2023年03月31日

永遠の都にて

私は3月末をもって退任するものの、約1年前から3月末にプライベートでの旅行を予定しているとお話ししました。実は私は今、永遠の都、Romeにいます。

Romeは、2019年7月以来。ただ2019年はあくまでも仕事でしたから、ゆっくりと観光することはできませんでした(一方で、イタリアにおけるデジタルインボイスに関する取り組みが、その後のEIPAの活動につながったという意味で、極めて重要な出張となりました)。

今回はプライベート(命の洗濯・特別版)ということで、前回は外から眺めるだけだったColosseoVatican Cityをじっくりと見学しています。ColosseoやVatican Cityもただただ圧倒されるだけなのですが、私が一番圧倒されるのはPantheonです(今回は宿もPantheonが見えるところにしました、笑)。Pantheonは2世紀(118~128年)に建造された巨大なコンクリートの建物です。ドーム上の屋根の頂上にOculusという開口部があることで有名です。

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2世紀といえば日本では弥生時代ですが、そんな時代にここまでの巨大な建物が作られたということに驚かざるを得ません。さらに、その建物がそのまま現代に残っていることは実に驚異的です。まさに永遠の都を象徴する存在です。

2世紀にPantheonを建造したのは古代ローマの五賢帝の一人であるハドリアヌス帝です。ハドリアヌス帝と同じように歴史に名を残すことはできそうにありませんが(笑)、技術が人間の進化を加速している、場合によって技術が人間の進化を超越しそうなこの時代に、自分が何をすべきなのかを考えます。

2010年代からAIの第3次ブームが到来しましたが、ここ数ヶ月間でChatGPTに代表される新たな波がやってきているように思います。一方で、ChatGPTは、万能ではありませんし、いわゆる強いAIではありません。あくまでも、こういった入力があったら、こういった出力をすればいいということを、膨大なデータから学んでいるだけです。猫とは何かを答えることはできますが、猫を理解しているわけではありません。知識は持っているが、知能や意識は持っていない。

一方で、では人間が普段どこまで知能を発揮しているのか、という疑問もあるかと思います。人間も一定のデータに基づいて判断をしているだけなのであれば、実はそれは弱いAIと変わりません。例えば、Romeで美味しいご飯を食べようとすると、今時はインターネット上の情報を頼ることになります(日本では食べログですが、海外だとTripadvisorが多いですかね)。Tripadvisorの情報を元に、食べに行くお店を選ぶ。そこに人間の創造性があるかというと、どうなんでしょうね。

そういった意味では、今のAIは所詮弱いAIでしかないけれども、実は人間の活動の90%程度はカバーできるのかもしれません。

Pantheonは永遠の都の過去約2,000年を見つめ続け、今でもその威容は健在です。おそらくこの先も永遠の都のシンボルであり続けるでしょう。一方で、人間の1,000年後、1,000年後と言わず100年後でも、どうなるのでしょうか。正直どうなるのかわかりませんが、それが娘やさらにその先の世代にとって明るいものになるよう、まだまだやるべきことはあるように思っています。

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弥生社長の愚直な実践は、今回で更新を終了します。これまで長い間、愛読 & 応援を有難うございました。今後は場所を変えて、何らかの発信を続けていきたいと思います。
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2023年03月24日

卒業式

まもなく卒業する私ですが、昨日は卒業式に参加してきました。私の…ではなく、娘の卒業式です。

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小学校の卒業式が3年前。新型コロナウイルス禍の影響で、親は小学校の卒業式にも、中学校の入学式にも参加できませんでした。娘の中学校生活は新型コロナウイルス禍の影響を受け続けた3年間。入学してからも当初は登校できず、登校できるようになってからも少人数に分かれてなど様々な制約を受けてきました。楽しみにしていた研修旅行も、2度の延期を経て結局行くことができませんでした。

それでも制約はありつつも、素晴らしい先生方の指導の下、仲間たちととことん満喫できた中学校生活だったのではないかと思います。中止になった研修旅行の代わりの小旅行を生徒たちで企画して実現しました。また、3年生には無事に修学旅行に行くこともできました。娘の部活でArkansasで開催されたロボット競技の大会に出場できたことは、引率役兼コーチ兼通訳兼買出係兼何でも屋として同行した私にとってもいい経験になりました。先日は今シーズンの日本大会が私の母校で開催され、部門賞を受賞することができました(私としては娘に母校を見せられたのが嬉しかったです)。親ばかなのは重々承知ですが、素敵な人に育ってくれました。

今回の卒業式は、ようやく親も参加することができ、娘とその仲間の中学校3年間での目覚ましい成長を改めて実感しました。娘の学校は中高一貫校なので、卒業しても、皆同じ高校に進学します。ですから、今日でお別れといったしんみりした部分はなく、安心して見守ることができました(でもやっぱりうるっときましたが)。

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さて、私のではなく、と言いましたが、実は先日、札幌で私の卒業式を開催していただきました。今週月曜日は札幌で、そして水曜日は大阪で、皆さんから心のこもった、なおかつ、札幌/大阪それぞれの個性のある送別の場を設けていただきました。本当に素晴らしい仲間と過ごしてきた15年間。卒業証書も感謝状も嬉しいのはもちろんですが、この15年間という時間そのものが私にとっての宝物です。
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2023年03月22日

これから

挨拶回りの中でもよく質問をいただくので、私のこれからについて少しお話ししたいと思います。私は4月以降も一定期間は、弥生の顧問として活動します。顧問って何?という感じですが、私的には、必要なことを必要なだけ活動する、と理解しています。必要なこととしては大きく二つの領域があります。

一つ目は、弥生が引き続きしっかりと活動できるよう、しっかりと引継ぎをすること。4月5月を中心に、会計事務所への挨拶回りということで、全国を回ります(なお、この関係で4月は東京にいるタイミングが限られているため、今いただいているアポのご依頼については5月以降になる可能性があります。ご理解いただければ)。弥生の各事務所にも普通に出没しますし、弥生の皆が何か相談したいだったり、あるいは単純に飲みに行きたい(笑)という時にお応えするのも顧問の役割だと思っています。二つ目は、デジタルインボイス推進協議会(EIPA)の活動です。ご承知のように今年10月にはインボイス制度がいよいよスタートします。今回弥生のリーダーとしてのバトンはこの春に渡すわけですが、インボイス制度が円滑に、なおかつ単なる法令改正として済ますのではなく、業務デジタル化の大きなチャンスとできるように、インボイス制度のスタートまではもう少し関わり続けたいと思っています。

とはいえ、必要なことを必要なだけ、の必要は徐々に減ってくると思いますし、結果的に6月ぐらいからはだいぶ自由な時間が増えるのではないかと思っています。15年間走り続けてきたので、少しは骨休めをしたいと思っています。ただ、何もしないで骨休めというよりは、この機会にしっかり勉強をしたいとも思っています。実は昨年夏から、娘がクラスメートのお父さんを講師にAIを学ぶことになったので、私も参加させてもらいました。一から体系的に学ぶということで、とても有意義な学びになったのですが、レクチャー&少し自分でもいじるだけでは、なかなか自分のものにはなりません。一度しっかり時間をとって納得のいくところまで取り組んでみたいと思っていました。最近はChatGPTが話題になっていますが、エンジニア出身としては、やはりその仕組みを自分なりに理解したいと思っています。

ということで、顧問として活動しつつ、骨休みもしつつ、勉強もしつつ。貧乏性なので、早いタイミングでまた何かをやりたくなってしまう可能性(リスク?)も十分にあるのですが、今の予定では、来年の頭か遅くとも来年の春ぐらいに本格的に再始動しようと思っています。現時点では、どんな領域で何をするのかは全くの白紙です。おそらく色々とお声がけはいただけると思いますが、それらの中で、私が日本の将来に最も役立つことができることを選択したいと思っています(ただ念のためですが、よく言われるものの、政治の世界に踏み込むつもりは全くありませんので、その点は明言しておきます、笑)。ビジネスをしていると「ご縁」を感じることは多々あるとお話ししたことがありますが、おそらくこの先、ああこのために私は弥生を卒業することになったのだと思えるご縁があるのではないかとワクワクしています。
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2023年02月13日

準備完了

今日は朝一番の飛行機で移動し、大阪のカスタマーセンターに来ています。そして明日の午後には札幌カスタマーセンターに移動。今週の木曜日2/16からはいよいよ確定申告が始まるということで、弥生のカスタマーセンターは既に臨戦態勢です。いわゆる確定申告期間は2/16からですが、還付申告については、既に申告が可能となっているため、既にお問合せが明確に増えてきています。ということで、この時期の陣中見舞い(バレンタインデーと絡めた差し入れ)は毎年恒例の行事となっています。

これから約一ヶ月間は弥生全社を挙げてお客さまの確定申告を全力でサポートしていきます。当然私自身も、(社内をサポートすることも含め)全力でサポートします。そのためには、済ませておかなければならないことが。

これまでにもお話ししていますが、お客さまの確定申告を全力でサポートするために、確定申告期に入る前に、1) 自分の会社の決算、2) 私自身の確定申告を済ませるようにしています(まあ、実際には多少ずれ込むことはあります、人間なので、苦笑)。

まずは1)。自分が立ち上げた経営コンサルティングの会社が活動休止状態で存続しているとお話ししました。この会社は12月決算ということで、2月末までに決算・申告を済ませる必要があります。法人なので、決算・申告は会計事務所にお願いしています。自分では、弥生会計での帳簿付けを行い、会計事務所には、帳簿のチェック、正式な決算書と申告書の作成、そして申告までを行っていただくという役割分担です。

活動休止中のため取引量は極端に少なく、数時間あれば充分に終わるボリュームですが、やっぱり帳簿付けは気が重い(笑)。ただ、気が重かったのはもう過去の話。今はスマート取引取込で銀行口座の明細が自動仕訳されるようになっているので、本当にあっという間に終わります。

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実は前回もアップした弥生会計 on M2 Macの画面ショットは、自分の会社の会計データのものです。画面左上に表示されていますが、第23期! これだけ見れば結構な社歴ですよね。ただ、実際には23期のうち15年は活動休止中だったりしますが、苦笑。

決算仕訳も昨年度の仕訳を参考に入力し、弥生ドライブ経由で弥生会計のデータを会計事務所に提出。既に会計事務所側でのチェックが終わっていますが、決算仕訳も含め、完璧な入力だったということで、修正はなし。後は株主総会を済ませれば、会計事務所から申告を済ませることができる状態になっています。もっとも、今回は役員の改選のタイミングで、登記が必要となるため、その準備も進めておかないと。

そして2)。例年自分の確定申告は、やよいの青色申告(デスクトップ)、やよいの青色申告 オンライン(クラウド)、国税庁の確定申告書等作成コーナーの3通りの方法で申告書を作成し、答え合わせをした上で、自分で申告しています。

ただ、昨年に関しては、弥生の株主が変更になった等の影響で、ややイレギュラーな所得になっているため、念のため、今回の確定申告は会計事務所にお願いすることにしました。ただ、丸投げは私のプライドが許しません。例年通り、やよいの青色申告(デスクトップ)、やよいの青色申告 オンライン(クラウド)、国税庁の確定申告書等作成コーナーの3通りの方法で申告書を作成し、答え合わせを済ませました。

会計事務所にも確認いただき、内容的にはほぼ問題はないとのこと。後は2/16を待って会計事務所から申告いただくだけです。

ということで、済ますべき申告×2は無事、(ほぼ)済ませました。ここからは全力で皆さんをサポートしていきます。
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2023年02月03日

来たっ! 2023

久し振りに来たっ! 今日は2/3。そうM2 Pro搭載のMacBook Proの発売日です。発売日にゲット、と言いたいところですが…。

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MacBook Proは14インチであってもまあまあ厚みがありますが、これは比較的薄めのような? それにMacBook Proにこんな色はありましたっけ? ということで、開封してみると。やっぱり。

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そう、これはMacBook Airです。昨年夏に発売開始になったM2搭載のMacBook Air。もともとはM2 Pro搭載のMacBook Proを購入する気満々で、昨年後半から発表を今か今かと待っていました。当初は昨年中に発表と言われていましたが、予想より遅れ、ようやく発表になったのが、この1月。買う気満々で、Appleのサイトを見てみると、うーん、まあまあ高い。希望のスペックを満たそうとすると30万円を軽く超えていきます。

M2 Pro搭載は確かに魅力なのですが、既存のモデルと仕様比較をしてみると、うーん、そこまでは要らないのかも、と思ってしまいました。4Kの動画編集をバリバリするのであれば、とにかく最高のスペックを求めるべきなのだと思いますが、冷静に考えると私は日常用途と、あとはコードを書くのが主目的。となるとM2 Proはオーバースペックな気がしてきました。

改めてMacBook Airを見ると、これはこれでいいかも。(Macにしては、ですが)Airだけに軽くで持ち運びが容易。そして何よりもカラーバリエーションが豊富(そこ?)。どうしようかな、と悩んだままオフィス近くの家電量販店に行ってみたのですが、MacBook Airにのみ存在する「ミッドナイト」という色にやられてしまいました。ミッドナイトというと黒というイメージですが、実際にはかなり青みがかっています。今会社で利用しているVAIOの「勝色」にも通じるカラー。そう、ということで、最終的には色で決めてしまいました。

本ブログでMacを買ったと最初に報告したのが、2011/8(MacBook Air)、その次が2015/3(MacBook Pro)、そしてその次が2018/3(MacBook Pro)。もう5年経っていますから、さすがにそろそろ入れ替え時です。ミッドナイトにビビビッときた今が買い時。今回はMacBook Airを購入し、使ってみてもしスペックが不足であれば改めてMacBook Proを買えばいいや、と割り切りました(もしそうなれば、今回のMacBook Airはお下がりとして娘のところに行くはず、笑)。

ということで最終的に選んだのはMacBook Airのミッドナイト。カスタマイズができるので、上位グレードの10コアGPUのモデル、メモリは16GB、ストレージは1TBとまずまずなスペックを選択。これでスペック不足になったらMacBook Proを嬉々として買います、笑。

ちょうどセールを実施していたこと、また、通常は納期がかかるカスタマイズモデルの在庫があったこともあって、見に行った家電量販店のオンラインストアでポチっと。翌日となる昨日に届きました。まあ、ちょっと早い自分への誕生日プレゼントでしょうか(毎回このパターン)。今週末色々といじるのが楽しみです。
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2023年02月01日

最近のトレーニング 2023/2

久し振りにトライアスロンのトレーニングの話でも。2022/10に千葉シティトライアスロン大会に参加し、無事に完走することができましたが、以降も地道にトレーニングを続けています。お気付きかもしれませんが、トレーニングがちょっとしんどくなってきた時にこうやって本ブログでお話しすることで、モチベーションの維持を図っています(笑)。

大会に参加した2022/10は、大会も含め、スイム11.5km、バイク110km、ラン62.1km。直前に本番並みの練習をしたということもあり、バイクの距離がだいぶ伸びていますね。2022/11は、スイム10.0km、バイク60km、ラン54.4km。大会が終わってのんびりしたいのは山々なのですが、それでもトレーニングしないと不安になるぐらいの習慣にはなってきており、月間の目安(スイム10.0km、バイク40km、ラン50km)をクリア。2022/12になるとだいぶ気温が下がってきて、トレーニングがだいぶ億劫になってきます。それでも常夏のシンガポール出張でのスイム&ランも寄与し、スイム10.5km、バイク50km、ラン63.9km。

そして年が明けて2023/1。寒い。特にランが辛い時期ですが、できるだけ日の差している日中に走れば、走り終わるころには汗びっしょりです。最終的には、スイム15.0km、バイク60km、ラン80.2km。一年の滑り出しが肝心ということで、昨年の1月は月間目安の2倍となるスイム20.5km、バイク80.2km、ラン116.8kmを達成しましたが、今年はそこまで行かず。とはいえ、目安の1.5倍を達成しましたので、まあまあ頑張ったかなというところです。

トレーニングの目安はお話しした通りですが、それとは別に励みになっているのが、Apple Watchに課される月間チャレンジ。そもそもその存在を認識したのが2022/1のこと(このために目安の2倍のトレーニングをすることになりました、笑)ですが、以降も苦しい時もありつつも、何とか2022年を通じて毎月月間チャレンジを達成することができました。

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この月間チャレンジ、月によって大変さが全く異なるのですが、記憶に残る大変さという意味では2022/1の月間26,400(アクティブ)キロカロリー、2022/5の距離280.0km、2022/9の3つのアクティビティリングを25回完成、そして極めつけは2022/10の月間29,603(アクティブ)キロカロリーというところでしょうか。直近の2023/1は最低9.3kmの移動を月14回というもので、これは難易度は低めでした。

今年のトライアスロン大会としては、まず5月のワールドトライアスロンシリーズ横浜大会への参加が決まっています。その次は2年連続で中止となってしまった横浜シーサイドトライアスロン大会か、参加すれば3年連続となる千葉シティトライアスロン大会(両方とも9/24?)でしょうか。Apple Watchによる無茶ぶりや、本ブログを活用しての有言実行プレッシャーも活用しながら(笑)、今後ともこつこつトレーニングを続けていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 23:08 | TrackBack(0) | パーソナル

2023年01月12日

こんなところでもふるさと納税

前回は、私の心のふるさと湯河原で現在開催されているリアル宝探しイベント「湯けむる街の治癒の宝」についてご紹介しました。開催は今月一杯、今週末は湯河原に小旅行に出てみませんか。

さて、前回、「このイベントの開催に少しだけ貢献することができました」と書きましたが、具体的にどう貢献できたのか。まずは、湯河原町とリアル宝探しイベントの企画・運営会社であるタカラッシュをつなぐことができたこと。

湯河原にはもう20年近く別荘があり(当初は小さなアパートを借りて、その後マンションを購入)、その湯河原に多少なりとも貢献したいという想いから、2011年より湯河原町にふるさと納税をしてきました。その関係で、湯河原町役場の方と一定の接点があり、宝探し/謎解きのイベントについて提案する機会をいただくことができました。当初は宝探し/謎解きって何、と冷たい対応も覚悟していた(笑)のですが、実際にご紹介してみると、実は以前から宝探し/謎解きのイベントに関心があったとのこと。タカラッシュについては、もう何年もイベントに参加している中で、たまたま社長のSさんにご挨拶する機会があり、それがその後の弥生のファミリーデーでのオンライン宝探しイベントの開催にもつながりました。

もう一つの貢献としては、イベント開催の費用をふるさと納税を通じて支援したこと。上でお話ししたように、湯河原町としても以前から宝探し/謎解きのイベントに関心を持っていたものの、その開催費用を踏まえると、なかなか踏み切れていませんでした。宝探しイベントに限らず、何でも最初は難しいですよね。どれだけの効果が得られるのかわからなければ、開催できない、一方で開催しなければ、効果も見えてこない。鶏と卵です。

その鶏と卵の関係性から脱却するためにどうすればいいのか。その一つの解がふるさと納税です。具体的な金額は控えますが(笑)、今回、このリアル宝探しイベント開催に要する費用を私がふるさと納税として湯河原町に寄附し、その資金を湯河原町から企画・運営会社であるタカラッシュに支払うという提案を行い、これを実現することができました。

ふるさと納税と言えば、返礼品があるのが当たり前の昨今。当初は返礼品はやめるべきと考えていた私ですが、色々と経験する中で、返礼品にも意味はある、ただ一定の歯止めが必要(その1その2)と考えは徐々に変わってきました。一方で一貫して思うのは、返礼品のない純粋なふるさと納税も大事にすべきだということ。今回は、あえて返礼品は求めず、ふるさと納税の全額をイベントの開催にあてていただくことにしました。

前回お話ししましたが、自分が関わったイベントに参加して楽しんでいる方を見るのは嬉しいもの。特に子ども達が友達同士、あるいはご家族と参加しているのを見ると本当に嬉しくなります。その楽しそうな様子自体が何よりの返礼品だと感じています。

さすがに毎年の開催を私のふるさと納税で支えることはできないのですが、今回の開催がリアル宝探しイベントの開催効果を明らかにすることにつながり、それが次回以降につながることを願っています。地方自治体がふるさと納税の力で、これまでできなかったことに一歩を踏み出す。そういったふるさと納税が広がるといいですね。
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2023年01月10日

湯けむる街の治癒の宝

年が明けて第一週はどことなくスローペース。ちょっと長めの年末年始休暇という方も多かったでしょうね。成人の日の3連休も終わり、今日から本格稼働と言いたいところですが、本ブログではその前にちょっと楽しい(?)話を。

昨年末の本ブログの記事で「少し子どもっぽいので、あまり広くはお話ししていない趣味でも、目標を達成して今年を終えることができそうです」と書きました。実はこの趣味については一度お話ししたことがあります

そう、それは宝探し。企画する会社によって、リアル宝探し、リアル脱出ゲーム、リアル謎解きなど呼び方が異なりますが、謎を解いて宝を探し出したり、密室をから脱出したり、事件を解決したり、いずれも謎解きが鍵になるイベントです。本ブログでは、弥生のファミリーデーでオンライン宝探しのイベントを開催したことについてお話ししました。

その際にもお話ししましたが、私はタカラッシュというリアル宝探しの企画・運営会社がお気に入り。タカラッシュでは、街を巡りながら宝を探すイベントや、自宅でできる宝探しのキット等を多く製作・運営していますが、多くの宝を探してポイントを競うランキングの仕組みがあります。昨年末に「目標を達成して今年を終えることができそう」と書いた通り、昨年はこのランキングで目標としていた順位を上回って終えることができました。参加したイベントは数知れず、走り回った距離も数知れず、正直我ながらよくやるなという感じです(ですが、私は20位でのフィニッシュだったので、まだまだ上には上がいます、笑)。

ただ実は、宝探しに関してもう一つの目標も達成することができました。それがこちら。

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昨年の12月から私の心のふるさとである湯河原町で開催されているリアル宝探しイベント「湯けむる街の治癒の宝」。実はこのイベントの開催に少しだけ貢献することができました。宝探しのイベントは様々な地域で開催されており、神奈川県で言えば江の島が有名ですし、湯河原の隣町である熱海でも静岡県全域をカバーするイベントの一環で開催されたことがあります。そんな中で、湯河原でも是非開催したいと長年思っていたのですが、今回、その夢をようやく実現することができました。

昨年末には湯河原でも少し過ごしたのですが、この宝探しに参加してにんまり。宝探し自体も楽しいのですが、少しとはいえ自分が関わったイベントに参加して楽しんでいる方を見るのは嬉しいものですね。本イベントは今月いっぱい開催しています。寒い季節ですが、宝探しを楽しんだ後は温泉(例えば、こことか、おしゃれにこことか)でゆっくりというのはいかがでしょうか。このイベントが湯河原の魅力 & 宝探しの楽しさを一人でも多くの方に知っていただける機会になることを願っています。
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2022年12月16日

旅先ラン&スイム

11月末から12月上旬にかけてLas VegasSingaporeに二週連続で出張してきました。もちろん仕事なのですが、実は密かに楽しみにしていたのが、旅先でのラン&スイム。

Las VegasはSan Franciscoで一泊してから入ったのですが、San Franciscoに土曜日の夕方到着したら、まずホテルの屋内プールでスイム。ホテルのプールは小さいですし、子ども達が遊んでいたりしますが、泳ぐ専用コースがあり、そこで黙々と泳ぎます。コースが15mだと、167ラップでようやくいつもの2.5km。たまに子ども達のビーチボールが飛んで来たりますが、それもまたご愛敬。何よりも泳いだ後のビールは格別です。

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翌日は時差にもめげず早起きして早朝ラン。UberでFort Masonというところまで移動し、そこからCrissy Fieldを横断し、Golden Gate Bridgeを目指します。いかにもSan Franciscoという景色でテンションが上がります。Golden Gate Bridgeのたもとまで走って、そこで折り返し。帰りは出発地点を少し通り過ぎ、Fishermans Wharfまで。11kmを1時間ちょっとかけて走りました。折角なので、Fishermans Wharfからはケーブルカーでホテル近くまで戻ったのですが、汗をかいた後だけに寒かったです。

その後のLas Vegasでもあわよくば走って泳いでと思っていたのですが、全然ダメでした。走るのに適したコースがなく、またホテルに立派なプールエリアはあったのですが、全て屋外。一応温水プールとのことでしたが、外気温一桁の中で泳ぐ勇気はありませんでした。

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一旦日本に帰って、翌週はSingapore。Singaporeでもホテルに到着したらまずプール。Singaporeは暑いので、泳ぐ気満々です。ちょうど日が沈むタイミングでプールに。まだ十分に暑い(27度)のですが、こちらは逆に温水プールではないので、水がかなり冷たい。水につかるのにかなり勇気がいりました(笑)。45分ほどで1.5kmほど。

翌朝は早朝ラン。まだ暗いうちにホテルを出て、Merlionまで。ちょうど空が明るくなってきたところをMarina Bay Sandsを見ながら走ります。Marina Bay Sandsをグルっと回ってその裏側にあるGardens by the Bayまで。ここでは熱帯らしい植物が生い茂り、また、エキゾチックな鳥の鳴き声も聞こえ、Singaporeが熱帯だということを実感します。少し走っていると、Supertreeが見えてきます。あっちこっちと寄り道しながら、7.5kmを45分程度で。暑いのでペースは上がりませんが、あまりに楽しいので、翌日も早起きして二日連続ラン(& 夜に泳いだので、二日連続スイム)となりました。

考えてみると、これも新型コロナウイルス禍の中で見出したことかもしれません。以前は、職場に通勤してオン、家に帰ってオフとオンオフが明確に分かれていました。これに対しリモートワークが続くようになって、一日の中で、オンとオフがフレキシブルに切り替わるようになりました。当初は散歩&縄跳びでしたが、最近は朝一番やランチタイム、夕方などに時間があればランを中心に軽く体を動かしています。そしてその後また仕事に戻る。ちょっと運動すればすっきりして気分が切り替わるという効用があるように思います。もっともずるずると寝る直前まで仕事を続けてしまいがちというのは注意が必要なのですが。出張についても仕事だからずっとオン、ではなく、出張の中でもオンとオフを切り替えられるようになったということかと思います。

時間に余裕があれば、なので、残念ながらいつもという訳にはいきません。特に旅先は荷物も大変ですしね。それでも、いつもと違う土地で走ったり、泳いだりするのはとても楽しい時間です。
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2022年12月12日

25年以上振りのSingapore

という訳で先週はSingaporeに出張でしたが、振り返ってみるとSingaporeは実に25年以上振りでした。最初に訪れたのが社会人になって2年目の1993年。2回目がビジネススクールに留学中の1996年。それ以降、訪れる機会がぱったりと無くなってしまいました。1996年はビジネススクールの夏休みを使って、LA - Australia - Indonesia - Singapore - Malysia - Thailand - Hong Kong - China - Japan - LAという太平洋をグルっと回る旅の途中で訪れました。遊んで終わりではなく、Quarterdeckというパソコンソフトのメーカーでのインターンの一環として、Japan/Hong Kong/SingaporeのPCソフト市場の調査も兼ねた旅(もちろん思いっきり楽しんだのも事実ですが、笑)だったというのは以前本ブログでお話ししたことがあります。

ただ、実はこの際Singaporeで猛烈な食あたりにあい、丸二日間ぐらい全く動けなくなったという暗い過去があります。幸いにして無事に回復し、以降の日程を予定通りこなすことはできたのですが、滞在日数の割に印象が薄いのはこのせいかもしれません(笑)。以降、トラウマになって行く気がなくなったということではないのですが、なんとなく行く機会がありませんでした。

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今回、25年以上振りに訪問しての印象はとにかく都会だな、ということ。今回は、有名なMerlionの近くのホテルに泊まったのですが、その周辺は超高層ビルがこれでもかとばかりに。Merlionに向かい合って一番目立つのはMarina Bay Sands。前回訪問時にどんな感じだったのかは正直全く覚えていないのですが、Merlionを見たことは覚えています。ただ、調べてみたらMerlionは2002年に移転しているのですね。どうりで全く見覚えがないわけです。

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改めて調べてみると、前回訪問時(1996年)には日本の一人当たりGDPは$39,150、Singaporeは$26,234(出所: 世界銀行)。日本の方が経済先進国でした。しかし、直近の数字は全く異なります。2021年の数字ですが、日本は一人当たりGDPが$39,285、Singaporeは$72,794。USドル建てのため、為替の影響を大きく受けますが、日本は過去25年間ほぼ横ばい。それに対し、Singaporeは約3倍近くにまで成長しています。人口が違いますから、国全体のGDPとしてはもちろん日本の方が圧倒的に大きい(今でも世界第3位、Singaporeは36位)ですが、もはやSingaporeの方が経済的に豊かな国と言えるでしょう。

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今回、初日の晩は屋台(Hawker center、と言っても昔と異なり、奇麗に整備されたフードコート的なもの)で軽くご飯を食べたのですが、手前がMie Goreng(焼きそば)でS$8、奥がSatay(焼き鳥)でS$10でした。今のS$はざっくり100円なので、800円と1,000円。日本と比較しても決して高くはないですね。むしろ気持ち安いぐらいかもしれません(ただし、Singaporeは政策的にお酒は高いです)。アメリカでは何でも高いと書きましたが、今海外旅行に行くのであればSingaporeの方がおススメです。

興味深いのは、Singaporeにおいて、普通のお店の時給がそこまで高いわけではないこと(だからこそ食事も高くはない)。たまたま見たあるお店では、アルバイトの時給がS$10となっていました。時給1,000円であれば日本と変わらない(日本の都市部と比較するとむしろやや低めかもしれません)。それでいて、一人当たりGDPが$72,794という事実があります。これはおそらく単価の低い労働力として外国人労働者を受け入れており、Singaporeanはより付加価値の高い仕事に集中しているということなのではないかと思います。そもそも国の規模が違いますし、Singaporeでやっていることが絶対的に正しいというつもりもありませんが、一つの国のあり方として参考になる部分はあるように思います。
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2022年12月05日

ブリトー一つで2,000円越え

先週お話しした新しいクラウドプラットフォームに関連して、先週は米国に出張してきました。どこに、何しに、という点は次回以降お話しするとして(出し惜しみ、笑)、今回とにかく印象に残ったのは、何でもかんでも高いということ。

今年に入って米国訪問は実に4回目。海外に出たくても出れなかった2020年/2021年と打って変わって、今年は結構な頻度で海外(ここまでは全て米国)に出ています。本ブログでも一通りお話ししていますが、ゴールデンウィークにはビジネススクールの同窓会でLos Angelesに、その数週間後には娘の部活動の世界大会出場をサポートするためにArkansasに、そして8月には命の洗濯(夏休み)で4年振りのHawai'iに。全部プライベートなので、いつ仕事をしているんだという感じですね。いや、仕事は仕事でしているはずです(汗)。そういった意味では、今回の渡米が3年振り(2019年秋のオーストラリア以来)の海外出張となります。

という訳で渡米は今年4回目となり、強烈な円安にもまあまあ慣れているはずなのですが、それでも、今回は何でもかんでも高いと感じました。

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例えば、こちら。日曜日の晩ご飯のChipoletのブリトー。見た目はあんまり冴えませんが、結構美味しいです。航空券の関係で私は一人で土曜日にSan Franciscoに入り、日曜日に目的地に入りました。日曜日夜には本隊の6名が合流し、遅めのディナーを一緒に食べるはずだったのですが、Los Angelesから飛ぶはずの飛行機が遅延するとのこと(結局日曜日中には飛ばず、月曜日朝の到着になり、皆お疲れの様子でした)。一人での晩ご飯は簡単に済ませようということで、ホテルから歩いていけるChipoletでテイクアウトすることに。しかし、これ一つで実に$16.15です。内訳はBarbacoa Burritoが$12.00、Guacamoleトッピングが$2.90、そして税金が$1.25。$16.15といえば、多少なりとも円高に戻してきた直近のレート135円/$で計算しても、2,180円です。ブリトー一つが2,000円越え。

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そして、こちら。これはその翌日の朝ご飯。Coffee Bean & Tea Leafというコーヒー屋さんで、Caramel Latteとサラダ。これで$17.83です。内訳としては、Large Caramel Latteが$7.00、Pesto Saladが$9.45、そして税金が$1.38。$17.83は2,400円と朝ご飯としてはあり得ない値段ですが、Latteだけでも$7.00、既にほぼ1,000円!

これまでの3回の渡米では、もちろん何を見ても高い、ただ現実を無視して100円/$で考えれば、まあ何とかしょうがないと思える範囲だったように思います。それに対し、今回は仮に100円/$で考えても高い。そう、インフレですね。今年最初の渡米が4月末。それから7ヶ月間ですが、それだけの短い期間でも確実に全ての値段が上がっているように思います(あとは今回の訪問地の物価が高いという部分もあるのかもしれません)。

ちなみに、McDonaldsでスタッフ募集の広告が出ていましたが、時給が$18-$19ぐらいだったかと思います。日本円で言えば時給が2,400円から2,600円。それはMcDonaldsのハンバーガーも(今回は食べていませんが)高くなるはずです。移動の際にUberのドライバーの人と話しましたが、今や$20ではちゃんとしたランチも食べられないよ、とのこと。

先週末は出先で時間がなかったので、松屋で牛めしを食べましたが、牛めしにセットをつけて500円ぐらい。$4.00ぐらいといったところでしょうか。普通のお店でも1,000円/$7.50ぐらいあればしっかりとしたお昼ご飯を食べることができます。確かに日本の中にいる限りにおいては、値段が上がってきているとはいえ、まだまだそれなりにお手頃にそれなりに美味しいものが食べられます。ただ、それはあくまでも日本の中にいる限り。一歩外に出た瞬間に、日本は(あえて極端な表現をすれば)貧しい国になっていることを実感します。さらに言えば、エネルギーはもちろん、食べ物も多くの割合を海外に依存している以上は、いずれは日本での価格も上がっていきます。

今は、たまに海外に出た際に、うわー高いな、と驚くだけかもしれません。一方で、このままいけば、日本にとどまっていても海外からの物を買えなくなってくる。そんな危機感を強く持たざるを得ない、そんな今年4回目の渡米となりました。
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2022年10月18日

泳いだ、漕いだ、走った 2022秋 @ 千葉

一昨日10/16(日)、千葉シティトライアスロン大会が無事に開催されました。ちょうど一年前のこの大会で初めてのトライアスロン大会に挑戦。直前に体調を崩すなどハプニングはありましたが、無事にスプリント・ディスタンス(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)を完走することができました。これに気をよくして、今年はオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)に挑戦すると宣言6月の木更津トライアスロン大会で有言実行を果たすことができましたが、今回の千葉シティトライアスロン大会はデビュー戦の場として思い入れのある大会です。その大会に無事参加、そして無事完走することができました。

当日の天候は曇り時々晴れ。最高気温が24度という絶好の大会日和でした。朝泳ぐ際には日も差して、ウェットスーツを着ていると汗ばむぐらい。水温がかなり低いのにはびっくりしましたが、波もほぼなく、泳ぎやすいコンディションでした(その割にはスイムでかなり苦戦しましたが、これはまた追って)。バイクやランの際は曇りで、楽とは言わないまでも、暑くて苦しいということはありませんでした。今回のランでは頭から水をかけてもらわないとオーバーヒートする、とはならず。でも楽しいので、一回はかけてもらいましたが(笑)。

結果ですが、無事に完走。タイムは3:27:43でした。木更津では3:25:32でしたが、実は木更津の記録はスイムからバイクのトランジションの時間(T1)が含まれていないのに対し、今回の大会では含まれており(通常の大会では含まれるのが普通)、私の場合はT1が0:15:04。つまりT1を除くと3:12:39となるので、木更津よりはまずまず早くゴールできたということになります。オリンピック・ディスタンス2戦目ですが、引き続き完走することができ、なおかつ実質的なタイムを縮めることができたので、まずまずの結果かと思います。

ただ、順位としては、完走708人中658位(公式結果はこちら)なので、まあさっぱりですね。ただ、私としては順位にこだわりはなく、まずは完走、次に少しでもタイムを縮めること。今回は、3時間半は切りたいと思っていたので、順当な結果というところです。

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何よりも嬉しかったのは、今回、これはやばいとか、これは辛いと思う以上に、ああ、これは楽しいと思える瞬間があったこと。一年前のデビュー戦では、やばいが30%、辛いが70%。やったと思えたのはようやくゴールした後。6月の木更津では、やばいが15%、辛いが85%。今回もまあ辛いが90%ぐらいなのですが(笑)、それでもスイムで着実にゴールに近付いている時や、バイクで走りだした瞬間、ランで半分を越えた時などに、ああこれは楽しいという瞬間がありました。

ひとまずまだ生きてますよ、ということと、結構楽しかったという報告まで。
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2022年10月14日

いよいよ今週末

いよいよ今週末、10/16(日)に千葉シティトライアスロン大会が開催されます。私にとっては6月の木更津トライアスロン大会に続き、今年2回目の大会です。

大会に向け、先々週の日曜日に、バイク30km、スイム2.5km、ラン10kmという予行演習を行いました。本番(スイム1.5km→バイク40km→ラン10km)とは順番と距離が異なり、またバイクとスイムの間には3時間ほどの休憩をとりましたが、運動量としてはほぼ本番並み。翌日にはかなり筋肉痛になるかと思いきや、意外に平気でした。やはりトレーニングの積み重ねが地道に効いているんですね。

これに気をよくして先週末(正確には祝日の月曜日)には、バイク40km、ラン10km、スイム2.5kmをこなしました。これも本番とは順番が異なりますし、また、ランとスイムの間にやはり3時間ほどの休憩をしていますが、本番以上の運動量です。この時はさすがに最後のスイム中に足が攣ってしまい、翌日の筋肉痛もそれなりでした。本番でスイムが一番最初なのは、スイムで足を攣ると命に関わるからでしょうね(実際には浮力バッチリのウェットスーツを着用しているので、溺れることはありません)。

これで2週連続で本番並みの予行演習ができましたので、まずまずの仕上がりでしょうか。フルマラソンを走る前週に42.195kmの練習はなかなかできないのではないかと思いますが、トライアスロンの場合、競技の間に十分休憩すれば、練習でも本番同様の距離をこなせるのがいいところです。さすがに今週火曜日以降は本番にそなえ、運動は控えていますが。

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日曜日の千葉の予報は曇り。最高23度と運動にはもってこいの天気です。目一杯楽しみながら、完走を目指したいと思います。
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2022年09月20日

最近のトレーニング 2022/9

あと一ヶ月で私の今年2回目のトライアスロン大会となる千葉シティトライアスロン大会ということで、最近のトレーニングの状況を。もうお分かりだと思いますが、こうやってたまに本ブログで公開することで、自分自身を追い込んでいます(笑)。

今年1回目のトライアスロン大会は6/19の木更津トライアスロン大会でしたが、この大会前のトレーニングは、4月にスイムが10km、バイクが42km、ランが60.5km、5月はスイムが10km、バイクが62km、ランが62.0km。私のトレーニングの毎月の目安はスイム10km、バイクが40km、ランが50kmですから、ほぼ目安通り、若干+αという感じです。それでも本当に完走できるのかは不安だらけ。どんなに練習しても、これなら100%大丈夫とはならず、不安とワクワクの両方を抱えて大会に臨むことになりました。ただ、昨年の初挑戦と異なり、まずまずの体調で大会に臨むことができ、当日はそれなりに苦しみながらも、今年の目標であったオリンピック・ディスタンスの完走を達成することができました。

その後ですが、6月は大会出場分も含め、スイムが12km、バイクが100km、ランが62.6kmとペースを維持できました。完走という目標を達成し、少しスローダウンするかなと自分でも思っていたのですが、大会の翌週にはトレーニングを再開し、結果的にペースを守ることができました。トレーニングが習慣付いたということでしょうか。もっとも6月の末からは夏本番並みの暑さに苦しめられましたが(特にラン)。

続いて7月は、スイムが20km、バイクが82km、ランが108.0kmとかなりのハイペース。1月に続いて目安の倍を達成しました。くらくらする暑さの中、我ながらよく走ったと思います(朝一番や夜日が暮れてからなど少しでも走りやすい時間帯を狙いますが、それでも暑い…)。実のところ、この月にAppleWatchに課された月間チャレンジが「7月に259.9kmの距離を移動する(=ウォーク or ラン)」だったので、この月間チャレンジを達成しようと頑張った結果です(ちなみに1月もハイペースだったのは、月間チャレンジがアクティブエネルギーとして26,400キロカロリーの消費という高いゴールを何とか達成しようとした結果です、苦笑)。

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そして8月。夏休みもありましたが、スイムが21km、バイクが75km、ランが70.6km。夏休み中に海(といっても波がほとんどないラグーンの中)でガッツリと泳げたのは収穫でした。なかなか海で泳ぐ機会は多くないですからね。ということで、少なくとも目安+αでトレーニングを続けることはできています。タイムを競うのであればもっと練習すべきでしょうが、私の目標はあくまでも完走。まだひいひい言いながら、何とか完走を目指す状態なので、無理をせず、できれば楽しみながら完走できる体を目指したいと思います。

それにしても我ながらよくやるな、と思うのは、自分で設定した目標でなくても、目標を設定されるとそれを達成しようと頑張ってしまうこと。1月(アクティブエネルギーとして26,400キロカロリーの消費)と7月(259.9kmの距離を移動する)がいい例です。実は今月9月の月間チャレンジ(ムーブ/エクササイズ/スタンドの3つの目標を全て達成する日を月で25回)も結構大変な目標です。AppleWatchに追い込まれているな、と思うのは、「ここ数ヶ月間の平均が25日だったので9月も頑張りましょう」と目標設定されること。要は頑張れば頑張るほどハードルが上がっていくわけです(ちなみに3月も同じようなチャレンジでしたが、達成目標は18回でした)。それでも頑張れば何とか達成できる目標というのも小憎らしいところです(そのうち、ここ数ヶ月間の平均が31日だったので、9月も31日頑張りましょう、と不可能なことを要求されるかもしれませんが)。

目標があるとついつい達成しようと頑張るというのは決して悪い性向ではないと思うのですが、折角なのでトレーニング以外の領域でも発揮したいところです。例えばビジネスとか(笑)。ただビジネスの場合、一人で成し遂げられるものではないですし、目標の置き方がなかなか難しいですね。
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2022年09月16日

あと一ヶ月

今日からちょうど一ヶ月後の10/16に、私にとって今年2回目のトライアスロン大会、千葉シティトライアスロン大会が予定されています。

今年1回目は、6月に開催された木更津トライアスロン大会。初のオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)挑戦でしたが、無事に完走することができました。本当は今年2回目として、9月末に開催される横浜シーサイドトライアスロン大会に参加する予定でした。横浜シーサイドトライアスロン大会は最長でもスプリント・ディスタンス(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)。地元ということもあり、気軽に出場できる大会です。木更津でも2人の仲間がトライアスロン・デビュー(まずはリレーで)を果たしたのですが、横浜シーサイドトライアスロン大会でも新メンバーのデビューを予定していました。

横浜シーサイドトライアスロン大会の難点は実際に参加できるかどうかが抽選というところ(他の大会は先着順がほとんど)。ドキドキしながら抽選結果を待っていたのですが、結果発表の日、送られてきたメールはなんと「落選」。がーん。メールをよく見てみると、実はそもそも大会自体が中止ということでした。昨年の横浜シーサイドトライアスロン大会は私にとってデビュー戦となる予定だったのですが、残念ながら新型コロナウイルス禍で中止。結果的にその後に開催された千葉シティトライアスロン大会が私のデビュー戦になったという経緯があります。

今年こそはと意気込んでいたのですが、残念ながら今年も中止。新型コロナウイルスの感染には山谷がありますが、どのタイミングで谷となるのはなかなか予測が難しいですね。足元では収束傾向ですが、8月に判断せざるを得ないとなると中止はやむを得なかったのかと思います。非常に残念ではありますが、おそらくもっと残念に感じているのは大会関係者の方でしょうね。来年に期待しています。

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ということで、今年の第2戦であり、最終戦は、10/16(日)の千葉シティトライアスロン大会となりました。トライアスロン・デビューから数えれば3回目の大会。こちらは今のところ開催の予定ですし、直近の傾向的に感染状況も大丈夫ではないかと(希望的観測)。昨年の千葉シティトライアスロン大会は初の大会ということで、まずはスプリント・ディスタンスでした。今回はいよいよ2倍の距離となるオリンピック・ディスタンスです。とはいえ、6月の木更津でオリンピック・ディスタンスを完走できたため、大丈夫かな、という不安はかなり減りました。それでも泳ぎだした瞬間に、ああなんでこんな無謀なことをやっているんだ、と思ってしまうのですが(苦笑)。

私のトライアスロンの目標はまずは完走。とはいえ、多少なりとも成長していることを実感するためにも、少しずつでも自己記録の更新を目指したいと思います。残り一ヶ月、トレーニングも頑張ります。
posted by 岡本浩一郎 at 19:17 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年08月25日

キャッシュレスリゾート

ということで先週一週間は命の洗濯(夏休み)でHawai'iで過ごしました。実に4年振りとなった訳ですが、現地に着いてみると「ああ帰ってきた」という感じで、4年という時間が経ったことを感じませんでした。

ただ、もちろん変わったところもあります。とにかく何でも高いというのはGWにLAに行った際にもお話ししましたが、その時(1ドル130円前後)よりもさらに円安になっていますから、もはや感覚を麻痺させないとやっていられません。今回特に高いなと思ったのが、レンタカー。これは沖縄でも同様な現象になっているようですが、新型コロナウイルス禍でレンタカーの需要が減ったことでレンタカー各社が車両を大きく減らしたところに、需要が急激に戻り、今では逆に貸せるクルマがない = 貸すときは高く貸すよ、となっているようです。今回のHawai'iでは日本人はまだまだ少ないと感じましたが、その分米国本土からの観光客が多く、需要としては新型コロナウイルス禍並みにまで戻ってきているようです。

関連したところでは、コロナ禍の中で従業員をレイオフした会社が、需要が急激に戻ってくる中で慌てて従業員を採用しようとしても採用できないという状態になっているようです。現地ではドライブ中はだいたい現地のラジオを聴くのですが、採用サービスの広告が頻繁に流れており、採用難であることがうかがえました。それなりに知名度があり、通常であれば採用に困らないであろうリゾートが、コロナ禍で閉鎖したレストランを再開させるために、$1,500のサインアップボーナスつきで採用のコマーシャルを頻繁に流しており、相当に切迫した状態なんだろうということが想像できました。

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さて、これもコロナ禍の影響が多少なりともあるのではないかと思いますが、いつも泊るリゾートが"Cashless Resort"になっていました。"There is no cash available at this resort, and credit cards are the only acceptable form of payment."とのこと。LAの時もキャッシュレスが進んだことを実感しましたし、ホテルで100ドル札の両替に対応してくれず困ったのですが、完全にCashlessを謳うホテルに泊まるのは初めてです。

前回も書いたのですが、Cashlessで困るのはチップ。ある程度の小額紙幣は持っていたものの滞在期間中には足りなくなることは確実。ということで、チェックインの際にどうすればいいのと聞いてみたところ、例えばベルパーソン(荷物を運んでくれる人)にチップを払うとすると、その人が小額紙幣を持っており、両替できる可能性が高いということでした。ベルパーソンとしてもチップをもらえないと困るので、常備していることが多いのだそうです。後は、リゾート内のお店はまだ現金を扱っているので、そこで買い物をするとよいということでした。

今回は、North ShoreでGarlic Shrimpを食べた際に(逆にこの種のお店はいまだにCash onlyだったりします)、100ドル札で支払うことができ、結果的に今回の旅でのチップ需要は賄うことができました。ただ、チップを渡すたびにああ紙幣が足りるかなと心配になるのは、正直何だかな、という感じです。今回のような施設であれば、resort feeを請求するかわりに個々のチップを不要にするという方向に行くのかな、と思います。もっともそれはそれでresort feeの分だけ宿泊費が上がるわけで、ただでさえ何でも高いと戦々恐々とする中、必ずしも嬉しいことではありませんが。
posted by 岡本浩一郎 at 19:24 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年08月23日

マスクとコミュニケーション

先々週にお話しした通り、先週一週間は命の洗濯(夏休み)でした。今年の夏休みは4年ぶりのHawai'iで過ごすことができました。もともと10年近く夏休みはHawai'iと決まっていたのですが、2020年以降は新型コロナウイルス禍で日本を出れず、そしてその前の2019年は娘の中学受験があり(と言いつつ沖縄には行ったのですが、笑)、実に4年振りのHawai'iとなりました。

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新型コロナウイルス禍でずっと日本から出れず、今年の年始には(追加の)抱負として「今年こそは日本脱出」とお話ししましたが、やはり願いは叶うのか、今回のHawai'i行きで今年3回目の海外です。2020年春、2020年夏、2020年冬、2021年春、2021年夏、2021年冬と実に6回連続でプライベートでの海外行きを断念したのが、今年は一転4月末(ゴールデンウィーク)、5月、8月と短期間で3回の海外渡航(5月は計画外)。この3回も、GWのLAは、日本でのPCR検査、米国でのPCR検査、帰国後の空港での抗原検査と3回の検査だったものが、5月のArkansasは日本でのPCR検査、米国でのPCR検査(帰国後の空港での検査がなくなって2回)、そして今回のHawai'iでは米国でのPCR検査のみ(米国入国に際して検査がなくなった)と実は着実に変化してきています。実際問題として表面的な検査陽性者数だけで見れば日本が米国も上回ることもある状況(とはいえ、人口の差もありますし、それ以上に、検査陽性者がどこまで正確に集計されているかを考えると、日本の方が感染が広がっているとは言えない状況ではあります)の中で、帰国前の検査にどこまでの意味があるのかとも思います。というそばから、帰国時のPCR検査を一定の条件で不要にする方向で検討が始まったようです。

いずれにせよ今回は現地でのPCR検査がある(もちろんPCR検査がなくても、積極的に感染したいわけではない)ので、LA/Arkansasに続き、感染対策にはかなり気を使いました。基本的にはマスク着用ですし、外食も基本的にしない。ビーチでマスクというのもどうなんだという感じですし、実際問題としてマスクをしている方は極めて少なかったです。ただ、それでも海外に行けるということ自体がご褒美と考え、ぐっと我慢しました。

しかし、一つマスクの弊害と感じたのが、気軽なコミュニケーションを取りにくいということ。米国を訪れたことのある方はご存じだと思いますが、米国では全く知らない通りすがりの人でも、Good morningとか、How's it going?とか気軽に声をかけあうことが多いのですが、マスクをしているとこの頻度がぐっと減ります。マスクをしていると声が通りにくいのでこちらから声をかけにくいというのもありますが、向こうから声をかけられることも少なくなったように思います。

米国ではマスクをしている人は少なくても、マスクをすること自体は自由で、マスクをしているからと白い目で見られることはありません。ただ、マスクをしている = 感染リスクからコミュニケーションを避けようとしているというイメージがあり、あえて声をかけてこないということはあるのかもしれません。

同時に感じたのは、コミュニケーションを取る上で、口元が見えていることが大事だということ。米国では気軽に声をかけあうと書きましたが、だからといってムスッとしている人には声をかけません。まずお互いにニコッと微笑んで、その上でHow're you doing?  Doing all right, how about you?のようなやり取りがなされます。ここでマスクをしていると、その人が微笑んでいるかどうかがわからないのです。日本人的には目で伝えたいところですが、目ではなかなか伝わりません。「目は口程に物を言う」と言いますが、すれ違うぐらいだと、「口元が明確に物を言う」です。米国人はサングラスは好んでするけれども、マスクは嫌がるというのはこういったところにも理由があるのかもしれません。
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2022年08月12日

3年振りの夏の花火

少し前になりますが、8/2(火)に横浜みなとみらいで、みなとみらいスマートフェスティバル 2022が開催されました。横浜港を音と光で彩るということで、30分弱で20,000発の花火が打ち上げられました。

花火は夏の横浜の風物詩で、花火を見るとああ夏が来たと実感したものです。しかし、新型コロナウイルス禍によって、2020年以降花火大会は中止になってきました。正確に言えば、花火がまったくなくなった訳ではなく、5分間のサプライズ花火が結構な頻度で打ち上げられてきました。これ自体は素敵な企画ではあるものの、5分間だとやはりあっという間に終わってしまうという感覚でした。

この6月には第41回 開港祭が開催され、この時はビームスペクタクル in ハーバーと題して、花火が10分間打ち上げられました。10分間だとだいぶ見応えがあります。なおかつ開港祭では花火の前に500機のドローンによるドローンショーも開催されたのですが、これがなかなかの見応えでした。500機が一糸乱れず夜空に地球やクジラを描き出す様は、とても奇麗でしたし、未来が今ここに、というインパクトがありました。

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ということで、徐々にイベントも平年なみに戻りつつある中で、今回のみなとみらいスマートフェスティバル 2022が開催された訳です。開港祭も素晴らしかったですが、夏の暑さの中で見る花火はやはり格別です。20,000発ということで本当に息もつかせぬペースでどんどんと打ち上げられる様はまさに見事でした。

新型コロナウイルス禍はまだ収束の兆しを見せませんが、それでも私たちの生活は、新型コロナウイルスと共存する形で新たな平常に戻りつつあります。何の気兼ねもなく楽しむという訳にはいきませんが、それでも夏の風物詩である花火が戻ってきたことは素直に嬉しいと感じます。

さて、弥生のカスタマーセンターは今日からお盆休みを頂戴しています。私の夏休みは、いつもお盆前後に取るのですが、これまで本ブログ上ではあまり積極的には語ってきませんでした。何なら夏休み中もブログの記事を更新し、夏休みであることをあまり意識させないようにしていました。ただ、今年はあえて来週夏休みを取得することを宣言したいと思います。新型コロナウイルスに対する懸念はありますし、ビジネス上の宿題もあり(苦笑)、何の憂いもなくとはいかないものの、今年の夏休みはどうするの、と気軽に話せることの幸せを噛みしめながら。皆さまもよい夏休みを。
posted by 岡本浩一郎 at 21:45 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年07月08日

安倍元首相を悼む

銃犯罪が続くアメリカに比べ、平和なはずの日本で何が起こったのか。昨年頭にはアメリカで暴徒が議会を襲撃するという事件がありました。そして今この瞬間もウクライナでは戦争が起きている。世界が平和とは逆の方向に向かっている中で、日本は平和なはずでした。今日、その日本で起こったことを、正直まだ信じることができません。

安倍元首相の第二次政権がスタートしたのが2012年12月。リーマンショックの影響が続く中で、日経平均株価がようやく10,000円台を回復するというタイミングでした。日本経済は今でも盤石と言えるような状況ではありませんが、それでも今の日経平均株価は26,000円台。

もちろん国のリーダーとしての功績は株価だけで語られるものではありません。また私自身、安倍元首相のされた判断に概ね賛同はしていますが、すべてに無条件で賛同できるという訳ではありません。第二次政権の期間中、概ね支持率が不支持率を上回っていましたが、一時的に不支持率が上回ることもありました。

それでも、約8年もの間、課題先進国である日本のリーダーとして日本を引っ張ってこられた。安倍元首相の力で、日本が(課題は山積みなれども)まだ今の日本でいられるということは紛れもない事実だと思います。比較することはおこがましいのは承知の上ですが、2008年に弥生の社長になり、自分の判断が何百人という社員とその家族の生活を変えるかもしれないという重責を感じるようになりました。それが1億2千万人という日本の国民の生活を支えるわけですから、どれだけ苦しい判断があったことか。

今回の事件の背景はまだわかっていませんが、どんな理由があったとしても、暴力が正当化されることはありません。この暴力に最大限の抗議の意を示すとともに、安倍元首相のご冥福を心からお祈り致します。哀悼の意を表すため、しばらく本ブログの背景色を変えさせて頂きます。
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2022年06月27日

泳いだ、漕いだ、走った 2022 @ 木更津 (続きその2)

前々回/前回とお話ししてきましたが、6/19(日)に陸上自衛隊木更津駐屯地で開催された木更津トライアスロン大会に参加し、今年の目標であったオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)を無事に完走することができました。

今日、関東では記録上最速の梅雨明けとなったとのことですが、梅雨明け前日となる昨日(6/26)も実に暑い一日でした。お昼前に少し走っておこうと走り出したものの、とにかく暑い。水飲み場で水を頭にかけてクールダウンを図りつつ走ったものの、6kmほど走った時点で危険を感じ、ストップ。水分補給をした上で歩いて帰りました。仮にトライアスロンが昨日開催だったとすると、完走できなかったかもしれません。

これに対し、19日の木更津はお昼12時時点で気温26度と、まあまあ暑いものの運動には支障がないレベル。吹きっさらしの滑走路では向かい風が辛かったのは前回お話しした通りですが、風があるがゆえにオーバーヒートしにくかったようにも思います。

さて、バイクで7周回を終え、再びトランジションエリアに。それなりに真面目にバイクを漕ぐ方は専用のシューズ(ビンディングシューズ)を履いていますが、私は普通のランニングシューズで自転車を漕いでいるので、バイクからランのトランジションは一瞬です。とはいえ、ランは(私の場合)約1時間の長丁場となるので、少しだけ息を整え、水分補給も済ませてからランのコースに向かいます。

昨年の千葉シティトライアスロン大会(この時はハーフに該当するスプリント・ディスタンス)では、一番辛かったのが、ラン。走りはじめてすぐに「これは辛すぎる」となったのですが、今回もまあまあシンドイながらも、何気に淡々と走り続けることができました。ランの練習を始めたのは昨年のゴールデンウィークですが、それから一年以上、最低月50kmのペースで走り続けてきた成果かなと思います。スピードに関しては全く褒められたものではありませんが、とりあえず確実に10km走ることはできるようになってきました(除く昨日、苦笑)。とはいえ今回は1.5kmのスイム、そして40kmのバイクの後ということで、どこまで体力が残っているのか不安ではありましたが、走り始めたら何とかなったという感じです。とはいえ、腿がピクピクとつる前兆を感じながら、たまに頭から水をかけてもらいながら、マイペースで何とか走り切ったという感じです。ランの時間は1:03:55。

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そしてゴール。今回は仲間2人を引っ張り込んだとお話ししましたが、ゴール手前で2人が待ってくれていました。そして3人で手をつないで、ゴール! 見てくださいこの50過ぎのおじさんたちの満面の笑顔を(笑)。

合計タイムは3:25:32。前回お話ししましたが、木更津トライアスロン大会ではスイムからトランジションエリアまでの距離がややあるということで、スイムからバイクのトランジション(T1)の時間は計測対象外となっています。仮にこれが通常通り計測対象に含まれていたとすると、3時間半は越していたと思います。トータルで3時間半近く泳ぎ、漕ぎ、走りきりました。お蔭でかなり黒々となってしまい、ここ最近は会う人会う人に黒いと言われます(しかもサングラスをしていた関係で、よく見るとややパンダ)。

今回、今年の目標だったオリンピック・ディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)の完走を果たすことができましたが、せっかくここまで続けることができたので、今後もマイペースでトライアスロンを続けていきます。次は10/16(日)に開催される千葉シティトライアスロン大会です。T1の時間も含めて3時間半を安定的に切れるようにというのが今後の目標でしょうか。その前には横浜で開催されるスプリントの大会(一昨年/昨年と中止になった横浜シーサイドトライアスロン大会)もありますので、うまく巻き込んで仲間を増やしていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:57 | TrackBack(0) | パーソナル