2021年08月18日

AppleWatch

ふと振り返ってみると、こんなものを買いましたという投稿が随分と途絶えています。最後の投稿は2019年11月のPowerBeats Proでしょうか。iPhoneを買ったという前回の投稿は2018年10月のiPhone XS。実は今はiPhone 11 Proを使っているのですが、これを入手したということはブログに書いていません。iPhoneは今でも好きな(というか中毒?)デバイスですが、やはり何台も買い替えていると、徐々に感動が薄れてきます。昨年に関しては新型コロナウイルス禍の渦中ということもあり、そもそも物欲があまり湧かなかったということもあるような気がします。

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そんな中で最近になって購入したお気に入りデバイスがこちら。そうApple Watch (Apple Watch 6)です。初代のApple Watchがデビューしたのが2015年。その時からあまり関心がないまま6年が経ったわけですが、このタイミングで購入に踏み切ったきっかけは、これまでお話ししてきたトライアスロンに向けてのトレーニングです。

プールは長さが決まっており、ラップ数も自分で数えられるので、どれだけの時間でどれだけ泳げたかは自分で計算することができます。先日お話しした通り、当初はずっとプールだったので問題はなかったのですが、Apple Watch(的なデバイス)が必要だと思うようになったのは、今年のゴールデンウィークにランニングを始めてから。ざっくりの距離はGoogle Mapでわかるのですが、コースを若干変えた結果どれだけの距離になったのかはなかなかわかりません。また走っている最中に自分のペースを確認することができません。

うーん、と思って調べだすと、最近のスポーツクラブではプールでもApple Watchを装着を許可するところも多いとのこと(シリコン製のカバーをすることを条件とすることが多いようです)。つまりスイムでのペース確認にも使える。もちろん、バイクの際にも使えます(ただし、バイクの時は、信号待ちの時間を測れないのが課題)。

買う理由さえ明確になれば、後は速攻です。ネット購入の配送を待つ時間も惜しく、最寄りの大型家電量販店で早速購入。購入後すぐにその足でプールに行くというわかりやすさ。ところが、プールで泳いだ一回目は、AppleWatchでの記録はかなりいい加減でした。ラップを数え損ねたり、平泳ぎを自由形(クロール)と判定したり。こんなもんなのか、とがっかりしたのですが、実は2回目からは極めて正確です。プールの長さ(25m)を設定し、記録を開始すれば、ラップ数も、さらに何で泳いだのか(私のルーチンは、平泳ぎ60ラップ、自由形30ラップ、最後に平泳ぎ10ラップで合計100ラップ、2,500m)も完璧に記録してくれます。おそらく1回目で私の泳ぎ方を学習した結果、2回目以降は正確に測れるようになったのでしょうね。

ランニング時にももちろん活躍しています。夏になって6分/kmを切れなくなったと書きましたが、先日ランニングシューズを買ってみたところ再び6分/kmを切れるようになって一安心です。

AppleWatchをしていると、日々の活動量を自動で計測してくれるので、ちょっと体を動かそうというきっかけになっています。在宅勤務が続く中、意識しない限り運動量が限られます。AppleWatchをするようになってからは、今日は運動していないな、と思うと、晩御飯を食べた後に少し散歩したりと何とか一日の運動量を一定以上に保とうと努力するようになりました。

ということで、トライアスロンにチャレンジしようという方はもちろん、在宅勤務で運動不足を実感している方にも、おススメです、AppleWatch。おかげでお気に入りの機械式時計がすっかり止まったままなのはちょっと悩ましいところですが…。
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2021年08月10日

スポーツの力

東京オリンピックが無事に閉幕しました。始まる前は正直全く実感がありませんでしたし、盛り上げりにも欠けると思っていましたが、いざ開催されてみると、ころっと変わって、かなり盛り上がりました。当初から日本選手が活躍し、メダルラッシュとなったことで、一気に盛り上がりました。ただ何よりも、スポーツ選手が全力を出して戦う姿、そしてその結果に喜びの涙や悔しさの涙を流す姿は感動的でした。やはりスポーツには人々を感動させる力があるということを実感しました。

新型コロナウイルス感染が拡大する中で、オリンピック開催の是非が問われてきました。古代ローマにおける「パンとサーカス」が今の日本における「ワクチンとオリンピック」ではないかと批判的に見られることも多かったように思います。そういった批判に頷ける部分もあるのですが、実際に見てみると、個人的には、開催できて良かったと考えています。せっかくチケットが当たったのに、実際には見に行けなかったことはとても残念ですが、観客のためではなく、選手のためのオリンピックですから、無観客でも開催できたことは本当に良かったと思います。このような環境下での開催には実に多大な努力が必要だったと思います。ボランティアの方を含め、関係者の皆さま、本当に有難うございました & お疲れさまでした。

スポーツは見るのも楽しいし、自分がプレイするのも楽しい。改めてスポーツの楽しさを実感し、私自身のスポーツの祭典であるトライアスロンの大会に向けてやる気も増したところなのですが、残念ながら、こちらは中止が決定しました。デビュー戦として参加を予定していた大会は、9/26に開催予定だった横浜シーサイドトライアスロン大会なのですが、オリンピック開催の最中に感染拡大を受けて中止が決定しました。せっかく盛り上がったところなのに、出鼻をくじかれた感じです。ただ実は、この大会の参加受付が抽選だということもあって、確実に参加できる大会として先着順受付だった10/10に開催予定の千葉シティトライアスロン大会にも申し込んでいました。こちらの方は現時点では開催予定です。この先どうなるかは正直わかりませんが、オリンピック選手のオリンピックを待ちわびた気持ちがわかるような気がします。
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2021年08月06日

ラン

オリンピックを記念して本ブログも先週今週とスポーツ特集です。私が今年秋に参加を予定しているトライアスロンの大会の3種目目は、ラン(中距離走)。トライアスロンはスイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(中距離走)の組合せ。私が今年挑戦しようと思っているスプリント・ディスタンスでは、まずスイムが0.75km、その次にバイクが20km、そして最後がラン5kmです。

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前回は、この3種目の中で一番楽観視しているのがバイクと書きましたが、逆に一番心配しているのがランです。生まれてこの方、自分がスポーツが得意だと思ったことは一度もありません、と書きましたが、生まれてこの方、走ることが楽しいと思ったことも一度もありません。スイムとバイクについては、それなりに楽しいと思うこともあるのですが、ランについては今のところ苦行でしかありません。もちろん走り切った時の達成感はあるのですが…。

ということもあり、やらなければと思いつつ一番準備ができていなかったのがランです。昨年の後半からうっすらとトライアスロンへの挑戦を考え始めたのですが、その時点からランが最大の障壁だと考えていました。練習しなければと思いつつもなかなかその気になれず、ようやく取り組んだのがこのゴールデンウィーク。ふと、よし今日こそは走ってみようと思い立ちました。走ってみてわかったのですが、我が家はランニングには非常に向いた立地です。横浜の湾岸部ですから、基本的にフラット。我が家から赤レンガ倉庫往復が(やや遠回りして)約8km。山下公園往復が(やや遠回りして)約12km。これらはいずれも信号は1つだけです。

いまだに苦行ではあるのですが、走った後の達成感もあり、7月は9回、合計72km走りました。このペースで走っていれば、いつかは苦行でなくなる日も来るのでしょうか…。とりあえず5kmは問題なく走れそうということは分かりましたが、問題はそのスピード。暑くなる前は5分40秒〜5分50秒/kmで走ることができており、速いとは言えませんが、まあこんなペースかな、というところだったのですが、暑くなってくると同時に、目に見えてスピードが落ちました。今は6分/kmを切ることもできない状態です。

スプリント・ディスタンスでは最後に5kmのランがありますが、目標としては6分/kmで30分。ただ、その前にスイムとバイクをこなしている訳ですし、暑い日だとすると6分/kmは厳しいかもしれません。そう考えると7分/kmで35分が最低ラインかなと考えています。
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2021年08月04日

バイク

オリンピックを記念して本ブログも先週今週とスポーツ特集です。私が今年秋に参加を予定しているトライアスロンの大会の2種目目は、バイク(自転車)。トライアスロンはスイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(中距離走)の組合せ。私が今年挑戦しようと思っているスプリント・ディスタンスでは、まずスイムが0.75km、その次にバイクが20km、そして最後がラン5kmです。

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この3種目の中で、一番楽観視しているのが、バイクです。競技として自転車に取り組んだことはありませんが、自転車自体は好きで、隣の駅にあるスポーツクラブやみなとみらいへの買い物など、日頃からちょっとした外出の際は自転車が多いです。桜の時期には自宅から桜がきれいな大岡川を経由して、これまた桜が素晴らしい根岸森林公園まで自転車で行くこともあります。これは往復15kmぐらいですが、山手の坂を上るのがなかなかのチャレンジです。

自転車は多くの人にとって身近なものですが、一般的にトライアスロンをやや縁遠いものにしているのも、自転車でしょうね。身一つでできるランや、最低限ゴーグルさえあれば大丈夫なスイムと異なり、バイクでは基本的にロードバイクが必要です。私は普段クロスバイクに乗っており、そのクロスバイクやMTBで参加が可能なトライアスロン大会もなくはないのですが、基本的には「国際自転車競技連合が定めたロードレース用自転車またはそれに準じた物」であるロードバイクが必要とされています。

私は今回が初めてのトライアスロン(しかもスプリント・ディスタンス)ということで、まずは今あるクロスバイクで参加することも考えたのですが、一応見に行こうとバイクショップを巡っているうちに、いつの間にやら買ってしまいました。いつでも買える一般的な自転車と異なり、ロードバイクは生産数が限られているようで、この在庫を逃すと次に日本に入ってくるのは来年の後半といった売り文句にすっかりのせられてしまいました。典型的な形から入るタイプですね(苦笑)。

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実はこのロードバイクを買ったのは、まだ半月ほど前。まだ恐る恐るという感じです。我が家から横浜シンボルタワーを往復するとちょうど20kmぐらいなので、これを練習コースとしています(といってもまだ2回だけ)。

楽観視していると書きましたが、バイクの課題は、本番でどれぐらいの時間になるのか想定が難しいことですね。練習で20km走ってはいるのですが、公道ですから、当然ちょこちょこ信号で止まります。これまでのところ信号で止まりつつの20kmで1時間8分ぐらい。単純計算で言えば平均時速20kmを割っています。1kmごとのスプリットタイムで見ると、信号の少ない区間で27.5km/hというのがこれまでの最高記録なので、本番では平均時速で25kmぐらい、つまり20kmを48分で走破したいところですが、さあどうなることか。
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2021年08月02日

スイム

オリンピックを記念して本ブログも先週今週とスポーツ特集です。前々回/前回と、今年、トライアスロンの大会に参加しようと思っています、とお話ししました。トライアスロンはスイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(中距離走)の組合せ。私が今年挑戦しようと思っているスプリント・ディスタンスでは、スイムが0.75km、バイクが20km、そしてランが5kmです。

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この3種目の中で、トライアスロンに興味を抱くきっかけになったのが、スイム。ですから一番早くから準備をしてきた種目とも言えます。娘が生まれてからはそれまでは結構なペースで通っていたカヤックの頻度も激減し、仕事もそれなりに(?)忙しかったこともあり、体重の増加と体力の低下を実感するようになりました。私はもともと痩せ型だったので、大学時代の体重は64kgぐらい(信じられない?)。それが気が付くと80kgを超えそうなところまで。周囲の叱咤激励(冷やかしのような気もします)もあり、プールで泳ごうと一念発起したのが2年前の春です。ちょうど名古屋に出張を予定しているタイミングで、ホテルにプールがあることから、久し振りに泳いでみようと思い立ちました。前の晩の飲み会で明日プールで泳ぐから早く帰ると言ったところ、何かよからぬ夜の予定があるのではと疑われてしまいましたが、本当にプールで泳ぎたかっただけ(笑)。

久し振りのプールはとても楽しく、その翌週末には地元でスポーツクラブに入会し、コンスタントに通うようになりました。当初は1ラップ(25m)泳ぐだけでもぜーぜー言っていましたが、徐々に慣れ、大体一回に2km程度泳ぐようになりました。2年前のゴールデンウィークは娘の受験前で遊びに行くこともできず、合計10km泳ぐことを目標にスポーツクラブに通いました。その後週に一回は泳ぐというペースが確立したものの、それがいったん崩れかかったのが昨年春の緊急事態宣言時。スポーツクラブが閉鎖されてしまい、その間はひたすら縄跳びに励んでいました。幸いにして緊急事態宣言が明けてプールに復帰してみるとあまり鈍ったという感覚もなく、気持ちよく泳ぐことができました。

最近では、週に1〜2回、1回に1時間10分ぐらいで2.5km泳いでいます。ただ…、実は大部分は平泳ぎです。だってラクなんだもの(笑)。クロールも練習はしていて、毎回750mは泳いでいるのですが、まだちょっとしんどいです。平泳ぎであればラップ間の休憩は不要で、いくらでも(というのは誇張でも2km〜3kmぐらいであれば)楽に泳げるのですが、自由形(クロール)だとラップ間に息を整える時間が必要です。

トライアスロンのスイムは基本的に自由形なのですが、一方で一部大会を除き、泳法が限定されている訳ではありません。ですから、平泳ぎでも実はok(ただし周りを蹴ってしまわないように注意は必要)。私は順位を競う気は全くなく、楽しく完走できればよいというスタンスですので、最初から最後まで平泳ぎでいいかな、と思っています。私が参加を予定している大会のスイムの制限時間は750mで24分。私の通常のペースであれば平泳ぎで19分なので、まあ何とかなるかなと考えています。
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2021年07月29日

トライアスロン

オリンピックを記念して本ブログも今週来週はスポーツ特集です。前回は、私にとってのスポーツの祭典として、今年、トライアスロンの大会に参加しようと思っています、とお話ししました。トライアスロンと聞くと一般的には、ハードとか、相当な運動好きでないと完走できないと思われているかもしれませんが、実はそうでもないんです。

今回のオリンピックでも男子・女子それぞれでトライアスロン競技が開催されました(男子の動画はこちら、女子の動画はこちら、このほか新種目として混合リレーが7/31に開催されるようです)。動画を見ると、猛烈な勢いで泳ぎ、猛烈なスピードで自転車を漕ぎ、そして猛烈なペースで走り、どう見ても滅茶苦茶ハードです。まあ、それは世界のトップアスリートが集まるオリンピックですからね。

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ご承知のように、トライアスロンのトライは3つという意味。スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(中距離走)の組合せです。一口にトライアスロンと言いますが、実は距離によっていくつかのカテゴリーがあり、標準となるのは、オリンピック・ディスタンス。その名の通り、オリンピックで採用されている距離です。これはスイムが1.5km、バイクが40km、ランが10km。一方でマラソンで言えばハーフに該当するのが、スプリント・ディスタンスで、これはスイムが0.75km、バイクが20km、ランが5km。逆に距離が長いものだと、アイアンマン・ディスタンスというものがあり、これはスイムが3.8km、バイクが180km、ランが42.195kmとなります。これは山下公園から横浜駅ほどの距離を泳ぎ、次に横浜駅から焼津駅の距離を自転車を漕ぎ、それからフルマラソン(焼津から掛川ぐらいの距離)を走るわけですから、ちょっと正気じゃないな、という感じですね。トライアスロンがきついというイメージはこのアイアンマン・ディスタンスから来ているようですが、実際には普通のトライアスロンはそこまできつくはありません。

オリンピック・イヤーだけに私もオリンピック・ディスタンスに挑戦したいところなのですが、少しずつステップアップということで、今年はまずスプリント・ディスタンスを完走することを目指したいと思います。そしてできれば来年はオリンピック・ディスタンス。そして3年後にはオリンピック日本代表として、というのは…、ないですね(笑)。スピードよりはとにかく完走すること、そして楽しむことを目指したいと思います。
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2021年07月27日

スポーツの祭典

(もう先週のこととなりますが)オリンピックが開幕しましたね。緊急事態宣言下でのオリンピック開催であり、まさに前例のない異常事態。私自身もそうですし、全体として開催に向けた盛り上がりにも欠けると感じていました。ただ実際にふたを開けてみると、やっぱりオリンピックって素晴らしいものだな、と思います。

開会式でも、選手たちにとって待ちに待った、まさにスポーツの祭典なのだということがよく伝わってきましたし、その後の試合を見ても、オリンピックというのは選手たちにとって一生に一度あるかないかの晴れ舞台なのだ、ということがひしひしと伝わってきます。そしてスポーツは多くの人にとって夢を与えるものだとも実感します。新型コロナウイルス禍は足元では明確な拡大傾向にあり、先行きは予断を許しませんが、オリンピックを無事に終えられることを願っています。

さて、ということでこの機会に私とスポーツについて少し語ってみたいと思います。私はオリンピアンと比較するまでもない、というか、生まれてこの方、自分がスポーツが得意だと思ったことは一度もありません。中学・高校の6年間、部活でバドミントンを続けてきたため、体力はまずまずある方だとは思いますが、運動のセンスは正直ないですね。

40代になってすっかりスポーツから遠ざかっていたのですが、約2年前に一念発起して定期的にプールで泳ぐようになりました。といっても泳ぐのも昔から得意じゃなかったのですが。私の通っていた中学では夏の臨海教室で800m泳ぐことが必須となっており(今もそうなのでしょうか?)、これを当初クリアできなかった私は、水泳教室に通っていました。だから泳ぐのはどちらかというと苦い思い出。30代の時も一時ジムに通って泳ぐようにしていましたが、定着はしませんでした。

ただ、2年前から始めたスイミングは不思議と続きました。昨年からの新型コロナウイルス禍では、最初の緊急事態宣言の際にはジムも閉鎖され、体を動かすことに苦心しましたが、その時期以外は定期的なプール通いがよい気分転換になりました。プール通いが一年以上続き、それなりに馴染んできたところで、これまでに経験したことのないことにチャレンジしたいと思うようになりました。

それは…、トライアスロンです。実は私、この秋にトライアスロンにデビューをしようと思っています。この種のスポーツの大会に参加するのは初めての経験。私にとってのスポーツの祭典です。オリンピックでも昨日(男子)/今日(女子)とトライアスロンがありました。あんな爆速で泳ぎ、自転車を漕ぎ、走ることなど想像もできませんが、まずは時間内に完走し、私なりのスポーツの祭典を楽しみたいと思っています。
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2021年03月26日

継続は力なり、で1,500

この記事は本ブログの1,500記事目となります。1,000記事目は2017年1月でしたが、それから4年2ヶ月。2014年以降は月10本のペースで更新していますので、50ヶ月でちょうど500記事増え、1,500に到達しました。本ブログを始めたのは2009年12月ですから、そこからカウントすると実に136ヶ月。もう10年以上となります。そりゃ娘も大きくなるわけです(笑)。

1,000記事目は「翼が生えた」という記事で、約25年振りに思い立ってコーディングを再開したことをお話ししました。当該記事を書く前週末にMisoca創業者である豊吉さんにRubyの参考書を教えてもらい、その翌週中にブログ記事にしている訳ですから、まさに思い立ってですね。

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今回もこれまでの投稿を分析してみましたが、前回までの1,499記事で1,650,294文字。165万文字! 1文字2バイトだとして33MB。イマドキの感覚で言えば驚くほどのサイズではありませんが、本16冊分といえば、結構なボリュームです。自分自身でもよく続けているな、と思います。

ちなみに前回はRubyで書きましたが、今回はPythonで書き直しています。コーディングを再開した理由の一つが当時立ち上げつつあった新事業(そう、実はそれがアルトアです)のプロトタイプぐらいは自分で書けるようにしたいというものでしたが、アルトアではモデル系を中心にPythonで構築しているため、早々にRubyからPythonに切り替えました。どちらもいい言語だと思いますが、個人的にはPythonの方がしっくりきます(もう慣れてしまったから、というのが大きいと思いますが)。

今回は前回の記事と比べると数字の3ケタ区切りが入ったりと微妙に改善されています(笑)が、この4年間、正直思うほどにはコーディングスキルは上達していません。それなりな時間をかければ、だいたい書きたいものは書けるのですが、Google先生にしょっちゅうお伺いをたてながらの試行錯誤です。書きたいものをスラスラと書けるようにするためには、やっぱり一定期間がっつりやらないと駄目ですね。

ただ、有限の時間の中で、そのがっつりやる時間が取れないのが残念なところです。本番用のコードを書くのは弥生とアルトアのプロのエンジニア達にお任せするとして、私自身は、趣味半分で今後もコツコツと続けていきたいところです。

昔はコツコツと続けるというよりは瞬発力で勝負でしたが、歳をとってかコツコツと続けることが苦にならなくなってきました。子どもの時から日記を書こうと思ったことは何度もありますが、だいたいが三日坊主(せいぜい一週間坊主ぐらい)。それでも実はここ6年ほどは日記を続けることができています。一日あたりは簡単なものだからこそ、続けることができています。定期的な運動でプールに通うというのも以前は続きませんでしたが、ここ2年ほどはほぼ毎週1回は通うことができています。

よく考えたら、歳をとったから、というよりも、このブログがコツコツと続けるクセを付けてくれたのかもしれません。1回1回は小さな一歩でも、継続することによって、それが蓄積になる。まさに継続は力なり。瞬発力もそれはそれで大事だけれど、積み重ねることも大事。今後もこのブログも、コーディングも(そういう意味では日記も、プールも、笑)コツコツと続けたいと思います。
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2020年12月04日

新常態の運動会

少し前になりますが、小学校の運動会が開催され、お手伝いに行ってきました。あれ、娘は小学校を卒業したのでは、と思われた方、鋭い。はい、娘は卒業しましたが、父親の会には卒業がないという名言(迷言?)があり、お手伝いに行ってきました。

例年この小学校の運動会(スポーツフェスティバルという名称が今どきです)は5月開催ですが、今年に関しては新型コロナウイルス禍の影響を受け、見送りとなっていました。それから時間が経ちましたが、子どもたちのために何とか開催したいという先生方の熱意の結果、10月末に無事開催することができました。

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新型コロナウイルス禍の中での運動会開催ということで、開催方式は大幅に見直しになりました。学年ごとに競技をする時間を分け、まずはある学年がグラウンドに移動して競技、その次は別の学年と入れ替えを行い、その学年の競技という方式となりました。ある一時点でいうと、一学年とその保護者のみがグラウンドにいるという状況を作ったわけです。

そうすると、子どもたちは他の学年の競技を見ることができない。そこで父親の会の出番です。Zoomを使ってグラウンドから各教室への配信を実施しました。簡単そうに見えますが、公立小学校のITインフラにはまだまだ課題が多く、各教室には父親の会メンバーがボランティアで貸し出したPCを一台ずつ配置、ネットワークはモバイルWiFiルーターをレンタルすることになりました。途中でZoomが落ちるといったアクシデントもありましたが、父親たちが校内を駆けずり回って再接続、無事に最初から最後までの運動会のライブ配信を実現することができました。

当日は天気もよく、絶好の運動会日和。私自身は微力ながら、子どもたちの教室からグラウンドへの移動の見守りと、保護者の受付(1家庭1名のみ)のお手伝いをしました。Zoom配信は子どもたちに好評だったようですし、グラウンドは一学年とその保護者で占有することになった結果、保護者の方からも例年より見やすいとこれもまた好評だったようです。

工夫して何とか運動会を開催にこぎつけた先生方の熱意、そしてそれを子どもたちのために最高の運動会にするための努力を惜しまなかった父親たちの熱意には本当に頭が下がります。次は卒業式でライブ配信ができないか、検討が始まっているようです。私の娘の時には卒業式の様子を全く見ることができず悲しい思いをしたので、課題はあるとは思いますが、是非実現してほしいなと思います。新型コロナウイルス禍の収束が見通せない中で、学校のイベントも新常態に適合をしていく時代ですね。親としてできるだけの協力をしたいと思います。
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2020年08月31日

本当にお疲れさまでした

先週金曜日に安倍総理が辞意を表明されました。体調不良説がくすぶっている中での記者会見ということで、ひょっとしたらとも思っていたのですが、まだ任期が一年あり、その間には晴れ舞台でもある東京オリンピック・パラリンピックもあり、また、安倍総理自身が掲げられていた課題も道半ばということもあり、このタイミングでというのは正直意外でした。このタイミングでの辞任の理由として、「体力が万全でないという苦痛の中、大切な政治判断を誤ること、結果を出せないことがあってはなりません。国民の皆様の負託に自信を持って応えられる状態でなくなった以上、総理大臣の地位にあり続けるべきではない」というのは、一国のリーダーとしての矜持を感じます。

色々な意見があるとは思いますが、少なくとも第二次政権となった以降のこの8年弱のリーダーシップを私は高く評価しています。一国のリーダーとして陣頭に立ち、判断をし、その結果に責任を取る。誰にとってもバラ色の解は存在しません。税金を上げるにせよ、下げるにせよ、あるいは変えないにせよ、それを良しとする人もいれば、それではダメだという人もいる。完璧解は存在しません。その中で判断をし、責任を取る。先だって本ブログでもお話しした10万円一律給付についても、絶対的な正解はなく、本当に難しい判断だと思います。それを約8年間。誰にでもできることではありません。

スケールは全くことなりますが、企業の経営者も、完璧解の存在しない世界において、陣頭に立ち、判断をし、その結果に責任を取らなければなりません。私も12年以上やってきて実感しますが、それは決して容易なことではありません。迷うこともあれば、泣きたくなることもある。これも私は比較にもなりませんが、日立製作所の川村さんの言う、「ザ・ラストマン」としての覚悟がなければ成り立ちません。今回、安倍総理は「ザ・ラストマン」として、この時点でバトンを渡すことが自分の責任であると判断されたのでしょう。

あえて言えば、目指す方向は正しくても、中途半端に終わってしまった、うやむやになってしまったことも多くあるのは残念です。個人的に私がこれは凄いと思ったのは、日本再興戦略において、開業率だけでなく、開業率・廃業率ともに10%以上を目指すとしたこと。開業率という誰が聞いてもいいよね、という甘い部分だけに取り組むのではなく、廃業率という一見すれば後ろ向き、しかし日本全体としては新陳代謝の観点で必要なものにも踏み込もうとしたことは、安倍総理ならではだと感じました。残念ながらこの目標は途中で消えてしまいましたし、全体としてのアベノミクスもやや尻切れトンボになってしまったように感じます。しかし、この種のことに文句だけ言ってもしょうがないのだと思います。できなかったことをあげつらうのではなく、できたことを素直に評価すべきだと思います。

新型コロナウイルス禍の克服もまだ見通しが立たない中で、次の総理大臣はどなたがなられるにしても、相当な難局だと思います。文句をつけることも容易でしょう。でも、文句だけ言っていても何も変わらない。この難局の中で、重要なのは私たちに何ができるかということ。今こそ、かつてJohn F. Kennedy大統領が就任演説で言ったことを噛みしめたいと思います。

Ask not what your country can do for you.  Ask what you can do for your country.
(国が皆さんのために何ができるのかを問うのではなく、皆さんが国のために何ができるのかを問うてほしい。)

安倍総理大臣、本当にお疲れさまでした。
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2020年07月21日

光回線

緊急事態宣言が解除されて以降、6月は概ね週一回の出社、7月からは平均すれば週二回出社しています。新常態ということで、出社ありきではなく、リモートでできることはリモートで、出社した方がいい時は出社でと使い分けています。逆に言えば、今後もリモートワークは続きます。今後も快適に、高い生産性でリモートワークを継続できるように、今回自宅に光回線を敷設しました。

正確に言えばこれまでも光回線を利用しており、それなりに快適でした。我が家は数百戸のマンション。マンション全体で1Gbpsの光回線が敷設されており、これを各戸からLANで利用できるようになっています。こちらが、これまでの回線での実効速度です。

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下りが68.8Mbps、上りが76.8Mbps。正直全く悪くありません。というかむしろかなりいい環境です。ただ、ネットワークの常で、この速度は時間帯によって変動します。これはかなりいい時の速度。平均すると下りで40Mbps〜50Mbpsぐらいでしょうか。Zoomなどでウェブ会議をしている時に、画面や音声が乱れることがあり、おそらくこちら側の問題ではないのですが、そうでないともいいきれません。やはりマンション全体で共有している回線に依存するのではなく、自分で回線を引いた方がいいのではないかと考えました。

今、弥生ではリモートワークを当然の選択とできるように、各自のリモートワーク環境の整備を進めています。そのために、5月末には全正社員/契約社員を対象に一律5万円のリモートワーク環境整備補助金を支給しており、来期初(10月)を目途に通勤交通費の見直しと合わせ、継続的なリモートワーク手当を導入する準備を進めています(これらは全部、取締役は対象外なんですけど、苦笑)。私も率先してリモートワーク環境を整備しようということで、1Gbpsの光回線を引くことにしました。

回線工事があったのが、昨日。ちょうどリモートワーク中だったので、工事の立会いも問題なし。ワクワクしてスピードテストを実行してみると…。あれ、思ったほどスピードが出ない…。何回か試して出た結果がこれ。

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下りが89.8Mbps、上りが153.6Mbps。確かに以前よりは早くなっているものの、思ったほどではないというのが、正直なところです。なおかつ、速度にかなりバラつきが出ます。夕方から夜にかけては、下りが10Mbps程度まで落ちたり(泣)。上りはコンスタントに速いのですが、下りの速度はかなり上下動があり、平均すると以前より遅くなったような。

今回引いた1Gbpsの光回線(中身はフレッツ)は、1Gbpsを1戸で独占ではなく、途中で32分割されているそうです。そのため、やはり回線を共有している人の影響を受けるとのこと。とはいえ、数百戸で共有しているこれまでの回線と、最大32戸で共有している今回の回線では、今回の方がマシなはず、と思ったのですが、当てが外れました。想像するところ、帯域を使う人ほど、個別に回線を引くため、結果的に全体共有回線にはあまり重いトラフィックがない一方で、個別(その実32戸共有)は皆帯域を使う人が集まっているので、重いトラフィックが集中している、ということかもしれません。

期待していただけにかなりがっかり。ただ、どこがボトルネックになっているのかをもう少し調べた上で、スループット改善のための打ち手がないかを考えてみるつもりです。旧回線もそのままある(費用が管理費に含まれており、個別に契約を切ることはできない)ので、最悪は旧回線を使い続けることになるかもしれませんが、もう少しあがいてみたいと思います。今週の4連休にちょうどいい宿題ができました(苦笑)。
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2020年07月06日

キャンプ 2020

本ブログでは、たまにプライベートのことも書くようにしているのですが、新型コロナウイルス禍の影響もあり、プライベートについて書くのは久し振りになります。

先週末は、1年振りにキャンプに行ってきました。念願のという感じです。2013年にキャンプを始め、翌年にはテントを購入しオートキャンプデビューして以来、だいたい年に3〜4回はキャンプに行くようになりましたが、昨年だけは例外。この2月に娘の中学受験があるということで、遊びは自粛モード。キャンプは6月にわずかに1回だけ、しかも1泊2日ということで、テントは張らずコテージ泊でした(自粛モードと言いつつも、昨年年始には香港に行っていますし、昨年夏には沖縄に行っていますが、それでも例年よりはだいぶ自粛しているのです、笑)。晴れて中学校に入学したら、早々にキャンプを再開しようと目論んでいました。

無事に中学受験が終わり、小学校卒業、そして中学校入学。本来は5月ぐらいにキャンプのシーズンイン、しかも昨年あまり行けなかった分、早く行きたいところですが、新型コロナウイルス禍の広まりの中で、行きたいけれど行けない状況が続いていました。6月19日に他都道府県への移動自粛要請が解除され、ようやく行ってもいいかと判断しました。昨年来の念願、自粛中からの念願、二重の意味で、念願が叶いました。

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今回は、梅雨時の1泊2日ということで、らくちんなコテージ泊です(テント泊は設営と撤収に時間がかかる - 多分私の要領が悪いだけ - ので、極力2泊3日の予定を組むようにしています)。BBQを堪能した後は、雨と風の音を聞きながら、ぼーっと焚火を眺めるひととき。実に贅沢な時間です。やっぱりアウトドアはいいですね。約3ヶ月間、散歩等々はありつつも、自宅に半分缶詰になっていただけに外の解放感は堪りません。

足元では東京都の検査陽性者数が高めで推移しており、何でも自由にできる訳ではありませんが、その観点でもキャンプはいいですね。×密閉→〇開放、×密集→〇閑散、×密接→〇家族だけと、3密の要素がありませんから。あえて言えば、チェックインの際などに注意が必要ですが、入口手前で検温、建物に入るのは1人だけ、などかなり気をつかって運営されていました。

新型コロナウイルスのリスクはあり続けるという前提でのNew Normal(新常態)。人によっては、リモートワーク前提で田舎に引っ越すというのもありかもしれませんね。私自身はそこまで踏み切るつもりはないのですが、リフレッシュするためにもアウトドアはうまく組み合わせていきたいと思っています。
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2020年05月11日

最低5,000歩

緊急事態宣言の延長を受け、私自身も自宅勤務が続いています。当初の緊急事態宣言が発出された4月7日以降ずっと自宅勤務で、早1ヶ月が経過しました。自宅勤務も慣れたといえば慣れましたが、課題はやはり運動不足。

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こちらはiPhoneが勝手に計測してくれる一日の歩数ですが、一番左、4/11〜5/11の一ヶ月間の平均は3,392歩。案の定少ないですね。日別で見ると5,000歩程度は歩いている日もあるのですが、自宅にこもったまま一歩も外を出ないと数百歩程度になってしまいます。

真ん中は今年の2月一ヶ月間のデータ。平均8,615歩。一日10,000歩はいきたいところなのですが、まあこんなものでしょうか(ちなみに2019年の年間平均は7,270歩でした)。特に多めの日がありますがこれはおそらく出張の日。出張の際には、やはりなんだかんだと歩数が伸び、10,000歩越えも珍しくありません。

そして一番右は3月一ヶ月間。平均5,887歩。3月はまだ普通に通勤していましたが、出張は全てキャンセルしたため、基本的には自宅とオフィスの単純往復。さらに特に後半にかけて週末の外出も控えたため、これぐらいの歩数になったのではないかと思います。

最初のグラフを見ていただくと、4月の中旬は数百歩の日が多いですが、ゴールデンウィークの期間中はコンスタントに5,000歩前後を達成しています。新型コロナウイルスに感染しない広げないのももちろん大事ですが、やはり一日5,000歩ぐらいは維持しないと別の健康リスクが生じそうです。ということで、家族で一日に一回の散歩を習慣に。散歩先ではついでに、何十年ぶりに縄跳びに励んでいます。縄跳びは自ずと周りと距離が取れますし(笑)、雨の日でもできるので、おススメです。

今月後半には大阪と札幌への出張を予定していましたが、緊急事態宣言が続く中では残念ながら出張は難しそうです。ああ、みんなに会いたいな、と思いつつ、当面は一日に一回の散歩と縄跳びに励むことにします。
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2020年03月24日

卒業

先週の木曜日に、娘が無事に小学校を卒業しました。

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改めて見てみると、6年前は小さかったなあと思います(ランドセルが大きいこと!)。それにしてもあっという間の6年間でした。お蔭さまで素晴らしいクラスメートたち、素晴らしい先生たち、素晴らしい保護者仲間たちに恵まれ、本当に充実した小学校生活だったと思います。

惜しむらくは、この新コロナウイルス禍の影響で、貴重な最後の一ヶ月弱をクラスメートや先生たちといつも通りに過ごせなかったこと。2月上旬に中学受験が終わり、これまで少し我慢してきた分を取り返そうという矢先だっただけになおさら残念でした。本当は、最後のランドセルの写真も撮りたかったのですが、機会がないままに卒業式を迎えてしまいました。

卒業式は、残念ながら保護者は参加できず。残念過ぎて会場である体育館の周りを少しウロウロしていたのは、ここだけの秘密です(笑)。それでも本来卒業式は子どもたちのものですし、無事に開催できただけでも本当に有難いことだと思います。幸いにして天気にも恵まれ、卒業式後の校庭での記念撮影大会(?)では、無事にカメラマンとしての責務を果たすことができました(校庭は解放空間なので、保護者もokでした)。

それにしてもあっという間の6年間。この6年間で、子どもたちの将来のためにこの社会を少しでもより良いものにできたか、自問してしまいます。(功罪は歴史としてしか振り返れませんが、)Brexitやトランプ大統領の誕生など、むしろこの先どうなるのだろうと不安に感じることが多かった6年のようにも思います。足元では新コロナウイルス禍によって先行きが不透明な状態ですが、次の6年後に、6年前を転機に、日本は/世界はより良くなったと振り返れるよう、一人一人は微力でも大人のみんなが頑張らないと、と思っています。
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2020年01月16日

統計のきほん/確率のきほん

昨年末にFACTFULNESSという本をご紹介しました。この本の著者は、スウェーデン出身の医師であり学者であるHans Roslingさん(とその息子夫婦であるOla Roslingさんと Anna Rosling Ronnlundさん)。Hansさんは、残念ながらFACTFULLNESSが出版される前の2017年に亡くなられています。

家でこの本を読んでいた際に、娘が、どんな本を読んでいるの、と興味を持った様子(しめしめ)。本ブログでもお話しした、アメリカでSATというテストを受けた男女の数学の平均値をプロットした図をどう読み解くのかについて少し説明したところ、関心を持った様子でした。英語なので、娘はまだ読めないのですが、パラパラと本を眺めていると、「あれ、これ見たことある」とのこと。

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これこれと言って持ち出してきたのが、Newtonライト。雑誌Newtonが出版しているムック本で、その名も「統計のきほん」。この中に「収入と寿命の関係は?」というグラフがあるのですが、これとほぼ同様のものがFACTFULNESSでも紹介されています。「統計のきほん」では「このグラフは、スウェーデンの統計学者、ハンス・ロスリング博士がまとめ、発表したものです」と記載されていました。まさに。よく覚えていたね、という感じ。

このムックは、以前に娘が本屋で見つけて欲しがったということで、「確率のきほん」と合わせ、買ってあげたものなのだそうです(知りませんでした…)。娘に教えられて(笑)、改めてこの2冊を読んでみると、実によくできた本です。フリガナもなく、内容もまあまあ難しいので、おそらく中学生ぐらいを念頭に書かれているのではないかと思いますが、それなりに難しい話を平易に、なおかつ関心を惹くようにまとめられており、統計や確率の入門としてはとてもよくできていると感じました。大人でもかなり楽しめます。

両ムックともCOFFEE BREAKというコラムがあるのですが、これは大人でもへーという部分があります。オリンピックのチケットの話をした後だけにタイムリーな話題ですが、「ツキは存在するのか?」というコラム。結論から言うと、ランダムだからこそかたよりが発生するのであって、それは決してツキではない。「ギャンブルの期待値が100%を下回っているときには、運よく勝っている間に”勝ち逃げ”をするのが正解」ということです。およそギャンブルは期待値が1(=100%)未満なので、(少なくともリターンだけ考えれば)近寄らない方が賢明ということです。ここまではまあ当たり前と言えば当たり前。

ただ実は例外もあって、キャリーオーバーなどで賞金が多額になると、期待値が1を超えることがあるそうです。実際に、アメリカのヴァージニア州のロトくじでは、1口の金額が1ドル、数字の組み合わせの総数が700万通り(だから700万ドルですべての組み合わせを買える!)、それに対して、1等の当選金額が2,700万ドルに設定されたことがあったのだそうです。これに気が付いて実際に2,700万ドルを手にしたグループがいたとのこと。ギャンブルはすべてダメと決めつけず、常に期待値を計算すべきということでしょうか(笑)。

このほか、あえて中身には触れませんが、「ベストな結婚相手を選ぶには?」というコラムもなかなか興味深いです(もっとも確率論を持ち出す段階で、結婚相手に選んでもらえないかもしれませんが、苦笑)。

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データサイエンスがもてはやされる時代ですが、とことん突き詰めなくても、基本的な知識があるだけで、様々な判断がより合理的にできるはず。子ども向けではありますが、大人にとっても十分に役立つのではないかと思います。ちなみに、Newtonムックには、大人向けの「統計と確率」「確率パズル」といったものもあります。内容は少し難しくなり、確率パズルは私もしっかりと考えないと間違えそうです。それでも平易に書かれているので、楽しんで読むことができます。
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2020年01月14日

オリンピック第2次抽選

東京オリンピックの観戦チケットの第2次抽選の申込が2019年11月13日から11月26日まで受付となり、その抽選結果が12月18日に発表になりました。

第1次抽選で幸運にも1競技のみ当選したものの、見たい競技はまだまだあります。第1次抽選では申込みませんでした(その時点ではそこまでの関心はありませんでした)が、やはりラグビーも気になります。第2次抽選では、18枚までの申込ということで、第2希望も含めれば36枚と、とりあえず上限まで申込んでみました。

結果発表があった12/18は、ちょうど人間ドックを受診しており、その待合室でTVのバラエティ番組を放送していたのですが、出演している方はみんな外れ。まあ、やはり今度も(むしろ今度の方が)倍率は高いんだろうな、と半ば諦めモード。

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苦行である(笑)人間ドックを終えたら、結果を確認しようと我慢をした上で、いざ結果を見てみると、何と当選。当選したのは、女子サッカーの準決勝。第1次抽選の時は、それなりに日程/場所を考えて申し込んだものの、そもそもほとんど当たらないことから、第2次抽選では、日程や場所は一旦無視し、当たったらどうやって行くかを考えようと思っていたのですが、地元の横浜での開催ということで、結果バッチリな当選です。

不思議なのが、私はこの試合は第2希望で申し込んでいたのに当選したこと。当然第1希望で申し込んだ方も多く、皆さんが当選した訳ではないと思うのですが、第2希望からでも当選するというのが、果たしてどういったロジックで当選を決めているのか、不思議です。当たったので文句をつけるつもりは全くなく、純粋に興味本位なのですが。

ちなみに、報道によると、5月の第1次抽選では約400万枚のチケットに対し、約512万人が約6,505万枚分を申し込み、倍率は約16倍(ただし、1枚でも当たった方という意味では、96万人だったそうなので、当選確率は1/5弱であり、こちらの方が実感に近いはずです)。第1次抽選で1枚も当たらなかった人を対象とした追加抽選では、約68万枚に対し、約140万人が約674万枚分を申し込み、倍率は約10倍だったそうです。そして今回の第2次抽選では約100万枚に対し、約223万人が第1/2希望を合わせて約2,932万枚分を申し込み、倍率は約29倍となったとのこと。16倍の第1次抽選でも、29倍の第2次抽選でも当選しているというのは、「オレ、やっぱり持っているかも」と言いたいところですが、実際には単なる偶然。コツはというと、申込まない限り当たらないに尽きるかと思います。

運の強さではないということは、私がパラリンピックの第1次抽選で全滅したことが如実に証明しているかと(苦笑)。そのパラリンピックの第2次抽選が明日から申込が開始されます。「申込まない限り当たらない」ということで、まずはしっかりと期限内(1/29 11:59)に申込みを済ませたいと思います。

ところで、第1次抽選での購入手続きの際に少し気になった手数料の消費税ですが、今回の購入手続きの際にも、「チケットの受取にあたり、紙チケット(配送)を選択すると手数料(配送料と発行手数料)が別途かかります。配送料: 864円(税込)/1件につき、発行手数料: 324円(税込)/1枚につき」のままでした。まるでまだ消費税8%がまだ生きているかのようですが、これだけ膨大な件数を処理するとなるとそれほどコストがかかるとも思えないので、本体価格を割引して、8%時に設定した税込価格をそのまま維持しているということなんでしょうね。
posted by 岡本浩一郎 at 22:21 | TrackBack(0) | パーソナル

2019年11月25日

PowerBeats Pro

先週までの6週間に渡る怒涛の出張シリーズが終了。東京にいる時間が圧倒的に限られていたこともあり、なかなか落ち着いて考え事ができませんでした。今週は比較的落ち着いた一週間。来週からは、忘年会という全国行脚(笑)が再び始まりますので、今週は考えることに時間を使い、これからに対する仕込みをしておきたいところです。

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久し振りに軽い内容をということで、出張シリーズのお供に役立ったのがこちら。Beatsのワイヤレスイヤフォン、PowerBeats Proです。もう2ヶ月ほど使用していますが、なかなかのお気に入りです。

これまでもワイヤレスのイヤフォンとして、やはりBeatsのBeats Xを使用していました。iPhone本体からはワイヤレス(Bluetooth)接続になるということで、これはこれで愛用していたのですが、やはり右耳と左耳をつなぐ部分はどうしても気になっていました。特に薄着だと肌に接することもあり、かなり煩わしい。

もちろんAirPodsも気になってはいたのですが、見た目と、落としそうという懸念から購入に踏み切れませんでした。もっとも見た目は付けている人が多いこともあり、もう見慣れてしまいましたが(笑)。

そんな中でようやく登場したのが、このPowerBeats Pro。これなら落とす心配もなく、色も選べるということで、即買いです(実際に入手できるまでには時間がかかりましたが)。形状は、かつて愛用していた(ワイヤレスでない)イヤフォン、Bang & OlufsenのA8を思い起こさせます。もっともA8の方が圧倒的に調整が効き、音も良いということで、海外出張用(主に機内用)ではまだ現役です。

とはいえ、PowerBeats Proはしっかり耳にかけられるところと、音質もワイヤレスとしてはまずまずで、結構気に入っています。通常の使用方法ではケースを持ち歩く必要があること、また、たまに片耳だけオンになってしまう(もう片耳がオンにならない)こともあって、完璧解とは言えないのですが、現状ではまずまずの最適解だと思っています。
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2019年10月24日

パラリンピックチケット抽選

少し前の話になってしまいますが、10/2(水)にパラリンピックのチケット抽選結果が発表になりました。結果は全滅…(泣)。オリンピックで女子バレーボールの決勝チケットに当選し、「オレ、やっぱり持っているかも」と思い込んでいたのですが、単なる過信だったようです。

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パラリンピックのチケットも、基本的に決勝×土日×行きやすい会場×一番いい席という自分なりのルールに基づいて、ボッチャ、車いすテニス、車いすバスケットボールの3競技を申し込んだのですが、あっさり全滅となりました。オリンピックのチケット抽選申込みと比較すれば、盛り上がりに欠けているように感じましたし、実際チケットを申込む際も、サイトで待ち行列に並ぶこともありませんでしたので、やはり申込みする方は少ないのだろう、だからあっさりと当選するのでは、と根拠のない自信を持っていたのですが、結果は正反対でした。

後悔があるとすれば、オリンピックは家族2人のアカウントで申し込んだ(うち、私が当選、もう一人は全滅)のに対し、パラリンピックは私だけの申込みとなったこと。今回のパラリンピックのチケット抽選申込みの締切は偶然にも台風(15号)がやってきた日。私は前日のうちに申込みを済ませていたのですが、もう一人分は台風でバタバタしている間に、チケット抽選の申込みをし損ねてしまったとのこと。うーん、残念。

残念ではありますが、パラリンピックも盛り上げていくという意味では、良かったな、とも思っています。オリンピックだけ盛り上がって、パラリンピックはさっぱりでは片手落ちですからね。来年初にはパラリンピック・チケットの第2次抽選発売もあるそうです。挫けずに第2次もトライしてみたいと思います。ただ、チケットの販売枚数や抽選倍率が公表されていないのは相変わらず。入手策を練るためにも、この点は改善して欲しいのですが。
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2019年08月16日

命の洗濯 2019

今年も命の洗濯に行ってまいりました。例年、夏は一週間以上お休みをいただいて海外に行くことが多いのですが、今年は家庭の都合もあり、やや短めの期間で沖縄へ。沖縄は出張で行ったことは何回かありますが、お休みで行くのは実は初めて。家族も初の沖縄ということで、楽しみにしていました。

台風10号が接近中ということで心配していた天気ですが、風が強く予定していたカヤックに乗れなかったという影響こそあったものの、雨が降ることもなく、休みを満喫することができました。

初日は古民家で沖縄そばを堪能した後にひめゆりの塔へ。休暇には重い訪問先ではありますが、娘が歴史を学び興味を持っているタイミングだけに行きたいと思いました。涙ぐみながらの見学になりましたが、歴史をしっかりと知ること、そして歴史から学ぶことの大切さを改めて感じるよい機会となりました。娘がどのように感じるのか心配していたのですが、意外に冷静でした。彼女なりに色々と感じるところがあったようです。

個人的に衝撃的だったのは、あるところまでは亡くなった方の数は限定的だったのに、戦況が悪化し、もはや組織的に戦うことができないとして解散命令が出されて以降、被害が激増したということ。組織が組織としてまとまることを断念し、皆を放り出した瞬間に被害は拡大したということです。望むところではなかったにしても、組織として降伏することを選んでいたら、被害がそこまで増えることはなかったはず。幸いにして弥生の現況は極めて好調ですが、組織を率いるものとして、その責任を痛感します。

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二日目以降は主にプール三昧。最近は週に一回のペースでジムのプールに通うようにしていますが、やはり屋外のプールは気持ちいいですね。最高の命の洗濯となりました。さて、来週から心機一転、また頑張ります。
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2019年05月27日

オリンピック抽選申込

東京2020オリンピックまであと424日。実感はありませんが、何だかんだ言ってあっという間なのではないかと思います。もうすでに済ませた方も多いと思いますが、オリンピック観戦チケットの抽選申込が明日28日(火) 23:59までとなっています。当初はサイトにアクセスが集中して申込を完了させるのが大変だったようで、我が家は落ち着いてからでいいや、と様子見だったのですが、さすがにそろそろ(締切り間際は再びアクセスが集中するでしょうし)ということで、先週末に申込を済ませました。

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上限いっぱいの30枚を申込むと、想定される最大の支払額はなんと848,520円。まあミーハー根性でほとんど決勝戦を申し込んでいるので、まず当たらないと思いますが。現実問題として、見やすさという意味では自宅のテレビの前が一番良いでしょうから、わざわざ見に行く以上は、現場の盛り上がりを感じないとね、ということで決勝戦、しかも一番高いチケットばかりです。同様な考えの方も多いでしょうから、まあ、一競技でも当たればラッキーという感覚です。

それにしても実に様々な競技があり、予選等も含めるとものすごい数のチケットの種類があるので、選ぶのが大変でした。情報自体はあるのですが、基本的にはPDFファイル。ページ数も多いので、気軽に印刷するわけにもいきません。本当はガイドを兼ねたスマホアプリでもあって、色々見ながらポチポチ選べると良かったように思います。最終的には、基本的に決勝×土日×行きやすい会場×一番いい席という自分なりのルールを決めることで、ようやく絞り込めました(結果的には非常に倍率が高いであろうチケットばかりですので、正しい戦略とは言えないと思いますが)。ユーザビリティに不満はありますが、それでも膨大な数のお申し込みをしっかり処理することができているのは大したものだと思います。おそらく申込受付開始後もキャパシティの拡充など、かなりの対策を積み重ねているのではないかと思います。同じシステム屋として敬意を表します。

既にご存じの方も多いと思いますが、抽選を申し込んだら、当たったものは全て購入しなければなりません。当たったものを全て購入するか、あるいは、全く購入しないか。おそらく一般的な購入戦略としては家族でそれぞれ同じような申込をして(念のためですが、一人が複数のIDを取得して申込むことは禁止されています)、その中で当たったものが一番希望に近い申込を購入、残りは購入せずとなるのではないかと思います。

結果として、一定の辞退を想定して多めに当選させるのでない限り、抽選の倍率は高くても、売れ残りもそれなりに出てしまうような気もしますが、どうなんでしょうかね。会場に物理的な限界がある以上は、多め当選にもリスクがありますから、その手はとりにくいと思います。そうなると、結構な抽選倍率だけれども、購入辞退も多く、購入期間が終わっても意外に売れ残っているということもありうる、かも? ただ、驚異的な抽選倍率になれば、家族全員で申し込んでも、全部で一試合当たればラッキーとなるでしょうし、そうなると辞退はあまり出ないようにも思います。システムとしては想定通りの動作であっても、ビジネスとして望んだ通りの結果になるかはまだ別問題。これはシステム屋のよくある悩みです。

抽選は1回ではなく、時間をあけて2〜3回行えば良かったようにも思いますが、抽選のたびに広報を行わなければならないでしょうし、言うほど簡単ではないのでしょう。今後は秋から先着順の販売を行うとのことですが、その際にも意外に購入できるのかどうか。まずは6/20(木)に予定されている今回の結果発表を待ちたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 18:47 | TrackBack(0) | パーソナル