2019年08月09日

Facebookバイアス

オリンピック観戦チケットの第一次抽選の結果が発表されたのは、6月20日のこと。私はラッキーにも当選(といっても10競技30枚申し込んで当選は1競技3枚)したのですが、家族でもう一人申し込んでいた分は見事にハズレ。この時点では、家族での当選確率から、全体でも当選確率は1/2ぐらいだったのかなと思っていました。その後Facebookなどでの悲喜こもごもの声を見ていると、どうも1/2(=50%)などではないことが見えてきました。それでも、まあ1/3(=33.3%)ぐらいかな、と。

昨日から急遽行われることになった追加抽選の受付が始まりましたが、これに合わせてようやく第一次抽選の時の数字が公開されました。それによると、512万人が申し込み、96万人が当選したとのこと。つまり当選確率は18.75%だったことになります。想像以上に厳しい戦いだったということがようやく数字面でも確認された訳です。

私がFacebookを見て推測した当選確率は、当選した人の方が「当選した!!」と発信する可能性が高いというバイアスを考慮できていなかったということかと思います。経営者の人の当選確率が高いな、やはり運の強い人が多いのか、なんてことも一瞬思ったのですが、もちろんそんなことはなく、私のFacebook友達の経営者割合が高い(なおかつ経営者は当選した、という自慢好きかも、笑)というバイアスによるものかと思います。

人間は自分の見たい現実を見る、と言われますが、FacebookなどのSNSを見て、それが現実と思ってしまうのは危うさをはらんでいるように感じます。前回のアメリカ大統領選挙でも大きな問題となりましたが、来年に予定される選挙でもさらに大きな問題になるのでしょう。

そういった中で大切なのは、客観的な情報、できれば定量的な情報をもとに判断すること。その意味では、今回の東京オリンピックのチケット販売は色々と問題があると感じます。何せ情報が開示されない。

そもそも今回の東京オリンピックのチケットで全部で何枚あるのでしょうか。公式な発表はされていないようですが、一部メディアでは「招致段階の計画で全体の販売枚数は約780万枚だとしているが、関係者によると、最終的な販売枚数は900万枚超になる見通し」と報道されています。仮に900万枚だとすると、今回追加販売される68万枚を含めても390万枚。まだ半分以上は残っていることになりますが、実際にはどうなのでしょう。

全体が何枚で、第一次抽選で何枚、第二次抽選で何枚の販売を見込んでいるのか、高額であることが話題になっているホスピタリティパッケージにどれぐらいまわされるのか。海外での販売にどれぐらい割り当てる予定なのか。数字が明らかになっていれば、当選の確率がどれぐらいになりうるのかある程度推測ができますし、それに基づいて申し込むかどうかの判断もできます。そういった情報がないまま、終わった後に初めて数字が公開されるのは、なんだか無用に煽られているような気がします。もろもろ調整の余地を残したいなど、数字を明かしたくない理由でもあるのでしょうか。万人から注目されるイベントだけに、できるだけオープンに進めるべきだと思うのですが。
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2019年07月24日

Brexit、またの名は

イギリス保守党の新党首としてBoris Johnson氏が選出され、今日にもイギリスの首相に就任するそうです。本来は3月末の予定だったイギリスのEU離脱は、方向性が定まらないままに一旦10月末までということで延期されていますが、これでいよいよ10月末での離脱に向かって動きそうです。しかもJohnson氏のこれまでの言動からすると、合意なしでの強硬離脱もありえそうです。

先日イギリスを訪問したことは本ブログでもお話ししましたが、その際に、気になっていたのはこのBrexit。Brexitで観光客が減ったり、あるいは経済に明らかな変調をきたしているのではないか、という懸念を抱いていたのですが、これは思いっきりはずれ。観光地は観光客であふれ、景気が悪いという印象は全くありませんでした。ある意味、何の変化も感じられない。いつも通り。

イギリスの同業者との会食の際に、あまりに平然と物事が動いているけど、どうなっているの、とかなり不躾な質問をしたのですが、曰く「もう我々は政治に呆れかえって何も感じなくなっているんだよ」とのこと。噛み合わない議論ばかりで一向に明確な方向性を出せない政治家に呆れており、もう何も期待していない。民間は民間でできることを粛々とやるしかない、ということのようでした。

一つ面白いなと思ったのは、イギリスの政府関係の方とお話しした時。その方は"Brexit"ではなく、"EU Exit"という表現をしていました。"Brexit"はイギリス(Britain)がEUを離脱するという事実を表す第三者的な表現なのですが、"EU Exit"はイギリスが自分の意志でEUを離脱するんだという主観を感じる表現です。この"EU Exit"という表現がどこまで一般的なのか(その方固有なのか、あるいは、イギリスの政府関係者はそういった表現をするのか)はわからなかったのですが、なるほど人によって見方は変わるものですね。

Brexit、またの名をEU Exitがどうなるのかは、わかりません(どうなるにせよ、さすがに合意なしは避けるべきだと思いますが)。ただ、それ以上に、ここまでの政治不信はイギリスの将来にとって非常に大きな課題を突き付けていると感じました。

翻って日本。先日の参議院議員選挙の結果について、人によってとらえ方は異なると思いますが、個人的には、ひとまずは与党に国の運営を任せつつも、将来については、党を越えてしっかりと議論してもらいたいという(私も含め)国民の政治への期待を感じるものでした。日本も課題は山積みですが、世界がこれだけ揺れている中で、政治が安定していることは大きなアドバンテージだと感じています。
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2019年07月19日

アンダードッグ vs. バンドワゴン

今週末は参議院議員通常選挙。各種報道によると、与党が比較的優位に立っているようです。ただ、ここで気になるのが、アンダードッグ効果。一方が勝ちそうだと、逆に負けそうな方に投票する人が増え、結果的に、思ったほどの勝ち負けの差がでないというもの。弱い立場に同情してしまう判官びいきという見方もできますが、実際には同情というよりも、極端な勝ちを避けようとする現実的なバランス感覚の表れではないかなと思います。

このアンダードッグ効果は昔から存在すると言われていましたが、むしろ最近では、勝ち馬に乗るというバンドワゴン効果が出ることもあるようです。日経のこの記事によると、「衆院は1996年に導入された小選挙区制では1人しか当選しないため、有権者は自分の投票が議席に反映されない『死に票』になるのを嫌がり、勝ちそうな政党に極端に振れやすい傾向があるとされる」とのこと。なるほど。

ちなみに、弥生が圧倒的No. 1である理由の一つはこのバンドワゴン効果です。業務ソフトは趣味のものではなく、業務のために(やや微妙な言い方ですが)やむを得ず使うもの。それだけに失敗したくないし、確実に使えるものを選ぶ傾向が強くでます。結果的に、周りでもみんなが使っている、そして会計事務所からも推奨されている弥生が選ばれるという訳です。あ、もちろん、もともといいものだと評価いただいているからこそ、みんなが使っているし、推奨もされる訳です。あくまでもいいものだからこそ、自己強化が効きやすいということですね。

閑話休題。今回の選挙は果たしてどのような力学が働き、どのような結果になるのか。いずれにせよ、国民として、子供を持つ親として、小さい力ながらも、選挙権をしっかりと行使したいと思います。

それにしても、秋葉原は選挙カーが多く、この期間中はかなりうるさいことには閉口します。本人が乗って、しっかりとした主張をしているのであれば尊重すべきだと思いますが、音楽を流して、名前を連呼するだけというのは勘弁してほしい。静かな週明けが待ち遠しいです。

PS. 今回初めて知りましたが、数年前に公職選挙法が改正され、投票所には子どもと行けるようになったのですね。以前は投票所に一緒に入ることは幼児などしか認められていなかったのですが、18歳未満はokになったようです。これはとてもいいことだと思います。今週末は娘と一緒に投票しに行きたいと思います。
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2019年03月26日

それでいいの?

今回の記事は書くべきか書くまいか結構悩んだのですが、確定申告期が終わり、営業妨害と言われることもないタイミングだと思いますので、少し躊躇いながらも書くことにしました。

今年の所得税確定申告の解説シリーズでは、たびたび、「やっかいな法令を理解する必要はなく、画面の誘導に従って情報を入力すれば、自然と正しい申告書が作成できるようになっています。これなら初めての青色申告でも安心ですよね」といった趣旨のことをお話ししています。これは弥生では当たり前の話。ただ、弥生で当たり前だから他社でも当たり前かというとそうではありません。むしろ他社ではそうではないケースがあるので、「弥生なら当たり前」と強調してきたわけです。

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例えば確定申告書を作成するためのこの画面。これは弥生の画面ではありません。あえて特定個所を切り抜いており、見難くて申し訳ありません(どのソフトか特定はしたくないので…)。具体的には配偶者(特別)控除を記入するための画面です。配偶者(特別)控除は今回の確定申告から複雑さが増したのですが、この画面では明らかに矛盾した入力がなされています。控除として「配偶者控除」(配偶者特別控除でなく)が選ばれつつ、配偶者の合計所得金額は100万円と入力され、また、配偶者控除もしくは配偶者特別控除の金額が38万円になっています。

配偶者の所得が100万円の場合には、配偶者控除は適用できません。一定の条件下では、配偶者特別控除には該当しますが、その場合の控除額は26万円になります。つまり、このソフトで申告書を作成すると、明らかに誤った申告をしかねないということです。ひょっとしたら、このソフトの言い分としては、「お客さまが入力した通りに出力しており、誤りがあってもそれはお客さまの責任」ということなのかもしれませんが。

参考までに弥生の場合には、(本人の所得と)配偶者の所得から、配偶者控除もしくは配偶者特別控除に該当するのかどうか、また該当する場合にはその金額まで自動計算します。法令に関する知識が十分ではないお客さまであっても、自然と正しい申告書にできるようにするのが、弥生基準。そうでなければ、業務ソフトとしての存在価値を問われると考えています。ですから、先ほどのソフトの仕様は、弥生の基準で言えば「不具合」です。

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さらに、こちらは扶養控除を記入するための画面です。本来は扶養控除の対象とならない16歳未満の家族をお客さまが入力してしまうと、そのまま扶養控除として計算されてしまいます。参考までに弥生の場合には、まずご家族の情報を入力いただき、年齢等を踏まえて扶養控除に該当するかどうかをソフトが自動で判断します(扶養控除には該当しない一方で、住民税に関する事項で記入が必要になるため、そちらには自動で出力します)。

余談ですが、この入力画面で、これも完全にありえない入力がされていることにお気付きでしょうか。そう、2月31日というあり得ない日付が入力されていますね(笑)。これももちろん、弥生であれば不具合です。

うーん、やはり書いていても気持ちのいいものではないですね。下手をすれば(しなくても?)悪口ですし。ただ、実はもう4年前に、なぜ弥生では当たり前なことが、他社で当たり前でないのか、ということを指摘しています(こちらとか、こちらとか)。「これだけ書けば、さすがに業界的に当たり前になることを期待し」ていたのですが、4年経っても残念ながら変わっていません(正確に言えば、一社はかなりの改善が見られたのですが、一社はほぼ改善が見られず)。今回、かなり具体的に書いてみましたので、さすがに来年の申告期までにはあるべき形になっていることを期待しています。
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2018年09月03日

英語のコツ

前回は、この夏に読んだ二冊の本をご紹介しました。池井戸潤氏の最新作「下町ロケット ゴースト」とDan Brown氏の最新作「Origin」。Originは大事にじっくり読み進めていましたが、残念ながら先週末についに読み終えてしまいました。私がひょっとしたらこういう真相なのではと想像していた方向をさらに上回る、うわー、そうきたか、というエンディング。Dan Brown氏の次回作が今から楽しみですが、おそらく数年後になるのでしょう。

Originは通勤の電車や出張時の飛行機など、すき間時間で読み進めていたのですが、飛行機でCAさんに、英語の本を読んでいるんですね、とお声掛け頂きました。同時に、英語の本を読んでみたいのだけれど、何がおすすめですか、と質問を頂きました。私の回答としては、好きな本であればなんでもいいですよ、というもの。初めて英語の本を読む際には、日本語で読んだことのある、好きな本を読むと、ストーリーもわかっている分、読みやすいのではないかと思います。

以前も書きましたが、英語の本を読む上での一つのコツは、わからない単語にあまり拘らないこと。わからない単語があるからといって、いちいちその意味を調べていると、本を読むペースが乱れてしまいますし、本のストーリーに没入することができません。多くの場合は、流れからだいたいこんな意味かなと推測できると思いますし、そもそも子どもの頃に本を読んでいた時も、わからない単語って普通にありましたよね。

もう一つのコツ、これは本を読む時以上に、会話をする時に有用なのですが、日本語として理解しようとしないこと。英語を頭の中で日本語に翻訳し、返事は日本語で考えてそれを頭の中で英語に翻訳するとなると、スムーズな会話にはなりません。英語は英語のまま理解できるようになると、本を読むにせよ、会話をするにせよ圧倒的にレベルが上がります。例えば、"Dog"とあれば、それを"犬"と日本語に置き換えるのではなく、頭の中で"Dog"をイメージする。

例えば、Originの最初のページで"When the train reached the mountaintop, Kirsch saw a solitary figure waiting for him on the platform."という一文があります。これを「列車が山頂に辿り着こうという時…」と翻訳してから理解するのではなく、Trainがmountaintopにある駅のplatformに辿り着く情景を頭の中に思い浮かべることができるようになると、読み進むペースは格段に上がるはずです。これは説明が難しいですし、聞いたからと言ってすぐにできるようになる訳ではありませんが、英語を英語のまま理解する、ということを意識してみるといいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 17:22 | TrackBack(0) | その他

2017年08月15日

通勤ラッシュ

世の中はお盆休みの真っ只中。弥生もカスタマーセンターでは、昨日から明日まで夏季休業とさせて頂いています。東京本社については、任意の時期に夏季休暇をとるようになっていますが、7月に早めに休暇を取った人も多いようで、お盆の時期は通常通りの営業です。

ちなみにALTも任意の時期に夏季休暇をとるようになっています。設立以来初の夏を迎えており、サービス開始に向けてやるべきことが山積みではありますが、ONとOFFをキチンと両立させることをポリシーとしているため、全員キチンと夏季休暇を取得の予定です。

お盆の時期に働くメリットは、電車が空いていること。昨日今日はやや早めに出勤したこともあり、いつもは満員の電車も座れるほど。お盆の期間に限らず、いつもこんな混み具合(空き具合?)であれば、通勤も楽なのにな、と思います。毎日のことですから、通勤は生活の質に大きな影響がありますよね。

通勤ラッシュを避けるという意味では、東京都が音頭を取って、通勤ラッシュ回避のために通勤時間をずらす働き方改革のひとつとして「時差Biz」という取り組みが先月行われました。この取り組み自体の意義は認めつつも、通勤者が単純に多少前/後ろにずらすのではなかなか効果がないように思います。というのは、(路線によると思いますが)多少前/後ろにずらしても、その分列車の運行本数が減ってしまうので、結果的に車内密度があまり変わらないから。

私が通勤で主に乗っているのはJRの東海道線ですが、8時前後のピーク時は3分に1本の運行。一方で、7時台前半や9時台になると6分に一本程度に頻度が下がってしまいます。このため、時間当たりの利用者数が減っても、列車の頻度減少で相殺されてあまり密度は変わらないということになってしまいます。では、5時台とか6時台とか、もっと思いっ切り早くすれば、とも思いますが、この時間帯はさらに運行の頻度が下がってしまうので、私の経験上からはあまり空いているようには感じません。正確に言えば、押し合いへし合いにならない程度の密度低下はありますが、今回のお盆の通勤のように余裕はないので、わざわざ頑張って前倒しするだけのメリットが感じられません。

この問題を解決するためには、JRなり、私鉄にオフピーク時にもっと増発してほしいところです。もっとも、鉄道会社も民間企業で収益の最大化が命題ですから難しいところですね。鉄道会社の収益を維持しつつ、どう通勤ラッシュを緩和するか。リモートワークのようにそもそも需要を減らすアプローチもありですが、そうすると鉄道会社の収益は減ってしまいます(でも、一週間に一度のリモートワークで、通勤定期を買い続ける限りは減らない?)。折角座って通勤できるこの時期に、頭の体操としてちょっと考えてみたいところです。
posted by 岡本浩一郎 at 19:30 | TrackBack(0) | その他

2016年08月21日

リオ・オリンピック

珍しく週末の更新です。いよいよフィナーレが近付いてきたリオ・オリンピック。実のところ、個人的には当初はあまり関心がなかったのですが、ちょこちょこと見ているうちに、結構盛り上がってきました。もちろん、メダルラッシュの後押しもあります(要は単にミーハーと言うことでしょうか)。

もう少しで終わってしまう思うと、寂しい気もしますが、4年後、いよいよ東京でのオリンピック開催に思いを馳せるのも一興かと思います。8年前の北京オリンピックは弥生の社長に就任したばかりで、正直オリンピックを観戦して楽しむというような余裕はありませんでした(ほとんど記憶に残っていません)。ロンドンの時は多少は余裕があったはずですが、やっぱりあまり記憶に残っていません(単純に記憶力が低いだけかも)。今から4年後、東京でオリンピックが開催される際に、自分や家族がどうしているのか想像するとワクワクしますね。

さて、今回は過去最高のメダルラッシュとなったわけですが、次回はどうか。いわゆる地元メリットがありますから、その点は確実に有利に働きそうです。

個人的に興味があるのが、何大会にも渡って活躍している選手のいる競技の次回。今回で言えば、女子レスリングの伊調選手や吉田選手が4大会連続の出場。それだけ圧倒的に強い選手がいることによって、その後輩たちは、代表選手が一人に限られるような国際大会で貴重な経験を積む経験が限られている可能性があります。何大会にも渡って圧倒的な結果を出してきたスーパースターが(仮に)引退をしたとして、後輩たちは同じように活躍できるのか。ある意味で、本ブログでも時たま取り上げている経営者の長期政権の弊害に近い問題が起こりうるのではないか。スーパー経営者が活躍すればするほど、会社はスーパー経営者依存になり、スーパー経営者の穴を埋めることが難しくなる。

もっとも、組織として人を育てることができていれば、これはあてはまりません。女子レスリングの場合、全部で5名がメダルを獲得している訳ですから、後者に該当している可能性も高いと思います。全員が至学館という大学在籍/出身ということ、川合選手が伊調選手と同一階級を避けるために階級を上げ、それでも優勝していることなどを踏まえると、個人の高い能力はもちろんなのですが、個々の能力を開花させる組織的な育成の仕組みがあるのではないでしょうか。だとすると、東京も相当期待できそうですね。
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2016年04月18日

自分にできること

この度の熊本県熊本地方を震源とする地震で被災されました皆さまに、心よりお見舞い申しあげます。

私は先週金曜日は資料作成で帰宅が遅くなってしまい、自宅に着いたのが夜中の0:30頃。その後遅い夕食をのんびり食べ終わったころに明確な揺れを感じました。こちらでも地震か、と思ったものの、それが再び熊本での大規模地震だとわかったのはTVを見てのこと、さらにそれが実は本震であったことは翌朝知りました。明確な終わりが見えないだけに、被災地の皆さまは、さぞ不安を感じられていらっしゃるのではないかと思います。

弥生では、福岡に営業所がありますが、大きな影響はなく、普段通りに活動を続けています。また、熊本県で家電量販店を回っているスタッフの安全も確認できていますが、熊本地方のパートナーの皆さんの安否を全て確認することができておらず、心配しております。

こういった時に何ができるのか、自問します。被災地で何かできることはないか。それは東日本大震災の時も何度となく自問したことです。これに唯一無二の正解はないと思いますが、やはり、一人ひとりが自分にできることを一生懸命やるということなのではないかと思います。弥生の社長として、日本全国の中小企業、個人事業主、起業家の皆さんの事業を支える続けることが、私が最もやるべきこと。また、日本の経済がキチンと回っていくためにも、自粛するのではなく、普段通りの生活を続けたいと思っています。

一方で、普段通りの生活を続けながらも、できることはあります。被災地/被災者の皆さんのことを想うことはもちろんですが、足元の救護活動のためはもちろん、この先に必要となってくる被災地での生活再建のために、義援金や寄附金は必要です。熊本県では、「被害を受けられた被災者を支援するための義援金」を募集しています。

ちなみに、義援金と寄附金では違いがあることをご存知でしょうか。以前もお話ししたことがありますが、一般に被災地の自治体向けの寄附には、「義援金」としての寄附と、「寄附金」としての寄附があります。義援金は、自治体に対する寄附の形をとりますが、その後、被災された方に配分されます。寄附金は、自治体が復興活動などを進める上で、自治体の判断で使えるお金となります。これらは明確に区別されており、必要となる手続きも異なります。つまり、寄附がどのように活用されるのかが異なるということです。

上でお話しした熊本県が募集しているのは、義援金。同様に日本赤十字社でも「平成28年熊本地震災害義援金」、熊本県共同募金会や中央共同募金会(いわゆる赤い羽根ですね)でも「平成28年熊本地震義援金」を募集しています。いずれも義援金で、なおかつ、東日本大震災の時と同様に、地方公共団体に対する寄附金に該当(すなわちふるさと納税と同様の扱い)になるようです(日本赤十字の方は確認できないのですが、共同募金会については、「税制上の優遇措置対象(地方公共団体に対する寄附金に該当)となります」と明記されています。逆に共同募金会がその扱いになるのであれば、日本赤十字の義援金も同様な扱いになるはずかと思います)。

一方で、これまでにも実施されていたふるさと納税(多くの場合で返礼品があるもの)については、義援金ではなく、寄附金の扱いになるかと思いますので、救護活動や復興活動に活用されることになるかと思います。また、現地で活動を行っているNPO団体(例えば、私が定期的に寄附を行っている中では、難民を助ける会)向けの寄附は被災者支援活動の活動資金となるケースが多いようです(この場合は、NPO団体向けの寄附金税制が適用されます)。

もちろんのことながら、義援金と寄附金のどちらがいいという話ではありません。ただ、せっかく寄附するのですから、どういった形で活用されるのかを理解した上で、それに合った寄附先を選ぶといいのではないかと思います。
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2015年09月16日

国勢調査とマイナンバー

我が家にも国勢調査票(正確に言えば、インターネット回答の利用案内)がやってきました。

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今年は国勢調査の年。国勢調査は、ほぼ一世紀前となる1920年が第一回目で、「国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、統計法という法律に基づいて、5年に一度実施され」、今回が20回目になるそうです。今回の国勢調査では、インターネットでの回答を全面的に推進することが大きなトピック。9月10日から9月20日までがインターネット回答の期間とされ、その後、インターネット回答のなかった世帯向けのみに改めてこれまでと同様の紙の調査票を配布するのだそうです。

インターネット回答を推進するのは、効率性の観点から非常に良いことだと思うのですが、インターネット回答用のID/パスワードの配布方法にやや難があったようです。本来は、個別の住戸を訪問し、手渡しが基本なのですが、マンションなどで最初からポストに投函されている、さらには、ポストからはみ出ているので、盗まれかねないという指摘が相次ぎました

私の家も、ポストに投函されていました。もっとも、不在にしていたからという可能性もありますし、少なくとも私の場合は、ポストに全て入っていたので、盗られる心配はありませんでしたが。

インターネットでの回答自体は15分ほどで終了し、躓くこともありませんでした。入力も簡単ですし、何よりも回答の集計も格段にラクになります。これは国全体としての効率性向上としては素晴らしい取組みだと思います。

難を言えば、回答用のサイトのアドレス(http://www.e-kokusei.go.jp/)を手打ちにさせるのは「?」と思いました。これは、「検索サービスを悪用したフィッシング詐欺被害を防ぐため」だそうです。うーん、それであればSEOをキチンとやった方がいいような気もしますが。ただ、最大の課題は、やはりインターネット回答用のID/パスワードの配布方法でしょう。これまで国勢調査は調査票を一戸一戸配るという方法が続いてきましたので、その流れで今回の方法なのでしょうが、回答もインターネットになる時代、もう少し効率的にできないか、とは思います。

ふと思ったのですが、今回に関してはマイナンバーの通知と絡めるというやり方もあったように思います。ご承知のように、この10月からはマイナンバーの通知が始まります。この通知は、市区町村から、原則として住民票に登録されている住所あてにマイナンバーが記載された「通知カード」を送ることによって行われますが、この通知と一緒に国勢調査の資料を送ることもできたのではないでしょうか。通知カードは簡易書留で送られることになっていますから、個別に配布するよりも格段に安全なはずです。

もちろん現実的には、国勢調査は調査期日が10月1日午前零時現在、一方はマイナンバーは10月1日から通知開始という時間のずれの問題ですとか、国勢調査は世帯にしらみつぶしに配布するのに対し、マイナンバーは住民票の情報が基(つまり住民票を移していない場合や住民登録をしていない場合にずれる)ですとか、国勢調査は総務省だけどマイナンバーは内閣府という所管の差ですとか、やらない理由をあげるのは簡単です。

ただ一方で国勢調査もマイナンバーも膨大な労力(=税金)がかかることは事実。今回の国勢調査のインターネット回答は大きな一歩だと思いますが、将来的には、省庁を超えて様々な業務が統一的に行われ、より行政の効率化を図れればと思います(本来はそのためのマイナンバー、ですよね)。
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2015年09月02日

「学力」の経済学

先日友人に話したところ、結構喰い付きが良かったので、本ブログでもご紹介すると、最近読んでかなり面白いと感じたのが、『「学力」の経済学』という本です。著者は教育経済学者の中室先生。教育経済学というと耳慣れないですが、「教育経済学は、教育を経済学の理論や手法を用いて分析することを目的としている応用経済学の一分野」だそうです。

教育に関する定説として、例えば、ご褒美で釣っては「いけない」といったものがありますが、この本では、実験から得られた事実(エビデンス)を基に、定説が必ずしも正しいとは限らないことを証明します。例えば、ご褒美で釣っても「よい」。むろんどんなご褒美でもいいという訳ではありませんが、キチンと考えられたご褒美は勉強の楽しさを失わせることなく、学力を向上させうることがわかっています。

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この本を読んで思い出したのが、去年、BCG時代の同僚がこれはいいと推奨していたのをきっかけに読んだ「成功する子 失敗する子」という本(原題は"How Children Succeed")。この本も同じ教育経済学に基づいた本です。ただし、こちらの著者は経済学者ではなく、ポール・タフさんというジャーナリスト。格差社会と言われるアメリカで、何が子供の成功をもたらすのかを、父親になった著者が探求します。

興味深いのは、中室先生も、ポール・タフさんも、人生の成功で重要なのは実は認知能力(要はテストの成績)ではなく、非認知能力である、と明言していること。もちろん認知能力が高くて悪いということはありませんが、人生の成功により影響を持つのは「『忍耐力がある』とか、『社会性がある』とか、『意欲的である』といった、人間の気質や性格的な特徴のようなもの」である非認知能力。いわゆる「頭の良さ」よりも、「生きる力」。特に重要とされるのが、Grit、やりぬく力です。

両方とも極めて興味深いので、関心がある方には両方をお勧めしたいですが、親として何ができるかを考える上では、「成功する子 失敗する子」の方が得られるものが多いように感じます。一方で、制度としての教育について考える上では『「学力」の経済学』がお勧めです。「少人数学級」には効果はあるが、十分な費用対効果が得られない、から始まって、日本の教育の平等主義の弊害、さらには、教員免許の必要性はないのではないかという教育関係者から見ておそらくはタブーであろうトピックまでを明快に語る様は爽快ですらあります。それほど厚い本ではないので、表面的な説明に終わっているのがちょっと残念ですが(だからこそ気軽に読めるということにもなりますが)、根拠のない一般的常識や、経験則によるのではなく、エビデンス(科学的根拠)に基づいているだけに説得力があります。

ところで、二冊とも非認知能力の重要性を明言していると書きましたが、実はこれは当たり前で、両方ともシカゴ大学のヘックマン教授の研究を基にしているから。実は、この『「学力」の経済学』と前後して、当のヘックマン教授の著書「幼児教育の経済学」が翻訳・出版されたようです(原題は"Giving Kids a Fair Chance")。これはまだ未読なのですが、是非読んでみたいと思います。
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2015年06月03日

スマートな分煙

秋葉原UDXに移るに際し、ヤヨイドオリも含め、様々な新しい取組みを行いました。総じて言えば、やってよかったと思いますし、大満足。今回ご紹介する設備も導入してよかったと思う一つです。

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これはクリーンエアという会社の分煙キャビン。これがヤヨイドオリの一画に設置されています。これは結構スゴい設備です。写真の通り、オープンなのですが、煙を全てキャビン内で吸引して処理する仕組みになっています。実際、全く臭いません。

私は正直に言って、煙草が苦手です。生まれてこの方、吸ったことがありません。嗜みとして葉巻を吸うことはありますが、結構むせてしまいます(笑)。もちろん、煙草が好きな人がいることもわかりますし、お酒の席では周りが煙草を吸っても気にしません。ただ、煙草を吸わないこともあって、煙草の臭いには敏感です。私の場合、半径20m内ぐらいの臭いを敏感に感じてしまいます。しかし、このクリーンエアがあれば、その私でも全く気になりません。

前の本社である神田では、5Fの一区画に喫煙室がありました。新本社である秋葉原UDXでも、実はビル全体の共用部である5Fに喫煙室があります。当初はそこを使ってもらえばいいと考えていましたが、色々と協議した結果、弥生のオフィスの中にも喫煙スペースを設けることとしました。理由は二つあって、一つは共用部の喫煙室に行って帰るだけで結構な時間のロスになること、またもう一つは、喫煙室の中が煙モクモクなために、煙草の臭いが、帰ってきた後も付きまとうこと。

ただ、単純に喫煙室を作るのは、結構場所も必要ですし、芸がない。ちょうど、どのオフィスにするか内覧をしている中で出会ったのが、このクリーンエアです。ある会社のオフィスに設置されており、実際にそこで煙草を吸われていたのですが、そばにいても全く臭わない。正直驚きました。

このクリーンエアは、もともとスウェーデンで煙草を吸わない人によって開発されたのだそうです。これはおススメです。気持ちよく分煙できるというのが最大のメリットですが、もう一つのメリットは、今誰が吸っているのかが可視化できること。閉じられた喫煙室だと、ブラックボックス化してしまい、今誰々さんがどこにいるのかわからなくなってしまいますが、このキャビンだと一目瞭然です。

あえて難点を言えば、月々のメンテナンス費用がそれなりにかかること。言い方を変えれば、ビジネスとしてもよく考えられています。ただ、メリットを考えると、導入の価値はあると感じています。
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2013年09月09日

東京オリンピック

2020年の東京でのオリンピック開催が決まりました。今の日本にとって、とても素晴らしいニュースだと思いますし、個人的にも早くもワクワクしています。

正直に言えば、前回(16年大会)の招致活動の際にはかなり醒めた目で見ていました。日本で開催するよりも、国の発展過程において大きなステップとしてオリンピックを活用できる国の方がいいのではないかと。前回の東京オリンピック(1964年)は、敗戦からの急速な復興を成し遂げた日本にとって、さらなる発展への大きなステップになりました。最近で言えば、2008年の北京(中国)がいい例ですし、前回決まったリオデジャネイロもブラジルにとって大きなステップとなるでしょう。その観点で言えば、今回はイスタンブールが妥当だったように思います。

ただ、前回とは違い、今回は、是非東京で開催したいと思うようになりました。何故か、と改めて考えてみると、2011年の東日本大震災が大きなきっかけになっているような気がします。東日本大震災は、甚大な被害をもたらしましたし、まだそこからの復興の途上にあります。ただ、同時に、東日本大震災は(誤解を恐れずに言えば)日本という国の素晴らしさを私たち自身はもちろん、国際的にも再認識するきっかけになりました。

あれだけの災害から、社会的な混乱を招くことなく、立ち直った日本(被災地の復興はまだまだこれからですし、原発の問題もありますが、日本全体として言えば)。それは私たちが想いを一つにしたからこそできたことです。そういった意味で、東日本大震災は、私たちにもまだまだできるんだ、ということを思い起こさせてくれたような気がします。

東京開催決定を受けて、安倍総理が、「15年間続いたデフレや縮み志向の経済を五輪開催を起爆剤に払拭していきたい」と仰られましたが、確かに私たちは「縮み志向」に囚われていたような気がします。所詮日本は峠を越えた国、これから発展する国に道を譲って…

東京オリンピックによって、日本が再び10%の高成長軌道に乗ることはないでしょう。ただ、成熟した国の一つのあり方を世界に示すことはできるのではないかと思います。経済一辺倒ではなく、国民の幸せ、国際社会への貢献、そして何よりも地球環境との融和をバランスさせた皆が住んでみたいと思う国(そういう意味では原発問題が明らかに最大の課題です)。2020年、日本がどのような国になっているかが本当に楽しみですし、それが少しでも良いものになっているように個人的にも努力したいと思います。2020年、東京でのオリンピックは本当に素晴らしかったと全世界の人に思ってもらえるように。

PS. 今回譲ってもらったというわけではないのですが、2024年は、やはりイスタンブールで初のイスラム圏での開催となるといいなと思っています。
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2013年07月23日

ネット選挙

日曜日の参議院議員通常選挙は概ね事前予想通りの結果となりました。今回はネット選挙運動が解禁されて初の国政選挙となりましたが、事前に言われていた程にはネットの存在感はなかったと言われています。複数の政党が主にネット上でのみ活動するネット候補を擁立しましたが、結果は期待外れ。また、産経新聞によると、ネット上での情報発信(選挙期間中のツイッター、フェイスブック、ブログの総件数)が多かった候補トップ10は全員落選だったそうです。

今回はネット選挙運動が解禁といっても、一般人の目からは「?」な制約も多く(SNSのメッセージはokだけど、電子メール送信はダメですとか)、ネットを充分に活用しきれなかったという面もあると思いますが、やはり現時点ではネットだけで投票につなげるのは難しいのでしょうね。これまで通りのリアルでの選挙運動があり、それをネットで補強するのはありでも、ネットだけでは投票にはなかなかつながらない。

一方で、今回はネット選挙運動の負の側面、すなわち、ネガティブキャンペーンも目立ったようです。もっともこれはアメリカではTV広告でバンバンやっていますし、ネットだからということでもないのでしょうが…

色々と課題も見えてきた選挙でのネット活用ですが、今後回数を重ねるにつれ、より活用され、当たり前のものになっていくのだと思います。一時的や、部分的には負の側面があっても、うまく使いこなすことによって正の側面をどこまで引き出すことができるか。

個人的には、いつかは、ネット選挙運動ではなく、ネット選挙、すなわち、ネットで投票できるようになって欲しいと思っています。もちろんこれも課題を挙げれば山ほどありますが、越えられないカベではないでしょう。低下傾向にある投票率を引き上げることができるでしょうし、もっと言えば、今とは異なる投票方式を可能にすると考えています。例えば、今のように政党や候補者に投票するだけではなく、日本にとって重要な選択肢についても投票を行い、国民の意志を示す(普通の選挙と国民投票をセットでやるようなイメージですね)。

ネット選挙の究極は毎回国民投票によって国としての意思決定を行う直接民主制でしょうね。ただ、国民の声はどうしてもその時の風潮に流されがちな部分もありますし、直接民主制になれば全ての問題が解決するとも思えません(下手をすれば衆愚政治になる可能性もあります)。やはり、私たちの代表者である国会議員が、大局観に基づいた意志決定を行うことによって、「この人たちに任せて良かった」と思えるような政治であって欲しいなと思います。宜しくお願い致します > 国会議員の皆さま。
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2013年07月19日

選挙に行こう 2013

今週末(日曜日、7/21)は参議院議員通常選挙です。本ブログはノンポリ(古い表現ですね…)をポリシーとしており、原則として政治に関する話題は取り上げないことにしています。ということで、それぞれの政党の政策を分析したり、自分がどの政党や候補に投票するつもりかについては書きません。今回に関しては、まだ色々と迷っており、自分自身どうするか決められていないという事情もありますが。改憲、原発政策、TPPなど論点はいくつかありますが、全てにおいて自分の考えと一致というのはなかなか難しいですね。何を重視するか。

ただ、やはりこれだけはお伝えしたいのは、是非選挙に行って投票しましょうということ。私も必ず投票します。せっかくの週末だし面倒くさいという人もいれば、自分が投票したところで結果は変わらないという人もいるとは思います。でも、この投票で、私たちの将来が決まるんです。それに自分が投票したところで結果は変わらないなんてことはありません。選挙は一票一票の積み重ね。

今回からネット選挙が解禁(正確に言えば、ネットで投票ができるわけではないので、ネット「選挙運動」の解禁ですね)され、ネットで様々な情報を目にする機会も増えました。一方で、正直盛り上がりに欠ける気がするのは私だけでしょうか。今回は、大きな流れがある程度予想がつき、なおかつ、選挙公示前から、選挙直前である現在まであまり動きが見られない、要は「結果はわかっているよ」というムードがあるような気がします。

それでも、やはり私たち一人一人が投票という行動によって、私たちの意志を示すことが重要だと思います。国会議員の皆さんは私たちの代表です。白紙委任(良く言えばですね、悪く言えば丸投げ)ではなく、私たちの意志をキチンと示した上で、私たちの代表としてこの国の舵取りを託したいと思います。
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2012年12月26日

暦の終わり

マヤ歴の最後の日が特に何も起こることなく終わりました。まあ、もともと次のサイクルの最初に入るだけとも言われていましたので、何の驚きもないのですが(でもちょっとだけ、何か起こるかも、と期待?していたのは内緒です)。区切りという意味では、年末もそうですね。12月31日が終わったところで、何もなかったように次の1月1日が始まるだけですし、12月31日と1月1日は寒さも日の長さもほぼ同じ。でも、そこに大きな違いを見出すのですから、面白いものですね。12月31日はいよいよ千秋楽。1月1日は新たな年の幕開け。12月31日はしみじみ。1月1日はわくわく。

自然は途切れることなくその歩みを止めることはありませんが、そこに終わりと始まりという区切りを設けたくなるのが人間の習性でしょうか。ただ、やはり一年を振り返り、また新年に心機一転思いを新たにするというのはいいことだと思います。残念ながら、まだバタバタしており、落ち着いて振り返るところまで行っていませんが…

そういった意味で、年賀状の準備は、毎年の最後の大仕事で、苦しいながらも、色々と振り返る良い機会です。宛先リストを更新しながら、ああ、そう言えばAさんは転職されたんだ、あ、ということはBさんと同じ職場じゃないか、などなど、その人のことを思い返すいい機会です。ここ数年は、昔にお世話になった方が仕事から引退されるというケースもちょこちょこと出るようになってきており(歳をとったということですね)、その方のお蔭で今の自分がある、と振り返る機会にもなります。念のためですが、年賀状の宛先リストの整備にはそれなりに労力はかけているものの、なかなか完璧とはいきません。なんで自分のところに来ないんだ、という方は是非ご一報を。

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最近はFacebookなどでつながっている方も多く、Facebookで皆さん今年も有難うございました、と投稿すれば済んでしまいそうです。実際、10年後も今と同様に年賀状を書いているかというと微妙ですね。ただ、お一人おひとりのことを考える機会としての年賀状もなかなかいいな、と思う年の瀬です。
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2012年12月14日

選挙に行こう

今週末(12/16)は衆議院議員総選挙です。本ブログはノンポリ(古い表現ですね…)をポリシーとしており、原則として政治に関する話題は取り上げないことにしています。ということで、それぞれの政党の政策を分析したり、自分がどの政党や候補に投票するつもりかについては書きません。

ただ、どうしても書きたいのは、是非選挙に行って投票しましょうということ。せっかくの週末だし面倒くさいという人もいれば、自分が投票したところで結果は変わらないという人もいるとは思います。でも、この投票で、私たちの将来が決まるんです。それに自分が投票したところで結果は変わらないなんてことはありません。選挙は一票一票の積み重ね。

所詮変わらない、そう諦めてしまったら、何も始まりません。確かに自分の一票だけで世の中を変えることはできません。でも、その一票一票が積み重なれば、かならず変えることはできます。子どもを持つ親として、日本の将来を諦めるわけにはいきません。
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2012年12月05日

……きこえますか…

……きこえますか…きこえますか…個人事業者の…みなさん…弥生です…今…あなたの…心に…直接…呼びかけています…いよいよ確定申告が…近付いて…きました…準備は…お済みですか…

先週のTBSテレビ宣伝部(@tbs_pr)のツイートが評判を呼んでおり、様々な模倣? リスペクト?作品を生んでいるようです。もうブームが収束しつつあり、乗り遅れた感もあるのですが、恥も外聞もなく、リスペクト(笑)しようとしていたところ、ユーザーの方に先を越されてしまいました。
……聞こえますか…弥生会計です…あなたの脳内に…直接…呼びかけています…いますべき事は動画をアップ事では…ありません…仕訳です…私に経費を入力するのです…聞こえますか…
− tripshotsさん (@tripshots) 12月 3, 2012


うーむ、うまい… そう思ったのは私だけではないようで、リツイートも複数。でも、これ結構応用が効きそうですね。

……聞こえますか…弥生会計です…あなたの脳内に…直接…呼びかけています…いますべき事は○○○○○では…ありません…仕訳です…私に経費を入力するのです…聞こえますか…

○○○○○には色んなものが入りそうです。そういう意味では、仕訳だけでなく、昨日のブログでちょっと書いた年賀状作成なんかもそうですね。

……聞こえますか…年賀状です…あなたの脳内に…直接…呼びかけています…いますべき事は…ブログを書くことでは…ありません…宛先作成です…名刺を…整理するのです…聞こえますか…

さっ、頑張りましょう(笑)。
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2012年04月01日

社名変更のお知らせ (April Fool!)

業務ソフト「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社は、本日4月1日、社名の変更を発表しました。弥生会計をはじめとする弥生製品は誰にでも「かんたん、やさしい」と大変好評を頂いており、お陰様で、前期(2011年9月期)は過去最高の業績を達成することができました。今期に入ってからも、新製品「弥生 12 シリーズ」の販売は順調に推移しており、高いシェアをさらに伸長することができています。

今回、さらなる成長に向けた決意を社内外に示すために、社名を変更し、心機一転、次のステージに向けて邁進することになりました。新社名の選定にあたっては、「次のステージ」を表すために、「古墳株式会社」(弥生時代の次は古墳時代)、「卯月株式会社」(旧暦の弥生の次は卯月)、そして、「根津株式会社」(文京区弥生の右隣は根津)の三案から、社員一同による投票を行いました。

社員投票の結果は、「古墳」が0票、「卯月」が1票、「根津」が0票であり、残りは全て無効票でした。無効票には「ありえない…」といったコメントが多く見られましたが、次に進む決意を明確に示したいというトップの一声により、最多得票であった「卯月」に決定致しました。

つきましては、本日4月1日より、弥生株式会社は「卯月株式会社」と社名を変更することとなりましたので、ここにお知らせさせて頂きます。なお、混乱を避けるために、製品名につきましては、弥生会計をはじめとする弥生ブランドを継続致しますので、ご安心ください。

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posted by 岡本浩一郎 at 09:17 | TrackBack(0) | その他

2011年04月18日

チャリティ・イベントのご紹介

私がかつてお世話になったボストン コンサルティング グループの日本代表、御立(みたち)さんが来る4/28(木)にチャリティ・イベントを開催するそうです。その名もチャリティ「落語×ビジネス」3人会

御立さんは、テレビ東京のWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)でも定期的にコメンテーターをされていますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。この話を聞いた時に、ええっ、あの御立さんが落語をするの!?と驚きました。結構多趣味ということは知っていましたが、まさか落語とは。ただ、実際のところ御立さんご自身が落語をやるのではなく、「落語家の立川志の吉さんと公認会計士で講演・著書など多数の田中靖浩さんとご一緒に講演(のようなこと)をする三人会」ということです。

もともと公認会計士の田中さんが行われていた「まぜるな危険!」というイベントの番外編という位置付けのようです。これまでに行われたいたイベントの概要を見ると、なかなか面白そうです。

本当は私も参加したいのですが、どうしてもはずせない先約があり、残念ながら参加できません。ただ、せっかく面白そうなイベントです(しかも連休の前夜です)し、入場料が全て寄付に充当されるという社会的意義の高いイベントでもありますので、お時間の都合の付く方は是非ご参加下さい。

我々にできることって、色々とありますね。色々な方の色々な支援の形を見るにつけ、刺激を受けています。弥生としても、私個人としても、何ができるか、もっと考えないと!
posted by 岡本浩一郎 at 18:53 | TrackBack(0) | その他

2011年04月01日

社長交代のお知らせ (April Fool!)

業務ソフト「弥生シリーズ」を提供する弥生株式会社は、本日4月1日、社長の交代を発表しました。

代表取締役社長の岡本 浩一郎は2008年4月に就任し、丸3年が経過しました。過去3年間、社員と共に、開発の強化、マーケティングの強化、顧客サービスの強化のために、愚直な実践を続けた結果、弥生は今9月期において、過去最高の売上を達成できる見込みです。一度は揺らぎかけていた弥生ブランドを再確立し、「よい会社」としての弥生の再生が果たせたものと考えています。
 
今後弥生が「よい会社」にとどまることなく、「すごい会社」になるために、今回社長を交代し、さらなる飛躍を目指
すこととなりました。新たに代表取締役社長に就任する岡本 浩二郎は、岡本 浩一郎の一卵性双生児であり、外観からは全く見分けがつきません。岡本 浩二郎は新社長就任にあたり、「岡本 浩一郎社長の後をつぐことは大きなプレッシャーですが、前社長の想いを受け継ぎ、社員の力をあわせ、パートナーの皆さまのお力も借りながら、これまで以上にお客さまに貢献することのできるすごい会社を目指したいと思います。」と抱負を語りました。
 
なお、岡本 浩二郎は、「岡本社長だと前社長との区別がつきませんので、『その2』、『2.0』『バージョン2』などと
呼んで欲しい。」と語っています。



 


……… Happy April Fool's Day! こんな時だからこそ楽しく!

posted by 岡本浩一郎 at 16:44 | TrackBack(0) | その他