2018年06月11日

花火 2018

先週半ばには関東も梅雨入りということで、日曜日からは本格的な雨のシーズンの始まり。しばらくはやや憂鬱な天気が続きます。雨のシーズン直前に駆け込みで開催という訳ではありませんが、毎年楽しみにしている横浜の開港祭が先々週末に開催されました。

横浜開港祭は、港に感謝し、横浜の開港記念日である6月2日を皆で祝うイベントとして、みなとみらい地区の臨港パークを主会場に開催されます。開港記念日前日の6/1から2日間に渡って開催され、水陸で様々なイベントが行われます。ただ、我が家にとっては、開港祭と言えば二日目の最終イベントとして開催される「ビームスペクタクル in ハーバー」。臨港パークとその前に広がる海上で開催される光・音・花火のショーです。

今年もこのショーにあわせ、弥生社員とアルトア社員を家にご招待。これまでは最大で30名程度の参加になったこともありますが、さすがに身動きがとれないということで、ここ数年は適正人数である20名程度の参加となっています。メインのお客さまは、弥生の新卒1/2年目を中心とした若手メンバー。アルトアは、昨年開催以降に入社したメンバーですが、弥生メンバーに比べれば年齢層はやや高め。

当日は朝から買い出し、そして皆が集まる夜6時まで、時計をにらみながらの料理。いつもながらですが、最初の頃は余裕があるのに、締切間近になると、やばい間に合わないとなるのはなんでなんでしょうね。20人分+αとなるとかなりの量になりますが、手作りのものと、出来合いのものをうまくミックスしてボリュームをかせぎます(笑)。

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バタバタしつつ夜6時に皆をお迎えし、そこからはワイワイタイム。最近の傾向としては、料理はあっという間になくなる一方で、お酒の消費量はそこまでもないような。7時半前に花火が始まり皆ベランダにでて花火鑑賞タイム。今年は天気もよく、風もそこそこあったため、煙に邪魔されることもなく、最高の眺めを楽しむことができました。

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花火終了後は余韻を楽しみつつのウダウダタイム。9時過ぎまでしっかりと盛り上がってから解散となりました。
posted by 岡本浩一郎 at 20:30 | TrackBack(0) | 弥生

2018年06月07日

オープンAPI推進研究会

先週金曜日に、全国銀行協会(全銀協)より、「改正銀行法対応のAPI利用契約の条文例 (中間的な整理(案))」という資料が公開されました。これは、金融機関と金融機関APIを利用する事業者(法的には電子決済等代行業者という名称になります)の間でのAPI連携に関する契約締結を効率化することを目的に、金融機関、事業者、弁護士をメンバーに、全銀協を事務局とした「オープンAPI推進研究会」の中間成果物として発表されたものです。

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私自身も、このオープンAPI推進研究会の一メンバーとして、昨年11月から現在まで一貫して議論に関わってきました。研究会の会合はこれまで11回開催されていますが、1回を除き全参加しており、全会合を通じ、おそらく一番発言したのは私なのではないかと思います(当社比、笑)。決して自己アピールしている訳ではなく、それだけ金融機関APIに対し、期待もしていれば、懸念も持っているということです。

以前もお話ししたように、金融機関APIを通じ、お客さまがお客さま自身のデータをより自由に活用できるようになることによって、これまでにない利便性がもたらされることが期待されます。一方で、扱いようによっては、むしろお客さまの自由を損ねかねないという意味で、大きな懸念も存在します。

私がこの領域に時間を割くようになったのは、昨年の前半。昨年の前半から、金融機関のAPI対応が少しずつ始まり、弥生としてもAPI連携をすべく、複数の金融機関との議論を始めました。そこで直面したのがN対N問題。弥生は、個別の金融機関とそれぞれ議論をしなければならない。一方で、金融機関としても複数の事業者とそれぞれ議論しなければならない。既に確立した事業であれば、議論/交渉すべきポイントも限られますから、それでも何とかなるかもしれませんが、ことAPI連携に関しては、まだ新しい領域であり、どんな問題が起こりうるのか、その際にどういった対応を行うべきなのか、から始まって全てが未知の世界。N対Nの議論では早晩限界が来ると判断し、多くの金融機関/事業者が集まっての検討の場が必要だと動き出したのが、ちょうど一年前のことです。

それから紆余曲折があり、ようやくオープンAPI推進研究会として動き出したのが、昨年の11月のことです。そしてそれから半年以上経って、ようやく中間という位置付けではありますが、成果物として発表できるようになりました。

研究会として発足し、課題だったN対N問題は解決できたものの、逆に直面したのは、様々な考え方をどうまとめていくか。金融機関も一枚岩ではありませんし、事業者側もそれぞれ事業の背景が異なりますから、全く同じ発想をしているわけではありません。そういった中で、実に様々なトピックを、時間をかけてじっくりと議論する必要がありました。こうした議論によって、お互いに理解が深まり、納得感のある成果になってきたと思っています。

ただ、やはり根本的な考え方の違いもあり、全ての穴を埋め切れている訳ではありません。考え方の違いは説明が難しいですが、あえて単純化してお話しすると、「お客さまの保護」を第一と考えるのか、あるいは「お客さまの自由」を第一と考えるのか、と表現できるように思います。充分に理解できることですが、金融機関の出発点は「お客さまの保護」。お客さまは全てを理解している訳ではないし、間違いをすることもあるかもしれない、そんな際にもお客さまを保護できるよう、(場合によってはお客さまの自由を一部制約してでも)万全な守りが必要。これに対し、弥生も含め、事業者の出発点は「お客さまの自由」。お客さまがキチンと理解して、こうしたいという意思を示されている以上、それを実現できるようにするのが、事業者の責務という発想です。むろん、意志を示さない(必要と感じていない)お客さまに何かを押し付けることはあってはなりませんが、意志を示された以上は、それを極力尊重し、最大限の利便性を提供したいと思っています。

おそらく最適解は、その中間にあるのだと思っています。お客さまの保護はもちろん大事だし、お客さまの自由ももちろん大事。オープンAPI推進研究会の議論はまだ中間とりまとめですから、最終案に向けて、引き続き議論をつくし、本当の意味でお客さまのためになる方向性を見出したいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 13:27 | TrackBack(0) | 弥生

2018年05月31日

Half Year Meetingのその後

前回お話ししたHalf Year Meetingは、会社の現状だけでなく、これから向かう方向性を共有するという意味で、とても重要な意味合いを持っています。年度が終わったタイミング(10月)で開催される社員総会とあわせ、個人的にも気合いの入る社内イベントの一つです。

Half Year Meetingのビジネスセッションは3時間。3時間みっちりと会社の今と将来を考えた後は、お待ちかね(?)のビアバスト(Beer Bust、懇親会)です。真面目な雰囲気(?)のビジネスセッションから一転、ビアバストはお楽しみモード。Half Year Meetingは東京/大阪/札幌の3会場で開催しますが、会場それぞれの個性が出るのもビアバストならでは。

東京のビアバストの目玉企画は、4月に入社した新卒社員によるビデオ/プレゼン企画。もはや毎年恒例なのですが、年々着実にそのレベルが上がっていきます。昨年も「こんなすごい出来だと来年は大変だな」と思いましたが、今年はさらにレベルアップ。ビデオには私も含め何人かがゲスト参加することが多いのですが、その無茶ぶりレベルも年々上がっているような気がします。盛り上がるためであれば、どんな無茶ぶりにもお応えするのが私の仕事です(苦笑)。

札幌ではチームに分かれてのゲーム企画があり、かなり盛り上がりました。数十人でマリオカートをやると、運転手交代のタイミングで反対向きに走り出す人もいて、大盛り上がりです。大阪では、指示通りに絵を描くコンテスト。これは絵を描く人以上に、指示を出す人の能力が問われるような気がします。

以降2次会、3次会と日付が変わるまで懇親の場が続きます。私もHalf Year Meeting(と社員総会、CC総会)については、できる限りお付合いするようにしています。今回は大阪での締めのラーメンが最長。ホテルに何とか辿り着いたらHalf Year Meetingを無事に終えた安堵感と、懇親のし過ぎでぐったりです(笑)。

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これは、札幌会場で配られたお土産。予算は同じはずなので、おカネの使い方に会場それぞれの個性が出ているのだと思います(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 19:26 | TrackBack(0) | 弥生

2018年05月29日

Half Year Meeting 2018

前回の記事で少しふれましたが、GW前から先週までかけて、Half Year Meetingを開催しました。弥生は9月決算ですので、3月で上半期が終了。例年4月には上半期の振り返りということで、Half Year Meetingという社内会議を実施しています。GW直前にはまず東京で開催。GWが明けてからは、5/12(金)に札幌、そして5/19(金)には大阪で開催しました。

少し前に「確定申告期の振り返り」という記事で、「総じて言えば、しっかりとした手ごたえを感じる、まずまずの結果」と書きましたが、弥生全体として、上半期はまずまずの結果を出すことができました。むろん課題は色々とあるのですが、数字面だけ見れば、完璧とは言わないまでも、上々の出来。しかしHalf Year Meetingでは、上半期の状況を共有しつつも、むしろこれからに向かって気を引き締める場となりました。

というのも、これからは弥生の長い歴史の中でも経験のないほど、大型の法令改正が続くことが予想されるからです。消費税率10%/軽減税率は延期が繰り返されてきましたが、現時点の予定となっている2019年10月に向けては、税率引上げ時の景気の腰折れを防ぐための議論が始まるなど、いよいよか、というムードが高まってきました。弥生の製品については、既に10%/軽減税率の基本的な対応は行っていますが、各種の帳票など、実際に引上げが迫らないと明確にならないものも多く、追加での開発も必要になると想定しています。

つい先日お話しした新元号も、正式に公表される2019年4月から、切り替わる5月に向けて急ピッチでの開発が必要になります(一部帳票については、5月以降の提供になる可能性も否定できません)。

また、昨年末に発表された税制改正大綱では、所得税において基礎控除の増額が予定されています。これだけであればまだ単純ですが、同時に、給与所得控除の減額、一方で、「子育てや介護に対して配慮する観点から」子育て世帯や介護世帯向けには「負担増が生じないよう措置を講ずる」として所得金額調整控除が新たに導入されます。また、青色申告特別控除は減額になるものの、電子申告する場合には減額はありません。こう書くだけでも複雑怪奇ですが、これらを全てシステムとしてキチンと実装しなければなりません。

この他にも働き方改革にともなう法令対応なども多々想定されており、2019年から2020年はまさに法令改正ラッシュです。一方で、法令改正に限らず、弥生が今取り組んでいること、さらにこれから実現したいと思っていることは実に多岐にわたります。弥生は、今、何を優先すべきか。Half Year Meeting前には経営陣で徹底的に議論しました(議論がまとまらないためにHalf Year Meetingの開催が危ぶまれるところまで喧々諤々と、苦笑)が、最終的に立ち戻ったのは弥生の原点。

弥生のミッションは、中小企業、個人事業主、起業家の事業をインフラとしてしっかりと支えること。弥生として「やりたい」ことは多々あれども、まずは「やるべき」ことから。お客さまに事業を支障なく進めていただくために、弥生はまず何よりも、法令改正にきっちりと対応しなければなりません。今回のHalf Year Meetingは、その背景も含め、弥生が今、何を優先すべきかを全社で再確認・共有する場となりました。
posted by 岡本浩一郎 at 22:23 | TrackBack(0) | 弥生

2018年05月25日

日本簿記学会

先週後半は旅の人に。木曜日朝に福岡に入り、午前中は福岡で打合せ、午後は山口に移動して打合せ。そして夕方に広島に移動。翌朝は広島で打合せの後、大阪に移動。大阪ではHalf Year Meetingを開催し、三次会の真夜中のラーメンまでお付合い。ホテルに辿りついたのは午前2時過ぎ(あまり定かではありません、笑)。

翌日午前中はたまたま開催されることになっていた社内有志での懇親会(公園でのまったり飲み会、笑)に顔を出してから、神戸に移動。神戸では午後いっぱい学会に参加し、飛行機の時間が許すまで懇親会にも参加。家に帰りついたのは土曜日の夜10時半。移動が多く、なかなかハードな3日間でしたが、充実した出張になりました。

土曜日の午後の学会は、日本簿記学会の第34回関西部会に報告者として参加することになったもの。日本簿記学会は、簿記の理論、実務および教育などの振興をはかり、会計学および会計実務の一層の発展に寄与することを目的として、30年以上前に設立された学会です。コンピュータによる記帳処理方法の発展を一つの契機に設立されたということで、弥生会計(1987年生まれ)とほぼ同じような歴史を持つ学会です。

今回の関西部会のテーマは、「会計ビッグデータがもたらす簿記・会計の未来」。このテーマに沿って、私からは、AIを活用した簿記・会計業務の生産性向上への取組み(スマート取引取込)、およびAIの活用による会計データの高付加価値化(アルトア)について報告を行いました。報告の後は、今回のテーマについて討論があり、私もパネリストの一人として参加しました。学会ということで参加者の方は大学教授など研究者の方が多いのですが、実務においてどういった取り組みがなされているか、非常に関心が高いことが印象的でした。

討論では、ブロックチェーンといった技術が今ある簿記にどういった影響を与えるのか(果たして複式簿記を超える新たな簿記の仕組みが生まれうるのか)など、広い範囲で議論が行われ、私自身にとっても非常に刺激になる場でした。

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個人的に何気にツボだったのは、会場となった甲南大学の最寄駅が「岡本」だったこと(笑)。駅から大学までの道には「岡本」があふれており、ちょっと不思議な感覚でした。
posted by 岡本浩一郎 at 17:22 | TrackBack(0) | 弥生

2018年05月15日

確定申告期の振り返り

少し間があいてしまいましたが、やよいの白色申告 オンライン/やよいの青色申告 オンラインを中心に、3月までの確定申告期の振り返りを社内で行いました。総じて言えば、しっかりとした手ごたえを感じる、まずまずの結果。もちろん色々と課題はありますが、まずはお客さまに知って頂く、次に最初は無償でサービスをご利用頂く、そして最終的に有償でサービスをご利用頂くというビジネスモデルが確立してきました。

クラウドサービスは、広告費を糸目なくかければ、ユーザーを獲得することは容易です。ただ、実際にサービスを活用頂き、これだったら有償でも使い続けたいと思って頂く、要は本当の意味でのお客さまを獲得するとなると難易度は圧倒的に高まります。しかし、当然のことですが、ビジネスとして継続する上では、名ばかりのユーザーがいくらいてもダメで、本当のお客さまの数を増やさなければなりません。弥生は、名ばかりのユーザー数を追うことはせず、本当のお客さまの数を増やすことに注力してきました。弥生がやよいの白色申告 オンラインで、クラウド型の申告ソフトを提供するようになったのが2014年のこと。それから5回の確定申告期を経て、しっかりしたビジネスモデルとして確立しつつあります。

まだまだ全社の売上に占める割合は限定的ですが、しっかりとした事業の柱に育ちつつあります。今期の弥生オンラインの売上はほぼ計画通りを見込んでおり、今後の事業の成長であり、売上がある程度読めるようになってきました。

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もちろん課題もあります。今回の確定申告が終わった段階で、クラウド申告ソフト市場における弥生のマーケットシェアは55.4%。明確なNo.1であることは事実ですが、この数字は前年前々年と比べても一進一退です。弥生の基準である圧倒的なNo.1(弥生基準での圧倒的No.1は、3人に2人、つまりシェア66.6%)にはまだ距離感があります。とはいえ、優先すべきは本当のお客さまを着実に増やすこと、同時に、中長期的なビジネスとして成立するようにビジネスモデルをしっかりと確立すること。足元のシェアで一喜一憂するよりは、焦らずにじっくり積み上げていくつもりです。

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むしろ、より重い課題は、クラウド申告ソフトのさらなる普及です。一昨年、昨年の確定申告終了時点で、クラウド申告ソフトの利用率は9.2%、13.2%と着実に浸透してきました。今年は、目に見えて普及が進むのではないかという期待もあったのですが、結果的には利用率は14.7%。もちろん利用率としては上昇はしていますが、大きく伸びたとは言い難いレベルです。クラウド申告ソフトの利用者は、新しいモノに抵抗のない層から、一般的な層(マジョリティ層)に広がりつつはありますが、マジョリティ層への本格的な浸透にはまだまだ時間がかかりそうです。

ただ、これも焦る必要はないと思っています。デスクトップのやよいの青色申告は引き続き安定的に推移していますし、クラウドも上述の通り、ビジネスモデルが確立してきました。時間をかけられるのが、弥生の強み。引き続き、じっくりと取り組んでいきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:47 | TrackBack(0) | 弥生

2018年05月07日

お申込みはお早めに

先日本ブログでもお話しした弥生PAPカンファレンス 2018 夏ですが、お蔭さまで順調にお申込みを頂いています。

初回の開催はちょうど一ヶ月後の6/7(木)に大阪での開催となりますが、既に定員を大きく超えるお申込みを頂き、受付を終了しています。大阪の次は東京(6/20、水)ですが、こちらも定員を超えつつあり、当日不参加の方が一定数発生することを考慮しても、間もなく受付終了となりそうです。東京会場でのご参加を検討されている方は、是非お早めにお申込みください。

残りの3会場は7月に入ってからの開催になりますので、まだ2ヶ月程度あることになりますが、どの会場も着実にお申込みが入りつつあります。こちらは今日明日で締切になるようなことはないと思いますが、東京/大阪と比べると定員が少ないこともあり、可能な範囲で早めにお申込みを頂ければ幸いです。

毎年開催している弥生PAPカンファレンスですが、来て良かった、と言って頂けるように、内容や開催形式を毎回見直しています。今回新たな取り組みとして実施するのが、交流会。14:00から16:30までのプレゼンセッションが終わった後に、参加者間で自由に交流頂ける交流会を開催します。

会計や税務申告は10年後になくなる仕事の上位と言われる中(まあ、そういった話はずっと昔からあるわけですが)、他の会計事務所はどう考えているんだろう、どうしているんだろう、という関心も強いと思います。そういった観点から、ここ数年のPAPカンファレンスでは事例発表を強化しており、今回も各会場2つの会計事務所による事例発表がメインのコンテンツとなっています。ただ、事例発表を受動的に聞くだけでは物足りない、あるいは、登壇する会計事務所以外にも話を聞いてみたい。そういったニーズもあるのではないか、ということで、今回は交流会を開催することにしました。

もちろん、弥生のメンバーも多く参加しますので、弥生の製品やサービスに関する質問を頂いたり、あるいは様々なご意見を寄せて頂くのも大歓迎です。私も全会場で参加しますので、是非お声がけください。
posted by 岡本浩一郎 at 18:04 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月27日

金融機関API

今月中旬に経済産業省から発表された「キャッシュレス・ビジョン」(pdf)。買物での支払いなどで紙幣、硬貨を使わない「キャッシュレス化」について、決済に占める割合を2025年には現状の倍の40%を目指す。さらに将来的には、世界最高水準の80%を目指していく。かなり野心的なビジョンですが、メディア等でも取り上げられ、かなり反響を呼んでいるようです。実は私もご縁があって、このキャッシュレス・ビジョンの策定に関わっています。

ことの発端はAPI。弥生は約4年前から、銀行の明細やクレジットカードの明細を取り込んで、自動で仕訳化するSMART(スマート取引取込)という機能を提供しています(より厳密に言えば、銀行明細に限った形で取込・仕訳を行うMoneyLook for 弥生という機能は、さらにその10年前から提供しています)。この際、銀行やカードの明細を取り込むために、スクレーピングという技術を使っています。スクレーピングは、お客さまのインターネットバンキング等のIDとパスワードをお預かりした上で、SMARTが、あたかもお客さまが利用しているように(ある意味お客さまになりすまして)インターネットバンキング等にログインし、情報を取得する仕組みです(Scrapingは直訳すれば、引っ掻きとる。インターネットバンキングの画面データから銀行明細などを引っ掻きとるという意味合いです)。人間の操作をコンピュータで再現・自動化する訳ですから、最近はやりのRPA(Robotic Process Automation)に近いといえば近い技術です。

このスクレーピングという技術は既に20年近く運用されており、技術的には確立されたものです。ただ、お客さまからIDとパスワードをお預かりするということに対する心理的抵抗感もありますし、実際、万が一のセキュリティ事故が発生した場合(もちろんそういったことが発生しないように万全な対策は取っているわけですが、セキュリティに完璧はありえません)、責任の所在を明確化することが難しいといった課題があります。

これに対して、お客さまのIDとパスワードをお預かりしなくても、安全に銀行やクレジットカード会社のデータを取得できるようにする仕組みが、銀行やクレジットカード会社が提供するAPI(Application Programming Interface)です。金融機関におけるAPIはまだ一般的とは言えず、一部でようやく実用化が始まった段階です。弥生で言えば、つい最近、住信SBIネット銀行との間でAPI連携を開始したばかりです。

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金融機関APIは、基本的にそれぞれの銀行やクレジットカード会社が提供するものなのですが、下手をすると、銀行やクレジットカード会社の数だけ様々なAPIが乱立することになります。また、API利用のためには契約の締結も必要になりますが、契約もバラバラに交渉することになります。それでは社会的コストが高すぎるということで、可能な範囲でAPIのあり方、運用、仕様、契約などについて標準化しようとしています。

標準化というのは、言うは易しく(総論では誰も反対しません)、行うは難い(各論ではそれぞれの思惑が顕在化しがち)。ということで、実は、昨年の半ばから現在まで、私自身、金融機関APIの標準化にかなりの時間と労力を割いています(弥生の中でもあまり認知されていないと思いますが、担当してくれているUさんと二人で奮闘しております…)。

この活動の一環として、昨年の秋から、クレジットカード会社におけるAPIのあり方を検討する「クレジットカードデータ利用に係るAPI連携に関する検討会」の委員として活動してきました。そしてこの検討会がとりまとめたのが、冒頭の「キャッシュレス・ビジョン」という訳です。APIの話から、キャッシュレス・ビジョン? どう話がつながっているのか、少々不思議かもしれませんね。長くなってしまったので、その経緯については、また改めてお話しできればと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 13:54 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月25日

弥生PAPカンファレンス 2018 夏

前回、弥生の会計事務所パートナー(PAP)が8,500会員を突破したことをお話ししました。同時に、数以上に、パートナーとして、中小企業・個人事業主・起業家を支えるという志をキチンと共有できていることが大事だ、とも。

弥生がパートナーである会計事務所に向けて、弥生の今であり、今後の方向性を共有するための場として定期的に開催しているのが、弥生PAPカンファレンス。今年も、6月より7月にかけて、大阪・東京・名古屋・広島・福岡の全国5会場で、「弥生PAPカンファレンス 2018 夏」として開催します。

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ここ数年のPAPカンファレンスで一貫したテーマとして掲げているのが、業務の効率化。30年前の弥生会計の登場は、後工程(転記・集計)を中心に会計業務を大きく効率化しました。しかし、特に昨今、さらなる業務の効率化は会計事務所にとって極めて重要な経営課題になってきています。その背景の一つは、競争の激化。事業者の数は減る一方で、会計事務所の数は増えていますから、会計事務所間の競争は激しくなるばかり。競争力を維持する上で、業務を徹底的に効率化していくことは、避けて通れません。もう一つは、人材をめぐる競争。人の確保が難しくなる中で、人力で業務を何とか支えることの限界が見えてきています。

弥生では、事業者および会計事務所双方の業務の効率化を目指し、取引の発生から試算表までを一貫して自動化する「会計業務 3.0」を推進しています。

ただ、現状の会計業務 3.0は万能ではありません(2.8ぐらい?)。そもそも事業者がインターネットバンキングを利用していなければ、銀行明細の自動仕訳を実現できません。一方で、条件がうまく合致する事業者向けには、仕訳の自動化は実用段階に入ってきています。

今回のPAPカンファレンスでは、弥生が提供するサービスを実際に活用し、業務の効率化を実現している会計事務所の事例をご紹介します。事例紹介は、ここ数年のPAPカンファレンスで積極的に行っているのですが、下手に私がお話しするより、実感が湧いた、ピンときたということで好評です(それでいいのか、という話もありますが、苦笑)。

もちろん今回も、私は5会場全てに参加します。パートナーの皆さまとお会いできることを楽しみにしています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:52 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月23日

PAP8,500

今回も少し報告が遅くなってしまいましたが、2ヶ月前、今年の2月末に、弥生の会計事務所パートナー(PAP)が8,500会員を突破しました。PAP会員数が7,000を超えたのが2016年5月、7,500を超えたのが2017年1月、そして8,000を超えたのが2017年8月。

これまで最高のペースだったのは、2015年4月の6,000会員から2016年5月の7,000会員。実に1年1ヶ月で1,000会員増えたことになります。7,000会員以降は少しペースが落ち、7,500会員までが8ヶ月、そこから8,000会員までが7ヶ月、合計1年3ヶ月で1,000会員の増。一方で7,500会員から今回の8,500会員までの1,000会員は1年1ヶ月ですから、一旦ペースが落ちたものの、再び過去最高ペースに戻ったと言えます。

いずれにしてもそれ以前のペース(1,000会員増に2年前後)と比べるとハイペースであることには変わりないのですが、ここに来て再びペースが上がったことには、無理をして数を追っていないからという、一見矛盾した理由があるのかもしれません。

PAPは、会計事務所と弥生の間でのパートナー制度ですから、パートナーとして、中小企業・個人事業主・起業家を支えるという志をキチンと共有できていることが大事です。もっとも、数を数えている以上、無意識のうちに、多少無理をして数を追いに行きがちなのも事実。しかし、そうするとどうなるか。趣旨を理解せずとも、とりあえず入会頂く。その時点では数は増えても、一年後の退会が増えるだけ。

PAP制度では、会員から年会費を頂戴していますので、名前ばかりの幽霊会員は存在していません。つまり、無理に入会いただいても、結局一年後には退会されてしまうので、意味がない。実際、事実として、あるタイミングでやや無理をして入会の数を追ったが故に、一年経ったのちの退会が増え、会員数増加のペースが鈍った時期がありました。それでは意味がない、ということで、軌道修正を図ったことが、結果として再びの会員数増加のペースアップにつながったような気がしています。

では今後はどうか。追うべきは数より質。仲間を増やすという意味でパートナーの数が増えることは有難いことですが、それ以上に、質を大事にしていきたいと思います。そういった意味で、嬉しいニュースだからこそ会員数を逐次本ブログでもご紹介している訳ですが、こういった記事自体、無意識のうちに数を追うことを助長しかねないという意味でやや微妙ですね(ここまで書いておいて、という突っ込みを受けそうです、苦笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 18:14 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月19日

福岡営業所増床移転

4/2にオープンした広島営業所については、少し前にお話ししました。最後に「今度は福岡に向かいます」と書いたものの、LendIt USA 2018のためのSan Francisco出張もあり、その続きをお話しできていませんでした。ということで時計を4/3の夕方にまで巻き戻してみたいと思います。

広島から博多までは約1時間。天神にある福岡営業所についた時点でもう夕方です。本当は移転初日に来たかったところですが、やはり移転(福岡)と新設(広島)のどちらを優先するかと言えば、やはり新設を優先しますよね。ということで、ようやく福岡入りできたのは、移転の翌日の夕方ということになります。広島のように孤軍奮闘ではありませんし、さすがに2日目なので、既にすっかりキレイに片付いていました。片付けなどで手伝う余地がなくちょっと残念(笑)。ということで福岡での初仕事は記念のテープカットとなりました。

福岡営業所は、移転前の2倍強の大きさ。これまでは執務エリアもセミナールームも手狭感がありありでしたが、今度は執務エリアもセミナールームも広々。なかでも広々感があるのが、実はエントランス。がらーん、としているとも言います。執務エリア、セミナールーム、社外向け会議室、社内向け会議室を作った上で、空調設備の位置などを考慮すると、贅沢に? 無駄に? 広々としたエントランスになってしまいました。

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あまりにもゆったりとしているので、ここに誰か住めるのではないかと思うほど。このタイミングで福岡に転勤になったEさんはまんざらではない感じでしたが、さすがにガラス扉で中が丸見えで住むのはまずいですよね。

今回、福岡営業所は同じビルの同じフロアの隣のスペースに移転したということで、弥生のウェブサイトでの住所の記載も全く変わっていませんし、移転のご案内もお出ししていません。そういった事情もあり、広島はお祝いで頂戴したお花でエントランスが賑やかでしたが、福岡はビルオーナーから頂いた観葉植物が一鉢のみ。そういったこともがらーん感を助長しているのかもしれません。あ、いえ、お祝いを催促している訳ではありません(笑)。

新設なった広島営業所、増床移転した福岡営業所。これまで以上の体制で、お客さまとパートナーの皆さまを支援していきます。
posted by 岡本浩一郎 at 21:24 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月06日

広島営業所オープン

今週月曜日、4/2に、弥生は新たに広島営業所をオープンしました。既にお話しした通り、広島営業所は胡(えびす)町という、百貨店もならぶ市街中心部にあります。とても利便性が高く、わかりやすい場所です。

4/2は、朝一番に新卒社員の入社式があり、ランチタイムには、懇親会があります。これらは当然最優先。懇親会後に羽田空港に向かい、広島入りできたのは夕方になってから。広島営業所長のEさんが、一人で荷物の開梱をしつつ、お祝いにお越し頂いたお客さまの対応にてんてこ舞いしていました。到着しての初仕事は段ボールの片付け。Eさん一人では開梱は進んでも、開梱後の段ボールが山積みになっていました。

本来は、最寄りの拠点である福岡から誰かが手伝いに来るべきだったのですが、これも既にお話しした通り、福岡営業所も同日に移転ということで、その余裕がなく、やむを得ずEさんの孤軍奮闘となっていたわけです。東京からは私を含め3名で向かったため、さすがに皆で片付けると一気に進みます。

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この間にも、お祝いに立ち寄って頂く方が頻繁にいらっしゃいます。受付エリアは頂いたお花などで実に華やか。お客さまが途切れたタイミングを狙ってテープカットの真似事なども。Eさんがいい顔をしていますね。

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翌日には、広島営業所の二人目のメンバーの面接。もともと弥生と縁のあった方と再びご縁があり、二人目のメンバーがあっという間に決まりました。寂しい一人体制(笑)は一週間で終わりになりそうです。さて、これで広島での仕事は終わり。今度は福岡に向かいます。
posted by 岡本浩一郎 at 20:36 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月04日

弥生へようこそ! 2018

月曜日の4/2、弥生は4名の新卒社員を迎えました。今年の入社は4名。昨年10月に内定となった4名が一人も欠けることなく、無事に入社してくれました。圧倒的な「売り手市場」の中で、弥生を選び、そして入社してくれた4名には本当に感謝しています。

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今年の新卒入社からこれまでと少し変えたのが、入社時点では配属になる部署が決まっていないこと。これまでは、入社時点で「システム開発部」「リテール営業部」といった配属が決まっていたのですが、今年の4名に関しては、現時点ではまず人事総務部付けとなり、この先2ヶ月間は研修漬けとなります。

この狙いは2点あります。一つは、研修を通じて本人の適性を踏まえた上で正式な配属を決めようということ。弥生の新卒採用では、これまでもプログラミング等を全く未経験でもエンジニア職を目指すことが可能でした。ただ、これまでは、入口の時点でエンジニア職/マーケティング職と区分けされていたため、両方に興味がある、どちらがいいかはやってみないとわからないというケースに対応できていませんでした(もちろん、新卒入社後、異動で部署が変わることもあるわけですが)。今年からは、まず一通りの研修を受け、弥生と弥生の中での様々な業務を理解した上で、本人の適性(ともちろん本人の意志)を踏まえた上でキャリアを決めることが可能になります。

もう一つは、全員がコードを書けるようにしたいということ。実際にエンジニア職として究めることはなくても、プログラミングは、論理的に考えるまたとない訓練になります(何せ論理的に書けないと思うように動きませんから)。そして多少なりともプログラムが書ければ、ちょっとしたデータ分析をしたり、簡単なWebの仕組みのプロトタイプを作ることもできます。ちょっとしたプロトタイプがあれば、お客さま向けにこんなサービスを提供したいという議論がより円滑に進むかもしれません。

弥生の人材育成は基本的に「T字型」人材の育成を目指しています(基本的に、というのは最終的には個人の特性による部分もあるからです)。幅広い知識(T字のうち―の部分)を持ちながらも、一本深い柱(T字のうちIの部分)を持ったプロフェッショナル。当初は色々な経験を積みつつ、(あくまでも目安ですが)30歳ぐらいまでには、プロとしての柱を持つべきだと思っています。

そういった意味で、プログラミングは、ある人にとっては、「―」の部分になるし、ある人にとっては「I」の部分になる。いずれにせよ全員が一定レベルの経験をすることが重要だと考えています。これはプログラミングに限ったことではありません。数年前から、新卒社員は、繁忙期のヘルプ要員として、原則として全員がカスタマーセンターでのお問合せ対応を経験するようになっています。これも、少なくとも「―」の部分として、経験することが必要だと考えているからです。

人材「育成」と言いますが、実際に育つのは本人ですし、どう育つかはやはり本人次第です。本人に育つ気がなければ、どんな育成も実を結ばないでしょう。だからこそ、会社としては、育ちたいと思う人がすくすくと育つための土壌と機会を提供しなければならないと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:02 | TrackBack(0) | 弥生

2018年04月02日

10年

昨日4/1で私が弥生の社長に就任してから、ちょうど10年となりました。丸10年が経過し、11年目に突入したことになります。10年と言えば、それなりな長さではありますが、一方でこの10年はあっという間だったなとも感じています。10年前は39歳、それが今や49歳。当時は社長としては若いということで、色々な粗さも目をつぶってもらえましたが、さすがにもはやそういった言い訳ができません。

この10年間、本ブログでも引き際ですとか、社長の賞味期限ですとか、色々と書いてきましたが(恥ずかしいのであえてリンクしていません、笑)、ついに10年経ってしまいました。10年経ってもまだまだやるべきことが多く、なかなかバトンを渡すタイミングが見えてきません(苦笑)。こうなる前に昨年の半ばに引き際等の発言は撤回しておいて正解でした。こうなったら10年で一度リセットし、初心に帰って(二周目の)1年目のつもりでチャレンジしたいと思います。

リセットする前に…。この10年間の弥生の着実な成長は、お客さまのお蔭です。弥生は全国の事業者の皆さまを支えていると自負していますが、同時に、全国の事業者の皆さまに支えて頂いています。本当に有難うございます。また、会計事務所をはじめとするパートナーの皆さま、いつもお力添え頂き、本当に有難うございます。パートナーの皆さまのご推奨とお力添え(さらには叱咤激励)があってこそ、弥生はNo.1であり続けることができていますし、それは今後も変わりません。

チーム弥生の皆にも本当に感謝しています。色々な意味で至らなかった社長をここまで支え、なおかつ結果を出してきたのは皆さんです。そして最後に、家族にも感謝しています。社長業はまず健康から。私が毎日元気に社長としての務めを果たすことができているのは、家族が与えてくれる幸せがあるからです。

思わず赤面してしまう内容ですが、10年に一度のことですから、ご容赦頂けると幸いです。

それでは皆さま、二周目の10年も宜しくお付き合いください!
posted by 岡本浩一郎 at 17:50 | TrackBack(0) | 弥生

2018年03月30日

経理の日 2018

明日は3月31日。そう、経理の日です。期末&月末ということで、日本全国でビジネスの土台である会計や請求といった経理業務に携わっている方々に敬意を表する日。弥生とMisocaが一緒になったことを記念して2016年にできた経理の日ですが、もう3回目を迎えたことになります。

今年も経理の日の記念イベントを開催しました。本来は、経理の日当日に開催したいところではあるのですが、期末&月末ではイベントに参加するどころではない(かつ今年の経理の日は週末)ということで、少し前倒しで開催しています。今年は今週火曜日の3/27に開催。場所は、弥生のオフィスがある秋葉原UDX内に新たにオープンしたシェアオフィス「LIFORK(リフォーク)秋葉原」。オープンしたてということもあって、とてもきれいで素敵な空間でした。実はLIFORK秋葉原の正式なオープンは週明けとなる4/2なのですが、ご縁があって先行的に使用させて頂くことができました。

今回のイベントのメインコンテンツは、「明日からつかえる“世界一やさしい会計学” 〜さおだけ屋から紐解く、数字・会計センス〜」。そう、あの「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」で一世を風靡した山田真哉先生によるセミナーです。世界一やさしいを名乗るだけあって、非常に平易な説明で、なおかつクイズ形式で参加者をぐいぐいと巻き込んでいくところは、さすが、という感じでした。

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こちらは、今回のイベントのグラフィックレコーディング。私が下手に文章で内容を表現するより、よほど伝わりやすいのではないかと思います。このグラフィックレコーディングはグラフィックカタリスト・ビオトープさんによるもので、イベントの進行中に聞いたその場でどんどんとグラフィックに落とす様は、これもまたさすが、という感じでした。参加者の皆さんも、すごい、という感想で、写真を撮っている人が多かったですね。

セミナー終了後は懇親会。私は専らドリンクや料理の給仕役(笑)でしたが、参加者の皆さんと色々とお話しさせて頂き、とても楽しい時間となりました。やはりお客さまとお話しして、色々なご意見や激励を頂くことは、とても刺激になります。当日イベントを運営していた弥生&Misocaメンバーにもとても良い刺激になったと思います。今後も、経理の日に限らず、お客さまにとって有益、かつ、私たちにとっても刺激となるイベントを考えていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 11:42 | TrackBack(0) | 弥生

2018年03月27日

嬉しいプレゼント

前回は、MacBook Proが自分への誕生日プレゼントと書きました。この年になると家族で仲良く誕生日を迎えられることが最大のプレゼント。何せ娘がいつまで付き合ってくれるかわかりませんから(泣)。そういった意味であまりモノへの拘りはないのですが、先日とても嬉しい誕生日プレゼントをサプライズで頂きました。

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「アルトア創業者 岡本 浩一郎」という随分と立派な机上名札です。裏面には「アルトア株式会社 社員一同より 愛をこめて」と彫り込まれています。本物の唐松でできているようで、好奇心からちょっと調べてみたところ、結構なお値段がするようです。

正直、創業者と堂々と名乗れるほどの成果はまだ出せておらず、まだまだ自分にはもったいない名札です。ということで今のところ、机の上に堂々とというよりは、棚の上で弥生のイメージキャラクターの芳根京子さんと一緒に「しっかりやれ」と私を見つめてもらうことにしました。

この誕生日プレゼントは先週、アルトアに新しく入社したTさん(と、その前に入社しながらちゃんとした歓迎会をできていなかったNさんとAさん)の歓迎会で頂きました。このプレゼントを中心になって手配してくれたDさんが当日体調不良で参加できなかったことは残念だったのですが、予期していなかったまさにサプライズでのプレゼントを、とても嬉しく、有難く頂戴しました。

このエピソードがいい例ですが、アルトアはまだまだ少人数のチームということもあり、かなりウェットな人間関係です。

一方で、弥生は社員数が650人を超え、良くも悪くもそこまでのウェットな人間関係ではありません。むろん、いいチームワークはできていると思いますが、もう少しさっぱりとした大人な関係とでも言うのでしょうか。

もう一つのチームであるMisocaは、いいモノを作ろうという観点で、とても強力なチームワークができていると思いますが、みんなで飲みに行くといった人付き合いという観点では、弥生以上にさっぱりしているようです。

もちろん、どれが正解ということはないと思います。私にとってアルトアのメンバーも、弥生のメンバーも、Misocaのメンバーも、皆大事な仲間。それぞれの会社の歴史や文化によって、チームワークのあり方は異なりますが、チームワークこそが価値を生む原動力であることに違いはありません。

ただ一つ言えるのは、そういった多様なチームの一員として活動できていることはとても幸せであるということ。アルトアのメンバーにも、Misocaのメンバーにも、もちろん弥生のメンバーにも、とても感謝しています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:20 | TrackBack(0) | 弥生

2018年03月05日

広島営業所

もう一ヶ月を切ったので、そろそろ書いてもいい頃でしょうか。弥生はこの4月に広島に新たに営業所をオープンします。先日、福岡営業所の増床移転について書いた際に、「一件あると続くもの。福岡の次も何かあるようなないような…」と書きましたが、実は、福岡に続くのが、広島です。正確に言えば、同日。来る4月2日(月)に福岡営業所を増床移転し、同時に、広島営業所を新設します。

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広島営業所の場所は胡(えびす)町という、百貨店もならぶ市街中心部。写真奥に見える茶色のビルです。目の前は広島名物の路面電車が通る大通り。右手隣には三越が、その奥にはヤマダ電機も見えます。

いくつかの候補の中からこの場所を選んだ大きな理由は、利便性であり、わかりやすさ。今回広島営業所には、小さめではありますが、セミナールームを常設します。このセミナールームは、弥生製品の説明会はもちろん、弥生のパートナーである会計事務所のセミナーにもご活用頂きたいと考えています。今回の場所であれば、ずばり「三越の隣のビル」ですから、セミナーにいらっしゃる際にも迷うことがないのではないかと思います。

実は、広島営業所を新設と書きましたが、大昔には営業所が存在していた時代もありました。かつて販売経路が家電量販店中心になる中で、合理化として惜しまれつつ閉鎖されたという経緯があります。しかし、今や弥生製品はデスクトップだけではなく、クラウドにも広がっています。個人事業主ではある程度利用が進んできたクラウドですが、法人での利用を促すためには、会計事務所の力が不可欠です。また、会計業務 3.0をはじめとする「業務 3.0」の世界を実現し、業務の圧倒的な効率化を図るためには、これまで以上に会計事務所とのパートナーシップを深めなければならないと考えています。

弥生にとって再びの広島ですが、今後は広島の地にしっかりと根を下ろし、パートナーである会計事務所と共に、事業者の皆さまをしっかりと支えていきたいと思っています。

PS. 続くものシリーズですが、実はまだ…。
posted by 岡本浩一郎 at 20:20 | TrackBack(0) | 弥生

2018年02月28日

陣中見舞い

いよいよ2月も末。3月15日(木)の締め切りに向けて、確定申告の準備を進められている方にとっては、山場に差し掛かってきました。同時に、弥生のカスタマーセンターにとっても山場。弥生のカスタマーセンターでは、年間100万件以上のお問合せに対応していますが、特にお問合せが集中する時期が二つあります。一つが12月(特に後半)の年末調整の時期。もう一つが2月半ばから3月半ばの確定申告の時期。そう、まさにこの時期です。

確定申告の準備を進められている方は、普段の業務もある中で、大変な時期かと思いますが、弥生のカスタマーセンターにとっても、大変な時期ということで、昨日は札幌カスタマーセンターに陣中見舞いにいってきました。

朝一番の飛行機で札幌に飛ぶと、ちょうど9時に札幌カスタマーセンターに到着します。9:15から、お問合せ対応が始まる9:30までの短い時間で、スタッフ全員に集まってもらい、全体朝礼を行いました。今は、カスタマーセンターにとって大変な時期だけれど、それは同時にお客さまにとっても大変な時期であること。弥生はお客さまに信頼され、頼って頂いているということ。お客さまが申告期限までに無事に申告を終えることができるように、一人でも多くのお客さまのお問合せにお応えしなければならないこと。

日頃の感謝を込めて、差し入れも行いました。本当は話題の赤いサイロを差し入れたかったところですが、さすがに調達できませんでした(いつかは)。

弥生のカスタマーセンターでは、大阪と札幌の二拠点で、総力を挙げ、お客さまからのお問合せに対応しています。しかしながら、どうしてもこの時期はお問合せが集中し、長いお時間お待ち頂くことが増えてしまいます。申し訳ありません。

年々体制を増強しているものの、デスクトップアプリ、クラウドアプリの両面でお客さまが増えていること、また、お問合せの難易度が上がっていることもあり、残念ながら対応レベルを目に見えて改善することができていません。お問合せの難易度に関して言えば、ソフトウェア側で改善をすることによって、比較的単純な質問が減ってきている一方で、それ以上に仕訳相談など業務よりの質問が増えてきているという事情があります。

事情は事情としてあるにしても、お客さまから見れば、全てこちらの問題。今後もお客さまが引き続き増えていくことが想定される中で、カスタマーセンターのあり方をキチンと見直していかなければならないと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:11 | TrackBack(0) | 弥生

2018年02月26日

まずはビデオでイメージトレーニング

先週末は、私個人にとっても課題である確定申告をほぼ終えることができました。今年も弥生会計で申告書を作成。自画自賛になりますが、とてもよく出来ています。先週お話ししたセルフメディケーション税制なども迷うことなく処理することができました(私の場合には、従来通りの医療費控除の方が有利でしたので、医療費控除を選択することになりました)。

確定申告の準備はまだこれから、という方も多いと思いますが、できれば2月中には着手だけはしておきたいところです。うーん、でもどこから始めたら、という方は、弥生が提供している「確定申告 操作ムービー」を見るところから始めるというのはどうでしょうか。デスクトップアプリ(やよいの青色申告 18/弥生会計 18)向けがこちら、クラウドアプリ(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)向けがこちらです。

どちらも最初に全体の流れというビデオをご用意していますので、まずはここから何をやるんだっけ、を理解/思い出すところからスタートすると良いと思います。全体の流れにしても、それ以降の個別の操作のビデオにしても、大体一つのビデオが5分前後となっていますので、すき間時間でちょこちょこと確認して頂けるようになっています。


それでもやる気が…という方は、こちらのビデオをどうぞ。今シリーズから弥生のイメージキャラクターになった芳根京子さんの「やよいちゃん」でほっこりして頂ければ(笑)。このビデオ、実はロングバージョンショートバージョンがあります。広告に使用している関係で視聴回数は圧倒的にショートバージョンの方が多いのですが、個人的にはエンディングがわかりやすいロングバージョンがおススメです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:00 | TrackBack(0) | 弥生

2018年02月22日

どちらが有利?

先週金曜日に確定申告が始まって約一週間。弥生オンラインの利用データを見ても、申告を完了された方が着実に増えています。とはいえ、まだ序盤戦。申告期限は3/15(木)ですから後3週間あります。と言っているとあっという間に期限を迎えますので、着実に進めたいところですが。

私個人の申告もまだこれから。ただ、材料としてはほぼ揃いましたので、今週末にはだいたい目途を付けたいと思っています。

以前も書きましたが、今回の確定申告で新たに導入された制度がセルフメディケーション税制。先月に提供を開始したやよいの青色申告 18向けの確定申告モジュールでも対応していますが、今月上旬に提供を開始したやよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインの確定申告機能でももちろん対応しています。

セルフメディケーション税制は、対象となる医薬品を12,000円以上購入した場合に適用となります。ただし、上限は100,000円分の購入まで(所得控除額では88,000円まで)です。

注意が必要なのは、セルフメディケーション税制は、従来の医療費控除との選択適用になるということ。つまりどちらか一方しか受けられません。セルフメディケーション税制は、控除を受けられるハードルが12,000円と比較的低いのはメリットですが、上限も低い。一方で、医療費控除は、控除を受けられるハードルが100,000円(総所得金額が200万円以上の場合)と高めですが、控除の上限も200万円と高くなります。つまり、セルフメディケーション税制と医療費控除と両方が適用可能な場合には、一般的には医療費控除の方が有利になります。

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やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンラインの確定申告機能では、セルフメディケーション税制と医療費控除の説明をした上で、「『スイッチOTC医薬品』の購入費以外の医療費が8万8千円以上あれば、通常の医療費控除を受けた方がお得です。」と解説しています。

画面では、セルフメディケーション税制を選択していない状態ですので、医療費控除向けの入力画面が表示されています(画面にも表示されていますが、健康保険組合から発行された「医療費通知」を活用できるようになったのも、今年からの変更点です)。一方で、セルフメディケーション税制を選択した場合には、健康の保持増進および疾病の予防への取組内容など、セルフメディケーション税制の適用のために必要な入力項目に切り替わります。

法令に詳しくない人(の方が一般的ですよね)でも迷わずに確定申告書を作成できるのが、弥生ならではの「かんたん、やさしい」です。
posted by 岡本浩一郎 at 22:25 | TrackBack(0) | 弥生