2013年06月25日

少々遅めですが、先週末に湯河原で蛍を見てきました。湯河原/伊豆エリアの蛍の見頃は例年だいたい6月10日前後。そういった意味では、1週間どころか2週間遅れ。週末の予定が立て込んでいたからやむを得ないとは言え、今年は蛍を見逃してしまったかもと心配しながらの湯河原行きとなりました。

夕食を済ませてから自転車で蛍探しに出発したものの、やはりなかなか見つかりません。ただ、川沿いを自転車で走っていると… いた! 蛍が一匹飛んでいます。気を付けて見ていなければ容易に見落としますが、一度見つけてしまえばはっきりと光っているのが見えます。結局川沿いを3kmほど遡りましたが、時期的に数はわずかだったものの、それでも蛍の幻想的な美しさを堪能することができました。

自分でも何でだかはよくわからないのですが、季節の風物詩にとても魅かれます。かなりこだわるので、結構驚かれる(呆れられる?)ぐらいです。春の桜、初夏の蛍、夏の花火、秋の紅葉… んー、どれもひと時のもの、儚いものですね(だからこそ季節の風物詩になるわけですが)。儚さの美学に魅かれるというのもありますが、また一年が巡ったというのを肌で感じたいと思っているような気がします。あー、もう一年経ったのか、とこれまでの一年に想いを馳せると同時に、また春が来た、夏が来たとこれからにワクワク。

一時期ロサンゼルスに住んでいて、ちょっと不満に思ったのは、こういった季節の移り変わりを感じることがないこと。年中過ごしやすいからと、贅沢な不満ですが… やはり四季のある日本は、しみじみ&ワクワクの機会が多く、素晴らしい国だと感じます。
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2013年04月30日

今年もチャレンジ

先週金曜日は、年に一回の人間ドック。正直人間ドックはあまり好きではないのですが、従業員の生活もかかっていますし、ひいていえば、パートナーの皆さんやお客さまにもご迷惑をお掛けしかねないので、しぶしぶ…です。

昨年は脳のMRI/MRA検査に挑戦してみましたが、今年も何か新しいことにチャレンジしてみようということで、今回は胃カメラに挑戦してみました。実は、人間ドックで最も気が重いのが、バリウムを飲んでの胃の検査なので(皆さんもそうじゃないですか?)。

で、結論から言うと、胃カメラもそれなりにしんどいです(残念)。カメラが喉を通る時は、完全に涙目。ただ、実際に胃から十二指腸まで中を見れるのは面白いですね。よく見る画像通りのものが自分の中にもあるというのは、ちょっと不思議な感じです。胃はきれい(?)そのもの。最前線で5年間やってきているので、潰瘍とは言わないまでも、ちょっと荒れていますね、と言われても驚きはしないところですが、全く問題なしでした。頑丈みたいです。

不安と期待の混じった胃カメラでしたが、それなりにしんどかったので、来年はどうするか迷うところです。鼻からの胃カメラはもう少し楽だと聞きますが。

ただ実は、人間ドックの後は、午後から東京本社のオフサイトHalf Year Meeting。オフサイトの間、特に苦しいこともなく、さらに夜中までの打ち上げも何の問題もなかったので、後にひかないというのは胃カメラの魅力かもしれません。
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2013年04月26日

カヤック

ゴールデンウィーク直前ですし(?)、たまには仕事と全く関係ないネタを。私は趣味はと聞かれると、以前はサルサ(ダンス)と、カヤックとお答えしていたのですが、娘が生まれて以来、どちらもすっかりご無沙汰。もはや、趣味というにもおこがましく、最近は趣味と聞かれると「子育て」と答えることにしています。

ただ、いつまでも娘に構ってもらえるわけではありませんし、そうなると「趣味はありません」になってしまうのでしょうか…

そうならないように、という訳でもないのですが、一昨年からはスキーを復活。まだスキーで滑っている時間よりは、娘とかまくらを作っている時間の方が長いのですが。そして、今年はいよいよカヤックに復帰しようかと目論んでいます。

先日三浦にイチゴ狩りに行った際に、農園からも近いということで、ふと思いついて、かつては毎週のように通い詰めたシーカヤックスクールに立ち寄ってみました。パドリングウルフという名前のシーカヤックスクールです。私は10年以上前に日本でシーカヤックを始めるにあたって、三浦半島で活動しているほとんどのシーカヤックスクールに行ってみたのですが、一番肌があったのが、このパドリングウルフでした。他のスクールが悪いというわけでは決してなく、あくまでも人によって好みがあるということかと思います。

立ち寄ってみたところオーナーの名倉さん(ウルフというよりは、パンダっぽいです、余談ながら)がちょうど海から戻ってきたところで、5年以上振りにお話しすることができました。懐かしい、とはいうものの、かつては足しげく通ったせいか、正直あまりギャップは感じません。ただ、お互いに父親になったということに時代を感じました。

前置きが長くなりましたが、今年から、カヤック復帰します! 娘も来年、小学生になれば二人乗りokということなので、今年は足慣らしで勘を取り戻したいところです。皆さんもカヤックに少しでも関心のある方は、パドリングウルフ、おススメですよ(最近はだいぶ平常に戻ったものの、東日本大震災の後はお客さんが減って大変だったそうです、ということで、ちょっと宣伝でした)。ひょっとしたら三浦の海でお会いできるかもしれません。
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2013年03月11日

二年

東日本大震災からちょうど2年が経ちました。長いようであっという間の2年。関東で暮らしていると、どうしてもあの日の記憶、そして危機感が、少しずつであれ、薄れてしまっていることを否定できません。でもまだわずか2年前のことです。そして現実問題として、復興はまだまだ長い道のりです。忘れることなく、でも、決して無理をせず、あくまで自分の身の丈で何ができるのか。

この3月11日、「ETIC.震災復興リーダー支援プロジェクト」に対する寄附が200%マッチングされます。寄附のマッチングというのは日本では珍しいですが、アメリカではよくある制度で、例えば、ある人が$100寄附をすると、マッチする組織(例えばその人の働いている会社)が同じ$100を自動的に寄附するため、寄附額が合計$200になる、というものです。

「ETIC.震災復興リーダー支援プロジェクト」は、GlobalGivingというサイトを通じて寄附できるようになっており、3/1から3/15までの期間、GlobalGivingのJapan Matchingという東日本大震災からの復興を支援するキャンペーンによって、100%マッチングされるようになっています(例えば、$100に対し、マッチング$100)。これがさらにこの3月11日(正確には米国の東部標準時間で3月11日をカウントするため、日本時間では、3月11日の午前0時から、翌12日の午後0時(お昼)59分59秒まで)に限り、200%マッチングされるということです。つまり$100寄附をすると、$200マッチされ、合計$300の寄附になるということです。

このマッチングは寄附する方一人当たり$1,000ドルが上限で、プロジェクト当たり$25,000が上限だそうです。現時点ではまだ$3,000弱のマッチングのようなので、あと$11,000ぐらいの寄附があれば、上限の$25,000のマッチングが得られるということになります。

残念ながら、GlobalGivingを通じた寄附は日本の寄附金控除の対象にならない(その代わり、米国の方は米国でのtax deductionの対象になるようです)のですが、寄附金控除はそれによって税金を取り返してやろうという趣旨ではなく、税金が一部戻ってくることによって、その分多く寄附ができるという趣旨だと思いますので、寄附金控除の対象にはならなくても、自分の寄附が3倍(200%マッチング)になるのであれば、とても良い機会なのではないかと思います。米国のサイトなので、全て英語ですが、ETIC.で日本語による説明書も用意しています(pdf)

個人的なおススメとしては、上記の「ETIC.震災復興リーダー支援プロジェクト」なのですが、この他にはJapan Matchingの対象になっているプロジェクトは複数あるようです。こちらから一覧がご覧頂けますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。

まだまだやるべきこと/できることは多くあります。私たち一人一人が自分にできることをやっていきましょう。

蛇足ですが、弥生も復興支援活動を延長します。詳細はこちらをご覧ください
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2012年12月03日

元気の素

いよいよ12月に入って、今年も後1ヶ月を切りました。毎年思いますが、一年ってあっという間ですね。

11月の怒涛の出張三昧は一段落ですが、とはいえ12月も3回ぐらいは出張の予定。さらに年賀状の準備やら、忘年会やらもあり、なんだかんだ慌ただしい一ヶ月となりそうです。

年賀状に関しては、毎年、来年こそは計画的に準備しようと思いつつ、結局12月を迎えることになります。とはいえ、データ整備も進んできているので、ちょっとずつラクにはなってきているでしょうか。毎年確定申告前に、「間に合わないー」と悲鳴をあげている方が多く、そういった方には来年こそはこまめに入力しましょうとお話ししています。ただ、自分自身の年賀状準備を振り返ると、人のことは言えないですね…

とにもかくにも今年もあと4週間。元気に乗り切りたいと思います。ということで、本ブログには珍しいプライベートネタ(書き出すとキリがないので、普段は自粛)ですが、これが最近の元気の素です。

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あ、「やよいの青色申告 13」もそうなんですが、注目は右手前にあるフォトフレーム。娘が勤労感謝の日に手紙と一緒にプレゼントしてくれました。ハマビーズというものなのですが、プラスチックのビーズを並べて、アイロンで溶かすとくっつくというものです。上についている白い物体は、知る人ぞ知るカピバラさんです(笑)。
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2012年09月28日

来たーっ!

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来ました、来ましたiPhone 5。予約開始は9/14(金) 16:00でしたが、さすがにその時間に予約に行くのは社員の手前宜しくないと自粛し、結局予約できたのは翌日土曜日朝。その後発売日の9/21(金)になっても何の音沙汰もありません。そんな中でiPhone 5の製造工場の一つ(Foxconnの太原工場)で暴動があったとのニュースもあり、これは手に入れられるのは結構先かなあと思っていたのですが、昨日お昼に連絡がありました。午後はそわそわして仕事に集中できませんでしたが、何とか我慢して夜に取りに行ってきました。まだ十分に使いこんではいませんので、感想はまた改めて。

これで、ガラケー(SO902i) + iPhone 3GS + ISW11F (Android 2.3)の3台体制から…

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iPhone 5 + XPERIA SX (Android 4.0)の2台体制に。

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台数を減らして、一気に世代交代も図りました。でもWindows Phone 8で良い機種が出れば、また3台になるかもしれませんが。ちなみに、ISW11F > iPhone 5 > XPERIA SXは、ちょうど1サイズずつ小さくなります。画面サイズでは、4.3型 > 4.0型 > 3.7型。個人的にはXPERIA SXの小ささがかなり気に入っていますが、万人にちょうど良いのはiPhone 5でしょうね。

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iPhone 5は3日間で全世界で500万台以上販売されたそうです。それだけ待ち望んでいた人が多いということですね。業務や事業のお手伝いというやや地味な領域なのでハードルは高いですが、弥生もこれだけ待ち望まれる製品やサービスを提供できるように頑張らないと!
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2012年09月21日

長い間

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SO902i。思えばこの携帯は長い間使ってきました。2006年からですから、実に6年以上。一度大掛かりな修理(基盤交換)をしてでも使い続けてきました。携帯やスマホは画面が大きい方がいいというのが一般的のようですが、個人的には小さい方が好き。このSO902iの前にはpreminiという機種を使っていました。preminiを使っていた時は、地下鉄で見知らぬおばちゃんから、「んまー、小さいわねえ」と声をかけられたのが良い思い出です。

preminiほどではないものの、小さくてシンプルなストレート端末として愛用してきました。この機種を気に入って拘っている人はそれなりに多いようで、今でもたまに見かけます(こちらが気に入っているので、そういう方が目に入るのでしょうが)。

そんなSO902iともついにお別れする日が来ました…

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2012年08月24日

みんなで渡れば…

ちょっと固い話が続きましたので、たまにはやわらかい話でも。今週、とある打合せのために、ネクタイをしての出勤となりました。あ、暑い。ありえないぐらい暑いですね。改めて周りを見てみると、ネクタイをしている方はもはやほとんどいません。ざっと見た感触でいうと、いわゆるスーツスタイル(ジャケット着用)のネクタイなしが2割程度、スーツでネクタイは1割もいないかと(もちろん、場所によってこの割合は多少変わりそうです)。

私が新入社員だった20年(ちょっと)前は、どんなに暑くてもネクタイをしないという選択肢はありませんでした。私はあまり周りの目を気にしない方なので、当時は(少なくとも私の周りでは)NGだったダブルのスーツは平然と着ていましたが、それでもさすがにネクタイをしないということは考えたこともありませんでした。越えてはいけない一線だったんですね。振り返ってみると、よくそれで耐えられたなと思います(コンクリートジャングルが進んでさらに暑くなったということもあるかもしれませんが)。

2005年に始まった「クール・ビズ」キャンペーン以降、ノーネクタイがだいぶ市民権を得てきましたが、それでもまだ周りの様子をうかがいながらという傾向はありました。ここ2年の節電が、ネクタイなしが当たり前という流れを一気に決めたように思います。もはやこの先、仮に電力供給が改善されても、この流れは変わらないでしょうね。

そもそも、夏にこれだけ湿度が高く暑い国で、湿度が低くてそこまで暑くならない国と同じ格好をすること自体が無理がありますよね。今回は、節電という大義名分ができ、みんなで踏み切ったからこそ、私も含め、ここまで一気にノーネクタイになったのかと思います。

みんなで渡れば怖くないって、良くも悪くも日本的ですが、せっかくなので、みんなでアロハシャツ(日本だからかりゆしウェアか)にしませんか。最近はスーパークールビズということで、外出の予定がない時はアロハシャツを着ることもあるのですが、これが実に快適です(笑)。
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2012年06月08日

同期

2週間ほど前に同期で久し振りに集まりました。同期といっても、高校時代の同期もあれば、大学時代の同期、当然社会人になってからの同期もありますが、今回は、新卒で入社した会社(野村総合研究所)の同期です。実は昨年の3月には、1991年の入社から20年ということで、1991年入社の同期会が行われました。本来は絶好のブログネタだったのですが、その一週間後に大震災が発生したこともあり、結局ブログには書かずじまいでした。

今回は、もう少し小規模での集まりで、新卒で入社した際に、同じ部署(証券システム二部)に入社した同期10名。今回はなんとその10名全員が集まりました。残念ながら、この部署には女性の総合職の配属はなく、さらに一般職の配属もなかったため、今となっては立派なオヤジ10名が勢ぞろいです。今はだいぶ様変わりしていると思いますが、私の同期総合職の男女比は確か、男9:女1ぐらい。なおかつシステム系の部署に配属されるのはほとんど男ばっかりでした。

今回は、同期1名が名古屋勤務から戻ってきて、部長に昇格したのを祝っての会。10名全員が集まったのは彼の人徳かもしれません。最後に皆で集まったのがいつかはっきりとした記憶はありませんが、ざっくり20年振り。(肉体的に)貫禄を増してはいるものの、皆あまり変わっていませんね。20年振りでも結構細かい(&だいたいくだらない)ことは皆よく覚えていて、盛り上がりました。

当時はまだダブルのスーツが(少なくとも金融機関などでは)認められていない時代でしたが、何故か私はダブルのスーツ2着しかもっておらず、そのうちの1着のことを皆が覚えていて、大笑いでした。深緑色という今でも珍しい色なので、注目度抜群だったようです。あまりに注目度抜群だったのか、もう一着の茶色のスーツのことは誰も覚えていませんでした(笑)。余談ですが、当時は夏用のスーツを買うお金もなく、当然夏もネクタイ着用でしたので、暑かった…

今回集まった10名のうち、今も野村総合研究所に残っているのは7名。世間一般的には、ここ10年で転職も一気に普通のことになりましたから、10名中7名残っているというのはかなり高い残留率ですね。転職組としては、日本の大企業ならではの、「ぬるさ」は気になってしまいますが、とてもいい会社であることは間違いありません。転職組の3名には変わり種もいて、一人は現在北鎌倉で「石かわ珈琲」というお店を開業しています。北鎌倉といえば、これからあじさいがきれいな季節ですね。お店は明月院の近くですので、是非お立ち寄りください!

20年振りの同期会。次に集まるのはいつでしょうか。半分冗談半分本気で、「今度集まる時は誰かに何かあったときかも」なんて声もありましたが…
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2012年05月23日

金環日食

すっかり周回遅れの気もしますが、我が家でも金環日食を見ることができましたので、感想など。私は特に天文ファンというわけではないのですが、今回の金環日食は見る気満々でした。何せ100年以上に一度のことですから。計画性がある(?)お陰で3ヶ月前には日食グラスを手に入れており、さらに小さい子はこちらの方が見やすいだろうということで、下敷き状の観察グッズも追加で入手し、備えは万全でした。

一週間ぐらい前から天気予報は気になっていたものの、横浜の予報は概ね曇り。何とか予報が良い方に変わってくれることを願いながら週末を過ごしましたが、予報は変わらず。前日の夜は少々諦め状態でした。当日の朝起きた瞬間に、カーテンの隙間から差し込む日差しの強さで、かなり曇っていることを悟りました。案の定、空は厚い雲に覆われており、しかも朝方まで雨が降った気配もあります。

完全に諦めモードで、通常通り出勤の準備。一応、金環日食の様子はテレビで見ようということで7:30過ぎにTVを付け、見える地域はいいなーと思いながら画面上の金環日食に見入っていると… 周りがちょっとだけ明るくなったような。あれ、と思って慌てて窓の外を見ると、何と雲の切れ間から見えてる! リング!

興奮しつつも、いかんいかん、目に良くないと思って下敷きをかざすと… 見えません… 薄雲越しに見えているので、光が十分ではないんですね。結局下敷きなしで直視。ほとんど雲に隠れつつ、切れ間切れ間ではありましたが、一生で最初にして最後になるかもしれない金環日食を見ることができました。これなら写真撮れそうということで、撮ってみましたが、その時点では既にリングは終わり、三日月です。

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で、感想ですが、ちょっと意外でした。金環日食というと周りがオレンジで真中は真っ黒というイメージですが、直に見ると(真似はお勧めできませんが)、全くイメージがちがいます。思わず、ワイフに「真中は黒じゃないんだね、なんかお昼に見えるお月さまみたいだね」と言ったものの、よく考えてみると、それは「お月さま」そのものでした…

その瞬間は確かに薄暗かったのですが、完全には隠れていないからか、それでも十分に明るい。一方で、その瞬間はちょっと冷え込みました(なんでも1度以上下がったとか)。やっぱり太陽のパワーをすごいな、と再認識した金環日食でした。

ただ、その後ちょっと目の奥が痛いような。雲の切れ間とはいえ直視したのはやっぱりまずかったかも(これも太陽のパワーの凄さですね)。今日時点では違和感はないので、大丈夫だと思いますが。
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2012年05月09日

チェックok

4月に久し振りに人間ドックを受けました。皆には一年に一回の健康診断はちゃんと受けなさいという立場なのですが、こと自分ごとになると、ついつい今は忙しいからちょっと後でとなりがちで(ダメですね…)、少々間があいての人間ドック受診となりました。久し振りだからというわけでもないのですが、今回はオプションで脳のMRI/MRA検査を追加してみました。

MRIを受けるのは初めて。40代も半ばにさしかかり、何となく自分の脳みそを見てみたいという好奇心が半分と、経営者は何と言っても脳みそ商売ですので、皆を今後も率いていくためにも、脳みそがしっかりしていないとという真面目な(?)動機半分で受けてみることにしました。

脳ドックの結果は「動脈瘤は認めません」「脳委縮を認めません」「脳内に明らかな異常所見を認めません」ということで、問題ありませんでした。年相応(?)に物忘れをするようになりましたし、お酒の飲み過ぎで脳が委縮してたら困るなあ、とちょっと心配していました(笑)。脳に問題なしということで、弥生の将来は安泰…かな。

脳以外では、2ヶ所の経過観察がありましたが、まあ問題のあるレベルではないでしょう、との言葉もあり、とりあえずほっとしています。ただ、告白すると、腹囲を減らしましょうと言われてしまいました。体重はokなので、要は筋肉が少なくて脂肪が多いということですね。ここで告白して自分にプレッシャーをかける作戦です。
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2012年03月09日

あれから一年

今週末、3月11日に東日本大震災から一年を迎えます。あの日を境に、日本は変わりました。大震災直後は東京でも水や食品、ガソリンの不足が深刻でした。一時は、街中にある自動販売機のミネラルウォーターが全て売り切れになりましたし、ガソリンも早朝から長蛇の列に並んでようやく手に入れられる状態でした。目に見えない放射能におびえ、子どもを外で遊ばせないようになりました。私の周りでも、「お前は関東から脱出しないの」という不安に満ちたやり取りがあり、子どもを連れて西に疎開した人もいました。

モノは溢れんばかりに豊富、街は安全。それまで当たり前だったと思っていたことが、実は全く当たり前ではない、実に脆いものであることを知りました。

しかし、一年経った今、大震災の記憶は薄れつつあります。今、東京を歩いていて、震災の影響を感じることはまずないでしょう。節電のために、夜の街がやや暗くはなりましたが、それも意識しないほどになってきました。再びモノは溢れ、街は平和な顔をした人々で賑わっています。もちろん、人々が平和な顔をしていることは素晴らしいことです。皆がいつも通りの仕事をし、学校に行き、生活をし、買い物をし、遊ぶからこそ、経済は成立し、日本という国は明日を迎えることができます。

ただ、あの日のことを決して忘れてはなりません。

人は何のために生きるのでしょうか。東日本大震災では多くの尊い人命が失われました。年をとられた方から、まだまだ小さな子どもまで。父親として、子どもを失った方の話を見聞きするたびに胸を締め付けられます。亡くなったのはなぜ自分ではなく、彼らなのか。私たちは、生かされています。私たちはなぜ生きているのか/生かされているのか、それを考え続け、そして行動することこそが、生きているものの使命だと感じています。

最後になりましたが、お亡くなりになられた方々へ心より哀悼の意を表します。一週間ほど本ブログの背景色を変えさせて頂きます。
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2012年02月09日

確定申告終了

確定申告が終了しました。と言っても、今年の確定申告は2/16(木)から3/15(木)ですから、期限まではあと35日あります。あれ、いつの間にか終わっちゃったのと焦らせてしまったかもしれませんが、終わったのは私自身の確定申告です。イベント等でバタバタする時期でもあり、ふと気が付くと期限直前という事態もありえます。皆さんに準備は早め早めにと言っている以上、紺屋の白袴を避けようということで、申告期間前の申告となりました。ちなみに確認してみたら、昨年は2月7日に済ませていました。考えることは毎年同じですね(笑)。申告期間前の申告と言うとちょっと不思議な感じがしますが、税金が還付される還付申告に限っては、期間前の申告が認められているのです。

昨年に引き続き、今年も弥生会計(やよいの青色申告)を利用して申告書を作成しました。弥生会計 12 (やよいの青色申告 12)では、所得税の申告機能が大幅に強化されており、申告書第3表や第4表、さらに関連する付表が出力できるようになりました。今回の私自身の申告でも、新たに対応された医療費の明細書を活用することができました。

余談になりますが、先日行った量販店店頭イベントで、私と同じように給与所得の確定申告に「やよいの青色申告」を利用したいという方がいらっしゃいました。ご存知の方も多いと思いますが、給与所得者の確定申告であれば、国税庁のウェブサイトで申告書を作成することもさほど難しくはありません(なおかつ、お金もかかりません)。そのこともお話ししたのですが、イベントでの私のデモも見て頂いていたため、「でもこちらの方が簡単そうだし」とのこと。弥生製品はかんたん、やさしいに拘っていますから、とても嬉しいお褒めの言葉です。

とはいえ、お金を頂く話ですので、何回か、本当に宜しいのか確認はさせて頂いたのですが、その際にお客さまが仰られたことに結構しびれてしまいました。お客さまが仰られたことは…。「ソフトウェアには使う楽しみがあるでしょ」と。お客さまとお話しすることはいつも嬉しいものですが、この時は格別でした。

さて、私自身の確定申告が終了してすっきりしたからというわけではありませんが、次回から弥生会計 12 (やよいの青色申告 12)の申告機能についてじっくりとお話ししたいと思います。
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2011年12月27日

体調管理

ここ二週間ほど、少々体調を崩し気味です。ここ何ヶ月かかなり無理なスケジュールで仕事をしてきたことのつけが回ってきた感じです。さらに12月に入って寒さが本格化したこと、さらに輪をかけて忘年会シーズンへの突入でさすがに限界を超えたようです。

結構無理(無茶?)をしてしまう方なので、大体毎年一回は風邪をこじらせるのですが、今回はかなりこじらせてしまいました。医者からは、マイコプラズマ肺炎かもと言われて結構焦りましたが、検査の結果セーフ。マイコプラズマ肺炎は周りに広まりやすいので、職場で大顰蹙となるところでした。

さすがに懲りて忘年会もスキップさせてもらい、何とか回復してきました。こうして体調を崩すと、本当に健康の有難味を実感しますね。毎回そう思いながらも、また無茶をしてしまうのですが…

毎年恒例の年賀状の準備もほぼ終了し、何とか年内の業務終了の目処がたちました。12月2日の弥生 12 シリーズの発売以来、売れ行きも順調で、お陰さまで良い形で新年を迎えられそうです。年末年始はキチンと休養し、新年からフルパワーで行動したいと思っています。もちろん健康第一で!
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2011年11月29日

仕事は何のため?

前回の記事が意外に(?)、好評だったので、調子にのってもうちょっとだけ。特に週明けなどに、仕事に行って欲しくないということがありますが、その際に気を付けていること。特に急いでいる時など、半ば無意識で、「仕事だからしょうがない」「お金を稼がないと」と言ってしまいそうになりますが、絶対に言わないようにしています。

ではどう言うか。「手伝って、という人が一杯いるから、お手伝いにいくんだよ」と話すようにしています。仕事はお金を稼ぐため(だけ)ではない。仕事というのは、人のお手伝いをすること、みんなのためになること、と思って欲しいのです。ただ、人のお手伝いだけだとすねてしまいますので、「でも○○(娘)と△△(ワイフ)のことが一番だいすきだよ。今晩帰ってきたら、一緒にお本を読もうね」というとだいたい納得してくれます。

でも、最近はそもそも仕事に行って欲しくないということ自体がめっきり減ってきました。幼稚園に行くようになり、自分の世界もできてということだと思いますが、ちょっと寂しいです… 出張に行く時も、お土産買ってきてね、とウキウキしながら送り出してくれます(苦笑)。ちなみに、大阪と言えば、豚まんと決まっております。
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2011年11月24日

仕事は楽しい

前回の記事でも書きましたが、先週は出張続き。やはりちょっと疲れていたようで、先週末はほとんど家でのんびりでした。基本的には外に出て何か活動するのが好きなんですけどね。

すぐに親バカが露呈してしまうので、あまり娘の話は書かないようにしているのですが、久しぶりにちょっとだけ。先日、娘に「幼稚園は楽しい?」と聞いたところ、「うん、楽しいよ。いろんなお友達と遊べるから」との答え。その後に私の出張の話になったのですが、「出張っていろんな人に会えて、楽しいね」と。娘は仕事は楽しいものと思ってくれているようです。

普段から、仕事帰りで「疲れた」とか「辛い」とか言わないことを心がけています(まあ、帰った時には娘は寝ていることがほとんどですが)。「最近の若いもんは定職にもつかず情けない」と嘆くオジサンもいらっしゃいますが、子供の頃から親に仕事が辛いとか、いやだとか、疲れるとかさんざん聞かされていれば、仕事に希望を持てなくなるのも不思議ではないですよね。仕事は楽しいもの、そう思ってもらいたいのです。

実際、仕事は楽しいです。娘が言った通り、先週の出張では、多くの方とお会いすることができ、本当に楽しかったです。もちろん仕事をする上では、大変なこともありますし、正直疲れることもあります。それでも、楽しい。だからこそ今日も頑張ることができています。
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2011年10月17日

携帯買い替え

私が使っている携帯は2台。一台のiPhone 3GSは本ブログでもたまに登場していますが、これはまもなくiPhone 4Sになる予定です。何といっても、for Steveですから、買わないわけにはいきません(本当にfor Steveかはわかりませんが、そう考えるのって素敵ですよね)。今回のiPhone 4Sではキャリアとしてauも選べるようになり、ソフトバンクとどちらがいいかでメディアも賑わっていますが、やはりiPhone/iPadといえばソフトバンク。ここまで普及する土台を作ってきたのがソフトバンクですから、敬意を表し、今回もソフトバンクで継続です。

ただ、ここしばらくかなり忙しく、予約すらできていません(泣)。完全に出遅れです。できれば今週中に予約だけでもしておきたいところです。

さて、2台使っていると書きましたが、実はもう一台いわゆるガラケーも使っています。機種はSO902i。かなり古いモデルなのですが、通話中心+おサイフケータイというニーズには充分で、もう5年近く使ってきました。1年ぐらい前には頻繁にリセットするようになってしまい、その時は真剣に買い替えも考えたのですが、これはというものがないまま修理して使い続けてきました。

ただ、ここにきてようやくこれはいいかもという機種を発見。それは... auのARROWS Z ISW11Fです。今となっては欠かせないおサイフケータイはもちろん、ワンセグやら防水やら日本の携帯に欠かせないスペックは全て満たしています。さらにWiMAXも対応しつつ、デュアルコアCPU(しかも次期Androidのリファレンス・プラットフォームとされるOMAP4)というスペックマニアをうならせる仕上がり。

残念ながら発売が11月下旬以降とまだまだ先なのですが、出遅れたiPhone 4Sの二の舞にならないように、これも今週中に予約だけでもと思っています。

両方が揃えば、思いっきりスマホ×2となりますが、iOSとAndroidをじっくりと使い比べるのも良いかと。実は、先日アップした弥生スマートフォンアプリコンテストについてのブログ記事で「ちなみに私はiOS派です」と書いたところ、「テクノロジーカンパニーのトップとして今どきAndriodを使っていないのはマズイのでは」、という社内からの突き上げがあったというのが本当のところです(苦笑)。

後は、NTTドコモがWindows Phoneを出してくれれば、キャリア3社でプラットフォームも3つとうまく揃えることができるのですが。宜しくお願い致します > NTTドコモさま。
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2011年10月06日

Thank you, Steve!

Appleの前CEO、Steve Jobs氏が昨日(米国時間の10/5)、亡くなりました。ご存知のように、その前日の10/4はiPhoneの新製品4Sの発表がありました。Steveは8月にCEOとして退任したばかりで、後任のTim Cook氏が主役となる初の新製品発表会。任せたものの、やっぱり心配だったんでしょうね。その発表会を見届けて安心したのだ、と思いたいです。

彼がテクノロジーのあり方を大きく変え、社会に大きな影響を与えたことを否定する人はいないでしょう。残念ながらSteve(あえてこう呼ばせて頂きます)と会ったことはないのですが(当たり前か)、私も大きく影響を受けた一人です。会ったことはなくても、Appleが提供しているモノは全てその陰に彼の存在を感じるからか、不思議と遠い存在とは思えません。

私のSteveとの接点は、1992年。社会人になって初めて買ったPowerBook 170。大学生のときにソフトバンクのOh! X編集部に出入りしていましたので、初期のMacintoshにも触れる機会はあったのですが、その時はまだまだ縁遠い存在でした。社会人になってようやく買えるようになったわけですが、確か50万円ぐらい。初任給の軽く2倍以上でした。ただ、その当時は既にSteveは当時のAppleから追い出されていましたので、Steveが生み出したMacintoshではありましたが、Steveが直接手掛けたモデルではありませんでした。

SteveなきAppleは迷走しました。私が留学していた1995年前後はAppleの最悪期(この時期にPowerPCプロセッサになったPowerBook 5300cを購入)。株価は極端に低迷していました。この時株を買っておけば、と思っても後の祭りですが、当時は真剣にAppleが潰れるのでは(現実解としてはどこかに買収されるのでは)と言われるありさまでした。

そんなこともあり、個人的にしばらくWindows中心の時代が続きましたが、再びApple製品を買うようになったのは、iPodが普及するようになってから。iPodはまさしくSteveだからこそ生み出せたモノですね。私が最初に買ったのはiPod miniで、2004年。この頃から再びMacも買うようになり、Mac mini (2005年)、MacBook (2008年)、そしてつい最近購入したMacBook Airと続いてきました。もちろんiPhone (3GS、もうすぐ4S予定)も使っています(ちなみにこの購入履歴を見ると私がInnovatorというよりもEarly adopterということがわかってしまいますね)。

ここまではユーザーとしてのSteveとの付き合い。一方で、経営者としてもSteveからは大きな影響を受けてきました。これはまた機会を見て書いてみたいと思います。

本当の多くのモノを与えてもらったユーザーとして、そして後輩経営者として、Steveには本当に感謝しています。Thank you, Steve!

感謝とともに、哀悼の意を表すため、一週間ほど本ブログの背景色を変えさせて頂きます。
posted by 岡本浩一郎 at 10:39 | TrackBack(0) | パーソナル

2011年09月05日

MBA稼働中

7月末に買うかどうか迷っていますと書きつつ、8月頭に注文し、8月16日に晴れてゲットしたMBA - MacBookAirですが、順調に稼働しています。これは個人機なので、いじるのは基本的に夜や週末ですが、ほぼセットアップが完了し、個人使用のメイン機として使い始めています。

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ご覧のように、VMware Fusionを利用することによって、Mac上でWindows 7を仮想マシンとして動かし、さらにその上で弥生会計を動かすこともできています。ただ、現状ではMacOS 10.7 (Lion)とVMware Fusion 3.13上で弥生会計を稼働させると、一部の画面表示がおかしくなります(真っ赤な画面になってしまう)。同様の現象はVMwareのコミュニティでも報告されていますが、Lion+VMware3.13の組み合わせで何らかの問題があるようで、WPFという技術を採用した画面でこのような現象が発生するようです。リンクしたコミュニティではいくつかの回避策が示されていますが、そのうちVMwareから現象を解消したバージョンも提供されるものと思います。

なお、以前本ブログで書いたことがありますが、弥生は、BootCampで、もしくはVMware Fusion/Parallelsのような仮想化技術を用いてMac上で弥生を利用することを推奨はしていません。特に環境に起因する問題に関して、Windows PCと全く同じレベルでのサポートを提供することはできません(上記の問題はまさしく環境に起因する問題です)。一方で、Mac上で動かすことが可能なのは事実ですし、それを希望されるお客さまを弥生が見捨てることもしません。弥生として可能な範囲でサポートを行います。例えば、弥生製品の操作方法については、いわゆるWindows PC上と全く同様にサポートを提供させて頂いています。
posted by 岡本浩一郎 at 19:34 | TrackBack(0) | パーソナル

2011年08月30日

私のインターン体験(続き)

私がアメリカでインターンを体験したQuarterdeckは、当時海外でのビジネスを強化しようと考えていました。そこにたまたま私がインターンとして働くことになり、海外担当のマネージャーの下で、アジアへの進出戦略のお手伝いをすることになりました。特にターゲットとして考えていたのが、日本ですが、日本に加え、香港そしてシンガポールの市場について、それぞれどの程度の市場規模が見込めるのか、市場規模に応じ、どのような形での進出がありうるのか(現地法人 or 営業所、単独 or 合弁...)といったことを調査し、計画としてまとめました。

実際に働き始めて改めてなるほどなあと思ったのは、皆で一緒に何かをするというよりは、皆がそれぞれのペースで働いていること。日本では机がいくつも横にならんだオフィスが一般的ですが、アメリカの場合、マネージャーは個室、スタッフはキュービクルというパーティションで区切られた半個室が一般的です。私もキュービクルを一つあてがわれたのですが、そこで仕事をしている限り、あまり周りの人と話をするということがありません。もちろん、相談があれば、その人の所に行って相談すればいいわけですが、日本のように、ちょっと隣の人と息抜きがてら雑談というのがありません。

当然、一日の中で誰がどのように働いているという細かいチェックもあまりなく、基本は個々人が(必要に応じ打合せも経ながら)与えられたタスクを着々とこなすというスタイルでした。当時(今もありますが)、Scott Adamsというアメリカでは有名な漫画家のDilbertという4コマ(3コマ?)漫画が結構好きだったのですが、漫画そのもののオフィスといった感じでした(漫画通りのどうしようもないボスがいたということではなく、オフィスでの働き方という意味で)。もっとも、一口にアメリカの会社といっても、実態は様々なのでしょうから、あくまで私の経験ということで。

ここまではある意味想像通りだったのですが、一つ驚いたのは、ある時まで顔をあわせていた人が突然いなくなること。どうしたの、と聞くとさも当たり前のように、「彼は辞めた」と。

当時はあまり理解していませんでしたが、PC環境がDOSからWindowsに移る中で、経営環境はかなり厳しかったようです。振り返ってみると、本国での売上が伸び悩む分、海外で何とかという発想だったのかもしれません。もちろん、本国でも手をこまねいているわけではなく、色々な会社を買収してWindowsでの中核製品を確立しようとしていました。中にはWebCompassというメタサーチのソフトもあってこれは結構面白かったのですが、残念ながらQEMMに次ぐ主力製品が生まれることはありませんでした。

Quarterdeckはもう存在していません。私がインターンをした2年後の1998年に、Symantec(ウイルス対策ソフトのNortonで有名ですね)に買収されました。あるところまでは、買収する側だった会社が、傾くと今度は買収される側となる。アメリカのダイナミズムを実感する出来事でした。

私自身はレポートを指導教授に無事提出し、「よくできているね」と褒めてもらってAをもらいました。ただ、今振り返ると、アジア進出の戦略というよりも戦術に過ぎなかったと思いますし、会社が抱えていた本当の課題に何ら解を示せなかったことは残念に思います。まあ、もちろんインターンにそういったことは期待されていなかったと思いますが。

これは本当にご縁だと思っていますが、今は弥生というパッケージソフトウェア会社の社長。さらに時代はPCからスマートフォンやタブレット、デスクトップからクラウドという変革期。あのインターンは実は小手調べで、15年後の今、自分の真価を問われているように感じています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:33 | TrackBack(0) | パーソナル