2022年04月15日

いよいよ本当の最終日

確定申告の(個別延長後の)期限は4/15(金)。いよいよ本日となりました。また、e-Taxの接続障害で期限内に電子申告ができなかった場合には、その旨を申告書の特記事項へ記載することで、期限後の申告が認められていますが、その措置も本日、4/15(金)までとされています。

新型コロナウイルス感染症の影響で申告期限を個別に延長する場合も、e-Taxの接続障害で期限後に電子申告をする場合にも、特記事項に記載する必要があります(前者は「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」、後者は「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」)。詳細は前回お話しした通りとなりますので、ご確認ください。

なお、これまでは所得税の確定申告を念頭にお話ししてきましたが、消費税の確定申告については若干注意が必要です。消費税についても、新型コロナウイルス感染症の影響で申告期限を個別に延長することが認められていますが、e-Taxの接続障害はあくまでも所得税の確定申告期限で発生した問題であるため、これを理由にした消費税の確定申告期限延長は認められていません。

新型コロナウイルス感染症の影響で消費税の申告期限を個別に延長する場合には、申告書に記載する住所欄(建物名)に「(新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請)」と記載します。こちらも前回ご紹介した弥生のサポート情報でご説明しておりますので、ご確認ください。

また、これも前回お話しした通り、個別延長時には、申告日が納付期限日となりますので、注意が必要です。仮に金融機関で納付を予定している場合には、まず今日の営業時間内に納付を済ませてしまいましょう。期限ぎりぎりでの申告については、これまでにもお話ししてきていますが、郵送、税務署の時間外収受箱への投函、e-Tax、それぞれデッドラインとなる時間が異なります。今日中に申告を済ませられるよう、何をいつまでに行うか、再確認しておきましょう。

なお、タイトルは「本当の最終日」としていますが、4/16以降も新型コロナウイルス感染症の影響が続き、申告等ができなかった場合は、申告等ができるようになった日から2ヶ月以内に「災害による申告、納付等の期限延長申請書」を所轄の税務署に提出することで、個別の延長が認められるようです。まさに今、新型コロナウイルス感染症の療養中であり、申告書作成ができないといった場合にはこの方法をとればいいですから、無理をする必要はありません。くれぐれもお大事に。
posted by 岡本浩一郎 at 12:03 | TrackBack(0) | 税金・法令

2022年04月13日

こちらもお忘れなく

確定申告の(個別延長後の)期限が4/15(金)ともう目の前に迫っています。また、e-Taxの接続障害で期限内に電子申告ができなかった場合には、その旨を申告書の特記事項へ記載することで、期限後の申告が認められていますが、その措置も4/15(金)までとされていますので、注意が必要です。

いずれの場合にも、申告書の特記事項に記載が必要になります。まずは、新型コロナウイルス感染症の影響で申告期限を個別に延長する場合。申告書を紙で提出する際に、申告書の右上の余白に「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」と記載する必要があります。また、e-Taxで提出するのであれば、特記事項として、「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」と入力する必要があります。

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次にe-Taxの接続障害で期限後に申告をする場合。この場合は、紙での申告という選択肢はなく、e-Taxでの提出に限定されますが、この際にも、特記事項として「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と入力する必要があります。

弥生製品でこれらの記載を行う方法については、こちら(やよいの青色申告 22やよいの青色申告 オンラインやよいの白色申告 オンライン)のサポート情報をご確認ください。

なお、一点ご注意いただきたいのは、これらは申告期限「および」納付期限の延長申請ということです。つまり、この方法によって、申告をした瞬間に、その日が申告期限となり、同時に、納付期限となります。ですから、金融機関で納付するつもりで、今日夕方に延長申請とともに申告をすると、その瞬間にその日が納付期限になる一方で、もう金融機関が営業していませんから、納付期限内に納税できないという「詰んだ」状態になります。

これを避けるためには、予め納税を済ませた上で延長申請および申告を行う、もしくは、常におススメなのは、預貯金口座からの振替納税とすることです。今回延長申請を行った方の預貯金口座からの振替日は、5/31(消費税に関しては5/26)となっています。

もっとも、新規に振替納税の利用を希望される方は、申告の日までに所轄の税務署へ「預貯金口座振替依頼書」を提出する必要があるため、やはり詰んでしまうのですが…。今日であれば、まだ2営業日ありますから、早々に預貯金口座振替依頼書を提出する、あるいは予め金融機関で納付するなど、打つ手はあります。これが最終日の4/15(金)になると本当に詰みかねないので、くれぐれもご注意ください。
posted by 岡本浩一郎 at 17:37 | TrackBack(0) | 税金・法令

2022年04月11日

そろそろ最後の追い込み

4月も中旬になりました。何かお忘れではありませんか? そう、確定申告の(個別延長後の)期限が4/15(金)ともうすぐそこまで迫っています。もともとの期限である3/15までに申告を済ませていない方は最後の追い込みが必要なタイミングです。ちなみに、e-Taxの接続障害で期限内に電子申告ができなかった場合には、その旨を申告書の特記事項へ記載することで、期限後の申告が認められていますが、その措置も4/15(金)までとされていますので、注意が必要です。

ところで申告と言えば、来年1月から申告書に大きな変化があります。とは言っても、本ブログを読んでいただいている方にはあまり影響はないと思いますが。

大きな変化と言いつつ、あまり影響はないとは、何なんだと思われるかもしれませんが、来年(2023年/令和5年)1月より、確定申告書Aが廃止され、確定申告書Bに統一されるのです。

ご存じの方も多いかと思いますが、所得税の確定申告書には申告書Aという様式と、申告書Bという様式が存在します。この二つのうち申告書Bが基本となり、給与所得だけではなく、事業所得や譲渡所得などすべての所得に対応しています。これに対し、申告書Aは、申告する所得が給与所得や公的年金等・その他の雑所得、総合課税の配当所得、一時所得のみの方が使用できる(要は会社員と年金受給世代向け)いわば簡易版です。

事業所得については申告書Bでしか対応していないため、弥生シリーズでは申告書Bの様式のみに対応しています。このため、弥生のお客さまへの影響はないということになります。

実は申告書Aと申告書Bの一本化への布石は少し前から打たれていました。2020年(2019年分/令和1年分)の申告書Bでは、一枚目(第一表)の左下にある所得から差し引かれる金額(所得控除)の項目が大きく見直しになりました。項目が新しく追加になったわけではないのですが、並びが大きく変わり、途中に「(10)から(20)までの計」という小計行が追加されました。これは実は申告書Bの所得控除の記入欄を申告書Aに合わせたものです。

つまり申告書Bの所得控除の記入欄を申告書Aに合わせ、より簡易的な記入(給与所得があり年末調整を受けた方で、年末調整で適用された控除のままでいいという方は、小計行だけ記載すれば、生命保険料控除などの内訳を書かなくてもよい)を認めるようにしたのが第一ステップ。それを受けての第二ステップということで、来年から申告書Aを申告書Bに吸収するということです。

これまで申告書Aと申告書Bの二つが存在し、国税庁として両方の準備が必要だったわけですが、来年からは一つだけ準備すればいいということになり、大きく省力化されることになります。国税庁の申告作成コーナーでは、必要な項目のみ記入する方式となり、紙の様式の重要性が相対的に下がってきました。結果的に、できるだけ簡素な様式で確定申告のハードルを下げるという役割を担ってきた申告書Aですが、その役割を終えたということなのかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 21:39 | TrackBack(0) | 税金・法令

2022年04月07日

同じ環境

これも春だから心機一転ということではないのですが、PCの入れ替えにあわせ、オフィスでのPC環境を全面的に見直しました。端的に言えば、自宅でのPC環境と全く一緒になるように揃えました。ディスプレイ、キーボード、マウス、Webカメラ、そしてスピーカー。

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特に変えたいと思っていたのが、ディスプレイです。自宅で利用しているディスプレイは新型コロナウイルス禍の初期に苦労しながら手に入れた27インチの4K(3840×2160)ディスプレイ。オフィスではもともと、WQHD(2560×1440)という比較的スペックの高いディスプレイを利用していたのですが、解像度が異なれば、文字の大きさやウィンドウの配置が大きく変わります。4Kという広い画面ではきれいに収まっていたウィンドウたちが、オフィスのディスプレイでは収まりません。オフィスに出勤した際の朝にまずはウィンドウの配置を見直す、というのがちょっとした手間ではあってもストレスになっていました。

今回、自宅とオフィスのディスプレイを全く同じものにすることによって、このストレスがなくなりました。自宅でもオフィスでも同じものが同じように表示される。ちょっとしたことですが、非常に快適になりました。

折角なので、キーボードやマウスなども全面的に見直しました。キーボードは多分20年弱は使っていたモノ。プラスチックが劣化し、痛々しい見た目だったのが、すっきりしました。世の中にはキーボードはこれでないとと徹底的にこだわる方もいらっしゃいますが、私はあまりこだわりはありません。静かでさえあれば、あとはモノにこだわるというよりは極力同じものを使いたいというタイプ。結果的に特別なものではないのですが、同じキーボードをずっと使い続けてきました。今回は、自宅とオフィスを統一することで、自宅でもオフィスでも全く同じキーピッチ、キータッチとなり、快適です。

写真ではディスプレイ下に写っているスピーカーですが、どこかで見たことがあるという方、するどい。実はこれは最初は自宅に導入したものです。ただ、全体として白基調の中で黒というのがちょっと気になっていたこと、そこに新たに同じスピーカーの白バージョンが追加で発売されたことから(あとはFacebook上で友人にそそのかされたというのもあるのですが、笑)、自宅には新たに白いスピーカーを導入し、黒いスピーカーはオフィスに持ってきました。以前オフィスに置いていたPCスピーカーは、アメリカで買ったものなので、実に30年弱使ってきたもの。私は新しモノ好きでもありますが、同時に物持ちはいい方です。意外かもしれませんが(笑)。

オフィスでもWeb会議が多いため、ちゃんとしたスピーカーがあると聞きやすくてラクです。Web会議用には、Webカメラも新調しました。これも自宅で利用しているものと同じです。ただ、既にお気付きかと思いますが、自宅は全て白で統一しており、これに対し、オフィスは全く同じデバイスですが、全て黒で統一しています。

「まん防」が明け、オフィスへの出勤の頻度も徐々に増えてきています。とはいえ、昔の働き方に戻ることはありません。ずっとオフィスではなく、自宅とオフィスの組み合わせが、最も効率がよいことがわかっています。自宅でもオフィスでも、効率よく働くためには、こうやって環境を揃えるというのも有効なのではないかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:40 | TrackBack(0) | 弥生

2022年04月05日

再びVAIO

春になって心機一転ということでもないのですが、先日会社のPCを入れ替えました。

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入れ替えたのはこちら。再びのVAIOです。以前お話ししたことがありますが、私は2000年からVAIOを愛用してきたVAIOファンです。VAIOがソニーから独立したという不安もあり、2013年からSurface Proに浮気(?)したものの、2019年の5月にVAIOに戻りました。

仕事用のPCはこれまで、だいたい2年半から3年ぐらいで入れ替えてきていますので、今回の3年弱というのも、いつものペースです。3年弱というと少し短いと思われるかもしれませんが、自分の生産性を直接的に左右する道具だけに、ここは惜しむべきではないと思っています(逆に自宅で利用しているMacはそこまでの生産性を求めていないので、いまだに2017年モデルです、笑)。

今回PCを入れ替える際に、新しいPCをどうしようか考えたのですが、これまで使っていたVAIO(VAIO SX, 法人向け型番はVAIO Pro PK)が、パフォーマンス、インターフェイス、持ち運びやすさという部分がちょうどいいバランスと感じていたため、今回もVAIO SX(VAIO Pro PK)です。

情報システム部のAさんからは気を遣って(?)、VAIOの最上位機種であるVAIO Z(法人向けはVAIO Pro Z)はどうですか、と言われたのですが、最上位機種だけあってかなり高め。上では惜しむべきではないと書いたものの、スペックと値段を比較し、今回もVAIO SX(VAIO Pro PK)ということになりました。

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その代わり一点だけ拘らせてもらった(数少ない社長の特権、笑)のが、今回もPCの色。前回もブラウンという珍しい色でしたが、今回は「勝色」(かちいろ)。写真ではわかりにくいと思いますが、濃い藍色です。VAIOのコーポレートカラーなのだそうですが、勝色という名前は、藍を濃く染みこませるために布を搗つ(かつ)ことが由来とされ、「勝ち」につながる縁起色として武具に多く用いられてきたのだそうです。コーポレートカラーではあるものの定番色ということではなく、昨年の秋から数量限定で発売された特別仕様です(ちなみに私が入手したモデルは既に売り切れた?模様)。実際に見ても深みのあるいい色です。日ごろから戦っている(何と!?)社長としては、「勝」という名前、そして弥生のコーポレートカラーは、色合いはだいぶ異なりますが、藍ならぬ青ということで、もうこれしかないでしょう、と選択しました。

PCはたかが道具ですが、されど自分の生産性を左右する大事な道具。この先3年ぐらいは、勝色PCで確実に「勝ち」と「価値」を追求していきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 21:13 | TrackBack(0) | 弥生

2022年04月01日

弥生へようこそ! 2022

いよいよ4月。4月ならではの楽しみなイベントとして、そう、今日は新卒新入社員の入社式を開催しました。

「まん防」は解除されましたが、出社する必然性がない限りはリモートワークということで、私自身2週間ぶりの出社となりました。今日は、入社式があり、また本日付で入社される中途入社の方も多く、各部署ともその受け入れのため、出社人数は多め。久しぶりに活気のあるオフィスです。

正直に言うと、2週間ぶりの出社ということで、出社前はやや気分が重かった(仕事というよりは、電車での通勤ですね)のですが、オフィスに来てみれば久しぶりに顔を合わせる人も多く、ウキウキです。特段何を話すのではなくても、顔を合わせて「お疲れさま!」というだけでも嬉しいものです。

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さて、今年の入社式では無事に6名の新卒新入社員を迎えることができました。引き続き一人ひとりにしっかり向き合える規模を目指しており、その結果少人数ではありますが、間違いなく少数精鋭です。今年も少人数ならではということで、入社辞令は「以下同文」ではなく、一人ひとりしっかり読み上げてお渡ししました。辞令の後の握手は今年も残念ながらできませんでしたが。

昨年もそうでしたが、新型コロナウイルス禍での就職活動、そして今回の入社式。少し前にはウクライナでの戦争も現実のものとなってしまい、社会全体としてますます混迷期にあるように思います。そういった環境で社会に出ることには大きな不安もあるものと思います。もっとも、社会が大きく変わるということは、大きなチャンスも意味しています。実際、新型コロナウイルス禍前にはあくまでも例外だったリモートワークが、今や当たり前になっています。良くも悪くも、これまでの当たり前が今後の当たり前ではありません。

チーム弥生として、今回入社した6名の皆さん(+もちろん中途入社の方も)がチーム弥生の一員としてしっかり活躍できるよう、そしてやがては弥生を通じて社会を変えていく存在になれるよう、しっかりサポートしていきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 16:43 | TrackBack(0) | 弥生

2022年03月30日

経理の日 2022

明日3/31は経理の日です。期末&月末ということで、日本全国でビジネスの土台である会計や請求といった経理業務に携わっている方々に敬意を表する日。3&31ということで、3月の「弥生」と月末(晦日)の「Misoca」が一緒になったことを記念して2016年にできました(日本記念日協会によって、ちゃんと記念日として認定されています)。早くも今年で7回目の経理の日ということになります。

本ブログでもお話しした通り、一昨年7月に会社としての弥生(弥生株式会社)とMisoca(株式会社Misoca)は合併しており、今では弥生株式会社の下でのONE TEAMです。経理の日は、このONE TEAMの想いを表す日として大事な一日です。

かつての経理の日は、ヤヨイヒロバでお客さまにも参加いただくイベントを開催していましたが、新型コロナウイルス禍においてはそうもいきません。新型コロナウイルス禍初期の一昨年は、物理的なイベントを企画していたものの、急遽オンラインでできることだけに絞らざるを得ませんでした

昨年、そして今年はオンラインを前提として色々な企画を練っています。今年の特設サイトはこちら。見ていただければお分かりいただけるかと思いますが、経理LOVE/会計LOVEが溢れた特設サイトになっています。

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お金×ファンタジーの話題マンガ『女騎士、経理になる。』原作者のRootportさんの「会社を人間の身体に例えると、経理は自律神経のような存在でしょうか。対して社長は脳、営業は手足、財務部は心臓、お金の流れは血液といったところです。」という例えには思わずうんうんと頷いてしまいます。

スモールビジネスの経理担当者525人に聞いたアンケートで、「経理の仕事/経理として働くことは好きですか」という質問に対し、実に8割弱の方が「はい」と答えているのは、皆さんの会計や経理に対する愛を感じます。現役経理・財務担当者3名の座談会も「経理大好き!」満載です。「仕訳って本当にすばらしい」「会計のしくみには惚れ惚れします」というのは、会計や経理に携わるものとしては同感です。

期末&月末ということで、経理担当者の方もお忙しいと思いますが、息抜きがてらご覧いただければと思います。4/13(水)締め切りのプレゼント企画もありますので、ご応募をお待ちしております。

一点気になるのは、先ほどのアンケートで、「今の働き方に満足していますか」という質問に対し、満足している/やや満足しているという回答が53.5%とやや低かったことでしょうか。経理や会計の仕事は好き、でもリモートで完結できない、月末や月初は残業が増えがちといった問題意識があるのかと思います。弥生としては、経理や会計の仕事はもちろん好き、また、自分のペースで効率よく仕事ができ、働き方にも満足しているという方が大多数になるよう、もっと頑張らなければならないと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:04 | TrackBack(0) | 弥生

2022年03月28日

ワクチン3回目

3/15の申告期限日が過ぎ、弥生カスタマーセンターへのお問合せ件数も目に見えて減ってきたとお話ししましたが、このタイミングで、私も少しペースダウン。本ブログは、過去ログを見ていただければ一目瞭然ですが、一月に10記事というペースで更新しています。3月の前半は申告期限に向けて更新がハイペースだったため、その分先週は1記事のみ更新とペース調整を行いました。

このホッと一息のタイミングで、ということで、先週は新型コロナウイルス・ワクチンの3回目の接種を受けてきました。PfizerPfizerときて、今回はModernaです。1回目/2回目に関しては副反応がキツいということで、Modernaを避けたのですが、3回目に関してはこの組み合わせだと抗体価が上がりやすいということで、あえてのModernaです。

会場はみなとみらいの横浜ハンマーヘッド。Modernaだからということもあるのかもしれませんが、予約は余裕で取れました。当日にも再確認したのですが、当日でも余裕で予約が取れる状況でした。横浜ハンマーヘッドは、ランニングで前を通る際に、集団接種で出入りされる方をよく見かけていたのですが、今度は自分が接種のために行くことになりました(さすがに走っては行きませんでした、笑。ざっくり片道3km、30分を往復歩きました)。

予約通りの時間に到着。やはりガラガラでした。接種に来る人よりも、スタッフの人数が多いような。3回目ということもあって、受付〜接種〜15分待機の流れもスムーズでした。職業柄(というよりも趣味かも)、どのようにオペレーションが設計されているか、興味津々で観察するのですが、1/2回目にもまして、全体としてオペレーションが洗練されてきていると感じました。例えば、スタッフが用紙を確認する際に、チェックすべき項目を確実にチェックできるように、該当項目だけがハイライトされて見えるカバー的なものが用意されていたり、15分待機も、待機終了時間を印刷するプリンターとそれをワンプッシュで起動するスイッチが用意されていたりと、オペレーション上のミスを防ぐ仕掛けが整備されていました。

私自身は理解できていないのですが、このオペレーション改善は地方自治体ごとにされているのでしょうか、あるいは国全体としてベストプラクティスの共有がなされているのでしょうか。地方自治体ごとに改善の努力をしているとすると、もったいないと感じました。もう一つの課題は、需要と供給のマッチングです。今回のように供給体制はしっかり整備されていても、ガラガラの状態ではもったいないと感じました。3回目の接種率は全国平均でまだ50%を超えていないので、本来はもっと需要があるはずだと思うのですが、3回目に関しては、供給体制は比較的早めに立ち上がったものの、3回目接種は2回目の6ヶ月後という時期的な制約で需要とうまくマッチできていないのかもしれません。

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さて、気になる副反応ですが、まあまあという感じ。2回目のPfizerと近い感じでした。接種当日は特段問題はなし。それでも早めに寝ることにしました。接種翌日、体温を測ると、わずかに熱があります。接種した腕以外は、痛いとか、辛いということはないのですが、だるいという感じ。日常生活に支障はないけれども、だるいため、バリバリ何かをするぞ、という気分にはなりません。それでも、一応当日に予定されていたタスクは(もともと最小限にしていたこともあり)こなすことはできました。まあ、でもだるいはだるいので、割り切って一日お休みとした方がいいかもしれません。

今年こそは日本脱出したいということをこの1月にお話ししましたが、この3月から、ワクチンを3回接種していることが確認できる証明書を保持している人は、一部の国からの帰国の場合を除き、日本への入国後の自宅等待機が不要となっています。まだ状況は流動的ですし、実際に行くかどうかの判断は迷うところではありますが、一歩前進ではありますね。
posted by 岡本浩一郎 at 21:49 | TrackBack(0) | パーソナル

2022年03月23日

他山の石

3/15(火)の申告期限日が過ぎ、弥生カスタマーセンターへのお問合せ件数も目に見えて減っています。正確に言えば、最終日である3/15(火)のお問い合わせもそこまで多くありませんでした。さすがに最終日まではもつれこまないように、最後の週末である3/12, 13とその翌日の3/14で終えた方が多かったのかと思います(もう一つの要因としては、今回は新型コロナウイルスの影響により個別申請での延長も認められていますので、最初から3/15を期限ととらえていない方も一定数いらっしゃったものと思います)。

期限日前日である3/14(月)からe-Taxの接続障害が発生しましたが、弥生カスタマーセンターへのお問合せがそこまで増えなかったのは、もう申告のピークが過ぎつつあったということだったのでしょうね(とはいえ、弥生側で確認できる送信エラー件数は相当な数であり、かなり多くの方に影響はあったことは事実です)。

既にご存じの方も多いと思いますが、3/18(金)に国税庁から障害に関する情報が更新されています。申告期限を越えても、申告書の特記事項欄に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載した上でe-Taxで送信することによって、申告期限内の取り扱いとなる、ということはこれまでにもお話してきましたが、この取り扱いの期限が4/15(金)までということが明確化されました。

また、期限内に同様の注記をして書面で提出するという方法も国税庁から示されていましたが、この場合、電子申告時の青色申告特別控除の優遇(65万円控除)が認められるかわからない状態でした。これについては、書面申告でも期限内に65万円控除の申告書を提出していればのままでも65万円控除が認められる、一方で、書面申告の際に55万円控除の申告書としていた場合には、4/15(金)までに、申告書の特記事項欄に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載した上で、改めてe-Taxで送信することによって、65万円控除が認められるということが明らかになりました

上記の特記事項への記載方法、また、e-Taxが正しく送信されたかどうかをメッセージボックスで確認する方法については、こちらでご案内していますので、ご確認ください。

どんなシステムでも、障害を100%避けることはできません。それは残念ながら弥生自身が痛感していることです。ですから、今回のe-Taxの接続障害を一方的に糾弾する気持ちにはなれません。むしろ国税庁(および担当ベンダー)担当者の心境を思うと同情しかありません。正直に言って、弥生自身も申告期限前は本当にひやひやしています。過去には、申告期限最終日にクラウド・プラットフォームで障害が発生し(プラットフォームの問題なので、弥生自身はどうしようもない)、肝を冷やしたこともありました(この時は数時間で障害が回復し、なんとかお客さまの申告を終えられる状態になりました)。

また、これは有難いことではあるのですがユーザー数が年々増えているため、結果的に処理性能が一時的に需要に追い付かないという事象も発生しています。基本的には先手先手で処理能力を増強するようにはしているのですが、需要の急増に追い付かず、一定時間、パフォーマンスが落ちてしまったという事象も発生しています。

もっとも、障害を避けることはできない、だけで片付けられる話ではありません。現実問題としてお客さまにご迷惑がかかるわけですから。仮に障害が発生したとしても、極力速やかに回復させる。その間も、お客さまに状況を正確にお伝えする、善後策を提示する。そういった観点では、今回の国税庁からの情報発信には大きな問題があったと思います(もちろん、内部的に障害を回復させるために全力で取り組んでいたということも重々承知はしています)。

今回の障害は弥生にとって他山の石です。同時に、システム安定稼働に向けた弥生(やその他業務ソフトベンダー)の日々の失敗や苦闘も国税庁にとっての他山の石になるのではないかと思います。国税庁も含め、業界として今回の障害から学ぶいいきっかけにしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:07 | TrackBack(0) | 弥生

2022年03月16日

DX推進フォーラム2022

申告期限日から一晩明けて、社内も少しだけホッとした空気が流れているような気がします(私自身がリモート勤務なので、「気がします」にとどまります、笑)。

昨日お話しした通り、一昨日からe-Taxの接続障害が発生しており、結局そのまま申告期限を迎えてしまいました。しかし今朝には、弥生側から見えるエラーログも激減していることを確認できました。その後今日16時には、国税庁から「16 日(水) 14 時現在において、自宅等からの e-Tax による受信は遅滞なく行われています」というアナウンスが出されました。

これも昨日お話ししたように、今回の接続障害を受け、申告書の特記事項欄に「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」である旨を記載した上でe-Taxを送信することによって、期限内の申告として認められるようになっています。いつまでこの延長申請が認められるかは発表されておらず、まだ時間はあるものと思いますが、もう再送信を試されてもいいのではないかと思います。

なお、申告は済ませたはずだけれど、本当に申告が受け付けられているかどうか不安という方は、e-Taxのメッセージボックスを確認すれば、申告が正常に受け付けられているかどうかの確認ができます。メッセージボックスを確認し、万が一申告が正常に受け付けられていないようであれば、上記のように「e-Taxの障害による申告・納付期限延長申請」と補記した上で再度申告を行いましょう。

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さて、今日はちょっとした告知を。直前での告知になって恐縮なのですが、明日17日(木) 13:00-16:30にオンラインで開催されるDX推進フォーラム2022というイベントで登壇します。全体のテーマが「中小企業が変わる、日本が変わる」となっていますが、私は基調講演の第2セッションとして、「デジタルインボイスが目指す商取引のDX(Digital Transformation)」というタイトルで30分ほどお話しします。ちなみに基調講演の第1セッションは、初代デジタル大臣の平井議員による「デジタル田園都市国家構想と日本企業のDX戦略」です。

今回の私の登壇は、弥生の社長としてというよりは、電子インボイス推進協議会(EIPA)の代表幹事としてということになります。インボイス制度の開始が来年の10月に迫り、そのうち考えようという将来の話から、そろそろ準備を始めなければならない話になってきました。ただ、このインボイス制度を単なる法令改正対応で終わらせるのはもったいないと考えています。単なる法令改正対応は、どちらかと言えばやりたくないこと、でも法令だから対応せざるを得ないこと。そういった法令改正対応で終わらせるのではなく、デジタルを活用することにより、業務の圧倒的効率化を実現する大きなチャンスだと考えています。

EIPAが商取引をどのようにデジタル化しようとしているのか、そしてどうやって業務効率化を実現しようとしているのか。是非聞いていただければと思います。DX推進フォーラムは無料のイベントですが、こちらで事前登録が必要になっています。後半のパネルディスカッションでは、BCG時代の同僚の高津さん(IMD 北東アジア代表)も登壇されるようなので、こちらも楽しみです。

# たった今地震がありました。震源が福島県沖ということで、とても心配です。
posted by 岡本浩一郎 at 23:51 | TrackBack(0) | デジタル化