2018年09月25日

札幌の様子

先週金曜日にカスタマーセンター総会のため札幌に行ってきました。カスタマーセンター総会は大阪・札幌同日に開催されるため、毎年交互に行くようにしています。今年は札幌。

札幌に向かう機内で余震があったというニュースを見て少し不安になりましたが、いざ到着すると平穏そのもの。天気も快晴で、むしろウキウキするような穏やかな一日。街の様子を普通に見ている限り、大きな震災があったという気配は感じられません。ただ、現地のメンバーと話すと今でもモノがやや不足気味とのこと。入手できないというレベルではないようですが、全体に品薄なようです。確かにコンビニでも、棚にスペースが目立ち、在庫管理が徹底したいつものコンビニとは少々様子が違います。

現地メンバーによると、地震自体は確かに揺れたけれど、被害もそれほどなく、停電さえなければ当日の午後にはセンターを開けられるのではと考えていたとのこと。逆に言えば、全道に渡っての長時間の停電はさすがに想定外であり、生活への影響は大きかったようです。

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ただ、そんな中でも、目立ったトラブルもなく、いわんやパニックや暴動もない。少しでも役に立とうと電気のない中でコンビニが営業を継続し、携帯の充電のために数百人がマナーを守って並ぶ。札幌担当のフィールドスタッフによると、信号が点いていないので、皆普段より丁寧な運転だったそうです。普段より安全だったかも、とのこと。こういった状況の中で、完璧なまでに秩序が保たれたことは素晴らしいことだと思います。日本的には当たり前かもしれませんが、グローバルでいえば決して当たり前ではありません。これは私自身も2011年に実感したことですが、日本のこの耐久力は世界に誇れるものだと思います。

災害はないに越したことはありませんが、願ったところでなくなるものではありません。そう考えると、単に耐えて終わりではなく、Resilience、つまり耐え、立ち直り、そしてさらなる成長を遂げる、というところまで日本の強みとしたいところです。
posted by 岡本浩一郎 at 18:21 | TrackBack(0) | 弥生

2018年09月20日

黒糖焼酎、その名は…

先週は今期から理事を務めるCSAJ(一般社団法人 コンピュータソフトウェア協会)の理事会があり、理事会後は会員交流会が開催されました。会員交流会の目玉は景品抽選会。参加者160名超に対し、景品が100以上あるという大盤振る舞いな抽選会です。今年は弥生も景品を提供しましたが、それがこちら。

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黒糖焼酎 弥生」です。焼酎は芋、麦、米などを主原料として作られる蒸留酒ですが、サトウキビから作られた黒糖を主原料としたものが、黒糖焼酎。サトウキビ栽培が盛んな、奄美諸島だけで作られる焼酎です。この弥生を作っているのは、その名も弥生焼酎醸造所

弥生株式会社は、IT企業には珍しい日本語の名称。やや古い(レガシーな?)印象を持たれがちなのも確かなのですが、一方で逆にインパクトがあり、覚えてもらいやすいというメリットがあります。そして弥生という名前の隠れたメリットが、実はこの黒糖焼酎 弥生です。お世話になっている会社の事務所が移転した、といった際にお祝いを贈るのはよくあることです。一般的なのはやはり胡蝶蘭でしょうか。もちろん頂く側からすると何を頂いても有難いのですが、贈る側からすると、折角なので(?)目立ちたいという時もあります。そんな時に、この弥生は絶大な効果を発揮します。写真は一般的なサイズ(4号)ですが、実は3升(5.4リットル!)の甕まであります。

弥生焼酎醸造所は奄美大島にあり、蔵の見学ができるのだそうです。しかし、残念ながら私は訪問したことがありません。先日は鹿児島に初訪問することができましたが、さすがに奄美までは足を伸ばせず(苦笑)。でも、いつかきっと!
posted by 岡本浩一郎 at 19:39 | TrackBack(0) | 弥生

2018年09月14日

ヤヨイヒロバの活用状況

今年6月にオープンしたヤヨイヒロバ。増床した秋葉原UDX南8Fフロアにあります。社外向けのイベント、社内のイベント、休憩エリア、懇親の場など多目的で利用するスペースです。ただ、休憩エリアとしての利用は使っている人は使っているというレベル。やっぱり休憩のために移動するにはちょっと遠いですかね…。秋葉原UDXは1フロア約1,400坪超という巨大なビルで、北側21Fから南側8Fに移動するには、北側21F → オフィスエントランス(5F) → 南側8Fと結構な移動が発生するのです。

懇親の場としては、オープン早々、W杯の日本戦の観戦に活用しました。スクリーンで見るサッカーの試合はなかなかの迫力。最近では、有志でダーツの大会(?)が開催されたようです(もちろん仕事が終わった後ですよ)。

やはり一番利用されており、そのメリットを感じやすいのは社内のイベント。先日はマーケティング本部の全員が集まっての(来期に向けての)キックオフミーティングをヤヨイヒロバで開催しました。昨年までは秋葉原UDX内の貸会議室を借りていたのですが、今回は晴れて自社内で開催。ただ、キックオフの参加者は他本部からのゲスト参加も含めると100名近く、かなり一杯いっぱいの状態でした。人が増えている中で、いつまでヤヨイヒロバを使い続けられるか、少々疑問です(苦笑)。

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今日は、全国のフィールドスタッフが集まっての研修会。参加者はフィールドスタッフ34名(全体では35名で、今回は残念ながら1名欠席)を含む50名強。スペース的にはこれぐらいの人数がちょうどいい感じです。セッションはお昼前から、ワークショップなども交えながら夕方までですが、この後はこのままヤヨイヒロバで懇親会も開催する予定。盛り上げ上手(笑)の人ばかりなので、相当盛り上がりそうで楽しみです。

社外向けのイベントとしては、もくテクなどで活用しています。ただ、折角のスペースなのに、まだまだ充分に活用されているとは言い難い状況です。一定のルールを確立した上でとなりますが、パートナー会計事務所(PAP会員)にご利用頂けるようにもしていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:38 | TrackBack(0) | 弥生

2018年09月10日

反省点多々

先週発生した北海道での地震およびそれに伴う全面的な停電の影響により、弥生の札幌カスタマーセンターがオープンできない状況が続いていましたが、本日(月曜日)より平常通りの運営とすることができました。札幌カスタマーセンターが入居するビルで電力供給が再開されたのは、震災翌日となる9/7(金)の午前9時。この段階でようやく執務エリアに入り、システムの状況等の確認を行うことができるようになりました。一方、システムは大丈夫でも、スタッフがセンターまで安全に通勤できるかも課題です。結果的にシステムは大きな問題はなかったのですが、まだ自宅が停電中のスタッフも多く、また公共交通機関も復旧の予定が定かではないことから、金曜日のセンターオープンは早々に断念することになりました。

9/8(土)の午前2時には、道内の99%で停電が解消され、また週末である程度落ち着きを取り戻してきていることから、月曜日は朝から通常出勤となり、センターの再オープンに漕ぎつけることができました。ある程度落ち着きを取り戻したと書きましたが、余震も続いており、まだまだ平常とは言えない状況です。

前回も書きましたが、BCP(事業継続計画)という意味でも見直すべき点が多いと痛感しています。想定外だったのは(本来は想定外ではいけないのですが)、停電が全道に渡って、なおかつ長時間に渡ったこと。地震発生後は、携帯電話(LINEなども含め)で比較的ちゃんと連絡が取れていましたが、時間の経過とともに、携帯電話の電池切れと携帯基地局の予備電源切れが相まって、連絡が取れなくなってきました。

一般の電話回線は、比較的災害に強いとされますが、昨今では連絡先が携帯のみの登録も多く(実際に自宅に電話回線がない人も増えているかと思います)、一般の電話回線での連絡もままならない状況でした。さらに、札幌カスタマーセンターには、緊急時に備えて衛星電話も配備してあったのですが、ビルの停電により執務エリアへの入室ができず、まさにこういった事態で活躍するはずの衛星電話が全く役に立たないのも誤算でした。

反省すべき点は多々ありますが、早々に洗い出した上で、見直しを行ってきたいと思います。一方、見事だったのはさくらインターネットの石狩データセンター。データセンターには自家発電設備があり、48時間は発電できるだけの燃料を備蓄しているのが一般的ですが、今回の震災では道中で燃料の補給を行った結果、目安となる48時間を超える60時間もの間、自家発電で乗り切ったとのこと。これはまさにBCPが適切に機能したということであり、本当に素晴らしいことだと思います(ちなみにこのブログもサーバーもさくらです)。
posted by 岡本浩一郎 at 20:44 | TrackBack(0) | 弥生

2018年09月06日

北海道地震の影響

昨夜未明に発生した北海道での地震およびそれに伴う全面的な停電の影響により、弥生の札幌カスタマーセンターがオープンできない状況が続いています。弥生は大阪と札幌の二拠点でカスタマーセンターを運営しているため、本日は大阪のみオープンし、お問合せ対応を行いました。ただし、通常よりも受電できる人数が少ないため、お問合せ頂いた際にお待ちいただく時間が長くなっています(なお、本日の受付は既に終了しています)。また、弥生製品の電話でのご注文など、一部業務については、本日は受付を停止させて頂きました。

報道によると一部地域で電気の供給が再開されたようですが、現時点(9/6 19:00)では、弥生の札幌カスタマーセンターが入居するビルへの供給は止まったままです。電気の供給が再開され次第、センターオープンに向けて準備を進めたいと考えていますが、現時点ではまだ目処が立っていない状況です。また、ビルへの電力供給が再開されたとしても、スタッフの通勤の安全が確保されるまではオープンは難しく、このため、結果的に明日も札幌のセンターをオープンできない可能性があります。

明日も大阪についてはお問合せ対応を行いますが、お待ちいただく時間が長くなってしまうものと思われます。また、現在受付を停止している一部業務については、準備が整い次第受付を再開していきます。

ご不便をお掛けして大変申し訳ありません。スタッフの安全を第一に対応させて頂きたいと思いますので、何卒ご理解いただければ幸いです。今後の受付状況については、弥生ウェブサイトのインフォメーションで更新していきます。

今週火曜日は台風21号の影響で、大阪カスタマーセンターが通常通りの稼働ができず、この際は札幌カスタマーセンターのみでの対応となりました。弥生が二拠点でカスタマーセンターを運営しているのは、それだけの対応体制が必要であることに加え、拠点を分散することによって、完全にサービスが止まることがないようにするためです。実際にサービスレベルは低下しているものの、お問合せ対応は継続できていますので、狙いは一定程度達成することができています。ただ、さすがに一週間のうちに二回も非常時の運営体制を強いられるとは想像していませんでしたし、今日も停電が長引く中で、徐々に現地スタッフとの連絡が取れなくなってくるなど、想定外の事態が発生しているのも事実です。

まずは、安全を第一に考えつつ、通常の運営体制に復帰することを優先しますが、BCP(事業継続計画)という意味でも見直すべき点が多いと痛感しています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:23 | TrackBack(0) | 弥生

2018年09月05日

岡山/広島訪問

7月末で一段落した夏の巡業ですが、夏休み後の8/24(金)の広島での研修キャラバンで正式に終了しました。広島では7月にPAPカンファレンスを開催したのですが、ちょうど平成30年7月豪雨にぶつかってしまい、やや中途半端な形での開催となってしまいました。遠方からの参加は特にリスクがあるということで、自粛をお願いしたこともあり、もともと参加を予定されていても参加できない方も多く出てしまいました。

そこで今回は、お詫びも兼ねてこちらからお伺いしようということで、前日に岡山入りして、会計事務所を訪問しつつ、徐々に西進することに。お伺いした会計事務所は幸いにしてどこも直接的に被害は発生していませんでしたが、顧問先で被災された事業者が複数あるとのこと。なかには、これを機に廃業される事業者もあるのではないかとのことでした。

夕方には高速道路で広島に向かったのですが、ところどころ高速道路の脇で大きな地滑りの跡が残っており、これまでにないレベルの災害だったことを改めて実感。本ブログでも高速道路が閉鎖されたため、一般道を激走して広島空港に辿りついたことを書きましたが、この状態では道路は閉鎖になって当然だったと思います(むしろ被害状況を踏まえると、よく短期間で開通できたものです)。また、結果的に空港に辿りつけたので自慢話になりそうですが、地滑りがおきた山の反対側の斜面を走っていたことを冷静に考えると、かなり危険な行動だったと背筋が寒くなる思いでした。

実は、この日は台風20号が接近しており、まるで私が現地入りすると災害を招いてしまうようで、複雑な心境でした。ある会計事務所から失礼しようとする瞬間にも、スマホで緊急速報が鳴り出し、思わず苦笑することに。結果的にはコースがやや東寄りになったため、岡山/広島ともにほとんど影響はなく、私個人としてはホッとしましたが…。昨日の台風21号も含め、今年は悪い意味で当たり年ですね。地球の規模と40億年以上という歴史を考えれば、日本という狭い地域での一夏の出来事は誤差の範囲ですが、それでも人間という小さい存在からするとつい今年の夏は何かおかしい、と思ってしまいます。

本当は呉も訪問したいと思っていたのですが、今回は広島営業所長のEさんの判断で見送りに。まだまだ大変な状況のようです。弥生では、既存のお客さま向けのサービス期間の自動延長措置に加え、これまで弥生とお付合いがない事業者の方でも事業復興のために弥生をご活用頂ける支援を行っています。これからも弥生として、そして個人として、何ができるかを考えていきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:45 | TrackBack(0) | 弥生

2018年08月20日

命の洗濯

先週はお盆ということで、私もお休みを頂戴しておりました。経営者たるもの、24時間/365日常に戦闘態勢という意識もあって、これまでこのブログではあまり休暇のことを書いてきませんでした。しかし実はしっかりと、人並(以上?)にお休みはとっています。

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私のスケジュール表には毎年夏に「命の洗濯」という予定が組まれています。仕事自体はやりがいがあっても、やはり日々、命をすり減らしている感覚があります(正確には、命を削っているという悲壮な感覚ではなくて、表面が摩耗していくぐらいの感覚です)。仕事を楽しんで続けるためにも、定期的な心身のメンテナンスが必要、だからこその「命の洗濯」という訳です。

もう一つ、自分がいないと回らないようでは、組織として脆弱。むしろいなくても回る組織にしなければならないという理由もあります。弥生に関しては、もうそれなりにしっかりとした組織ですから、二人の社内取締役を中心に安心して任せることができています(むしろ最近は私の存在感が霞んでいるような、笑)。アルトアに関しては、まだまだこれからな部分も多いのですが、日常のオペレーションに関しては、全く問題はありません。

経営者と言えども人間である以上、現実的には24時間/365日常に戦闘態勢という訳にはいきません。だからこそ、計画的にしっかりと休む必要があると考えています。夏の「命の洗濯」は一年前には日程が確定していますし、娘の学校のスケジュールにあわせて(代休の時には自分も休めるよう)やはりほぼ一年前から一日単位のお休みも計画済みです。

そういった意味で自慢できるとすると、計画外のお休みが少ないことでしょうか。計画内のお休みは実は人並以上にとっていますが、計画外のお休みはゼロとは言いませんが、かなり少ない方かと思います。

命の洗濯を終えた今日は、気分がすっきり。溜まっていた仕事を片付けるのも苦になりません。問題はこのすっきり感が長くは続かないことでしょうか。でもこの先の秋から冬にかけてのミニ版の命の洗濯も諸々計画済みですから、安心して仕事に邁進したいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:29 | TrackBack(0) | 弥生

2018年08月10日

中年起業家

私がアルトアを起業したのが、昨年の2月のこと。あれ、アルトアって弥生の子会社なんじゃないの? 確かにそうなのですが、私が構想し、自ら立ち上げた、そして私自身も少なからぬ出資をしていることもあり、私が起業した会社だと思っています(そういった意味では、グループ内起業と言えるのかもしれません)。

私はかつて自分の経営コンサルティング会社を起業していますが、当時は31歳。若手と言っても怒られることはないでしょう。2回目となる今回は、48歳。もはや若手とは言えず、いわば中年起業家。一方で、昨今では若い方による起業が多く、気後れしないといえば嘘になります(笑)。むろん、数年前までは日本は起業する人が少ないと言われていた中で、これだけ若手によるベンチャーが増えてきたのは素晴らしいことだと思います(ただ、いわゆるITベンチャーは盛り上がっている一方で、日本全体としての開業率はまだ高いとは言えないのが実態です)。

中年起業家のメリットは、やはりこれまでの経験かと思います。酸いも甘いも、苦しいも楽しいも経験してきていること。ちょっとやそっとのことでは挫けません。また、ITや金融やコンサルという業界での経験も活かされています。これも経験の一部とも言えると思いますが、これまでに培ってきた人脈もやはり大きな武器となります。

一方で、これはデメリットだな、と感じるのは、周りの人を誘いにくいこと。ベンチャーがチームを作る上で、まずは友人・知人・同期からというのはよくあるパターンだと思いますが、中年起業家の場合、友人・知人・同期も自然と中年が多くなります。皆それぞれのキャリアを(さらに言えば家庭も)築いていますから、くすぶっていないで、一緒に夢を追いかけようとはなかなか言い難いものがあります。

そんな中で最近勇気付けられたのが、"Middle-aged entrepreneurs are more successful than young ones. Here's why"(「中年起業家は若手起業家より成功しやすい、その理由」)という記事。National Bureau of Economic Research(全米経済研究所)という民間の研究機関が行った研究がもとになっているようですが、若い方が起業で成功しやすいという一般的な見方に反し、統計的な分析では、むしろ成功確率が高いのは中年である、とのこと。あくまでアメリカでのデータですが、トップ0.1%に入る成長を遂げているベンチャーの創業者の平均年齢は45.0歳なのだそうです。

起業家が成功する確率までは、25歳までは低いものの、25歳を超えると上昇し、25歳から35歳まではほぼ同じレベル。35歳を超えると、成功確率はグンと上がり、46歳でさらに上昇し、以降は60歳まで安定的に推移するそうです。年齢とともに成功確率が上昇する要因については、やはり経験、特に業界経験が寄与しているとしています。

あくまでも米国における調査結果なので、それが日本にどこまであてはまるのかはわかりません。また、実際には業界によっても傾向は変わるのではないかと思います(ITのように流れの早い業界では若さが有利に働くでしょう)。それでも、多少年をとったからといって、引け目を感じたり、あきらめる必要はないと言えるのではないでしょうか。

少なくとも、この研究結果を基にする限り、私はバッチリ。それぐらいの能天気な楽観主義でこの先も2回目の起業を楽しみたいと思っています(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 16:20 | TrackBack(0) | 弥生

2018年08月08日

流行りと流れ

夏の巡業(カンファレンス/研修キャラバン/個別訪問)で多くの会計事務所の方とお話しする中で印象的だったのが、「クラウド」というキーワードが数年前ほど出てこなかったこと。数年前は、業界をあげてクラウド・ブーム。今すぐにクラウドに取り組まないと、淘汰される、あるいはそこまでいかなくても、出遅れるといった雰囲気がありました。今から振り返ると、ブーム(流行り)でしたし、弥生自身も含めて、結構煽られていたように思います。

誤解のないように補足すると、クラウドというキーワードがそれほど出てこなくなった = クラウドが使われない、ということではありません。むしろ効果がはっきりしたところでは、クラウドは定着したと言えます。

当たり前の話ですが、クラウドは手段であって、目的ではありません。ですから、手段として効果が生みやすい部分ではクラウドが定着し、逆に効果を生みにくい部分ではクラウドでなくてもいいよね、という冷静な判断がされるようになったということかと思います。わかりやすいところでは、会計事務所自身が使う会計ソフトとしては、操作性の観点からクラウドは適さず、使い慣れた弥生会計 AE(会計事務所向けのデスクトップ版弥生会計)という判断が当たり前のようにされるようになりました。

一方で、だからクラウドを使わないということではなく、デスクトップ版弥生会計をご利用の顧問先とは、弥生が提供するクラウドストレージ、弥生ドライブを利用してデータを共有することがごくごく一般的になってきました。また、顧問先がクラウド版弥生会計(弥生会計 オンライン)を利用されている場合には、弥生会計 AEとのデータ共有機能を活用するということがやはり当たり前になってきました。

普及率としてはまだまだこれからですが、これもクラウドならではの機能である自動仕訳(スマート取引取込)も、デスクトップ版弥生会計でも、もちろん弥生会計 オンラインでも普通に使われるようになってきました。

クラウドがあまりキーワードにならない中で、逆にホットなトピックになっていたのが、「人手不足」。人手不足に関しては、東京や大阪では数年前からそれなりに話題になっていましたが、当時は少し地方に行けば、いや、あまり人手不足と感じることはない、とかなり温度差がありました。それに対して、今年は、どこに行っても、どなたとお話ししても、必ず話題になるのが人手不足。

やっかいなのが、人手不足は、残念ながら「流行り」ではなく、避けることのできない「流れ」だということ。みずほ総研の調査レポート(pdf)によれば、2016年時点で日本の労働力人口は6,648万人。この数は年々着実に減少し、約15年後となる2030年には6,000万人を切る(5,880万人)と予測されています。さらにその15年後の2045年には5,000万人を切り(4,942万人)、その15年後の2060年には4,000万人に近付く(4,157万人)とされています。

労働力が着実に減少していくこれからの時代においては、労働力を無駄にはできません。機械ができることは機械に任せ、人間だからできることに注力していかない限り、社会が成立しなくなります。だからこそ、会計業務においても、3.0の世界、自動化の世界に進化せざるを得ない。それは必然の「流れ」です。将来を考える上で向き合うべきは、クラウドという「流行り」ではなく、人口の動態という「流れ」。その事実に多くの会計事務所が気が付き始めています。
posted by 岡本浩一郎 at 20:56 | TrackBack(0) | 弥生

2018年08月06日

STORY 07~10

昨年に弥生シリーズ 30周年を記念した特別サイトを公開しましたが、その後も地道にコンテンツを更新しています。公開からもうそろそろ一年経つことになり、さすがに30周年という看板を降ろさないといけないかもしれません(笑、厳密には、初めて「弥生」の名前を冠した製品を発売したのが、1987年10月ですから、今年の9月? 10月?までは何とか30周年という看板もありかと)。弥生のウェブサイトをよく観察している人にはわかるかもしれませんが、実はこの特別サイトのアドレス(URL)がひっそりと変わっています。これは30周年が終わっても、このコンテンツは残そうという布石なのでしょうか(笑)。

私としても、特にこれはキチンと残したい、できれば今後も継続したいと個人的に思っているのが、YAYOI USER'S CHALLENGE STORY。事業を立上げ/引き継ぎ、独自の製品やサービスを生み出そうとチャレンジしつづける人のストーリーです。

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以前ご紹介したタイミングから、4つのCHALLENGE STORYが追加され、現在は、合計10本のストーリーとなっています。一つ一つが読み応えがありますし、事実ならではのチャレンジ満載のストーリーには本当にワクワクとさせられます。

前回以降追加したのは、株式会社ビッグバイオ 代表取締役 阪本惠子さんの「小さな微生物で世界は大きく変えられる」、株式会社 幸呼来(さっこら)Japan 代表取締役 石頭 悦さんの「東北の伝統工芸『裂き織』に、いろんな夢を織り込む」、株式会社 鯖や 代表取締役 右田 孝宣さんの「鯖に光をあて、日本のビジネスの常識を変える」、株式会社グランキュイジーヌ 取締役会長 竹田 敬介さんの「まだ誰も作ったことのないラーメンを、生み出していく」の4つのストーリー。

微生物というまったく知見のない領域で、コツコツと研究を続け、専門家の「ありえない」を覆した阪本さん。地元に埋もれていた「裂き織」という伝統文化を再発見し、障がいを持たれている人の力を得て、日本だけでなく、世界に発信する石頭さん。魚嫌いだったのに、紆余曲折を経て、「こんな真っ直ぐな情熱を持った企業は、絶対潰すわけにはいかない」と言われるまでに鯖への熱い思いを抱くようになった右田さん、松下幸之助さんの「失敗は失敗のままでやめるから失敗になる。成功するまでやり続ければ、それは失敗ではなくなる」の言葉通り、失敗にめげることなく挑戦を続けてきた竹田さん。

経営者が10人いれば、想いや情熱という共通点はありつつも、10通りのCHALLENGE STORYがあるのだということを実感します。自社コンテンツなので、ひいき目で見ているのでしょうが、書籍化してより多くの方に見て頂くべきコンテンツだと思いますが、どうでしょう > 担当チームの皆さん。
posted by 岡本浩一郎 at 19:09 | TrackBack(0) | 弥生

2018年08月03日

夏の巡業、一段落

7月は巡業ということで、名古屋、広島、福岡のPAPカンファレンスに参加(東京/大阪は6月に開催済み)しました。また、全国16会場で開催している研修キャラバンにも何回か参加。意図したわけではないのですが、北は札幌、南は鹿児島となり、まさに日本縦断の旅となりました。この他、金沢にも行きましたが、全国どこに行っても暑い! 札幌は東京よりは気温は低かった(30度ぐらい)のですが、札幌に期待する「あー快適」とまではならず(夕方以降はさすがに涼しかったですが)。

一方で、本ブログでもお話ししたように広島では歴史的な豪雨をわが身をもって体験し、命からがら(誇張なし)脱出することになったり、週末だったので出張に影響はありませんでしたが、台風がこれまでに見たことのないコースで日本を横断(しかも私の心のふるさとの湯河原の海岸に甚大な影響を与えたり)と、色々な意味で記憶に残る7月でした。

この暑さもあり、体力的には正直かなり厳しかったのは事実で、道中では「無茶なスケジュールを組み過ぎた」と少々後悔モードでした。それでも何とか体調を崩すこともなく、事故にあうこともなく巡業を乗り切ることができました。何よりも、PAPカンファレンス、研修キャラバン、さらにその前後での会計事務所の個別訪問と、実に多くの会計事務所の皆さまとお話しできたことが大きな収穫となりました。

会計業務は今、2.0の世界(半自動化の世界)から、3.0の世界(自動化の世界)への大きな変革期の入り口に立っていると考えています。だからこそ、多くの会計事務所の方とお話しし、弥生が見ている世界をお伝えすると同時に、お客さま(事業者)と直接接している会計事務所の皆さまからのフィードバックを頂くことがとても重要だと考えています。

実際に様々な会計事務所の方とお話しする中で、3.0の世界に歩みだしている会計事務所が着実に増えてきていることを実感します。一方で、3.0の世界はまだ入口であり、現実問題として、メリットを出しやすいケースと出しにくいケースが存在するのも事実です。どういったケースでメリットを出しやすく、業務として定着しやすいのか、逆にどんなケースではまだ課題があるのか、フィードバックを頂くことで、弥生としての今後の製品/サービス開発の方向性のヒントを頂くことができています。

今日は大阪での研修キャラバン開催。長かった夏巡業もこれで一段落です。もっとも8月の後半には広島でのキャラバンにも参加を予定していますし、もちろんその先も、会計事務所の皆さまとのコミュニケーションの機会を積極的に作っていきたいと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:01 | TrackBack(0) | 弥生

2018年07月17日

JCB×弥生

7月の巡業も中盤戦。巡業に加え、週末のマザー牧場でのキャンプ(昨年に引き続いて二回目)の疲れがじわじわときていますが、今週も巡業は続きます。今週は前半は鹿児島、一旦東京に戻って後半は札幌とまさに日本縦断です。暑さにめげないように頑張りたいと思います。

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機内より桜島。昨日噴火したそうで、市内には灰が舞っています。

先週はキャッシュレス・ビジョンについてお話ししましたが、これはお話しした通り、もともとは「クレジットカードデータ利用に係るAPI連携に関する検討会」に委員として参加したことがかかわるきっかけです。キャッシュレスの推進については、今後もう少し深堀ってみたいと思いますが、今日はきっかけとなったクレジットカード会社とのAPI連携についてのお話です。

本日、7/17より、弥生はJCBとのAPI連携を開始しました。今回のAPI連携により、JCBカードをご利用かつ弥生会計(デスクトップでもクラウドでも)をご利用のお客さまは、JCBのカード明細情報を安全かつ安定的に弥生会計に取り込み、自動で会計処理を行うことが可能となります。個人向けのカードはもちろん、法人カードも対象です。

金融機関とのAPI連携は、3月の住信SBIネット銀行に続いて2社目となります。先日お話ししたオープンAPI推進研究会は、6月の「API利用契約の条文例 (中間的な整理(案))」に引き続き、今月頭に「銀行法に基づくAPI利用契約の条文例(2018年7月暫定版)」を公表しました。暫定版という名称ですが、これまでの議論を全て反映しており、議論としては一旦これで収束です。ようやく多くの金融機関と標準的な利用契約案をベースに議論できる状態になったということで、弥生としても、この条文例をもとに、今後多くの銀行とのAPI連携を、できるだけ早いタイミングで進めていきたいと考えています。

なお、今回のJCBとのAPI連携を記念して、「JCB法人カード」をお持ちのお客さまを対象に「弥生会計 オンライン(セルフプラン or ベーシックプラン)」を初年度無料でご提供する「JCB×弥生 API連携開始特別キャンペーン」を行います。弥生のお客さまがJCBカードを、JCBのお客さまが弥生をご活用頂く良い機会になることを願っています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:15 | TrackBack(0) | 弥生

2018年07月08日

広島からの帰還

7/6(金)は広島でのPAPカンファレンス。前日の木曜日は兵庫県の会計事務所を訪問していたのですが、予報通りかなりひどい雨でした。この日も、明石川の水位上昇に伴い避難準備が発令される(スマホに緊急速報が飛んでくる)など、いつもの雨とは違う気配はありましたが、夜にはこの日の最終目的地である広島にトラブルもなく辿り着くことができました。天気予報を逐次チェックしていましたが、カンファレンス当日である翌日も雨。ただ、まだこの時点ではそこまでの大雨の予報ではありませんでした。

一夜明けて、7/6の朝。外は雨。朝の段階ではまだそこまでの酷い雨ではありませんでしたが、予報は大雨。昨晩確認した予報より明らかに悪化しています。

広島営業所長のEさんと合流すべく向かう車内でEさんとやり取り。交通機関に影響が出ているということで、思っていたよりも状況が深刻であることが判明しました。午後のカンファレンスでは、東京の二つの会計事務所にご登壇頂くのですが、一社は既に現地入りしているとのこと。一方で一社は飛行機で移動中とのこと。また、弥生社員は予定のうち半数強は昨晩に現地入りしたものの、残りは新幹線移動中で、足止めを受けている状態。

この時点では、まだカンファレンスの開催は可能と判断しましたが、同時に、遠方から来場されるにはリスクが大き過ぎるため、こちらから連絡して来場を見合わせて頂こうということにしました。また、近距離の方も、お問い合わせを頂いた際には、無理をしないようお願いすることに。

午前中は会計事務所を二件訪問。その間にも雨は酷くなっていきます。お昼前にはカンファレンス会場入り。既に展示会も含め準備が進んでおり、登壇者によるリハーサルが始まっています。ただ、展示ブース二つについては、担当者の広島入りが困難ということで、展示見送りとなりました。

午後1時半から受付を開始。来場される方はごく僅かだろうという予想に反し、続々とご来場。午後2時にカンファレンスをスタートした時点では、それなりに席が埋まっていました。もちろん、これまでの会場と比べれば低い出席率ですが、状況を考えれば驚くレベルです。実は今回は4月に営業所を開設して以降、広島での初めてのカンファレンス開催でした。そのため、皆さん、Eさんの顔を立てるためにも結構無理をしてご来場頂いたのではないかと思います。本当に申し訳ないと思う一方で、本当に有難いことですし、広島に営業所を開設したことは正解であったと実感しました。

カンファレンスは一社目の事例紹介に進みます。ここで本日一回目の避難勧告が。カンファレンスの途中で皆の携帯が一斉になり出すのは異様な光景です。地域ごとに避難勧告が発令されるため、私が受信しただけでも一時間で3回。会場は大型ビルですから、安全ですが、地元の様子なども気になると思いますし、会場から帰ることが難しくなる可能性もあります。

一社目の事例紹介(中村税務会計事務所)が終わった午後3時には、各人のご判断で遠慮せずに退場頂きたいとアナウンス。午後5時頃にはJRが全面的に止まる見込みという情報もあり、休憩時間を短縮し、可能な限り、早めに終了することにしました。

ドキドキ、バタバタする中で、二社目の事例紹介(アトラス総合事務所)が始まりました。ご登壇のお二人は広島空港から広島市内へのバスが止まっていたため、三原に抜けて、動いたり止まったりだった新幹線で何とか会場入りして頂きました。お疲れの様子でしたが、プレゼンは流石の内容。同時並行で、展示会場では撤収を進めます。

事例紹介が終わり、最後は私がご挨拶させて頂いて、カンファレンスは前倒しで終了。元々は午後4時半過ぎの終了を予定していましたが、一部の内容(私が担当するアルトアのご紹介、泣)はスキップとなったものの、目玉である事例紹介は無事に終えることができ、午後4時前には終了することができました。ご来場の皆さまをお見送りし、展示会参加の他社スタッフも送り出して、弥生としての撤収に入ります。

弥生・アルトアメンバーで当日中の帰宅を予定していたのは私も含め6名。新幹線は止まっており、飛行機は飛んでいるものの、空港までのバスが止まっているということで、残る方が安全と判断し、どうしても帰る必要がある4名だけで、午後4時過ぎ、タクシーで空港を目指すことに。

私は翌日の午後に千葉商科大学でのシンポジウムへの登壇予定があり、明日の移動では間に合わないリスクが高く、今日中に帰っておきたいところ。Iさんは、翌日から夏季休暇で翌朝に国際線のフライトがあるということで、何が何でも帰らないといけない。4人の中でも最も必死な様子でした(その割には途中で財布がないと騒ぐなど、ボケキャラはいつも通り、笑)。

タクシーをつかまえることは難しくありませんでしたが、運転手さんは普段は高速でしか行ったことのない空港に一般道で向かってくれというリクエストに困惑気味。私ともう一名がGoogle Mapsを駆使し、運転手さんをサポート。市内はだいぶ渋滞していましたが、これは運転手さんの経験で何とか脱出。一方、郊外に出ると、雨は激しくなるわ、そばを流れる川は明らかに増水しているわ、道路脇に崖が迫っているわで、これはこれで結構リスクがあることを実感します。

郊外に抜けて以降、一箇所での激しい渋滞と、途中一回のトイレ休憩(運転手さんが、もう我慢できない、となったので、笑)をはさみつつも、何とか空港に近づいていきます。空港まで残り僅かというところで、タクシーは街道から山道へ。この時は雨量40mm近くという豪雨で、道にも巨大な水たまりが多く、結構ヒヤヒヤものでした。

最後の最後で道に迷いつつも、午後6時半前には何とか空港に到着。頑張って頂いた運転手さんには厚く御礼をして、搭乗カウンターに向かいます。Iさんは早めの便ということで、早々に搭乗口へ。残り3名も、幸いフライトは予定通りということで、ホッと安心。

あとで調べてわかったことですが、広島空港はCAT-IIIbという高性能の計器着陸装置(ILS)を備えているため、視界が限られていても飛行機の着陸が可能なのだそうです(ちなみに3年前にアシアナ航空機が広島で着陸失敗した際には、ILSを使用しておらず、また、失敗の際にILSの機材を破壊してしまったため、長期間に渡って広島空港の運用に支障をきたしたそうです)。これが台風であれば風も強いですから、おそらく欠航になったのだと思いますが、当日は雨は強くても風はそれほど強くなく、(ILSを使えないからなのではないかと思いますが)小型機を除きほぼ全便予定通りに運行していました。

チェックインを済ませ、まだフライト(午後8時50分)までは時間があるので、空港内で食事。この際に駄目押しのように広島県内での特別警報が発令され、これが何十年に一度という非常事態であることを再認識しました。自分の帰宅は目処が立ったものの、今日ご来場頂いた皆さんが無事に帰宅できたのか、広島に残ったメンバーは大丈夫なのか、心配になります。

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フライトは大きな遅れもなく離陸し、午後10時過ぎに羽田に到着。機内では疲れからか爆睡。自宅には午後11時ぐらいに戻ることができました。

本ブログで私の信条は「やらないで後悔するよりは、やって反省」と書いたばかりですが、さすがに今度ばかりは、PAPカンファレンスを開催したことが正しい判断だったのか、考えさせられます。結果的に大きなトラブルはなかったので、後悔とまではいかないまでも、どこでどういった判断をすべきだったのか。

台風のように、この先状況が悪化することがある程度の確実性を持ってわかるのであれば判断は比較的容易ですが、今回のように、徐々に状況が悪化する中での判断はなかなか難しいというのが実感です。タクシーでの空港行きも問題なく到着できたからこそ武勇伝になりますが、途中で災害に巻き込まれていれば、愚行と言われても仕方ありません(ちなみにこの時通った一般道は現時点で通行止めとなっており、我々が通ったのちに何らかの問題があったのではないかと思います)。

ちなみに、当日広島に残ったメンバーは翌日も新幹線が動かず、空路も市内への交通の便が確保されないということで欠航が相次ぎ、もう一泊を強いられることになったとのこと。ようやく今日(日曜日)になって新幹線が通常運行に戻ったことから、現在帰宅の途にあるようです。

今回の大雨はまだ完全に収束しておらず、残念ながら大きな被害が出ているとのこと。他人事とは思えません。やはり自然には勝てないというと、ありきたりな結論になってしまいますが、色々と考えさせられる広島での出来事となりました。
posted by 岡本浩一郎 at 15:55 | TrackBack(0) | 弥生

2018年07月04日

巡業

昨日は午前4時過ぎに起床。TVをつけたところ、パッと目に入ったのが、「日本6 - 12ベルギー」。うわ、ぼろ負け、それでも6点取っているのは凄いな、と勘違い。お分かりだと思いますが、表示されていたのはシュートの数。野球ではないので、さすがにこの点数はないですよね。まさに寝ぼけ眼をこすりながら、ですが、ようやくスコアが目に入ったら、「日本2 - 0ベルギー」。一気に眼が覚めました。その後の経緯は皆さまご承知の通り。私が見始めてからは点を取られるばかりということで、微妙な罪悪感を感じますが、それでもワクワクドキドキするいい試合でした。西野ジャパンの皆さん、お疲れ様でした & ワクワクさせてくれて有難うございました!

さて、残念ながら日本が敗退ということで、私にとってのW杯は終わり(その程度のサッカーファンということです、笑)。一方で、私の夏の巡業が始まります。本ブログでも何回かお話ししていますが、弥生では会計事務所パートナー(PAP)向けに、弥生PAPカンファレンス 2018 夏 & 全国キャラバンを絶賛開催中です。

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今日は名古屋でのカンファレンス開催、そして金曜日には広島での開催。カンファレンスは来週の福岡で終わりとなりますが、全国キャラバンはまだまだ始まったばかりです。全国キャラバンは北は札幌から南は沖縄(!)まで全国16会場で延べ26回の開催。日程がお互いに重なっているケースもあり、またそもそも私の東京での予定もそれなりに入っており、全部に参加することは現実的ではありません。ただ、折角の機会ですので、可能な範囲で参加しようと思っています。

結果的に私は7月は出張続き。7月の21営業日のうち、10営業日は出張です。誰もが行きたがる(笑)沖縄は、かなり前から入っていた予定と被ってしまい、なくなく見送りですが(泣)、北は札幌から南は鹿児島まで。

梅雨が明けて本格的な夏のはずですが、今週は台風の影響か後半は結構な雨の見込み。来週は一転夏本番となるでしょうか(個人的には3連休にキャンプを予定しているため、好天を希望)。いずれにしても、体力的に厳しいのは間違いありませんので、キチンと体調管理をしてこの巡業を乗り切りたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:42 | TrackBack(0) | 弥生

2018年07月02日

決断

サッカーW杯が予想外に(?)盛り上がっていますね。前評判は決して高くなかった西野ジャパンですが、既に皆さんご承知の通り、決勝トーナメント進出を果たしました。事前には色々と批判的に報道していたものが、結果が出ると途端に論調が変わるのが、何だかな〜と感じるのは私だけでしょうか。

さて、既に色々なところで議論になっているので、書き尽くされたような気もしますが、ポーランド戦の最後の10分間について、私が思うところを少しお話ししてみたいと思います。まずは、一応援者としては、残念。正直、見ていて楽しくはないですからね。この時間は、コロンビア-セネガル戦を見たという方も多いようですが、やる気のない試合よりは、やる気がある試合を見たいというのが、応援する側の素直な気持ちでしょう。

一方で、一経営者として、僭越ながら監督の立場で考えるとすると、正しい選択だったと考えます。限られた情報をもとに、様々な選択肢の中から、最も成功確率が高い選択をするのが監督の仕事(レベル感は違えども、経営者の仕事も同様)。当然何を成功とするかによって変わってくるわけですが、今回の場合、当該試合に勝つこと、ではなく、決勝トーナメント進出を成功と考えるべきでしょう。とすれば、下手に攻勢に出て逆に失点のリスクを負うよりは、確率論的にコロンビアの勝利に賭けるという選択は極めて真っ当なものだと考えます。限られた情報の中で最善と思われる選択をする。そしてその結果に責任を取る。

ただ、今度は一個人として考えると、また話が変わってきます。私の信条は「やらないで後悔するよりは、やって反省」ですから、その信条からすると、(私が日本代表に選ばれることはありませんからあくまで仮定の話ですが、笑)今回のようなケースでは、私個人は、結果がどうなろうと最後まで攻め続けていたと思います。では私が弥生の経営において、常に「やらないで後悔するよりは、やって反省」を貫いているかというと、そうではありません。経営はチームプレー。お客さまであり、パートナーであり、従業員であり、株主であり、ステークホルダーのことを考えれば、私自身が後悔をしないことを最優先にするわけにはいきません。皆にとって最善の結果となるために、最も成功確率が高い(であろう)選択をし、あとは、チームの皆と共に、その選択が正解となるような努力を続ける。

つまり、西野監督は、自分のメンツや満足のためではなく、あくまでもステークホルダーのための合理的な判断をしたということなのではないかと思います。そういった意味では、これが個人プレーの競技であれば話はまた変わったのではないでしょうか。個人プレーであれば、プレーするのも、判断するのも競技者本人がすればよいことですし、結果責任も本人が取ればいいですからね。

それにしても、今晩(明日未明)のベルギー戦は、何時に寝るのか、はたまた起きるのか、とても悩ましいです。
posted by 岡本浩一郎 at 17:30 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月28日

展示会と交流会

先週水曜日に東京でPAPカンファレンスを開催しました。当日は雨、なおかつ予報では、カンファレンス開始の14:00に向けて雨脚が強まるということで、皆さんに予定通り来て頂けるか不安が募ります。

それでも、蓋を開けてみれば、問題なし。出席率(お申込みに対して実際に参加頂く率)は目標を達成することができました。それでも大阪よりは僅かに下回ったのは、やはり天気の影響もゼロではないということでしょうか。

東京も大阪と同様に元々想定していた定員以上のお申込みを頂いており、会場構成を見直して座席数を大幅に増やしました。雨もあってそれなりに余裕がでるかもと思いきや、出席率が好調だったことで、またもやギリギリまで座席を増やすことに。それでも何とか収まって、ほっと胸をなでおろしました。

今回のPAPカンファレンスでは、本セッション(事例発表プログラム)に加え、ソリューション展示会と交流会を開催しています。

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ソリューション展示会は、NTTデータの「達人シリーズ」、リクルートの「Airレジ」等、弥生製品と連動する会計事務所向けソリューションをご紹介しています(展示会の参加社一覧はこちら)。もちろん、弥生自身の製品/サービスの展示・実演も行っていますし、弥生グループであるMisoca/アルトアも展示を行っています。展示会があっても、見て回る時間がないのでは片手落ちですので、今回は、本セッション半ばの休憩時間を長めにとっています。

本セッション終了後には会場を変えて交流会を開催。こちらも多くの方にご参加頂きました。本セッションはどうしても一方通行の情報発信になってしまいますが、交流会は、会計事務所の皆さまの生の声を直接頂ける機会。耳の痛いご意見も多く頂きましたし、同時に、弥生に対する期待値がとても高いことを改めて実感する良い機会となりました。また、弥生から、もしくは弥生へ、だけではなく、会計事務所同士での意見交換が活発になされていることがとても印象的でした。特に事例発表の登壇者は引っ張りだこです。

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ソリューション展示会そして交流会は7月開催となる名古屋、広島、福岡でも開催します。皆さまのご参加を楽しみにお待ちしております。
posted by 岡本浩一郎 at 18:34 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月26日

CSAJとのご縁

前回は、CSAJ(一般社団法人 コンピュータソフトウェア協会)の理事に就任したことをお話ししました。業界の垣根が崩れる変革期においては、業界として(ある程度)まとまって活動することが必要であり、その活動に対し、私なりに貢献したいと思っています。

実は、私にはCSAJとのご縁(というよりご恩?)があり、それも今回の理事就任の伏線になっているのかもしれません。

CSAJが設立されたのは、1982年。ソフトハウス等22社により「日本パソコンソフトウェア協会(JPSA)」として設立されました。初代の会長はあの孫正義さん。1982年と言えば、PC-9801の初代が発売された年でもあります。まさにPCの、そしてPCソフトの黎明期でした。

時は流れて1996年。当時私はUCLAのビジネススクールに留学中でした。1年目と2年目の間の夏休みにQuarterdeckというパソコンソフトのメーカーでインターンをしたことは以前も書きましたが、その際に与えられたミッションは、アジアへの進出戦略。特に、日本・香港・シンガポールについて、PCソフトの市場(市場規模や流通構造)、さらに、進出の際の形態のオプション(現地法人 or 営業所、単独 or 合弁...)を調べることになりました。

色々と苦労しながらの調査となりましたが、日本に関してはかなり容易に情報を収集することができました。それはもちろん、母国であり、母語での情報収集が容易だったということもあるのですが、何よりも調査対象であるPCソフト市場について、極めて明快にまた正確にとりまとめたレポートを見つけることができたから。そう、そのレポートを発行していたのがJPSAでした。進出に関する情報に関しては、JETRO(日本貿易振興機構)が豊富に情報を提供しており、日本に関しては、ほぼ労せずして調査を終えることができました。

当時は、JPSAという団体がある、こんなにいいレポートをまとめて頂いて有難いな、ぐらいの認識しかしていなかったわけですが、それが実に約20年後に、その団体の理事に就任することになったわけですから、ご縁というのは、やはり面白いものだと感じます。
posted by 岡本浩一郎 at 19:26 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月22日

CSAJ

このたび、CSAJ(一般社団法人 コンピュータソフトウェア協会)の理事に就任しました。CSAJは、コンピュータソフトウェア製品に係わる企業が集まり、ソフトウェア産業の発展に係わる事業を通じて、我が国産業の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的としている一般社団法人。弥生は設立の初期から会員となっています。

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私も弥生の社長として10年以上活動している中で、だいぶ前から理事に就任しないかというお誘いは頂いていました。もっとも、これまでの間は、一貫して遠慮してきました。

昨日、日経電子版で「経団連、この恐るべき同質集団」という記事が掲載され、経団連の正副会長(19名)に多様性がないということがネットでも話題になっていました。念のために言えば、CSAJの理事には女性もいらっしゃいますし、創業者も、サラリーマン経営者も、プロ経営者もおり、また年齢も40代、50代、60代とそれなりには分散していますので、経団連よりはまだ多様性がある方だとは思います。

ただ、正直私はこの種の業界団体が苦手。あんまり群れるのが好きではない、と言えばいいのでしょうか。

それでも、今回理事を引き受けることにしたのには理由があります。それは、IT業界のあり方が大きく変わってきているから。これまではIT業界は閉じた世界であり(金融業や小売業がそれぞれで閉じた世界であるのと同様)、ある意味限られた範囲での競争でした。ゲームのルールも明確。そういった中では、各社でそれぞれ努力すればいい話であり、業界団体として活動することの積極的な意味が私としては見えていませんでした。

しかし、今、急速に業界の垣根が崩れてきています。AmazonはITベンダーなのか小売業なのか、物流業なのか。弥生が子会社であるアルトアを通じて融資を行うというのも、業界を超えた動きです。先日からお話ししている金融機関APIも、これまでは別の世界だったIT業界と金融業のクロスオーバーの一つの現れです。そして業界の垣根が崩れてきている中では、ゲームのルールも混とんとします。金融機関APIには、金融業のルールが適用されるべきなのか、IT業界のルールが適用されるべきなのか

そういった変革期においては、業界として(ある程度)まとまって活動することが必要、というのが、私の実感であり、今回理事を引き受けた理由です。決して、「紺とグレー」の世界に染まった訳ではない…と思います(苦笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 19:27 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月20日

仕事と遊び

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今週月曜日にオープンした弥生の増床エリア(秋葉原UDX 南8F)ですが、入り口はこんな風になっています。初めてアルトアのオフィスに自社のロゴを掲げることができました。ただ、メインはあくまでも弥生のオフィス、そこにアルトアが間借りしているということは、ロゴの大小関係からはっきりわかるようになっています(笑)。

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この入口から右に入ると、月曜日にもご紹介したイベントスペース。イベント時には100名程度が参加可能なスペースですが、普段は打ち合わせや休憩、営業時間外には懇親の場として利用できるようになっています。

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手前には何やらオフィスらしくないものが見えますが、少し寄ってみると…。テーブルサッカーともフーズボールとも言われるゲームです。単純だからこそ誰でも遊べますし、また少しの時間でも楽しめるのがポイントです。プレイしてみるとわかりますが、かなり盛り上がります。

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また、実はこんなものもあります。ダーツですが、タブレットとBluetoothでつないでスコアを出せるという本格派です(の割には実はお手頃な価格です)。Star Warsバージョンというのがちょっとした拘りでしょうか(笑)。

昨晩はW杯の日本戦を有志で観戦しながら、フーズボール/ダーツの遊び放題(+ 日本の勝利!)という贅沢な時間を過ごすことができました。

オフィスは仕事の場。と同時に、仕事は楽しむもの。仕事を楽しむためには、仲間とのチームワークは欠かせませんし、仲間と交流を深めるための場があってもいいと思っています。もちろん、仕事と遊びをキチンと切り分け、メインはあくまでも仕事であることが大前提ですが。

ところで今朝、増床とともにフーズボール、ダーツを設置したことを家族に話しました。実は休暇中に家族でフーズボールに盛り上がったことが、今回のオフィスへの設置の伏線になっています。娘の反応は、「いいな〜」、と同時に、「でも、皆その分お給料として欲しいんじゃないの」、と。10歳にはしては随分大人な発言は教育の賜物でしょうか(苦笑)。

ご安心ください。フーズボールとダーツは私からチーム弥生へのプレゼント。あくまでもnice to haveですからその分従業員の給料を減らすこともありませんし、ましてや株主のおカネを使うこともありません。
posted by 岡本浩一郎 at 19:38 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月18日

本社増床オープン

弥生は大阪にカスタマーセンターと大阪支店がありますが、今朝の地震はまさに通勤時間帯直撃となりました。オフィスに辿り着けないメンバーが多く、大阪はかなりの縮退営業を強いられることに。弥生のカスタマーセンターは大阪と札幌の二拠点で稼働しているため、今日は札幌中心の対応で何とか乗り切ることになりました。弥生は幸い物理的被害はなかったものの、今回の地震では残念ながら死傷者も出ているということで、心が痛みます。

さて、こんなタイミングで間が悪いとは感じますが、本日弥生は本社を増床オープンしました。本社は秋葉原UDXの21F北側にありますが、この度8F南側の一部に増床しました。このタイミングでの増床に踏み切ったのにはいくつか理由がありますが、最大の理由は今後相当なボリュームの法令改正対応が必要となる中で、現状のスペースでは不足することが確実となったためです。

もう一つが既にお話ししているアルトアの移転。そうです、アルトアのオフィスは移転によって格段に広くなりましたが、実は移転後も弥生のオフィス(今回増床したスペース)に間借りした状態なのです。

さらに、様々なセミナーやイベントを開催する中で、より使いやすい専用スペースを作りたかったというのが最後の理由です。これまで弥生本社で開催する各種セミナーは通常は会議室として使っているスペースをセミナー開催に合わせて準備して対応していましたが、今後は(この間お話しした全国キャラバンの東京開催含め)、全て南8Fのセミナールームでの開催となります。

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またこちらはイベントスペース、その名も「ヤヨイヒロバ」。このスペースは社外向けのイベント、社内のイベント、休憩エリア、懇親の場などとして広く活用していく予定です。社外向けのイベントについては、弥生が主催するものだけでなく、パートナー会計事務所(PAP会員)にご利用頂けるようにもしていく予定です。
posted by 岡本浩一郎 at 20:31 | TrackBack(0) | 弥生