税制改正大綱に頭出しという位置付けであっても盛り込みたい」という発言がありました。税制改正大綱は、毎年末に与党がとりまとめ発表するものですが、その後の税制改正の方向性を示すものです。年末調整制度は影響度の大きい仕組みだけに、一年といった時間軸で変えていくことは難しい(実際今回も5年という時間軸で抜本的に見直すことを提言しています)ですが、税制改正大綱に取り上げられれば、見直しを行うという方向性がはっきりと示されることになります。

この際に平井大臣が言われたのは"It's now or never."  新型コロナウイルス禍の中で、社会としての日本のデジタル化の遅れが明確になり、逆にその反省もあって、日本のデジタル化を推進するデジタル庁がこの9月に発足することが決まっています。デジタル化に対する意識(というよりは危機感)が高まっている今だからこそやらなければならない。

私も全く同感です。新型コロナウイルス禍は、紛れもない災難ではありつつも、同時に日本の社会を見直すまたとないチャンスでもあります。従前からあった課題を、社会としてある意味見て見ぬふりをしてきた。今、これだけの危機感がある中で変えられなければ、もう二度と変えられない。変えられないのであれば、日本はこのまま緩やか(というよりも、実際には思っていたよりも急なペースで)衰退の道を歩むしかないのではないか。

実は今回の年末調整のデジタル化に関する提言をまとめるにあたっては、行政の方々とも色々と議論をしてきました。その中で、行政としても、税制が複雑化してしまっていること、そして制度として限界に近付いていることに強い危機感を持っていることを理解することができました。今回の提言についても、非常に前向きに受け止めていただいています。

Now or Never。大きな制度、仕組みを変えるには時間がかかります。むしろ時間をかけてでも、ステークホルダーをしっかりと巻き込み、着実に進めていく必要があります。ですが、始めるのは「今」。今こそ、変化に向けて動き始めるタイミングだと考えています。
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2021年06月03日

デジタル化による年末調整の新しいあり方に向けた提言

本日、社会的システム・デジタル化研究会として二つ目の提言となる「デジタル化による年末調整の新しいあり方に向けた提言」を6社共同で発表しました

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ITが急速に発展している一方で、確定申告や年末調整、社会保険などの日本における現状の社会的システムの多くは、戦後に紙での処理を前提として構築されたものの一部の電子化(Digitization)に留まっています。改めて、デジタルを前提として業務プロセスの根底から見直すデジタル化(Digitalization)を進めることによって、社会全体としての効率を抜本的に向上させ、社会的コストの最小化を図ろうということで、2019年12月に5社で発足したのが、社会的システム・デジタル化研究会(通称Born Digital研究会)。本ブログではこの記念すべき一回目の会合についてもお話ししています。

社会的システム・デジタル化研究会では、昨年6月に一つ目となる「社会的システムのデジタル化による再構築に向けた提言」を発表しました。この提言を踏まえ、昨年7月には電子インボイス推進協議会を立上げ、昨年末には電子インボイスの日本標準仕様のベースとしてPeppol(ペポル)と呼ばれる国際規格をベースとすべきという提言を平井卓也デジタル改革担当大臣に行い、賛同を得ることができました。

一方で、社会的システム・デジタル化研究会では、実は並行して次なるテーマについて議論を進めてきました。今回のテーマは年末調整。以前にもお話ししましたが、実は個人的には2018年の年末調整こそが、社会的システム・デジタル化研究会に向けた動きの原点となっています。配偶者(特別)控除の仕組みがあまりにも複雑化してしまい、一般の事業者の方が正確に理解し、正しく対応することが、ソフトウェアの助けをもってしても難しくなってしまった。もはや制度そのものを見直さない限りは限界だと感じたからです。

昨年後半から年末調整に関する議論を続けてきて、ようやく今回提言としてまとめることができました(提言本文提言別紙資料)。じっくりと議論しただけあって、なかなか良い提言となったと思っています(自画自賛)。ただ、これは提言だけで終わっては意味がありません。そのために、つい先ほどなのですが、今回の提言について平井卓也デジタル改革担当大臣に直接提言を行いました。その結果ははたしていかに。(続く)
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2021年05月31日

クラウド型の利用率が25%超え

今年も新型コロナウイルス禍の影響で確定申告の期限が延長され4月15日までとなりました。延長は昨年と同様ですが、昨年は申告期限間近に初の緊急事態宣言は発出されるなど、混迷の中でお客様サポートを何とかやり遂げたのに対し、今年は当初から期限延長もありうるという想定のもとで準備を進めてきたこともあり、比較的落ち着いて対応を継続をし、無事に期限を迎えることができました。

申告期間を乗り切った後にやってくる通知表(笑)として、毎年楽しみにしつつ、ドキドキもしつつ公表を待っているのが、MM総研による「クラウド会計ソフトの利用状況調査」。MM総研は、2016年から毎年確定申告終了時点でのシェア調査を行っていますが、今年は申告期限が延長されたことにより、4月末時点での調査となり、その結果が先週発表されました

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今回の結果は、この通り。弥生はダブルスコア以上と2位以下に大差をつけて、しっかりとNo.1をキープしています。ただし、シェアを大きく伸ばせているかというと、一昨年が57.0%、昨年が56.7%、そして今年が57.0%でしたから、安定していると言えば安定しているし、同時に膠着状態という言い方もできると思います。ここはもう少し伸ばしたいというのが正直なところですが、昨年には2位と3位が交代するという動きもある中で、過半のシェアを安定的に確保できている訳ですから、まずまずの成果とは言えると思います。

競争の激しい市場の中で、弥生がどれだけのシェアを有しているかは弥生の競争力を表す指標として注視しているところですが、この調査でそれ以上に価値があるのは、個人事業主において、どれだけクラウド会計(申告)ソフトが浸透してきているかというデータです。昨年は会計(申告)ソフトを利用されている方のうち、クラウド型が21.3%と20%を超えましたが、今年は、26.3%とジャンプアップし、一気に25%を超えました。ソフトを利用されている個人事業主のうち、4人に1人はクラウド型を選ばれているということです。

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新しい技術が普及する上では、まずごく少数のリスク許容度が高く新しもの好きな人(Innovators)が利用し、その後により冷静に使える技術を見極める人(Early Adopters)が利用するというTechnology Adoption Life Cycleという定説があります。この2つのグループの後にはChasmという「深い溝」があり、これを超えられずに一時の流行りで終わってしまう技術もある一方で、このChasmを超えることができれば、前向きな大衆(Early Majority)での利用が一気に進むと言われています。

技術というよりは、具体的なサービスの話になってしまいますが、数年前に流行った短文投稿型のSNS、マストドンは、Innovatorsには受けたものの、Early Adoptersまでは至らなかったように思います(まだサービスが終わった訳ではないので、今後どうなるかはわかりませんが)。最近で言えば音声チャットのClubhouseは、Innovatorsを超え、Early Adoptersまで至ったように思いますが、最近はちょっと勢いがなく、Chasmを超えられるかどうか、なかなか見通せない状況です。

話を戻して個人事業主市場におけるクラウド会計(申告)ソフトについては、少なくとも昨年には確実にこのChasmを超えたと見ています。Chasmを超えてEarly Majorityでの利用が始まると普及が加速しますが、これは今まさに起きていることです。Early Majorityで利用が始まると課題になるのは、お客さまのサポート。InnovatorsやEarly Adoptersのお客さまはある意味、好きで使うので、何かわからないことや困ったことがあっても、自分で検索するなど自分で解決しようとします。自分で選ぶから、何かあっても自分で解決しようとする訳です。それに対し、Early Majorityは周りも使い始めているし、ということで利用される方が多く、いざという時には頼れる先が必要です。弥生が顧客サポートであり、その中でも(あくまでもお客さまのニーズにあわせてですが)電話でのお問合せ対応に拘っているのはこういったところに理由があります。

いざとなれば安心して頼れるという先があるからこそ、Early Majorityのお客さまが利用するようになっている訳ですし、それは同時に、Early Majorityでの普及が進む中だからこそ、弥生のシェアが安定して高いレベルを維持できているということを意味しています。

ということで今回の通知表はまずまずの結果でした。ただ、まだまだEarly Marjorityでの利用が進み始めたところですし、その後ろにはLate Majorityという層も控えています。今後もより多く方にご利用いただき、結果としていい通知表を受け取れるように、もっともっと頑張らないと!
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2021年05月20日

カンファレンスもハイブリッド

弥生の新しい働き方は、リモートワークとオフィスワークを組み合わせたハイブリッド。つい先日には、東京本社をリモートワークとオフィスワークを組み合わせた新しい働き方に最適化したオフィスとして全面的にリニューアルしました

今年もパートナーである会計事務所向けのカンファレンス、PAPカンファレンスを開催します。そして弥生のカンファレンスもまた、ハイブリッド。オフィスからでも自宅からでも気軽に参加いただけるオンライン開催、一方で、より双方向のコミュニケーションが取れるリアル開催。それぞれにメリットがあると考えているからです。

ということで、全国7会場(東京、大阪、名古屋、福岡、広島、仙台、札幌) + オンライン2回の開催を想定して準備を進めてきました。しかしながら、足元での新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、非常に残念ながら、リアル開催のうち5会場(東京、大阪、名古屋、福岡、広島)は、開催を見合わせることとなりました。そういった可能性はあることを承知の上で準備してきた訳ですが、やっぱり残念です。

仙台については、足元では感染拡大が落ち着いていること、また札幌に関しては、足元の状況は正直に言って厳しいのですが、日程的にはまだ先であること、そして何よりも今年営業所を開設したばかりで、双方向のコミュニケーションを重視したいということで、現時点ではリアル開催を予定しています。ただ、これら2会場についても、今後、状況を踏まえ最終的にリアル開催するかどうかの判断を行います。

今回のPAPカンファレンスのテーマは「記帳業務の進化」。昨年秋にリリースした記帳代行支援サービスは、産みの苦しみは相当なものでしたが、結果的には非常に良いサービスとして提供することができたと思っています。既にご利用いただいている会計事務所からも非常にポジティブなフィードバックをいただいています。

オンライン開催は1,000名以上の参加枠を用意していますが、リアル会場での参加を予定していたお客さまがオンラインに移行したこともあり、1回目はもうすぐ定員に達しそうです。是非早めにお申込みいただければと思います。

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ちなみにカンファレンスのご案内では私が旗を掲げておりますが、旗の部分は当然合成です。現場からの要請があれば、何でも応えるのがトップの役割と思いつつも、旗を持っている振りをして写真を撮られるのも、まあ恥ずかしいものです(笑)。
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2021年05月14日

新しくなった21F(その2)

弥生の東京本社はこのゴールデンウィーク中に、リモートワークとオフィスワークを組み合わせた新しい働き方に最適化したオフィスとして全面的にリニューアルしました。緊急事態宣言下ではありますが、所用により水曜日に出社したため、前回、この新オフィスを簡単にご紹介しました。今回は、もう少し丁寧にご紹介したいと思います。

前回もお話ししましたが、今回のリニューアルでは床面積で約半分を抜本的に見直し、残りの半分は従来に近く机が整然と並んだスペースとなっています。抜本的に見直したエリアは、いくつかのスペースにわけて整備されています。

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まずこちらは多目的スペース。「多目的に使える公園のようなスペース」です。固定化された家具がないので、用途にあった形でスペースを作って活用することができます。プロジェクトチームが一堂に会した打合せなどではこの場所を使うことを想定しています(今の環境下ではなかなか難しいですが)。この多目的スペースの窓際には掘りごたつスペースが整備されるはずなのですが、この部分は部材の調達が間に合わず、後日の工事となっています(どこにあるんだっけと探してしまいました、笑)。

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このエリアには、ウッドデッキで、皆で立ってワイワイと議論をするのにもってこいのスペースも整備されています。ウッドデッキの右奥には、従来同様の執務スペースも見えていますね。

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次にこちらはライブラリー。「高さを選べるカジュアルな執務スペース」です。高さも種類も様々な机/椅子が配置されており、その日の気分にあったものを選ぶことができます。右奥にはパーティションで仕切られ集中しやすい座席やブース形式の籠るタイプの座席も用意されています。本当はリラックスできるソファー型の座席もあるはずなのですが、これも今回の工事には間に合わず。

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そしてこちらがカフェ。「休憩にも仕事にも使える居心地のよいカフェスペース」です。窓際には、ラウンジチェアで周りの目を気にせず、空に向かって仕事ができるスペースがありますね。その先にはスカイツリーがよく見えます。ヤヨイヒロバにあったフーズボールのテーブルはこちらに引越済み。ダーツに関しては、まだ設置されていないようですが、どこに行ってしまったのでしょうか(泣)。

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カフェにはこういったカウンター席も。ヤヨイヒロバにももっと小さなカウンター席がありましたが、今回はサイズがだいぶ大きくなっています。

今回は緊急事態宣言下ということもあって、出社人数も少なく、やや閑散とした感じでした。今後徐々に出社する人が増え、もうちょっとざわめき的なものが生まれると、とてもワクワクする楽しい空間になりそうです。

新オフィスは進化するオフィスです。物理的に調達が間に合わなかったため、後日工事というのも多々あります(笑)。ただそれ以前に、まず変えてみようというのが今回のオフィス。思ったよりも活用されるスペースもあるでしょうし、逆に思ったよりも使いにくくあまり使われないというスペースも出てくるかもしれません。そういった経験を経て、必要に応じて手直しをしながら、リモートワークとオフィスワークを組み合わせた新しい働き方に最適化したオフィスを目指していきたいと思います。
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2021年05月12日

新しくなった21F(その1)

東京での緊急事態宣言が今月末まで延長され、リモートワーク中心の日々が続きます。ただ、今日は、事前から予定されていた対面の打合せがあったため、約2週間振りに出社。既にお話ししているように、弥生の東京本社はこのゴールデンウィーク中に、リモートワークとオフィスワークを組み合わせた新しい働き方に最適化したオフィスとして全面的にリニューアルしました。

今回、リニューアル後の初出社ということで、楽しみにしての出勤となりました。いつものようにエレベーターを降りてオフィスのドアの前に立つと、何やらもう既に雰囲気が違います。ドアの前なので、特に変化はないはずなのですが、ドアのガラス部分がやけに明るい。

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ドアを開けてみるとその理由がわかりました。従前は、机が整然とならぶいかにもオフィスらしい空間だったのですが、机がほとんど取り払われ、かなり開放的な空間になっていました。窓からの光を遮るものが少ないので、ドアの外まで明るい。

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今回のリニューアルでは約半分のスペースを抜本的に見直し、残りの半分は従来に近く机が整然と並んだスペースとなっています。ドアを開けたこの場所は、プロジェクトで集まってディスカッション等に自由に使えるスペースとして、柔軟に活用できるように基本的に机を廃止しています。図面で想像はしていたものの、実際に見てみると想像以上の開放的なスペースです。

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こちらは私のオフィスの前から見た様子。従前はやはり整然と机が並んでおり、その窓側にヤヨイドオリがあったのですが、今回のリニューアルでは「休憩にも仕事にも使える居心地のよいカフェスペース」(笑)になりました。

今回のリニューアルでは全体をいくつかのテーマに分かれたスペースとして整備しています。次回は個々のスペースについてもう少しご紹介してみたいと思います。
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