2020年01月10日

さらに合理的な神様

新年の恒例行事といえば、神田明神への参拝。新年にあたり、会社と社員と、そして何よりもお客さまの多幸をお願いする大事な行事です。

と同時に、非常に合理的な神様である神田明神のオペレーションが今年はどう変わったのか観察することも楽しみにしています。もはや神田明神マニアと言ってもいいかもしれません(笑)。昨年は、代表者と一般社員を分離したこと、そして土足のまま昇殿することが変化点でしたが、今年はどうか。

代表者と一般社員が分かれての参拝になるのは昨年同様。ただし、「本殿の写真(静止画)を見ながらのご祈祷で、正直有難味が薄かった」と評判が悪かったEDOCCOホールでの一般社員の参拝については、ちゃんと神主さんによる祝詞奏上が行われたとのこと。やはり昨年の形式ではあまりに有難味がないという声が多く、それに応えたのでしょうね。

代表者の昇殿での参拝については、昨年の土足での昇殿(当然敷物はしいてあるものの)から一転、今年は再び靴を脱いでの昇殿となりました。私自身が昨年「個人的にはかなり抵抗感がありました」と書いていますが、こちらもやはり批判的な声が多かったのではないかと思います。細かい部分ですが、脱いだ靴をしまう袋は、かつては一般的な白いビニール袋だったのですが、エコではないという判断があったのでしょう、今年は複数回利用が前提となっているであろう、エコバック的な袋になっていました。

ちなみに、今回の祝詞は、正月休み明けとなる1/6(月)に弥生として参拝した際には、会社名のみとなるパターン3でしたが、少しほとぼりが覚めてからということで1/8(水)にアルトアとして参拝した際には、会社名と代表者名となるパターン2でした。この際には、代表者と一般社員が分かれることもなく、一緒に本殿でのご祈祷でした。

2020011001.jpg 1/6(月) 弥生で参拝
2020011002.jpg 1/8(水) アルトアで参拝

やはりあくまでも原則は全員での本殿でのご祈祷であり、祝詞もパターン1(住所、会社名、代表者名)なのでしょう。ただ、繁忙期に関しては、需要に応えるために一般社員を分けたり、祝詞のパターンも変えたりすることによって供給力の調整を行っているということかと思います。となると、どういったサービスレベルを求めるのかは、こちら側でも一定の選択肢があるわけです。これまでは、原則として営業初日にこだわっていましたが、よりしっかりとしたサービスを求めるのであれば、日程をずらすことも選択肢なのかな、と感じました。

宗教というと、古くからのしきたりに厳格に従ってと思われがちですが、厳格に従うことによってとてつもない待ち行列を作るよりは、需要にあわせてサービスを調整するという姿勢は個人的にはとても共感できます。宗教をサービス業と比較するな、とおしかりを受けるとは思いますが、経営者の性ということでご容赦ください(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 16:55 | TrackBack(0) | 弥生

2020年01月06日

つぼみが開く一年

新年明けましておめでとうございます。

この年始は、2020年という新しい年の幕開けであると同時に、2020年代という新しい年代(Decade)の幕開けでもあります。2020年代が終われば、ここ一年以上議論してきているProject 2030が全て現実のものとなっているはず。逆に言えば、弥生の2030年であり、さらにはその先を左右する重要な年代がいよいよ始まったということになります。

今年はその重要な2020年代の初めの一年となるわけですが、私としては、「つぼみが開く一年」にしたいと思っています。花咲か爺さんではないので、いきなり満開の花を咲かせることはできません(それに一気に咲けば、散るのもあっという間かもしれません)。ただ、弥生が前進し、確実に成果を出しているということがはっきり見える一年にしたいと思っています。

では具体的にどんなつぼみが開くのか、というと、まだ仕込み中だけに、この場でお話しできないのが残念ですが、相応な時間をかけてしっかりと育ててきたつぼみが今、膨らみつつあります。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、「桜の花芽は前年の夏に形成され、その後、休眠に入りますが、秋から冬にかけて一定期間、低温にさらされると休眠から覚め」るそうです。逆に一定期間低温にさらされないと、休眠から覚めるきっかけをつかめず、結果として開花が遅れるのだそうです。さらに、温暖化が進み、冬が寒くならないことによって、そもそも開花しなくなる(開花の南限が北上する)ことも可能性としてはあるとのこと。

これまでの仕込みが全てにおいて順調だったわけではなく、むしろ四苦八苦しながらではありましたが、これらも振り返ってみれば、開花するために必要な「一定期間、低温にさらされる」ということだったのかもしれません。

また、今年2020年に開花させることができるのも、過去に種を植え、しっかりと育ててきたから。その観点で、将来に向けてのさらなる仕込みもまた重要なことだと考えています。こちらも具体的な話ができずもどかしいですが、少し前にお話しした勉強会は、まさに種を植える活動です。

この勉強会は同時にここ2年ほどの下ごしらえの成果でもあります。引き続き、植える種を選んだり、植える土壌を選んだりといった地道な活動も続けていきたいと思います。

土壌探しから、種植え、開花まで。欲張りですかね。自分でも書いていて結構欲張りだと思いました(笑)。ただ、いきなり満開とは言わず、「つぼみが開く」というあたり、謙虚と言えば謙虚な目標ではないでしょうか(笑)。弥生は、来年も再来年も、2030年も、さらにその先もしっかりと事業者のお客さまに価値を提供し続けたいと思っています。そのためには、今ある木を満開にして満足するのではなく、しっかりと種を植え、それを着実に育て、開花させていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 14:57 | TrackBack(0) | 弥生

2019年12月26日

クリスマスを過ぎれば

いよいよ年の瀬。今日出勤してみると、ビル(秋葉原UDX)の入り口で、何か違和感が。そう、クリスマスツリーがなくなり、その代わりに門松が。昨晩中にツリーの撤去作業があったのではないかと思います。クリスマスツリーは12月25日までというのがいかにも日本らしいですね。おそらく全国の多くの商業施設で12月25日の夜に撤去作業を行っているのではないかと思いますが、そうやって需要が集中するとコストが高くつきそうと思ってしまうのは経営者だから?

海外では(と言っても国にもよるのでしょうが)、年明けまでクリスマスツリーが飾られているのも珍しくありません。日本の場合は、クリスマスの直後に大きなイベントである正月があるという要因が大きいのだと思いますが、それにしても、12月25日まではクリスマスで盛り上げて、その晩にきっちりと撤去というのは国民性を感じます。

クリスマスを過ぎればという意味では、弥生のカスタマーセンターへのお問合せは、だいぶ落ち着きました。毎月給与計算業務が行われる20日前後にお問合せが増えるのですが、12月に関しては、これに年末調整業務に関するお問合せが加わります。例年、12月10日ぐらいからお問合せがめだって増え、20日前後にピークを迎えます。

昨年は配偶者控除等に大きな変更があったこともあって、お問合せが例年になく増加し、結果的に電話がだいぶつながりにくい状態となってしまいました。今年に関しては、法令改正がほとんどなかったこと、また同時に、お問合せの受付体制を強化したこともあり、この時期にしてはスムーズにお問合せ対応をすることができました。例年はピークとなる21日/22日が週末となり、ピークがその前になるのか、その後になるのか、戦々恐々としていましたが、結果的に週明けとなったピークも何とか乗り切ることができました。一年に一度、お客さまに「弥生でよかった」と実感していただける機会だけに、無事に乗り越えることができ、ホッとしています。

もっとも、来年の2月/3月については、確定申告書の変更点が多いため、例年よりお問合せが増える可能性があると考えています。そして来年の12月には、基礎控除等の見直しがあり、お問合せは今年よりも確実に増えるだろうと見込んでいます。まずは今年の年末調整需要をしっかりと乗り越えることができたことにはホッとしつつも、来年に向けて引き続き体制強化を続けていきます。
posted by 岡本浩一郎 at 20:53 | TrackBack(0) | 弥生

2019年12月02日

出張は計画的に

いよいよ今年も師走。あっという間にこの一年も終わってしまいそうです。今月は各拠点を回っての忘年会(いや、メインはその前の仕事のはず、笑)もあり、12月20日までは既に予定でかなり埋まっています。とはいえクリスマスの週はかなりスロー。ポツポツと打合せは入ってきているものの、落ち着いて年末の片付けができそうです。

スケジュールという観点ではもう来年のことを考えなければなりません。いつもは大体3ヶ月先までのスケジュールを立てるようにしているのですが、年末までを乗り切ることにフォーカスしてしまい、来年のスケジュールについて十分考えられていません。

計画を立てるためには、まず振り返り。今年は、随分出張が多かったような気がしますが、改めて(12月の予定も含めて)数えてみると、今年は出張の回数が42回、日数にして67日、宿泊日数が38泊でした。今年は随分多いと思ったのですが、過去には46回という年もあったので、実はそこまで多いわけではない、という意外な結果。昔は30回弱という年も多かったので、少ないわけでもありませんが。

もっとも、月別に見てみると、全く出張がなかった月(1月と3月)に対し、出張が多かった月(10月と11月、それぞれ6回)とバラツキが多いことに気が付きます。出張は目的と相手があってのことなので、完全に自分でスケジュールを決められるものでもないのですが、やはり一時期に集中してしまうと負担が大きくなりがち。来年に関しては、もう少し計画的に出張を分散させたいところです。

ただし、来年に関しては、例年にない特殊要因が存在します。そう、オリンピック。オリンピックが開催される7月の後半から8月の上旬にかけては、一体どんなことが起きるのかなかなか見通せません。少なくとも、各拠点から東京への出張は避けたいところです。では、東京から出ての出張は大丈夫かというと…。うーん、どうなんでしょうね。このタイミングで夏休みをとってTVでオリンピック三昧という方もいらっしゃるでしょうし、この期間中は在宅勤務が基本で打合せは緊急性のあるもの以外入れないということもあるでしょうし。

ということで、例年は6月から7月にかけて開催する会計事務所向けカンファレンスは、かなりの強行軍になりますが、6月中にまとめて開催する方向で調整中です。結果として、分散させたい出張がむしろ、より集中してしまいそうな予感です(苦笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 18:51 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月29日

自分で判断(その後、の続き)

前回、台風19号への対応で、会社方針としての「自分で判断」を今後も基本とする、ただ、今回の対応で、反省がなかった訳ではない、とお話ししました。反省としては、1) もっと早く考え方を示すべきだった、2) そもそも基本的な考え方を普段から共有しておくべきだった、の二点です。

1)については、自己判断はいいが、既に東京に向けて出発しており、判断できる余地がなかったという声が複数ありました。ただ、これに関しては、状況をある程度見極める必要があり、社員総会自体は行うという判断をできたのが2日前(水曜日)になってしまったという事情があります。

そういった意味では2)が非常に重要だと思います。これは単純明快で、まず何よりも大事なことは、従業員の皆と家族の安全が第一です。これは全てのことに優先すること。仮に、会社として状況を把握できておらず、それが故に、出社という指示があったとしても、自分の合理的な判断で自身もしくは家族に安全上の危険があるということであれば、出社の指示に従う必要はありません。出社や出張の途中で引き返すことももちろんありです。

これは災害から回復の途上にある際も同じです。台風15号の時には、津田沼駅での行列が話題になりましたが、電車が動くのを今か今かと、何時間も行列の中で並ぶ必要はありません。人で溢れ、押しつぶされる危険を甘受して欲しいとは思っていません。実際問題として、何時間も人混みの中で待ち続け、電車の中でももみくちゃで、ほうほうの体で出社しても、疲れ果ててしまってなかなか仕事にならないですよね。電車が動き出し、大きなリスクを伴わずに出社できるようになったことを確認してからの出社で十分です。

大事なのは、一過性の成果ではなく、成果を出し続ける、それによってお客さまに継続的な価値を提供すること。一過性の成果を求めて過大なリスクを取り、怪我でもすれば、成果を出し続けることができません。一過性ではなく、継続的に価値を提供するためには、まずは安全が第一です。自分と家族の安全を確保した上で、これが継続的な価値を提供するためのベストだと、胸を張れる対応をしていただければいいと考えています。

…と言いつつ、私自身が無理をしがち。経営者らしくリスク許容度が高い(笑)とも言えますが、何かあった場合の影響も大きいですから、まずは自分の行動もしっかりと自省しないといけないと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 11:30 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月27日

自分で判断(その後)

怒涛の出張シリーズの前になりますが、社員総会が台風19号の接近と重なったと書きました。上陸は土曜日、社員総会は金曜日ということで、参加するかどうかは、交通の状況などを踏まえ、社員それぞれの自己判断とした上で、社員総会自体は開催しました

弥生では、社員総会のようなイベントを開催した際には、必ずアンケートを実施しています。今回は特別に、台風への対応に関するアンケートも実施しましたが、会社方針通り自分で判断してきちんと行動したという方が圧倒的多数となる約95%となりました。ただ、判断に迷ってきちんと行動できなかったという方、上長に判断を仰いで行動したという方、その他、もそれぞれ数名ずついらっしゃいました。

一方で、今後同様な災害が予想される場合にどうすべきか、という質問に対しては回答がわかれました。自分で状況を判断して行動する今の方針でいいという方が約75%。一方で、会社からの指示による一律の対応方針がいいという方が約20%。この他にその他という回答が若干名いらっしゃいました。

うーん、これをどう解釈すべきか、今後どうすべきか。

結論から言えば、弥生として、今後も自分で判断することを原則としたいと思います。個人個人の事情もある中で、会社の判断を押し付けたくない、そして何よりも、常にそれぞれが考え、判断することを実践すべきだと考えているからです。

もっとも、会社として一切の判断をしない、責任を放棄するということではありません。今回も、「社員総会自体は開催する」、そして、「個々の行動は個人の判断に任せる」という判断をしている訳です。今回のケースでも、仮に金曜日に上陸が予想されていれば、それは開催自体を見合わせるという判断をしていたはずですし、そうであれば、逆に個人の判断の入る余地はなくなる訳です。ですから、会社としての基本的な判断はする、その上で、必要に応じ、個人の判断をする、という二段構えにはなります。

ただ、今回の対応で、反省がなかった訳ではありません。反省としては、1) もっと早く考え方を示すべきだった、2) そもそも基本的な考え方を普段から共有しておくべきだった、の二点です。

(続く)
posted by 岡本浩一郎 at 17:23 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月19日

いつの間にか

弥生 20 シリーズの一斉発売から週が明け、今週は比較的(あくまで比較的、笑)、落ち着いたスケジュール。水曜日と金曜日に日帰り出張はありますが、それ以外は概ねオフィス。このタイミングで部屋の模様替えをしないと、と思っていたところ、ふと気が付いたら既に済んでいました。

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おそらく去年も手伝ってくれたYさんが私がいない間にちゃっちゃとやってくれていたのではないかと思います。Yさんが私の部屋に遊びに(?)来ると、いつもプライベートも含めて色々と話してくれるので、何気に楽しみにしているのですが、今回は近況を聞けずに残念。それでも私がバタバタしている中で、タイミングよく模様替えを終えてくれて、感謝感謝です。

一斉発売日以降、家電量販店も何店舗か回っていますが、新しいシリーズが並んでいるところを見るといつも気が引き締まります。

弥生の代表として、誰よりも弥生シリーズに愛着があると自負していますが、さすがに私自身で全国の家電量販店に展開することもできません。自分の手で、全国津々浦々にというのは美しい話ではありますが、時間がかかりすぎて、お客さまが必要とする時に手にしていただくことができなくなってしまいますから、自己満足であり、お客さまからすると迷惑な話。チーム弥生の皆で、一気に全国への展開を進めています。私の部屋への展開もその一環ということになるかと思います。

新製品発売となる今はチーム弥生の力を実感し、感謝する時でもあります。
posted by 岡本浩一郎 at 23:54 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月15日

弥生 20 シリーズ一斉発売

本日、11/15(金)に弥生は、弥生 20 シリーズを一斉発売しました。今年の発売日は、半年前に営業所を開設したこともあり、個人的に強化エリアと位置付けている仙台で迎えました。カンファレンス等でバタバタしており、恒例の部屋の模様替えがまだ済んでいないのが心残り。仙台営業所のIさんに手伝ってもらい、最小限の陳列セットを作ってみました。

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11月に入り、消費税率の10%への引上げ、そして軽減税率の導入が過去の出来事となり、ホッと一息と言いたいところですが、お客さまの対応はまだまだ完璧とは言えません。前回、軽減税率対象商品の取扱いがない、すなわち標準税率(10%)のみ扱う事業者の場合、負担を感じる/予想する割合が低め(とは言え約5割)であるのに対し、軽減税率対象商品の取扱いがある事業者は圧倒的大多数(8割超)が負担を感じている(これから負担が発生するを含め)とお話ししました。

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実は、軽減税率対象商品の取扱いがある事業者を、標準税率と軽減税率の両方を取扱う事業者と、軽減税率のみを取扱う事業者に分解すると、また興味深い事実が見えてきます。上でもお話しした通り、軽減税率対象商品の取扱いがある事業者では圧倒的大多数(8割超)が負担を感じています。逆に言えば、負担が増えないと回答した事業者は13.0%にとどまります。しかし、この中で、軽減税率のみを取扱う事業者に絞ると、負担が増えないと回答した事業者は30.1%になります。

これが何を意味するのか。以前もお話ししたことですが、軽減税率8%のみの取扱いであれば、これまでの8%と同じだから、特段何もする必要はない、と誤解されている事業者の方が一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

本日発売となった弥生 20 シリーズ。これはこれでしっかりと販売していきたいと思います。ただ、ソフトを売って終わり、ではダメだとも思っています。業務であり、事業が法令に則った形でしっかりと運営できるよう、しっかりとサポートしていかなければならないと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 20:45 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月13日

こんなところでも軽減税率の影響

ハロウィーンが終わると、商業施設は一気にクリスマスモードに。クリスマスの音楽が聞こえてくると、一気に年末が近付いていることを実感します。我が家の近所にあるちょっとお洒落な飲食料品を扱っているお店では、クリスマス関連の飲食品が溢れんばかりに陳列されています。

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一つ目はいわゆるアドベントカレンダー。12月1日から一日ずつお菓子の入った小箱を開けられるようになっています。二つ目はクリスマス仕様のチョコレート。何か、気が付きませんか?

そう、一つ目は消費税が標準税率である10%(税抜2,980円が、税込3,278円)、そして二つ目は軽減税率である8%(税抜578円が、税込624円)になっています。一つ目も基本的にはお菓子なのですが、以前お話ししたように、飲食料品とそれ以外の物品を組み合わせた「一体資産」として、軽減税率の対象ではないとされたのかと思います。一体資産でも、1) 一体資産の価格が少額(税抜1万円以下)のものであり、2) 軽減税率の対象となる飲食料品が主たる要素を占める(2/3以上)場合には、軽減税率の対象となるのですが、今回の場合、中身のお菓子の価格が全体の2/3以上を超えていないのでしょう。確かに器である小さな家と棚の方が価値はありそうですからね。

先週行った弥生 20 シリーズの新製品発表会の参考とするために、10月末に弥生のお客さまにアンケートを行ったのですが、なかなか興味深い傾向が出ています。

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今回の消費税率の引上げ、そして軽減税率の導入によって、業務負担が既に増えた、あるいは、これから増えると予想する事業者は全体の約6割にのぼりました。ただ、実はこの回答を軽減税率対象商品・サービスの取扱いがある、ないで分解すると明確な傾向の違いが現れます。

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軽減税率対象商品の取扱いがない、すなわち標準税率(10%)のみ扱う事業者の場合、負担を感じる/予想する割合は約5割。これに対し、軽減税率対象商品の取扱いがある事業者の場合は、この割合が実に8割超に達します。

税率の判断が必要になるということで、まあ当たり前と言えば、当たりの前の結果。それでも実際に店頭に並ぶ商品を見ているだけで、これは軽減税率対象、これは一体資産で飲食料品が主たる要素を占めないので、標準税率…といった判断を間違えずに行うことは相当な負担であるだろうということを改めて実感します。
posted by 岡本浩一郎 at 18:30 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月11日

会計事務所のあり方、会計ソフトのあり方

弥生PAPカンファレンス 2019秋は、先々週に東京会場、そして先週は名古屋会場と大阪会場での開催を終えました。東京会場は、オーストラリアから帰国の翌日。時差は2時間なので、時差ボケというほどのものはありませんが、少々お疲れ気味。ただ、東京会場といえば、一連のカンファレンスで最大の会場。もちろん参加者数も約300名と最大ですから、自ずと気合も入ります。

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PAPカンファレンスについては、会計事務所向けのメディアに取材いただくことは多いのですが、今回初めて(?)、一般向けのメディアにも取材いただきました。その記事が先週から、Internet Watchで公開されています(「キャッシュレスポイント還元はどう仕訳する? 複雑化したレシートのOCR処理は? 会計ソフトの消費増税対応はこれからが本番!? 弥生・岡本浩一郎社長が会計事務所向けセミナーで説明」)。

弥生が会計事務所向けにどういった情報を発信しているのかが一般向けに公開されるのはこれまでになかったこと。冒頭の私の写真が天を仰ぐような感じに見え、なかなか微妙(笑)ですが、内容としてはしっかりまとめていただいています。本ブログを日頃からご愛読いただいている方であれば、普段からお話ししていることと大きくは変わらないということは、ご理解いただけるものと思います。ただ会計事務所向けのカンファレンスだけに、普段よりも、会計事務所のあり方というメッセージ性は強くなっています。

特に最後の方にお話ししたTax Compliance by Designの話は、短期的には何の影響もありませんが、この先10年という時間軸で考えると、会計事務所のあり方を大きく変えうると思っています。誤解のないようにお話しすると、あり方が問われるのは、会計事務所だけでなく、会計ソフトも。納税システムのあり方が変わる中で、会計ソフトのあり方もまた問われると考えています。

この話は、かなり奥深い話ですので、機会を改めて本ブログでもしっかりとお話ししたいと思います。じかに聞きたい、質問もしてみたいという方は、明日の広島、そして来週の福岡カンファレンスに是非ご参加ください。

メディア取材という意味では、先週の製品発表会についても取り上げていただいていますので、こちらも是非ご覧ください。

posted by 岡本浩一郎 at 17:29 | TrackBack(0) | 弥生

2019年11月07日

弥生 20 シリーズ、11/15(金)一斉発売

今日午前中に、秋葉原UDX 8Fのヤヨイヒロバで、弥生の新製品発表会を行いました。弥生は、デスクトップアプリケーション、弥生 20 シリーズを来る11/15(金)に一斉発売します

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ただ、弥生に詳しい人は少し「?」と思うかもしれません。今年は新製品発売が少し遅いのではないかと。確かに昨年の弥生 19 シリーズは10/11に製品発表を行い、10/19に一斉発売しました。それと比べると今回の弥生 20 シリーズは1ヶ月弱遅い。

ただ、実は10月に発売するようになったのは、弥生 14 シリーズから。弥生 14 シリーズは、2013/10/7に製品発表を行い、そして10/18に発売開始しました。それまでは、基本的に11月に製品発表を行い、12月上旬に発売開始でした。

12月の発売開始から10月に前倒しした理由は消費税。2014年4月1日に、消費税率が5%から8%に引上げになりましたが、これは実に17年ぶりの消費税率の引上げ。事業者も消費税率の引上げに際し何をどう準備すればいいのかわからない中で、少しでも早く準備を進めていただくために、新・消費税に対応した弥生 14 シリーズの発売を例年の12月から10月に前出しにした、という経緯があります。

以降も10月の発売を継続していたのですが、それを今回1ヶ月弱後ろ倒しにした理由もまた消費税。ご承知のようにこの10月には消費税率が10%に引上げとなり、軽減税率も導入されました。となると、これに備えていただくために、半年前の4月に新製品を発売するかというとそうもいきません。さすがにその半年前の10月に新製品である弥生 19 シリーズを発売したばかり。実際問題として、この弥生 19 シリーズで消費税率の10%への引上げと軽減税率への対応も(あくまでその時点で法令で確定している範囲でですが)済ませています。

では通常通り10月、もしくは若干早めて9月に発売するか。特に消費税商戦を派手に戦おうとすれば、その直前に新製品を投入するというのは合理的にも思えます。ただ、現実には、新商品の発売日に全国津々浦々の家電量販店にきれいに新製品が揃う訳ではありません。むしろ発売日前後には、量販店の店頭での在庫が乱れます。つまり旧製品が残ったままで新製品が展示されていない、あるいは、最悪のケース、旧製品は返品されてしまっているが、新製品がまだ入っていないということもありえます。

10月1日に向けてお客さまが準備を進めようとしている時に、万が一にも、買いたい弥生シリーズが買えないという状況は避けたい。だからこそ、今回は10/1から一ヶ月以上が経ち、お客さまによる購入の波が落ち着いたところでの新製品発売とした、ということです。

もっとも足元ではまだ前年を大きく超える需要が続いています。とはいえ、さすがに9月後半よりは随分と落ち着いてきました。弥生 20 シリーズが発売になる11/15(金)には、それでも平年並みとは言わないまでもだいぶ落ち着いた状態になっているのではないかと思います。

念のためですが、弥生のデスクトップアプリケーションでは、お買い上げ後1年間は通常有償の保守サポート(あんしん保守サポート)に無償で加入いただけるサービスを提供していますので、実はいつお買い上げいただいても、その後1年間は最新の製品を入手できるようになっており、いつ買ったから損をしたということはありません。つまり、弥生シリーズの買い時がいつか、というと、いつでもということになります。弥生シリーズを買うこと自体は決して目的ではなく、あくまで弥生シリーズを利用して業務を効率することが目的。その観点からすると、よし業務を効率化するぞ、と思い立った時が、いつであっても買い時ということです。
posted by 岡本浩一郎 at 22:30 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月31日

再びのオーストラリア

今週日曜日に日本を出て、オーストラリアはシドニーに。今朝にメルボルンから帰国しました。実はほぼ一年前にも同様なコース、同様な日程で出張しています。この時期のオーストラリアは春真っ盛りですから、確かにいい時期なのですが、決してこの時期を狙っている訳ではありません(汗)。国内出張やカンファレンス社内イベントなど、諸々のスケジュールを考慮し、ある程度まとまった時間を取れたのがこのタイミングになったということです。

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シドニーからメルボルンという順番で訪問すると、日本からシドニー便は夜行、そしてメルボルンからの帰国便も夜行のため、機内2泊、現地2泊というかなり効率的な(≒無茶な)スケジュールが可能です。7月のイタリア/イギリス出張が強行軍、かつ荷物が届かないというトラブルにも見舞われたため、もう無茶なスケジュールは組まないと反省したはずなのですが、その反省はどこへやら、という感じです。

昨年のオーストラリア、今年のイタリア、イギリス、そして今回の再びのオーストラリアと海外出張が続いています。海外でどういったことが起きているのかは、インターネットが発達した今の時代、日本でもかなりの情報を収集することができます。ただ、ある国で動き出した新しい仕組みを、表面上の理解だけで日本で真似しようとしても、実はその国でもうまくは行っていないということもあり得ますし、仮にその国ではうまく行っていたとしても、そもそもその国と日本で出発点が異なれば、同じような結果にはなりません。そういった意味で、実際問題としてうまく行っているのかどうか、また、なぜそういった仕組みになったのかという背景も含めてしっかりと理解する必要があります。そのためにはやはり、現地で直接話を聞くことは欠かせません。

そうやって現地で色々と調べていく中で、ぱっと見は関係のないように見えているものが、結果的につながっていくのも実に面白いところ。昨年のオーストラリアと今年のイタリア、イギリスはそれぞれ別々のトピックでの訪問だったのですが、色々と調べていく中で、実は本質的には同じ流れが、別々の形をとっているということがわかりました。また、イタリアで見えてきたことが、今年のオーストラリアで、違った形ではありますが、まさに今動き始めているということがわかりました。

もちろん調べているだけでは何の価値も生みませんから、見えてきたことを弥生の、もっと言えば日本の今後にどう活かすかが重要。本ブログでお話しできるのは、もう少し先になると思いますが、実に面白いことになってきました。
posted by 岡本浩一郎 at 18:13 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月28日

PAPカンファレンス 2019秋

またまた本ブログでの告知がすっかり後手に回っていますが、先々週より、パートナー会計事務所向けのカンファレンス、弥生PAPカンファレンス 2019秋を開催しています。

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今回のカンファレンスは、先々週の仙台からスタート。先週は札幌でも開催しました。この後は今週金曜日の東京、以降、来週は名古屋と大阪、再来週は広島と続き、最後は11/20(水)の福岡となります。

今回のテーマは会計事務所の生産性。会計事務所の業務は労働集約的な側面が強いだけに、設備産業である工場のように、生産性について意識することが少ないように感じています。しかし実は、労働力人口が減る中では、労働集約だからこそ、その生産性をキチンと測って、継続的に改善を図ることがとても大事なのではないかと考えています。

今回のPAPカンファレンスでは、会計事務所にとっての生産性の一つの考え方を共有すると同時に、実際に生産性向上に取り組んでいる会計事務所の事例紹介も行います。

念のために付け加えると、今回ご紹介する生産性の考え方が絶対的な正解と言う気はありません。あくまでも一つの考え方に過ぎません。会計事務所というビジネスの魅力は、様々な勝ちパターンがあること。規模を追求する、得意分野(例えば相続税)を追求する、といった戦略もあれば、一人で自分らしいやり方を追求するという戦略もあります。ただ、いずれの戦略でも、基本業務である記帳〜決算〜申告の生産性を上げることは、より付加価値の高い領域に割く時間を生み出すという意味でも意義だと考えています(もっとも極端に言えば、経営アドバイザーとしての価値を追求し、そもそも申告業務をしないという選択もあることがこの業界の面白いところですが)。

どこまで自社に適合するかは、それぞれの会計事務所の判断になるかとは思いますが、何らかの形で参考にしていただけるものと思います。また、例によって、私からは、弥生の現況、さらに今後考えていることをお話しさせて頂きますので、この観点でも是非ご参加いただければと思っています。

だから遅いと言われてしまうのですが、各会場とも満席に近付きつつありますので(特に名古屋はもうギリギリ?)、こちらのPAP会員サイトから早めのお申込みをお願い致します。各会場でお会いできることを楽しみにしております。
posted by 岡本浩一郎 at 15:38 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月17日

内定式 2019

10月もあっという間に後半。消費税率引上げ、軽減税率導入に伴うバタバタもあって、あっという間に時間が経ってしまいました。

そんなバタバタの中ではありますが、10月1日に来年4月に入社する新卒社員の内定式を開催しました。今回の内定者は6名。午前中はさすがにバタバタということもあり、内定式を夕方に開催し、その後オフィスを出て、懇親会を開催しました。

内定式は厳粛な雰囲気とまでは言わないまでも、やはり内定者の緊張は隠せません。それでも内定通知書の交付はしっかりとこなしていました。内定通知書は私が一人ひとりお渡しするのですが、二人目以降の「以下、同文」はなく、全文を一人ひとり読み上げました。以前もお話ししましたが、一人ひとりにちゃんと向き合いたいというちょっとした拘りです。とはいえ、6人だからこそできることで、これが50人、100人であればさすがに「以下、同文」とならざるを得ません(というよりも100人になったら、代表者に渡すという形になるかもしれませんね)。より正確に言えば、一人ひとりにしっかりと向き合いたいからこそ、採用する人数を絞り込んでいます。

厳選された(笑)6名だけに、自己紹介のプレゼンもバッチリ。毎年思うことですが、パワーポイントの使い方であり、プレゼンのレベルは年々着実に向上しています。10年ほど前はパワーポイントに馴染むのに時間がかかっていたことを考えると、今昔の感があります(個別具体的に誰、という話ではなく、またそんな彼ら/彼女らもすっかり中堅として活躍していますし、今はパワーポイントなんて朝飯前ではありますが)。最近は小学校の授業でパワーポイントを使うこともあるようなので、大学生ともなれば、もはや使えて当たり前になってきているのかと思います(と言いつつ、大事なのは中身ですけどね)。

内定式が終われば懇親会。こちらは内定式と一転、リラックスモードです。とはいえ、リラックスしているのはこちらだけで、内定者の皆さんはそれなりに緊張していたとは思いますが。それでも、食も(お酒も)進むとそれなりに本人らしさが出てきます。今年も内定者は個性豊かで今後が実に楽しみ。来年4月に、チーム弥生の一員としてお迎えできることを本当に楽しみにしています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:51 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月15日

社員総会 2019

先週金曜日は台風が迫る中での社員総会の開催となりました。当日はやはり雨模様。とはいえ、まだ台風の直接の影響はなく、予定通りに開催することができました。各拠点から人が集まる貴重な機会だけに残念ではありますが、安全第一を優先に各自で判断した結果、やはり各拠点からの参加者は少な目。

当日は大阪・札幌でのカスタマーセンターの運営は通常通り行っており、台風が迫る中で判断が必要になるかもということで、事前に東京入りしていたものの、金曜日の朝に急遽大阪・札幌に戻るリーダーもいました。また、参加した(Misocaメンバーを含め)名古屋・大阪組も、当日中に帰る方がほとんど。夜になって東京駅が相当混雑したとのことですが、皆無事に帰宅はできたようです。中には、延泊覚悟で最後まで参加という方もいましたが、自分で判断ですから、これはこれであり。

社員総会は、前期(FY19)の振り返りを行うと同時に、今期(FY20)の事業計画を皆で共有する場。前期は、法令改正が続いたこともあり、お蔭さまで非常に良い業績を達成することができました。これも社員一人ひとりがチーム弥生の一員として、しっかりとやるべきことを積み上げた結果だと考えています。今期に関しても、やるべきことをしっかりと積み上げれば、安定的な成長を実現できるものと考えています。

ただ、今回の社員総会のメインは、さらにその先を皆で共有すること。弥生では過去一年間2030年の弥生のありたい姿を考える"Project 2030"というプロジェクトを進めてきたのですが、この成果報告にかなりの時間を割きました。弥生はお蔭さまで多くのお客さまとパートナーに恵まれ、まだまだ、できること、やりたいこと、やらなければならないことが山積みです。2030年の弥生を考えることで、できること、やりたいことにワクワクすると同時に、これからやらなければならないことに向けて気を引き締めるいい機会になったと思います。

始まったばかりのFY20も、チーム弥生一丸となって、お客さまに「さすが弥生」と言っていただけるような価値を提供し続けたいと思います。一方で、FY20は2020年代の始まりの一歩でしかありません。その先の2030年をしっかりと見据え、弥生は着実に進化を遂げていきます。

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posted by 岡本浩一郎 at 21:26 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月10日

自分でしっかりと判断

大型で猛烈な台風、19号(ハギビス)が日本に近付いてきています。台風の強さは、「強い」/「非常に強い」/「猛烈な」という三段階で定義されていますが、「猛烈な」は最大風速が54m/s(時速換算すると194km/h!!!)以上を意味し、最も強いレベルの台風ということになります(ちなみに、大型というのは、風速15m/s以上の半径が500km以上800km未満を意味します)。日本に接近するにつれ、やや弱まるようですが、それでも二段階目の「非常に強い」。十分な警戒が必要です。

現時点での進路情報では、土曜日の夕方ぐらいに東海から関東にかけて直撃となる可能性が高いように見えます。週末となって良かったような、悪かったような。もちろん台風が週末といったことを考慮している訳はないのですが、社会的な混乱という意味では、週末の方がまだましでしょうね。

実は弥生では明日、金曜日が社員総会。午後にビジネスセッション、その後にはビアバストが予定されています。Face to faceで皆が集まるのが趣旨(の重要な一部)ですから、リモートで、という訳にもいきません。そもそも開催は大丈夫か、と心配していたのですが、この分だと金曜日の開催自体は大丈夫そうです。今後も状況を見極める必要はありますが、社員総会後の帰宅もまあ大丈夫そう。例年はかなり深夜(早朝?)まで、もちろん人数は減りつつですが、飲んでいるのですが、今年に関しては、下手をすれば帰れなくなる可能性もありますから、常識的な範囲でお開きになりそうです。折角皆が集まる機会なので、残念な気もしますが、私の体力(とお財布、笑)的には有難いような。

難しいのは、社員総会は北は札幌から西は福岡まで、全拠点から社員が集まるということ。金曜日は何とかなっても、土曜日が心配です。札幌であれば、土曜日の朝一番であればまだ飛べるかもしれませんが、福岡は難しいかもしれません。そもそも羽田空港まで行けるかどうか。

(そう言っている間に全日空は12日羽田/成田発着の全便欠航が発表されました…)。

こういう時にどう対応すべきか、はっきりして欲しいと言われることもありますが、弥生(というよりは私)のポリシーは、基本的な考え方をはっきりさせた上で、自分でしっかりと判断すべき、というもの。リスクをゼロにするために、金曜日は中止とするのはわかりやすいでしょう。あるいは、とにかく来ることはできるんだから、帰りのことは考えず、ひとまず全員集合、というのもわかりやすいと思います。ただ、(あくまで個人的にですが)どちらも正解だとは思えません。

何よりも、皆が自分事としてしっかりと情報を集め、自分でしっかりと判断することが大事だと思うのです。逆に、皆が自分で判断をせず、何も考えずに会社の指示に従ったら? 這ってでも来い、と会社が言えば、危険を顧みずにそれに従うのでしょうか。それはかなり恐ろしいことですよね。

もちろん、考え方ははっきりさせる必要があります。弥生では、既に昨日には以下のように全社通知を行っています。

  • 危険を回避するための行動を基本とし、以下に基づいて各自の判断にて行動してください。なお、判断に迷う場合には上長に相談して決定してください。
  • 金曜日に帰る場合は第1部(ビジネスセッション)終了後任意に帰っていただいて構いません。
  • 土曜日に帰る場合は早朝に出発するようにしてください。
  • 金曜日、土曜日とも帰るのは危険と判断した場合、または交通機関の変更ができない場合は、ホテルの延泊費および交通費の変更費用は会社負担といたします。(出張日当も併せて支給となります)
  • 総合的に判断して、社員総会を欠席するということも可能といたします。その際は上長に報告してください。

念のためですが、本音と建前ということは一切なく、上記が全てです。土曜日に子どもの運動会があるので、何が何でも帰らねば、という人もいるでしょうし(運動会の開催も難しいでしょうが)、3連休だし、結果的に東京のホテルでのんびり過ごすのも悪くないか、という人もいるでしょうから、最後は自分事として自分でしっかり判断。

ただ、一つ言えるのは、何よりも安全第一。台風15号の被害もまだ残る中で、どんなことになるのか心配です。皆さん、とにかく安全第一で。
posted by 岡本浩一郎 at 17:01 | TrackBack(0) | 弥生

2019年10月01日

結果は惨敗

いよいよ今日から消費税率が10%に引上げとなり、同時に軽減税率が導入されました。私は朝からコンビニ三軒をはしごして、レシートを収集。

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弥生ではレシート画像を読み取り、仕訳を生成する機能を二種類提供しています。一つがスキャンデータ取込、もう一つが弥生 レシート取込アプリ。前者は、ScanSnapなどのスキャナでレシートをスキャンするもの。基本的にはデスクでの利用を想定しています。後者はスマホのカメラでレシートを撮影するもの。これはどこでも使えますし、複数人で利用することも可能です。

今回、10月1日に向けて、スキャンデータ取込/弥生 レシート取込アプリの両方で軽減税率への準備を進めてきました。軽減税率対象品のレシートに関しては、それを軽減税率として扱う必要がありますし、軽減税率対象品とそれ以外が混在したレシートに関しては、それぞれを別の明細として(一明細は軽減税率で、もう一明細は標準税率で)扱う必要があります。

ただ、準備を進める上で障壁となったのは、軽減税率を扱ったレシートの実物が存在しないということ。そのため、政府からイメージとして示されているもの(例えばこのページの中段にあるもの)をベースに疑似的に軽減税率を扱ったレシートを用意し、テストを行ってきました。とはいえ、それらはあくまで疑似的なもの。実際のレシートをどこまで正しく処理できるのかはやってみないとわかりません。

ということで、午前中に様々なお店のレシートをかき集め、ランチの時間で検証を行ってみたのですが…。結果は惨敗です。負けず嫌いとしては負けを認めるのは悔しいのですが、正直に言って、現段階では業務で利用できるレベルには達していません。

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(うまく行っているケース#1)


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(うまく行っているケース#2)

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(間違っているケース - 結果的に税抜になってしまっている)

スキャナを利用するスキャンデータ取込の方が、画像としてきれいな分、総体的にはまだ精度は高いですが、金額を間違えてしまう(本体価格と消費税額を取り違える、税抜額と税込額を取り違えるなど)ケースがあり、このままでは実用に耐えません。弥生 レシート取込アプリについては、スマホのカメラを利用することもあり、より画像が粗い分、精度はさらに落ちてしまいます。

詳細は分析中(画像分析エンジンを提供してもらっているパートナーとも協議が必要)ですが、敗因としては、金額の記載方法にかなりのバリエーションがあるということが影響しているようです。消費税対象額、消費税額などの記載方法に様々なバリエーションがあり、うまく対処できないケースがあります。

お客さまの業務を支える存在として、そのご期待に応えられていないことは、大変申し訳ないと思っています。とはいえ、前例がない中で、実際に走りながら改善をせざるを得ないというのはある程度想定されていたことです。問題はこれから。できるだけ早いタイミングで実用レベルまで改善を図りたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 15:40 | TrackBack(0) | 弥生

2019年09月03日

芳根京子さん日経一面デビュー

いよいよ9月。10月1日の消費税率の10%への引上げ、軽減税率の導入までいよいよ一ヶ月を切りました。選挙でも大きな論点にはならず、正式表明もないため、なかなか対策をしなければという切迫感がないままここに至っています。

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とはいえ、一ヶ月を切ったということで、遅まきながらメディアでも取り上げられることも増えてきました。日本経済新聞では、昨日・今日と「点検・消費税10%」という特集記事を掲載しています。毎朝、起床後はまず日経を読むのですが、今朝の一面には何か見慣れたものが。写真のキャプションには、「家電量販店の店頭に並ぶ軽減税率対応のレジ」とありますが、そのレジの上に並ぶのは…、そう弥生シリーズです。やよいの見積・納品・請求書弥生販売。よく見れば、弥生のロゴも見えますね。目覚ましい活躍の芳根京子さん(弥生 イメージキャラクター、弥生社内では「弥生ちゃん」と言われています、笑)ですが、日経の一面デビューはさすがに初めてなのではないでしょうか。

確かに家電量販店での販売は勢いがつきつつあります。消費税の影響を受けるのは、弥生シリーズの中でも会計製品と販売管理製品ですが、8月の月間では、それぞれ対前年で150%、170%程度だったものが、先週一週間だけを見ると、190%、220%とかなりのペースになってきています。上述の記事中でも「カシオ計算機の4〜8月のレジ販売が前年同月比で2倍以上に」と書かれています。

とはいえ、これは想定の範囲内。もともとは6月ぐらいからはボリュームが増えるだろうという事前予想に対し、8月に入ってからようやくそれなりに動きが出てきた分、9月末に向けて、そしておそらくは10月も、動きが極端に激しくなるのではないかと思っています。

カスタマーセンターへのお問合せ対応も含め、9月末に向けてどうなるのか、正直戦々恐々ですが、ここでお客さまをしっかりと支えてこそ、やっぱり弥生だよね、という信頼にお応えすることになります。本ブログも、今月は消費税で始まり、消費税で終わることになるかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 19:02 | TrackBack(0) | 弥生

2019年08月19日

時間がない

先週の週末は夏休みからのリハビリも兼ねて(?)、久し振りに湯河原へ。夜は、以前本ブログでもご紹介した行きつけのお店に。ここ数年は娘が大きくなって湯河原に行く機会が減ってしまい、必然的にお店に行く機会も減ってしまっているのが残念なところ。ただ、いつ行っても最高のご馳走をいただくことができます。実は我が家では、年始のお節もこちらにお願いしています。

お節といえばテイクアウトですから、10月以降、軽減税率の対象となります(よっぽど贅沢な器で、器が中心であればあればその限りではありませんが)。そういえば、準備は大丈夫かなと聞いてみたところ、まだまったく準備できていないとのこと。

10月から、キャッシュレスで支払った際に5%分のポイント還元が受けられる「キャッシュレス・消費者還元事業」が始まりますが、こちらの登録もまだとのこと。10月から対象となるためには7月末までに登録しないとと言われていましたが、実際にはまだ登録を済ませていないお店も多いようです(7月末時点での登録申請は全国で24万店ほどだそうです)。

改めて実感したのは、事業者の方には時間がないということ。多くの事業者の方にとって、日頃の仕事で精一杯。一日一日をとにかく一生懸命に駆け抜けている。そういった中で、軽減税率が導入されることはわかっているし、何かしなければならこともわかっているけども、具体的には動けていない。そういった方が多いのだと思います。

とはいえ、8月も後半。10月まで1ヶ月ちょっと。本ブログでもさすがにマズいそろそろヤバいとお話ししてきましたが、これは本当にヤバい状態だと痛感しています。まだ手を付けられていないという方は、まずは消費税改正あんしんガイドで、自分が何をやるべきなのか、チェックリストで確認するところから始めましょう。
posted by 岡本浩一郎 at 19:09 | TrackBack(0) | 弥生

2019年08月07日

軽減税率対策補助金

もはや2ヶ月を切ったということで、消費税率の10%への引上げと軽減税率への準備は待ったなし。特に影響が大きいのは、軽減税率の対象となる商品(基本的には飲食料品)を扱う事業者。飲食料品の小売りや卸、さらにテイクアウトがある飲食サービスです。こういった事業者の方の軽減税率対応を促すために、軽減税率対策補助金という制度があります。

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実は弥生が提供する製品の中でも「弥生販売」と「やよいの見積・納品・請求書」はこの軽減税率対策補助金の対象商品となっています。弥生販売では購入価格の3/8 (=37.5%)、やよいの見積・納品・請求書では実に3/4 (=75%)の補助を受けることができます。

重要なのは、この軽減税率対策補助金は、日頃から(なおかつ将来的にも)軽減税率の対象となる商品を取引している事業者のみが対象となることです。ですので、残念ながら飲食料品の取り扱いが全くないという場合には対象にはなりません。実際に軽減税率の対象となる商品を日頃から継続的に取引していることが確認できる証拠(具体的に言えば、写真など)の提出も必要となり、「言ったもの勝ち」にはなりませんので、ご注意ください。

この補助金の対象となる事業者の方は限られてしまいますが、逆に対象となる事業者の方にとっては、相応にメリットのあるものだと思います。弥生製品自体はそれほど高くない(やよいの見積・納品・請求書であれば、おおよそ5,000円くらい)なので、そこで得られる補助金はその3/4の3,750円。これだけの補助金であれば、申請の手間を考えると迷うぐらいですが、実は、ソフトを利用するために同時に購入するハードウェア(PCやプリンター)も補助対象となるのです。こちらの補助金額は購入費用の半額で、最大10万円。つまり約5,000円のやよいの見積・納品・請求書を購入し、同時に20万円のPCを購入すると、PCが実質半額で買えるということです。これであれば、補助金の申請を行う意味は十分にありますね。

ただし、この補助金は9月30日までの購入分が対象となります。軽減税率に予め備えようという趣旨ですから、この期限になるのも当然と言えば当然なのですが、もはや2ヶ月を切っています。早めに動かないといけません。

実は、個人的には(売り手としては)、補助金にはやや懐疑的です。補助金がなければ売れないような商品は、そもそも価格に見合う価値があるのかどうか。ただ、買い手の立場からすると見方は180度変わって、使える補助金はどんどん使うべき。今回の補助金の対象者は限られますが、その対象者は今回の軽減税率で最も影響を受ける方です。補助金をしっかりと活用して、早めに準備を進めましょう。対象となる事業者、申請の手続きなどは、軽減税率対策補助金事務局のページもご確認ください。
posted by 岡本浩一郎 at 16:28 | TrackBack(0) | 弥生