2022年10月05日

弥生の設立お任せサービス

一昨日の10/3に、弥生は「弥生の設立お任せサービス」という新しいサービスの提供を開始しました。「弥生の設立お任せサービス」は、弥生が提携する専門家が、お客さまの代わりに会社設立手続きを代行するサービスです。

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弥生では、起業・開業を支援したいということで、従前から会社設立のための書類を作成するサービスを提供してきました。2017年に初代の「弥生のかんたん会社設立」を提供開始。その後昨年春に「起業・開業ナビ」の一部として、完全リニューアルした2代目の「弥生のかんたん会社設立」の提供を開始しました

これらが今回サービスを開始した弥生の設立お任せサービスとどう違うのか、ですが、端的に言えば、自分でやるのか、その名の通りお任せするのか、です。弥生のかんたん会社設立は自分でやりたい人向け、弥生の設立お任せサービスは任せられるものは任せたい人向け、ということになります。

私は22年前(!)、自分で経営コンサルティング会社を立ち上げました。当時は、どうせやるのであれば、何でも自分でやってみて「会社」というものを徹底的に理解しようと考え、株式会社としての設立・登記も解説本を片手に全て自分で行いました。そういった人向けには、弥生のかんたん会社設立が適しています。弥生のかんたん会社設立であれば、画面の誘導に従って進めば、株式会社の設立前後に必要な書類を簡単に作成することができますし、書類の届出先や準備物について知ることもできます。ああ、22年前にこんなサービスがあったら(笑)。

一方で、皆が皆、自分でやってみようという方ばかりではありません。むしろ事業そのものを立ち上げることに専念したい、その分任せられる作業はどんどん任せたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方には、今回の弥生の設立お任せサービスがぴったりというわけです。

弥生の設立お任せサービスであれば、自分の時間を割かずとも、専門家が会社設立に必要な定款や登記書類の作成を代行することでスピーディかつ正確な登記が可能になります。また、専門家による対応であるため、登記申請に加え、融資や助成金、節税等も加味した支援が可能です。専門家による対応となるため、本サービスには5万円という利用料金が必要になりますが、対応した専門家と税務顧問契約を結べば、利用料金はその後の顧問料からその分割り引かれます。つまり条件付きではありますが、実質無料で本サービスを利用することも可能です。

めったにない機会だから自分でやってみるか、あるいはめったにないことだからこそ専門家に任せてしまうか。どちらの判断もありだと思います。どちらの場合でも弥生がしっかりサポートします。
posted by 岡本浩一郎 at 19:55 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月30日

非連続的な成長

今日で9月も終わり。弥生は9月決算ですので、今日でFY22が終わります。毎年思うことですが、FY22もあっという間でした。

弥生のFY22の最大のトピックと言えば、株主が変わったこと。案件自体は昨年の12月に発表されましたが、その後今年の3月に、株主が正式にオリックス株式会社から、グローバルな投資ファンドであるKKRに変わりました。私が弥生の社長を務めている間では3社目の株主となりますので、まあ慣れていると言えば慣れている(笑)のですが、それでもやはり一大事です。

投資ファンドが投資先企業の価値向上を図るアプローチには大きく二つあります。ひとつは、リストラクチャリング(事業の再構築)等を通じ、大幅なコストダウンを進め、収益性を回復するアプローチ。いわゆる「事業再生」です。もうひとつは、短期的な収益性を度外視してでも、成長に対し投資し、飛躍的な成長を実現するアプローチ。こちらは「非連続的成長」のアプローチと言えばいいのでしょうか。もちろん弥生とKKRの組合せは後者、すなわち、「非連続的成長」のアプローチです。ちなみに、縮むもあり、逆に大きくジャンプするのもありなのですが、逆に「ない」のは現状にとどまること。投資ファンドの世界では「現状維持」は許容されません。

これまでの弥生は、売上が若干の計画未達でも、利益が計画を達成していれば、概ねよしとしてきました。「自分の限界は自分が決める」からこそ、売上の計画は確実に達成できるものではなく、健全なストレッチが必要。逆にストレッチであり、チャレンジだから、結果的に若干の未達になってもやむを得ない。しかし、この考え方は変えるタイミングです。これまでKKRと議論を続けてきて、一番驚いたのは、「KKRとしては、売上アンダー/利益達成よりも、将来につながる形で利益アンダー/売上達成の方が良いと考えている」と言われたこと。これはかなり衝撃的でしたし、考え方を変えなければならないと痛感しました。

利益が計画を達成できない、それに対してどうするんだと詰められるのは結構辛いものです。私が弥生の社長に就任した直後にはそういった時期もありました(もう10年以上前ですし、それこそリーマンショックの中で世間全体としてそういった時期でした)。幸いにして、そういった時期は短期間で終わり、以降弥生は概ね利益計画を着実に達成してきましたし、結果的に株主からあまり詰められることはありませんでした(笑)。しかし、一方で、利益は一旦脇に置いていいから、もっと成長しようよと言われるのもこれはこれで大変です(苦笑)。むろん、成長に向けて取れる選択肢が増えること自体はとても有難いことですが、現実的には「やりたいのはやまやまだが、リソースの制約上難しい」となってしまいます。

しかし、せっかく成長に向けた強い援軍を得た訳ですから、これを活用しない手はありません。明日からのFY23に向けて、既に計画の策定を終えていますが、FY23の計画は、短期的な収益よりも、成長に向けた投資を色濃く反映しています。粛々淡々とできることをやるのではなく、どうすればできるかを徹底的に考え抜き、実行する。FY23は、弥生の飛躍的な成長に向けた明確な転換点となる年にしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:38 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月27日

弥生PAPカンファレンス 2022 秋

前回はこの6月に開催した弥生の会計事務所パートナー(PAP)向けカンファレンス「弥生PAPカンファレンス 2022」の開催レポートをご紹介しました。開催してから約3ヶ月、開催レポート自体を公開してからも2ヶ月経っているので、本ブログでのご紹介が遅すぎるのですが、そこには一つ言い訳が。そうです、今日の話につなげようということで、本ブログでは紹介を温存していたのです(笑)。

ということで前置きが長くなりましたが、10月後半から11月後半にかけて、弥生PAPカンファレンス 2022 秋を開催します。今回も、リアル会場とオンライン配信のハイブリッド開催。リアル会場は前回同様、全国7会場、そしてオンライン配信も前回同様3回、合計10回の開催となります。これを10/20(木)の仙台会場に始まって、11/24(木)のオンライン配信(3回目)まで5週間で開催しますので、今年の秋も相当忙しくなりそうです。

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今回のPAPカンファレンスのテーマは何といってもインボイス制度への対応。6月のカンファレンスでもお話ししたテーマではありますが、(カンファレンス開催時点では)来年10月のインボイス制度開始まで1年を切り、いよいよ具体的な対応を決め、準備を進めるタイミングです。これまでにもお話ししているように、インボイス制度や改正電子帳簿保存法を、後ろ向きな法令改正として渋々最低限対応し、業務の煩雑さを許容するのか、あるいは、業務を圧倒的に効率化する好機として前向きな対応をするのかによって、事業者や会計事務所の業務は大きく変わります。今回のカンファレンスにご参加いただくことによって、事業者や会計事務所のオペレーションがどのようになるのか、具体的なイメージを持っていただけるようにしたいと考えています。

弥生PAPカンファレンスのご参加には事前にお申し込みが必要ですが、本日時点ではまだ全会場お申込みが可能です。ただ内情をお話しすると、10/20(木)の仙台会場および11/17(木)の広島会場については既に想定の集客目標を超えており、会場のレイアウト調整が始まっています。そういった意味では、早めにお申込みいただくのが吉かと。また全国(+オンライン)で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 22:26 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月22日

弥生PAPカンファレンス 2022 開催レポート

今年6月に、弥生の会計事務所パートナー(PAP)向けに、弥生PAPカンファレンス 2022を開催しました。6/3(金)の札幌開催を皮切りに、25日間で全国7会場、さらにオンラインで3回開催ということで、6月はまさにカンファレンスで始まり、カンファレンスで終わったという感じでした。

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そのカンファレンス開催から早くも3ヶ月ほど経ってしまいましたが、弥生PAPカンファレンス 2022 開催レポートを公開しています。終わってから3ヶ月とは遅い!と思われるかもしれませんが、担当チームの名誉のためにお話しすると、実は開催レポート自体は7/15には公開を開始しています。そうです、単純に本ブログでお話しするのを怠っていたということです。申し訳ありません > 担当チームの皆さま。

開催レポートは、単純にビデオを公開するだけではなく、プレゼンのサマリーを書き起こしていますので、とりあえず内容をサッと確認していただくこともできるようになっています。もちろん、ビデオを一通りご覧いただければ、当日お話しした全てをご確認いただくことができます。また、PAP会員としてのログインが必要になりますが、カンファレンスで使用した資料をダウンロードいただくことが可能です。

それにしても、なぜこのタイミングでPAPカンファレンスの開催レポートの話をするのか、と不思議に思われるかもしれません。PAP会員の皆さまであればもうお気付きかとは思うのですが、その理由は次回に。
posted by 岡本浩一郎 at 18:47 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月12日

価値算定

前々回前回と8月末にスタートした「弥生のあんしんM&A」についてお話ししました。弥生のあんしんM&Aは事業承継ナビの一部をなすサービスで、会社や事業を売りたいという人と、買いたいという人が、M&Aの相手を探すことのできる登録無料のマッチングプラットフォームです。

日本の中小企業・小規模事業者の経営者の高齢化が進む中で、事業承継は社会的な課題になりつつあります。経営者の引退 = 廃業となるのは、その事業のお客さまに直接影響を与えるだけでなく、それが積み重なれば日本経済全体への影響も無視できなくなります。一方で、事業を承継することによって事業を拡大したいという事業者も多く存在しますし、起業・開業の選択肢の一つとして、事業承継による起業・開業という可能性も存在します

つまり、事業承継には供給(経営者引退に向けた事業の譲渡)もあれば、需要(事業譲受による事業拡大、および起業・開業)も確実に存在します。しかし、難しいのは供給と需要を結びつけること。それを目指すのが弥生のあんしんM&Aです。

ただし、供給と需要を結びつけるというのは、単純にお互いに知る機会を作ればいいということだけではありません。事業を譲渡したいという人と、事業を譲り受けたいという人の間で、お互いにとって納得のできる事業譲渡価格を示すということも、マッチングプラットフォームとしての大きな役割です。

このため、弥生のあんしんM&Aでは、譲渡対象となる事業の価値を算定する価値算定書作成ツールというツールを提供しています。これは売上/利益や業種等の情報を入力すれば、複数のロジックに基づいた事業価値を算出し、それを価値算定書として作成することができるツールです。事業価値の算出には複数のロジックが存在し、どれかが絶対的に正しいということはありません。そのため、弥生のあんしんM&Aの価値算定書作成ツールでは、純資産法や類似業種比較法、DCF法など複数のロジックで事業価値を算出し、その横比較を可能にすることによって、より納得感のある事業譲渡価格を見出せるようになっています(もちろん、価値算定書作成ツールの結果はあくまでも参考情報であり、最終的に事業譲渡価格を決めるのは、事業を譲渡したい人であり、それに合意する事業を譲り受ける人です)。

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(この算定結果はサンプル・イメージであり、弥生のあんしんM&Aが想定している対象会社の規模からするとかなり高めの価値になっている点はご容赦ください。)

事業承継のM&Aは事業方針の継続、従業員の雇用など、価格だけで決まるものではありませんが、一方で譲渡価格が非常に大きなポイントであることも事実です。事業を譲渡したいという人と、事業を譲り受けたいという人の間で、お互いにとって納得のできる価格を見出すことができるように、価値算定書作成ツールをうまくご活用いただきたいと思っています。今後も、実際にご利用いただきながら、価値算定書作成ツールの改善を図っていきます。現時点では必要な情報を手で入力する必要がありますが、弥生が提供するツールだけに、将来的には会計データがあれば、ほとんどの入力が不要になるようにしなければならないと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 23:06 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月08日

事業のライフサイクル

前回は8月末にスタートした「弥生のあんしんM&A」についてお話ししました。弥生のあんしんM&A事業承継ナビの一部をなすサービスで、会社や事業を売りたいという人と、買いたいという人が、M&Aの相手を探すことのできる登録無料のマッチングプラットフォームです。

事業承継のためのM&Aマッチングの仕組みは、世の中に複数存在していますが、弥生のあんしんM&Aの最大の特徴はスモールビジネスに特化しているという点です。実際に弥生のあんしんM&Aのサイトを見ていただくと、(本日時点で)約40件の事業売却案件が登録されていることが確認いただけるかと思います。案件は当初は匿名化されているので、具体的にどの会社かということはわかりません(情報は所定の手続きを経て開示されます)。また、譲渡希望価格についても、要相談となっているケースの方が多いのですが、一部では金額が(あくまでも参考情報の位置づけですが)明示されている案件も存在します。中には譲渡希望価格が1,000万円や1,500万円という案件もあることがわかります。

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これは一般的なマッチングの仕組みではなかなか採算があわない(それがゆえに積極的に取り組めない)金額ですが、弥生のあんしんM&Aではこういった金額帯の案件こそお手伝いしたいと考えています。

その一つの理由は、弥生として、事業の譲受(買収)を起業・開業の一つのオプションとして確立したいと思っているからです。これまでにもお話ししている通り、弥生は起業・開業を支援しています。ただ、ここでいう起業・開業というのは必ずしも0からのスタートである必要はないと考えています。既に事業として確立しており、一定程度顧客基盤が確立した事業を受け継ぎ、それを発展させていくというのも、起業・開業の一つのオプションになり得るはずです。例えばですが、パン屋さんを開業したいという方にとっては、設備を0から揃え、お客さまの獲得も0からスタートするだけではなく、既に街に定着したパン屋さんを受け継ぐというのも有効なオプションなのではないでしょうか。

一方で、豊富な資金とともに起業・開業される方は僅かです。事業承継が一つのオプションと言っても、ポンと1億円を出して事業を買収できる人はごくごく限られるでしょう。それでも、例えば1,000万円だったらどうか。今はもうありませんが、かつては株式会社の最低資本金は1,000万円でしたから、起業・開業に向けて1,000万円を蓄えようというのは決して無理な要求ではないと思います。弥生は弥生のあんしんM&Aで、これから起業・開業される方にとっても選択肢となりうる規模の事業承継をサポートしていきたいと思っています。

さらに野望(笑)を言えば、起業・開業される方が事業を買収し承継する際に、金融機関から融資を受けることのお手伝いまでできればと思っています。もちろん起業・開業に向けて自己資金をしっかりと蓄え、準備することは必要です。ただ例えば、頑張って1,000万円を蓄えた、しかしそれを全額事業買収に使ったのでは、手元資金不足から事業の承継早々資金繰りに窮することになりかねません。このため、例えば1,000万円で事業を買収するとしても、自己資金は300万円、残りの700万円は金融機関からの借り入れで賄うという選択肢を提供できればと考えています。自己資金の一部は事業の資金繰りのためにしっかり確保しておくということですね。金融機関の観点でも、全く0ベースでスタートする事業よりも、既に存在している事業が裏付けとなっている方がより安心して融資ができるのではないかと思います。

夢を抱いての起業から、事業を継続し、成長させ、そしていつかは事業の廃業もしくは承継がやってくる。事業のライフサイクルが廃業で終わるのではなく、新たな起業家にバトンが渡ることによって、新たなライフサイクルにつながっていくよう、支援していきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:19 | TrackBack(0) | 弥生

2022年09月06日

弥生のあんしんM&A

ちょうど一週間前となる8/30に、弥生は新サービス、「弥生のあんしんM&A」をスタートしました。弥生のあんしん M&Aは、会社や事業を売りたいという人と、買いたいという人が、M&Aの相手を探すことのできる登録無料のマッチングプラットフォームです。

お気付きの方も多いかと思いますが、この弥生のあんしんM&Aは、6月末にスタートした事業承継ナビの一部となるサービスです。事業承継ナビは事業者がどこかで直面する事業承継という課題について、「わかりやすく」「あんしん」「かんたん」に理解するためのサービスとお話ししましたが、実際にM&Aという形で第三者への事業承継を図る際に活用いただけるのが今回の弥生のあんしんM&Aです。

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弥生のあんしんM&Aの最大の特徴はスモールビジネスに特化しているという点です。事業承継のためのM&Aマッチングの仕組みは、これまでにも存在していますが、マッチング事業者の採算性の観点から、対象となるのは中小企業と言ってもそこそこの事業規模に限られていました。ボリュームゾーンで言えば、売上で数億円、毎年の利益もしっかり出ており、何千万円、何億円という値段がつく事業ということになります。

事業承継は日本経済にとって(一部には過大な表現もされているものの、現実問題として)大きな課題となりつつありますが、数が多い一方で特に難しいのは、小規模な事業者の事業承継です。だからこそ弥生は事業承継ナビを立ち上げた訳ですし、実際に事業承継を進めるためのプラットフォームとして立ち上げたのが今回の弥生のあんしんM&Aです。

弥生のあんしんM&Aのもう一つの特徴は、「あんしんエージェント」と呼ぶ弥生の会計事務所パートナーであり、M&Aの専門家が、M&Aの支援業務を行う点です。マッチングのコストを下げるためには、極力人手をかけずにマッチングが成立するようにしなければなりません。一方で、M&Aで扱うのは工場で生産され一定の品質が担保された製品ではありません。それぞれに想いがこもり、また、置かれた状況も千差万別の事業です。ですから、AIで全自動という訳にもいきません。やはり専門的な知見を活用することが必要です。弥生のあんしんM&Aでは、弥生の会計事務所とのパートナーシップを活用し、必要に応じて専門家のサポートが得られるようになっています。

事業承継ナビ立上げの際にもお話ししましたが、事業承継ナビにせよ、弥生のあんしんM&Aにせよ、取り組むべき課題に対し、スモールスタートに過ぎません。しかしそこに事業者の悩みがある以上、弥生として小さな一歩でもまず踏み出し、事業者の皆さまを支援していきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:11 | TrackBack(0) | 弥生

2022年08月10日

挑戦者ch

前回は弥生がYouTubeで発信している弥生チャンネルについてお話をしましたが、実は弥生チャンネルのサブチャンネルとして、挑戦者chという新しい試みを始めています。

この挑戦者chは、いつか起業したいけど一歩踏み出せない、もうすぐ起業するけど今後が不安……、そんな方々に向けて「起業への挑戦」を後押しするチャンネルです。「ライバルの存在が挑戦者を成長させる」をテーマに、各界のトップランナーたちから、自身の成長につながった「ライバル(憧れとなった人、成長のきっかけを作ってくれた人)」とのエピソード、さらに起業や経営など自らビジネスをしていくうえで必要な「スキル」と「マインド」を聞き出します。

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直近で公開したのはキングオブコント2013王者であるかもめんたるの槙尾ユウスケさんのエピソード。かもめんたる槙尾ユウスケさんはお笑い芸人でありながら間借りカレー屋「マキオカリー」を経営する経営者でもあります。「挑戦することによって、失敗もするんですけれども…」と槙尾さんは語ります。賞味期限が近付いたレトルトのスパイスカレー1,000個が残ってしまったという失敗があったそうですが、仲間の応援でそういった苦しい状況を乗り越えたそうです。特に、大学時代のお笑いサークルからの仲間であり、ライバルである小島よしおさんの存在は大きな力になっているそうです。「でもその先には自分が想像もしなかった世界が広がっているんで、それは楽しいですね」。間借りカレー屋を始めたときはお笑い芸人の仕事は低調だったという槙尾さん。なぜかはわからないけれども、カレー屋を始めて以降、お笑い芸人としての仕事も増え、そしてカレー屋としても支店ができたりと想像していなかった形で展開しているそうです。

これまでのコンテンツの中で特に注目を集めたのが、人気ラッパーKEN THE 390さんのエピソード。KEN THE 390さんは人気ラッパーでもあると同時に、音楽事務所を経営する経営者でもあります。そんなKEN THE 390さんが先輩KREVAさんに学んだ「職人力」とは。そして後輩SKY-HIさんから刺激を受けたと語る「熱中マインド」とは。KEN THE 390さんの「熱中できる人こそ勝つ。そんなやりたいことがあるのに躊躇するのは本当にもったいない。それが見つかっている時点でアドバンテージだから、絶対にやった方がいい。」というメッセージは起業したいと思いつつ迷っている方には必見だと思います。

弥生としてもこれまでにない取り組みであり、ある意味弥生にとっても「挑戦」です。弥生自身も挑戦することによって、挑戦する方を応援していきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:03 | TrackBack(0) | 弥生

2022年08月08日

弥生チャンネル

今年から始めたTVコマーシャルと、その前段となった昨年作成のブランドムービーについてお話ししましたが、これらはYouTubeの弥生チャンネルでご覧いただくことができます。

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実は弥生では、これ以外にもYouTubeで様々な情報を発信しています。定番としては、会計や経理に関する知識を専門家が平易に解説するコンテンツ。「公認会計士・税理士芸人Gパンパンダの会計講座」が代表例です。直近で公開された回では、「会社を設立する際には資本金は一体いくらぐらいがいいのでしょうか」という疑問に公認会計士・税理士芸人Gパンパンダが答えています。「とっつきやすい系税理士・入野拓実が解説!」というシリーズの最新コンテンツでは、経営計画の作る実践的なコツについて解説しています。

アニメのコンテンツも充実しています。もぐらのホーリーがMCを務める個人事業主チャンネルでは、特に確定申告期には確定申告に関する様々な情報を発信しています。確定申告が終わって以降も、最近では個人事業主の法人成りについてですとか、国民健康保険料を安くする技などについて情報を発信しています。MCはもぐらのホーリーと言いましたが、MCというよりは茶々を入れる役回りというところで、肝心のコンテンツは安心感のある女性アナウンサーがしっかりと教えてくれます。アニメという意味ではまんがスモールビジネスおとぎ話というシリーズもあった(例えば「鶴の設備投資」、笑)のですが、あまり続かなかったのは、反響がイマイチだったのか、ネタが尽きたのか。直近では、スモールビジネスを救うヒーロー・スモビバマンが経営に役立つ知識(例えば、最低限知っておきたい粗利の基礎知識)を5分間で超わかりやすく解説するシリーズが始まっています。正直なところ、全てのコンテンツが同じような反響を得られるわけではなく、試行錯誤の連続といった感じです。

ここまでYouTubeの話をしてきましたが、実は私自身はあまりYouTubeは見ません(エッ!?)。テキスト情報は自分のペースで斜め読みできるのですが、動画だとどうしても一定の時間がかかってしまうので、ちょっともどかしく感じてしまうんですよね。ただ、自分がそうだからといって皆がそうとは限りません。実際、弥生のマーケティング活動を引っ張っているマーケティング本部長のIさんはYouTube大好きで、主な情報源はYouTubeなんだそうです。身近なところでは、私の娘もYouTubeで情報を集めていますね。最近Blenderという3D CG制作のソフトにはまっているのですが、ちょっと使い方がわからないという時はだいたいYouTubeの解説ビデオを見て解決するようです。見るのに時間がかからない?、と聞くと、だいたい1.5倍速で見るんだそうです。時代は1.5倍速で変わるということで、私も取り残されないようにしないと(苦笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 20:59 | TrackBack(0) | 弥生

2022年08月05日

上を向いて歩くあなたと。

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前々回にご紹介したTVコマーシャルと、その前段となった昨年作成のブランドムービーは、いずれも「上を向いて歩くあなたと。」というブランドメッセージがベースになっています。これから独立・起業される方を含め、上を向き、明日の自分の可能性を信じる事業者の方を応援したい、という弥生の想い。それが「上を向いて歩くあなたと。」というメッセージに込められています。

では、この上を向いてというのがどこから来ているのかというと、おわかりですか? いえ、「上を向いて歩こう」ではありません(笑)。SukiyakiとしてBillboard Hot 100で日本の歌として初めて全米No.1になった名曲ではありますが、今改めて歌詞を見てみると、「泣きながら 歩く 一人ぽっちの夜」というフレーズが印象に残る意外に暗い曲でした(笑)。ではどこから来ているかというと、実は弥生のロゴマークです。右上を向いた矢印、通称Rising Arrow。

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ではこのロゴマークがどこから来ているのかというと…、そうです。「右肩上がり」です。弥生という製品名(後に社名にも採用)は、ただでさえ忙しい三月を、事業者の皆さんが無事に乗り切るお手伝いするためのソフトウェアとして生まれたというのは以前お話ししたことがあります。忙しい時期を乗り切るのも重要ですが、事業者にとってそれ以上に重要なのは、事業を右肩上がりで伸ばしていくこと。弥生の根底を流れる、事業をされる方をお手伝いしたい、応援したいという想いが、製品名になり、社名になり、ロゴマークになり、そして今回のブランドメッセージにもなっているということです。

ちなみにこのロゴマーク、全くの偶然ではありますが、結構似たロゴマークをアメリカではたまに目にすることがあります。それは大規模ディスカウントチェーンであるTargetのプライベートブランドup & upです。これはさすがに右肩上がりではないと思いますが、up & upということで、よりよい品質をよりよい価値(お値ごろ)でといったあたりなのでしょうか。そう考えるとそれはそれで弥生にも通じる部分もあるような(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 17:10 | TrackBack(0) | 弥生

2022年08月03日

段階的アプローチ

7月から開始したTVコマーシャルについて、弥生としてはほぼ初めての試みとお話ししました。実は別の意味でも、弥生としては新しい取り組みです。それは、弥生会計 オンラインのような特定の製品/サービスを直接的に宣伝する広告ではないということ。

弥生ではこれまで、例えば確定申告期にはやよいの青色申告 オンラインのインターネット広告を行ってきました。これらは直接的にその製品/サービスの利用を促すものです。これに対し、見ていただければわかりますが、今回のTVコマーシャルは、具体的な製品/サービスには言及していません。弥生が実現する経理のデジタル化によって、業務が効率化され、やりたいことに集中できるスモールビジネスの皆さんの姿を描いています。つまり、弥生の想いであり、提供する価値を表現しています。そういった意味で、直接的に販売増を目指す製品広告ではなく、ブランド広告と位置付けられます。

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実はこの取り組みは昨年公開したブランドムービー「上を向いて歩くあなたと。」からつながっています。昨年はTVコマーシャルにまでは踏み込みませんでしたが、業務ソフトの提供だけではなく、起業・開業支援なども含めスモールビジネスのあらゆるステップを支え続けたい、という弥生の想いをブランドムービーとして作成し公開、また多くの方に見ていただくためにインターネットでの広告も出稿しました。ブランド広告だけにこれが直接的な売上増につながった訳ではありませんが、見ていただいた方には好評で、弥生が定期的に行っているブランド調査でも、ポジティブな効果が確認できました。これを受けて今年は、TVコマーシャルの作成と放映に踏み切ったという流れです。

本件に限りませんが、まず小さな形で試してみて、効果を検証した上で次のステップに進むという段階的アプローチは、弥生が常に意識していることです。小さな形で、と言いつつも、昨年のブランドムービーの作成とインターネットでの広告出稿でも数千万円はかかっていますので、それなりな議論になりました。お客さまからいただいた売上ですから、それをどんな有意義な形で使うのかは、いつも真剣な議論になります。

結論から言えば、来年10月からのインボイス制度によって、経理業務のあり方が大きく変わるタイミングにおいて、弥生の広告宣伝もあり方を変えるべきという判断に至りました。ただ、知見が限られる中で、いきなり大掛かりに資金を投入するのではなく、まず最初(昨年)は、ブランドムービーの作成とインターネットでの拡散、そしてその経験を踏まえて、今回のTVコマーシャルに踏み切ったという訳です。

段階的アプローチは弥生が常に意識していることと書きましたが、いきなり大胆な行動をとらない/とれないというのは、弥生の強みであると同時に、弱みでもありますね。段階的アプローチで効果を検証しつつ着実に積み上げるということは基本的には良いことだとは思っていますが、これだけ変化の激しい時代の中では、弱みを最小化し、できるだけ強みとできるように、もっと短サイクルで段階的アプローチをとれるようにしないといけないと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 20:52 | TrackBack(0) | 弥生

2022年08月01日

TV CM

一ヶ月前の7/1から弥生のTVコマーシャルが始まっています。一定の予算の制約の中での広告ですから、いつでもどこでも見れるという訳ではないのですが、最近は「TVコマーシャル見ました」とお声がけいただくことが増えました。実は私自身はTVをほとんど見ないので、私自身は実際に放送されているのを見たことはないのですが…(苦笑)。YouTubeの広告も行っていますので、YouTubeで見たことあるよ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。まだ見ていないけれど、見てみたいという奇特な方(笑)は、こちらでご覧いただけます(30秒バージョン15秒バージョン)。

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意外かもしれませんが、弥生としてTVコマーシャルを行うのはほぼ初めてのことになります。私が弥生に入る少し前にごくごく限定的にTVコマーシャルを行ったことがあるとは聞いていますが、少なくともここ15年では初めての試み。

面白いのは、弥生を知ったきっかけという質問を行うと、いつもそれなりな割合で「TVコマーシャル」という回答が多いことです。弥生では継続的に弥生ブランドに関する調査を行っており、その中ではどこで弥生を知ったかという質問を行っています。そうすると毎回、存在しないはずのTVコマーシャルという回答がそれなりな割合であるのです。

おそらく実際は家電量販店の店頭だったり、あるいは知人から話を聞いたり、一定程度弥生に関する認知はされている方が、どうやって知ったのかと聞かれても、はっきりと覚えていない時に、うーんよく覚えていないけれどもTVコマーシャルで見たのかなあと回答されるケースが多いのではないかと思います。インターネットによって、広告媒体としてのTVの価値は変わったとは言われますが、それでも、認知する経路としては、まずTVコマーシャルという意識が根付いているということなのではないかと思います。

広く認知を得るためには有効なTVコマーシャルですが、それでもこれまで弥生はTVコマーシャルを活用してきませんでした。それはやはり費用対効果のハードルを越えることができなかったから。そもそも会計ソフト/業務ソフトというのは、起業した方など、潜在顧客層がかなり限られています。知っていただくのは、会計事務所の紹介や知人の紹介で十分ですし、利用いただくまでの最後の一押しは、インターネット広告や家電量販店の陳列が有効です。

それではなぜこのタイミングでTVコマーシャルに踏み切ったかというと、来年10月からのインボイス制度によって、経理業務のあり方が大きく変わるタイミングだと考えているからです。従来通りの経理業務であれば、これまで通りの広告宣伝方法で問題はありません。しかし、経理業務のあり方が大きく変わる、それを経理担当者だけでなく経営者の方にも理解していただきたいと考えると、より広く伝えることのできるTVコマーシャルもありなのではないか、と判断しました。

実際問題として、どれぐらいの効果があるのかを短期的、直接的に測ることは難しいですが、何をどのように伝えるか、最適なメディアミックスを試行錯誤していきたいと思います。

ちなみにTVコマーシャルの舞台は「弥生ストリート」となっていますが、横浜とご縁のある方であればすぐにどこだかわかりますよね。せっかくの地元ですから、私もカメオ出演してみたかったところですが、私が場所を知った段階では既に撮影は終了しておりました(泣)。
posted by 岡本浩一郎 at 18:58 | TrackBack(0) | 弥生

2022年07月22日

弥生が事業承継を支援する意味

これまで、弥生が事業承継ナビを立ち上げた背景として、日本の事業者の約2/3は、「引退」の二文字が視野に入る年齢になりつつある一方で、その半数は引退 = 事業の廃業になりかねないということをお話ししました

一方で、2025年に中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人が全体の2/3になるという主張は、本当なんだろうか、という疑問があり、その検証を行ってきてきました(その1その2その3その4)。検証の結果は、2025年に中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人が全体の2/3になるというのは疑わしいと言わざるを得ないという結論になりました。

これはまずい事態です。2025年に中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人が全体の2/3になるという前提で事業承継ナビを立ち上げたのに、その前提が崩れた訳ですから(苦笑)。とはいえ、ご安心ください。前提がそれなりに変わったにしても、事業承継の支援は弥生として取り組むべきテーマだと考えています。

検証した際の穏当なシミュレーションの結果では、2025年に中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人は全体の約1/3。ただ、2015年には法人でも個人事業主でも20%弱だったものが30%強にまで増えていくわけですから、着実に高齢化は進んでいます。「2025年に」「全体の2/3」という極端なシナリオにはならないまでも、「引退」の二文字が視野に入る年齢の経営者が増えてきていることは紛れもない事実です。

少し古い数字ですが、中小企業白書(元データは経済センサス)によると、事業者(民間、非一次産業)の数は2016年で法人が160万、個人事業主が198万で合計358万。その1/3というと約120万。2025年に中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人が約120万人。なおかつその約半数で後継者が未定とすると、遠からず引退 = 廃業となる可能性が約60万事業者ということになります。これでも十分に大きな数ですし、これに対し手を打っていかないと日本の経済に大きな影響を与えうるということは変わりません。ということで、やはり事業承継は取り組むべき課題です。問題は弥生として取り組む必然性があるかどうか。

弥生は事業承継ナビを通じて特に小規模事業者の事業承継のお手伝いをしたいと考えています。もともと弥生のお客さまは小規模事業者が中心ですが、これまでもお話ししているように既存の事業承継ビジネスは小規模事業者を対象にしていません。一方で上記の約60万事業者の大部分は小規模事業者です。だからこそ、弥生がやる意味があると考えています。

弥生がやる意味という観点では、特に個人事業主の事業承継は何とかしなければならないと考えています。既存の事業承継ビジネスは、基本的に対象は法人(なおかつ一定の事業規模以上)ですが、上でもお話ししたように、事業者の半分以上は個人事業主です。法人の事業承継は、価値算定の方式はある程度確立されていますし、実際の承継の方法も基本的には株式の譲渡という形で確立しています。これに対し、個人事業主の場合は、事業と個人が密接につながっているため、その個人が事業に従事しなくなった際の事業の価値算定が難しく、また、承継の方法も株式の譲渡というシンプルな方法は存在しませんから、事業資産の承継なのか、営業権の承継なのか、それらの組合せなのか、ケースバイケースとなります。一般的な事業承継ビジネスの観点からすると、そもそも事業規模が小さいというだけで採算性が悪い。さらに個人事業主については、価値算定の観点でも、実際の承継の手続きの観点でも手間がかかるということになります。つまり一般的には積極的に取り組む意義は見出せません。だからこそ、弥生がやる意味があるということです。

もっとも、正直に言って現時点では弥生としても個人事業主の事業承継に対し、何ら切り札を持っているわけではありません。当初はやはり法人の事業承継のお手伝いが中心になるのではないかと思います。ただ、弥生自身としても事業承継に対する知見を深めながら、どのようにすれば個人事業主の事業承継も円滑に進めることができるのかを考えていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:59 | TrackBack(0) | 弥生

2022年07月04日

事業承継ナビ

弥生では先週6/29に「事業承継ナビ」という新しいサービスを立ち上げました。このサービスは、事業者がどこかで直面する事業承継という課題について、「わかりやすく」「あんしん」「かんたん」に理解するためのサービスです。

事業承継といってもなかなかピンとこないのが普通だと思いますが、実は、日本全体にとって大きな課題になりつつあります。2025年までに、日本の中小企業・小規模事業者の経営者のうち70歳を超える人が約245万人にのぼると言われています(pdf)。245万人といっても規模感がつかめませんが、日本の事業者数はざっくり380万ですから、実に全体の約2/3ということになります。そしてこの245万人のうち、約半数の127万は後継者が未定。つまり、日本の事業者の約2/3は、「引退」の二文字が視野に入る年齢になりつつある一方で、その半数は引退 = 事業の廃業になりかねないということです。

皆さんの周りでも、「長年続けてきましたが、この度閉店することに…」というお店が増えていませんか。私自身もそういったお店が増えてきたことを実感しています(足元ではコロナ禍の影響もあるとは思いますが)。

事業承継が日本全体の課題と捉えられる一方で、事業承継はビジネスとしても非常に大きな市場になってきています。ただ、事業承継をビジネスとして考えると、対象になるのは、中小企業と言っても、そこそこの事業規模に限られてきます。売上で数億円、毎年の利益もしっかり出ている事業。こういった事業には何千万円、何億円という値段で買い手が見つかり、事業は新たな株主の下で継続されていくことになります。

しかし、「長年続けてきましたが、この度閉店することに…」という事業者は、ほとんどの場合そのような事業規模ではありません。好きなことをやってお客さまに喜んでもらい、普通に食べていければよい。こういった事業規模の場合、やはりどうしても引退 = 廃業となりがちです。長年続けて街には定着しているけれども、惜しまれつつ閉店する。

弥生はその現状をパートナーである会計事務所と共に変えたいと思っています。引退 = 廃業ではなく、事業のバトンをしっかりと渡して引退する。例えば、街で愛されてきたパン屋さんが閉店する一方で、新たにパン屋を開業したいという人もいるはずです。

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今回、事業承継ナビは、まずは事業承継にあたってどのようなオプションがあるのかを知っていただくところからスタートします。さらに今後は、専門家である会計事務所を紹介し、事業承継の検討や実行を具体的に進められるよう支援していく予定です。

生んで大事に育ててきた事業を、安心して次の世代に渡すことができるように。取り組むべき課題に対し、正直スモールスタートだということは認識しています。ただ、スモールスタートでも一歩踏み出さない限り、何の問題も解決できません。2025年まで時間がないと危機感を持ちつつも、じっくりしっかりと進化させていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 22:19 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月29日

2,000名越え

6/3(金)の札幌開催を皮切りに、全国7会場およびオンラインで開催してきた弥生PAPカンファレンス 2022ですが、今週月曜日のオンライン開催3回目で無事に終えることができました。25日間で全国7会場、さらにオンラインでの開催が3回(合計10回)ですから、かなりの密度です。19日のトライアスロンを含め、今月はひたすら駆け回ったという感じです(笑)。

今回の弥生PAPカンファレンスでは、ご参加いただいたPAP会員の皆さまがついに2,000名を越えました。新型コロナウイルス禍以前は、リアル会場での開催でしたが、全会場あわせて参加者が1,000名いくかどうか、という感じでした。東京と大阪での参加者が300名前後と圧倒的に多く、名古屋と福岡が100名前後と続きます。

例年、弥生PAPカンファレンスは6月ごろに1回、10月から11月にかけて1回と年2回開催するのですが、新型コロナウイルス禍の中で、2020年6月の開催は見送らざるを得ませんでした。2020年秋には、オンラインで開催しましたが、この際には、2回のオンライン開催でそれまでの全国7会場を軽々と上回る参加者数となり、オンライン開催の力を実感しました。とはいえ、これまで何回もお話ししているようにリアル会場で実際にお会いできることには、代えがたい価値があります。昨年の6〜7月には、オンライン開催を基本としながらも状況が安定していた仙台札幌でリアル開催を再開することができました。昨年秋には、オンライン2回に加え、全国7会場での開催を再開することができました

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そして今回は全国7会場とオンライン3回のハイブリッド開催。ついに参加者(メディアや関係者等を除く)は2,000名を越えました。オンラインで気軽に多くの方に参加いただく、同時にリアル会場でしっかりとしたコミュニケーションを取るといういいとこどりができたように思います。

今回の弥生PAPカンファレンスについては、開催レポートと合わせ、録画を後日配信します。スケジュールの関係で今回の2,000名には入れなかったという方も是非ご覧いただければと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:37 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月14日

折り返し地点

昨日は名古屋でのPAPカンファレンス開催でした。名古屋でのリアル開催は昨年の秋以来ですが、昨年の秋は、新型コロナウイルス禍が落ち着いてはきているものの、開催する弥生にしても、参加される方にしても、やや恐る恐るという感じがありました。弥生としても無理にリアル会場に誘導はせず、あくまでも参加されたい方に参加していただければいいと考えていました。

今回も、意識的なリアル会場への誘導は控え、あくまでも参加されたい方に参加していただければいいというスタンスは変わらないのですが、やはりリアルで参加したいという方が増えたように思います。特に名古屋会場は、満席につき早めにお申し込みを締め切ることになりました。実際の会場も、新型コロナウイルス対策で席間を広げ定員を減らしてではありますが、結構一杯という印象でした。

今回のPAPカンファレンスは、この間お話しした通り、メインテーマがインボイス制度。インボイス制度の概論については、もう充分語られていますから、今回は、具体的に弥生がどういったサービス・機能を提供するのか、それによって事業者および会計事務所の業務がどう成立するのか、さらにどう効率化されるのかについてお話しをしています。これまでの会場では、「ようやく何をすべきかイメージできるようになった」「大変ではあるものの、何とかなりそうだという感触を得られた」というフィードバックをいただいています。

インボイス制度だけでも語るべきことは多々あるのですが、今回のカンファレンスでは、弥生が今後立ち上げる「事業承継ナビ(弥生のあんしんM&A)」や、今後提供する給与・労務系の新しいアプリケーションについてもお話ししています。これらについては、本ブログでも追ってお話ししたいと思いますが、結構欲張りなプログラムです。名古屋会場でも「今回は特に充実していましたね」と言っていただき、かなり苦労して(第一回目の開催となった札幌会場の直前まで、苦笑)まとめた甲斐があるというものです。

一方で、欲張りすぎたこと(話したいことが多すぎる)もあって、回を重ねるごとに若干時間が伸びてしまっているのは反省点です。名古屋会場では終了予定から10分以上伸びてしまい、申し訳ありませんでした。今後については、タイムマネジメントをもっとしっかりしたいと思います。

名古屋会場が終了して、リアル会場は7会場中4会場終了。オンライン開催は3回中1回終了。あわせると10回中5回終了ということでちょうど折り返し地点ということになります。後半もこの欲張りなプログラムを、しっかりと時間内でお話ししていきます(後半のリアル会場については現時点では受付中ですが、どの会場も当初の定員を超えており、感染症対策で増席にも限界があるため、お早目のお申し込みをお願い致します)。

折り返し地点と言えば、木更津でのトライアスロン大会が今週末に迫りました。出張も多くなかなかトレーニングに時間が割けないのが辛いところですが、PAPカンファレンス(全10回)も、トライアスロン(全51.5km)も全力で駆け抜けたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:31 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月10日

カンファレンス序盤戦終了

先週から弥生PAPカンファレンスを開催しています。ちょうど一週間前の6/3(金)の札幌開催を皮切りに、今週火曜日に仙台、そして本日は東京での開催となりました。オンラインでの開催も3回予定していますが、昨日に1回目を開催しました。これで序盤戦が終了といったところでしょうか。

オンラインのメリットはご自身のオフィスやあるいは自宅からご参加いただけるということ。気軽に参加できるということもあって、昨日開催の1回目では1,000名近いお申込みをいただきました。会場開催の場合には、会計事務所を代表して1〜2名で参加されることが多いのですが、オンラインであれば、一人のお申込みでも、プロジェクターで投影すれば、多数の方が同時に視聴することも可能になっています。これを考えると、1,000名近くか、ひょっとしたら1,000名以上の方にご覧いただいているのではないかと思います。

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一方でリアル会場のメリットはやはり実際にお会いできること。今回の会場はここ数年間継続して利用している会場(@秋葉原)なのですが、新型コロナウイルス禍の中、座席は相当にゆとりをもって配置しています。以前は300名以上のキャパシティで開催していました(今から振り返ると相当な密ではありました)が、今回は残念ながら100名強というキャパシティに制限しています。そういった意味では、以前よりは少な目ではあるものの、それでもこれだけ多くの方にお集まりいただき、色々とお話しできるのは、「楽しい」の一言につきます。

余談ですが、久し振りにお会いしたらすっきりとスタイルがよくなった方が複数いらっしゃって驚きました(Mさんですとか、Sさんですとか、Tさんですとか)。私自身もそうですが、新型コロナウイルス禍の中で一念発起した方が結構多いのかもしれません(笑)。

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実は、今日私が一番嬉しかったのは、変な話ではあるのですが、弥生の社員と会えたこと。弥生は、東京本社を中心に、引き続きリモート勤務に軸足を置いています。このため、出社すればその度ごとに一部メンバーには会えるのですが、全員が一同に会するという機会はありません。今回は、東京での弥生PAPカンファレンスであり、あくまでも東京勤務のパートナー営業メンバー中心なのですが、それでもこんなに人数がいたんだ、とちょっと驚きました(笑)。過去2年間に入社された方も多いので、中には、リアルで私と会うのが初めて、というメンバーも(苦笑)。

今回のカンファレンスも序盤戦が終了。参加者の皆さまからは、とても有意義だったとフィードバックをいただいています。来週からは中盤戦。名古屋、オンライン2回目、大阪と続きます。皆さまとお話しさせていただけることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 22:30 | TrackBack(0) | 弥生

2022年06月02日

弥生PAPカンファレンス 2022

またまた本ブログでの告知が遅いとお叱りを受けそうですが、実は明日6/3(金)の札幌開催を皮切りに弥生PAPカンファレンス 2022を全国7会場およびオンラインで開催します。

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今回のカンファレンスのテーマは何と言ってもインボイス制度。まだまだ先だと思っていたインボイス制度の導入は2023年10月。いよいよ1年とちょっとというところまで迫ってきました。今回のカンファレンスでは、もう聞き飽きたであろうインボイス制度の概論ではなく、具体的に弥生がどういったサービス・機能を提供するのか、それによって事業者および会計事務所の業務がどう成立するのか、さらにどう効率化されるのかについてお話しします。インボイス制度に向けて、会計事務所が、そして事業者がどんなタイミングでどのような準備を進めるべきかについてもお話しさせていただきます。

なお、前座担当の(笑)私からは、弥生の現況を共有するとともに、弥生が取り組んでいる社会的なシステムのデジタル化に向けた進捗もお話しさせていただきます。

今回のカンファレンスでは、インボイス対応+αについて、デモンストレーションも交えてじっくりとお伝えします。実は弥生では現在、これまでと異なる全く新しいテクノロジープラットフォームでの次世代サービス群の開発を進めています。今回のデモンストレーションは、この新しいプラットフォームのお披露目にもなりますので、お楽しみに。

冒頭でもお話ししましたが、今回のカンファレンスは、全国7会場(開催順に、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡と、北から南への巡業です)とオンラインで3回の開催です。リアル会場はコロナ対策で余裕を持たせているため、既に満席となっている会場もありますので、お申し込みはお早めにお願いいたします。もちろんオンラインであれば定員は1,000人規模ですから満席ということは基本的にありませんのでご安心ください。オンラインであれば、オフィスやご自宅からもご参加いただけます。もっとも個人的には、できるだけ多くの方とリアルでお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 21:57 | TrackBack(0) | 弥生

2022年05月11日

25th reunion

前回お話ししたように、ゴールデンウィーク中、4/29(金、祝)から5/5(木、祝)まで2年以上振りとなる国外への脱出を果たしてきました。目的地はLos Angeles。ビジネススクール(UCLA Anderson School of Management)のReunion(同窓会)に出席することが主目的です。卒業後5年に一度大きなパーティが開催されるのですが、今回は私が卒業後25年目となります。

ただ、これも前回お話しした通り、本当に行くべきなのか、行ってよいのか、最後の最後まで迷いました。ワクチン接種を3回済ませていれば、米国を含むほとんどの国からの帰国時に隔離(自宅等待機)が必要ないこととなり、行くための最低限の条件は満たされました。

しかし悩ましいのは、今回の主目的がReunionであること。要はパーティです。ご存じの方も多いと思いますが、アメリカのパーティはハグして挨拶はもちろんのこと、騒がしい中で、相当顔を寄せ合って会話します。そしてアメリカはもうpost COVID-19状態。すなわち、マスクはしないことが当たり前。地元からの出席者はそれでも何も困ることはありません。仮に陽性になっても無症状か、あっても軽い症状で終わり。強制的な検査があるわけではありません。これに対しこちらは帰国のために強制的に検査を受けなければならず、仮に無症状であっても陽性になった瞬間に極端に行動を制限されます。

家でもさんざん議論し、やはりパーティはリスクが大きすぎるということで出発一週間前には一旦キャンセルするという話にまでなりました。

ただ、それでも諦めきれませんでした。Reunionは5年後にもありますし、その時は必ず行くと思いますが、その際に家族3人揃って行くことができるかどうか。我が娘は今、14歳。ということは5年後は19歳。LA行くぞ、と言ったら喜んで行くという歳でもありません。家族揃ってLAに行けるのも最後かもしれない。何とか行ける方法を考えたいと思いました。

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で、結論ですが、確かにLAに行きました。そしてReunionにも参加しました。皆あまり変わらないなあ、というのが感想です。お互いに歳はとりましたが、一瞬で25年前に戻ることができます。ただ、私が参加したのは冒頭の1時間のみ。最初の1時間がレセプションで、その後に着席してのディナーだったのですが、私はレセプションのみの参加としました。周りは一切マスクをしていませんが、私はマスクを二重に着用。当然、飲み物等は一切に口にしませんでした。ディナーで着席するタイミングで、皆に5年後にまた会おうと別れを告げ、会場を後にしました(そのタイミングで入念に手洗いし、マスクも付け替え)。

Reunionに参加した翌日以降は、もう一つの目的であるDisneyland Resortを楽しんだのですが、この際にも常にマスク着用です。ちなみに、LAの街中はマスクをしていないのが普通ですが、マスクをしている人も一定割合ではいるという状態。ざっくり1割ぐらいでしょうか、意外にマスクをしている人もいるんだな、というのが正直な感想です。マスクをするもしないも、そこは個人の自由。このため、懸念していた、マスクをしているから指をさされるといういったことは一切ありませんでした。一方で、お話しした通り、パーティの際にはマスクをしている人は皆無。まあ、ワイワイ楽しむ場ですからね(ただし、パーティ参加にあたって、ワクチン接種証明もしくは48時間以内の陰性証明が求められました)。ちなみにDisneylandは、屋内はマスク推奨ということにはなっていたのですが、実際にマスクをしている人はほぼ皆無。やはり楽しむための場であり、何よりも夢の国ということでしょうか

ReunionからDisneylandまでマスク着用。正直何だかなあという思いはあります。クラスメートたちと一緒にご飯を食べたかったし、5年前のように日が変わるまでワイワイやりたかったというのが正直なところです。ただ、この状況を鑑みると、結果的には最善の選択だったのかと思います。とにもかくにも、日本から脱出し、アメリカの空気を吸うことができた。そして何よりもクラスメートたちに短時間でも会うことができた。そして家族でDisneylandを堪能することができた。そして全ての検査をクリアし、無事に帰ってくることができ、行動を制約されることもなかった。

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でもやっぱり次回の30周年は、マスク着用といったことを気にすることなく、心置きなく楽しみたいですね。
posted by 岡本浩一郎 at 21:47 | TrackBack(0) | 弥生

2022年04月07日

同じ環境

これも春だから心機一転ということではないのですが、PCの入れ替えにあわせ、オフィスでのPC環境を全面的に見直しました。端的に言えば、自宅でのPC環境と全く一緒になるように揃えました。ディスプレイ、キーボード、マウス、Webカメラ、そしてスピーカー。

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特に変えたいと思っていたのが、ディスプレイです。自宅で利用しているディスプレイは新型コロナウイルス禍の初期に苦労しながら手に入れた27インチの4K(3840×2160)ディスプレイ。オフィスではもともと、WQHD(2560×1440)という比較的スペックの高いディスプレイを利用していたのですが、解像度が異なれば、文字の大きさやウィンドウの配置が大きく変わります。4Kという広い画面ではきれいに収まっていたウィンドウたちが、オフィスのディスプレイでは収まりません。オフィスに出勤した際の朝にまずはウィンドウの配置を見直す、というのがちょっとした手間ではあってもストレスになっていました。

今回、自宅とオフィスのディスプレイを全く同じものにすることによって、このストレスがなくなりました。自宅でもオフィスでも同じものが同じように表示される。ちょっとしたことですが、非常に快適になりました。

折角なので、キーボードやマウスなども全面的に見直しました。キーボードは多分20年弱は使っていたモノ。プラスチックが劣化し、痛々しい見た目だったのが、すっきりしました。世の中にはキーボードはこれでないとと徹底的にこだわる方もいらっしゃいますが、私はあまりこだわりはありません。静かでさえあれば、あとはモノにこだわるというよりは極力同じものを使いたいというタイプ。結果的に特別なものではないのですが、同じキーボードをずっと使い続けてきました。今回は、自宅とオフィスを統一することで、自宅でもオフィスでも全く同じキーピッチ、キータッチとなり、快適です。

写真ではディスプレイ下に写っているスピーカーですが、どこかで見たことがあるという方、するどい。実はこれは最初は自宅に導入したものです。ただ、全体として白基調の中で黒というのがちょっと気になっていたこと、そこに新たに同じスピーカーの白バージョンが追加で発売されたことから(あとはFacebook上で友人にそそのかされたというのもあるのですが、笑)、自宅には新たに白いスピーカーを導入し、黒いスピーカーはオフィスに持ってきました。以前オフィスに置いていたPCスピーカーは、アメリカで買ったものなので、実に30年弱使ってきたもの。私は新しモノ好きでもありますが、同時に物持ちはいい方です。意外かもしれませんが(笑)。

オフィスでもWeb会議が多いため、ちゃんとしたスピーカーがあると聞きやすくてラクです。Web会議用には、Webカメラも新調しました。これも自宅で利用しているものと同じです。ただ、既にお気付きかと思いますが、自宅は全て白で統一しており、これに対し、オフィスは全く同じデバイスですが、全て黒で統一しています。

「まん防」が明け、オフィスへの出勤の頻度も徐々に増えてきています。とはいえ、昔の働き方に戻ることはありません。ずっとオフィスではなく、自宅とオフィスの組み合わせが、最も効率がよいことがわかっています。自宅でもオフィスでも、効率よく働くためには、こうやって環境を揃えるというのも有効なのではないかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:40 | TrackBack(0) | 弥生