2021年07月21日

ヤヨイロ

既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、弥生のコーポレートブログはこの春からnoteに引越しています。弥生のコーポレートブログは2016年9月にスタートし、4年半ほど続いたことになります。当初は一ヶ月に5本以上とまずまずの更新頻度でしたが、最近は一ヶ月に頑張って2本、ただちょっと油断すると投稿のない月もあったりと、やや疲れが見えていました(笑)。ということで(?)、心機一転のnote。6月には実に14記事とかなりのハイペースです。まあ、大事なのは続けることですね。

実は弥生では私のブログや新しくできたnote以上に頻繁に更新されているメディアがあります。それが社内報の「ヤヨイロ」。もともと私が弥生に入ったタイミングでは、「羅針盤」という社内報が存在しました。これが完全にリニューアルされたのが2016年10月のこと。あれ?、と思った方はするどい。そう弥生のコーポレートブログとほぼ同じタイミングで今の「ヤヨイロ」になりました。リニューアル前の羅針盤は記事をまとめて月に一回の発行だったのですが、ヤヨイロではブログ形式になって、随時記事がアップされる形式になりました(弥生のコーポレートブログとはほぼ同じタイミングで動き出しただけでなく、ほぼ同じ仕組みで動いていたりします)。

右側の過去ログを見れば一目瞭然ですが、私のブログは月10本のペースでアップしています。実は2014年までは、その時の弥生シリーズのバージョン(例えば弥生会計 14)にかけて月に14本をノルマにしていたのですが、さすがに本業(?)に支障がでるということで、以降は月10本のペースで続けてきています。月に10本というと、大変過ぎはしないけれども、まあまあ大変です。

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これに対し、ヤヨイロの2020年6月〜2021年5月の1年間の月平均投稿数は26本。これは掛け値なしにすごいことです。ただ、ヤヨイロは社内報だけに社外の方にお見せすることができないのが残念です…、と思っていたら、これからオープン社内報として毎月ピックアップしてnote上で公開するとのこと。

現時点ではオープン社内報始めます、という決意表明ですが、これを「スキ」していただけると、担当者もきっとやる気が倍増するのではないかと思いますので、ご協力をお願いします。今後のオープン「ヤヨイロ」にご期待ください。
posted by 岡本浩一郎 at 10:29 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月19日

開催レポート

6月から7月にかけて弥生の会計事務所パートナー(PAP)向けに開催したPAPカンファレンスの開催レポートを公開しました。本ブログでもお話ししてきましたが、今回のPAPカンファレンスはオンライン開催×2回、リアル開催×2回(仙台/札幌)というハイブリッドで開催しました。基本的にコンテンツは共通ですが、オンライン開催の回をもとに開催レポートとしてまとめています。

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当日使用した発表資料のダウンロードについてはPAP会員としてのログインが必要ですが、ビデオおよびビデオをもとにした書き起こしはどなたでもご覧いただけます。ビデオは短縮版ではなく、オンライン配信したそのままの尺です。当日は時間があわずにオンラインでも参加できなかったという方も、これでキャッチアップいただけるかと思います。

書き起こしは一字一句ではなく、サマリーになっています。あくまでも感覚ですが、ビデオの時間の1/4〜1/3ぐらいの時間でエッセンスを理解いただけるのではないかと思います。ざっと内容を理解したいという場合には書き起こしを読んでいただき、より深く理解したいという場合に、ビデオを見るというやり方もあると思いますし、運動をしながら(!?)ビデオをながら聞きというやり方もあるかもしれませんね。

ちなみに、当日チャットで寄せられたご質問に対し、部屋に缶詰めになった10名程度のスタッフが役割分担し、どんどんと回答したとお話ししましたが、このQ&Aまで公開しています。

当日のビデオからQ&Aまで公開して、公開し過ぎなんじゃないの、と思わなくもありません(笑)。これだったら、わざわざ当日参加しなくても、後から十分キャッチアップできてしまいますから。カンファレンスの集客担当としては、次回以降の集客が心配になりそうです。ただし、弥生として目指しているのは、集客数ではありません。パートナーである会計事務所に情報をできる限りしっかりとお伝えすること。弥生が目指している方向性やその背景であったり、具体的に今提供しているもの、そしてそれを実際にご利用の会計事務所がどのように見ているのか。だからこそ、ご都合で参加できなかった方に対しても、このような形でしっかりとお伝えしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:15 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月16日

CSAJからSAJへ

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私が理事を務めているコンピュータソフトウェア協会(CSAJ)はこの7月よりソフトウェア協会(SAJ)へと名称を変更しました。「第四次産業革命ではあらゆるモノにソフトウェアが使われる時代になり、デジタル化によってソフトウェアの重要性がますます増してきています。第三次産業革命で使われていたコンピュータという名称に限らず、すべてのソフトウェアを対象とし、デジタル社会を推進するという意味を込め、ソフトウェア協会とすることとしました」というのが名称変更の背景です。ソフトウェアはもともとはハードウェアのおまけとして扱われてきたという歴史がありますが、近年はむしろソフトウェアが主役になりつつあります。私的に咀嚼すれば、今回の名称変更は、ソフトウェアが、コンピュータというハードウェアから真に独立し、むしろ主役になるという象徴的な意味があるのだと思います(一方で、ソフトウェアとハードウェアはお互いに必要としあう関係であることには変わりはありませんが)。

名称変更にあわせ、ウェブサイトは"saj.or.jp"ドメインに変更となっています。ちなみにSAJと言えば個人的には全日本スキー連盟を思い浮かべます(もっとも私はSIA派でした)。よくドメイン名が空いていたなと思いますが、全日本スキー連盟は"ski-japan.or.jp"なんですね。なるほど。ただ、大正14年に結成されたという歴史のある団体だけに、"SAJ"と検索すると全日本スキー連盟の存在が圧倒的です。新生ソフトウェア協会はSEOという意味では苦労しそうです(笑)。

私がSAJ(CSAJ)の理事に就任して約3年が経ちます。理事としてどこまで貢献できているかは正直疑問です(空気を読まない発言も度々ですし…、ただそれも一種の貢献でしょうか)が、お蔭さまで視野は広がったと思います。ここ一年半ほどは、社会的システム・デジタル化研究会(BD研究会)電子インボイス推進協議会(EIPA)での活動に力を入れていますが、これらの活動はSAJで得られた経営者同士の信頼関係があってこそ成り立ったものです。

今後もBD研究会やEIPAの活動はもちろん、SAJの「(あえて)空気を読まない」理事としての活動もしっかりと継続していきたいと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 21:25 | TrackBack(0) | デジタル化

2021年07月15日

2021年カレンダー

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一見何の変哲もないカレンダー。見やすくて書き込みもしやすく、使いやすいと好評の弥生カレンダーです。私はオフィスのデスクでは、今月分と来月分の2つを並べています。その方が先の日程を想像しやすいので(しかし自宅のデスクではスペースが限られており、1つだけです、残念)。

もっともこの写真は、2つとも同じ2021年7月のカレンダーです。ただよく見ていただくと何か違う。そうです。左は来週月曜日が祝日になっていますが、右は来週木曜日/金曜日が祝日になっています。

皆さんご存じだとは思いますが、今年はオリンピック開催により祝日が変則的になっています。もともとは7/19(月)の海の日が7/22(木)に、10/11(月)のスポーツの日が7/23(金)に、そして8/11(水)の山の日が8/9(月)に移動しています。東京オリンピックは、7/23(金)が開会式、8/8(日)が閉会式ですが、その両日に加え、開会式の前日、閉会式の翌日もお休みになるようなカレンダーとなっています。

しかし昨年後半カレンダー業界(!?)を悩ましたのが、この変則的な祝日。というのもこの祝日の移動が法令として公布されたのが2020年12月4日、施行されたのが12月28日だったからです。一般的なカレンダーはその随分前に刷り終わっています。ということで、弥生カレンダーも上記の法令施行前の状態で作成せざるを得なかったという訳です。

弥生ではこの祝日変更を反映した修正シールを作成して追加でお配りしています(もし弥生カレンダーを持っているけれど、修正シールは受け取っていないという方は、お手数ですが弥生カレンダーの入手元にご確認ください)。

私自身に関しては、来週月曜日は休みのはずなのに予定が入るな、逆に木曜日/金曜日に予定が入らないな、と思っていたらカレンダーへシールを貼っていなかったという間抜けぶりです。皆さまもお間違えのないように。

それにしても来週の金曜日にオリンピックが開幕というのは全く実感がありませんね。オリンピック開催の是非、無観客の是非について言いたいことは多々あれども、意見がわかれるのは自明ですので、差し控えます。ただ、開催される以上は、盛り上がってほしいなと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 09:49 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月12日

リアル開催 @ 札幌

6月から始まった今回のPAPカンファレンスは基本的にオンライン開催。当初は東京、大阪をはじめ全国7会場での開催に加え、2回のオンライン開催というハイブリッドでの開催を予定していましたが、緊急事態宣言の発出等もあり、基本的にはオンライン開催となったという経緯があります。しかし、6/18開催の仙台会場については新型コロナウイルス感染症が比較的安定した状況であることを踏まえ、予定通りリアル開催することとしました。そして今回千秋楽となったのが、先週7/6の札幌開催。

北海道は、5月に新規検査陽性者数が急激に増え、緊急事態宣言の対象地域となりました。しかしその後は徐々に落ち着き、6月半ばには人口10万人あたり7日間累計での新規検査陽性者数が15人を切りました。北海道の緊急事態宣言が解除された後も、札幌市が蔓延防止等重点措置の対象地域となったものの、前記の数字が一桁台で落ち着いており、感染予防策を十分に取ればリアル会場での開催は可能な状況と判断しました。

弥生ではこの5月に札幌営業所を開設したばかり。営業所の開設と新規検査陽性者数の急増が重なってしまい、残念ながら正式な開所式は開催できずじまいなのですが、だからこそ、今回の札幌でのリアル開催は是非とも実現させたいと思っていました。

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仙台と同様に東京から入るスタッフの数は最小にし、全員が事前にPCR検査を受けてからの札幌入り。また会場もご覧のようにだいぶスペースにゆとりをもった配置となっています(基本的に長机一つをお一人でご利用いただく配置になっています)。

仙台でも実感しましたが、やっぱりリアル開催にはリアル開催の良さがありますね。札幌会場の参加者は約30名ということで、お一人お一人のお顔をしっかり見れることはやはりいいものです。もう一つ、今回は弥生が昨年秋から提供している記帳代行支援サービスの事例紹介がメインのコンテンツなのですが、福岡の伊藤会計事務所の事例発表を今回初めて生で聞くことができました。オンライン開催ではビデオでご登壇いただいており、そのため私は中身は承知していたのですが、やはり生で聞くと迫力が違います。飛行機のスケジュールの関係で、伊藤先生は登壇後すぐに空港に向かうという慌ただしいスケジュールでしたが、その価値は十分にあったと思います。参加者の方の「これまでもやらなければと思っていたが、今日の話を聞いて今やらなくていつやるんだと思いました」というコメントが印象的でした。

これで今回の一連のPAPカンファレンスは終了です。オンライン中心ではあるものの、一部リアル開催も織り交ぜることができ、状況を踏まえるとよい形で開催できたと感じています(自画自賛で申し訳ありません)。次のカンファレンスはこの秋。今回の経験を踏まえ、より良いカンファレンスを目指していきます。
posted by 岡本浩一郎 at 21:37 | TrackBack(0) | 弥生

2021年07月08日

EIPAの広報活動(続きの続き)

EIPAデーとなった先週の木曜日、まずは午前中に平井大臣を訪問し、経過報告を行ったとお話ししました。終了後は、横浜に移動。私は横浜在住なので、帰宅して在宅勤務と思いきや、今回はみなとみらいで開催されていたODEX TELEXでの登壇のための移動です。とはいえ、実際には一旦帰宅して時間調整。午後3時前からみなとみらいのパシフィコ横浜で登壇ということで、午後2時に家を出て移動。

パシフィコ横浜は家の近所で、普段ランニングでもすぐ近くを走るのですが、イベントの登壇で入るのは初めて。まだ新型コロナウイルス禍の影響は顕著であり、なおかつ当日は結構な雨ということで集客状況を心配していたのですが、状況を考えればまずまずの入り。私の講演にも多くの方に参加いただくことができました。地元の知り合いが見に来ているということはないのですが、それでも地元での講演ということで、少々誇らしい気持ちでした。

この横浜での講演の様子は、ODEX TELEXのオンライン展示会ということで、7/12(月)から7/16(金)の期間、特設サイトで見ていただくことができるようです。電子インボイスって何?という方にこそ是非ご覧いただければと思います。

ちなみにこの展示会、来年は東京での開催のようです。今年はオリンピックで東京の会場を使えないので、ということなのでしょうね。個人的には横浜の方が嬉しいのですが(笑)。

30分の講演を終えて、自宅にとんぼ返り。午後4時からはEIPA標準仕様策定部会のコアチームの定例です。近所ですから、充分間に合いました。コアチームはMJS/PCA/SAP/TKC/弥生の有志(+アドバイザー)で構成されていますが、当初からZoom上でのやり取りです。従来型の対面での打合せであれば、移動も必要となりこれだけの会社のメンバーのスケジュールを合わせるのは大変だったと思いますが、Zoomであれば会社を超えた共同作業もスムーズです。私自身、オフィスからでも家からでも、それこそ出張先からでも都合のいい形で参加できています(実際、この一週間前の大阪での登壇の際には、淀屋橋の大阪カスタマーセンターに移動し、そこでコアチーム定例に参加、その後帰路につきました)。

ちなみに、コアチームの中には、コア of コア(CoC)チームが存在し、CoCチームは週に1〜2回のペースで協議を行っています。木曜日夕方のコアチーム定例は、CoCチームの成果を確認すると同時に、今後の進め方のすり合わせが中心となっています。さらにこれらとは別に、二週間に一度はPeppolの国際管理団体であるOpenPeppolのメンバーと協議を行っています。こうやって改めて振り返ると、結構な密度で検討・協議を行っています。インボイス制度が導入されるのは2023年10月。まだ2年以上あるとは言え、2023年10月の時点で電子インボイスが当たり前のように使える環境を作るとなると、時間は足りません。正直かなりの負荷はかかっていますが、ここが頑張りどころだと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:48 | TrackBack(0) | デジタル化

2021年07月06日

EIPAの広報活動(続き)

前々回は、電子インボイス推進協議会(EIPA)の広報活動に力を入れ始めたこと、そして前回は、電子インボイス推進協議会(EIPA)の広報活動の一環として、EIPAのウェブサイトを立ち上げたということをお話ししました。

先々週に引き続き、先週もEIPAの広報活動を行いました。特に先週の木曜日はEIPA関連の活動が続くEIPAデーとなりました(もちろん、常時EIPAの仕事をしている訳ではなく、たまたま一日に集中したということです)。

まずは午前中にEIPAとして平井卓也デジタル改革担当大臣を訪問しました。昨年12月にも、電子インボイス推進協議会(EIPA)で、平井大臣を訪問し、電子インボイスの日本標準仕様について、Peppol(ペポル)と呼ばれる国際規格をベースとして策定すべき、そして電子インボイスの普及を官民連携で進めるべきという提言を行いました。これを受けてこの1月より、内閣官房およびPeppolの管理団体であるOpenPeppolと協働で日本標準仕様の策定作業を進めており、その経過報告をさせていただきました。

今回は経過報告ということで、全てがこのように整理できました、というものにはまだなっていません。ただ、何をすべきか、何が課題なのかについては概ね整理ができました(資料については、EIPAのウェブサイトで公開しています)。

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平井大臣からは、民間団体であるEIPAの取組みに感謝の意を表していただくと同時に、政府としても、9月に立ち上がるデジタル庁がしっかり取り組んでいくとご発言いただきました。電子インボイスを日本の事業者が当たり前のように使うようになるには、民間だけでも、逆に行政だけでも力不足です。民間主導で電子インボイスによる業務効率化を実現していく、それを行政としてしっかり後押ししていく、つまり、民間と行政の両輪で牽引しなければなりません。

平井大臣訪問後は横浜に移動。私は横浜在住なので、帰宅して在宅勤務と思いきや、今回はみなとみらいで開催されていたODEX TELEXでの登壇のための移動です。(続きが続く)
posted by 岡本浩一郎 at 23:24 | TrackBack(0) | デジタル化

2021年07月02日

これもEIPAの広報活動

前回は、そろそろ電子インボイスの広報活動に力を入れていかないといけませんと書きました。EIPAの広報活動という意味では、実は先月半ばにEIPAのウェブサイトを公開しています。これまでは事務局業務を委託しているSAJ(ソフトウェア協会)のウェブサイトに間借りしていたのですが、内容はかなり限定的でした。

ということで、独自のドメイン(eipa.jp)を取得し、ウェブサイト(https://www.eipa.jp/)を立ち上げようということで、春から準備を進めてきました。EIPAの会員は100社を超えており、おそらく会員それぞれはウェブサイト構築に軽く何千万円というお金をかけているものと思います。ただEIPAとしては、収益活動は行っていませんので、潤沢に資金があるとは言えません。活動資金として会員から年間12万円の会費をいただいてはいるのですが、今後活動が広がっていくことを考えると、ウェブサイトに多大なお金をかけることはできません。

最小限のお金で何とか、ということで、幹事法人であるTKCさんの関係会社であるアイ・モバイルさんのホームページ制作・運営サービスを特別価格(!?)で提供いただきました。実際のページ制作にあたっては、インフォマートさんなど、広報部会のメンバーに手弁当でご協力いただき、今回晴れて公開となりました。ビジネス上はぶつかることもある複数の会社が集まって一つの目的のために協力するというのは、このような活動の醍醐味ですね。弥生としてもとても刺激になっています。

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ウェブサイトのコンテンツは、現段階では必要最小限というところです。トップページにあるNEWSというコーナーは、電子インボイスに関連する掲載記事や政府動向などの情報を掲載していますので、電子インボイスを取り巻く直近の環境を理解いただけるのではないかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 22:08 | TrackBack(0) | デジタル化

2021年06月30日

EIPAの広報活動

昨年12月には、電子インボイス推進協議会(EIPA)で、平井大臣を訪問し、電子インボイスの日本標準仕様のベースとしてPeppol(ペポル)と呼ばれる国際規格をベースとすべきという提言を行いました。そしてその後今年に入ってから、実際に日本標準仕様の策定を進めてきました。日本標準仕様が固まるまでにはまだまだ先は長いのですが、ある程度進捗してきたこと、また、今年の10月にはインボイスの発行事業者としての登録が始まることから、そろそろ電子インボイスの広報活動に力を入れていかないといけません。

やらないといけない、と思いつつ、なかなか動けていなかったのですが、この二週間は立て続けにイベントでお話しすることになりました。

先週火曜日には、「日本の経理をもっと自由に」プロジェクトの「日本の経理をもっと自由にサミット 2021」で、電子インボイスとEIPAの活動について簡単にお話しさせていただくと同時に、パネルディスカッションにも参加させていただきました。

また先週木曜日には、ODEX TELEX(第1回 電子化・オンライン化 支援EXPO)の大阪会場で、やはり電子インボイスとEIPAの活動についてお話しさせていただきました(こちらは30分)。コロナ禍ということで、来場者は本来集まったであろう人数よりはやや少ないのかな、と感じましたが、それでもこういった展示会の活気は久し振りに味わうもの。

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この種の展示会で講演するのも久しぶりです。展示会会場での講演は周囲のノイズが大きいので、やや話しにくい(自分の声がどれだけ聞こえているのかがわかりにくい)のですが、ああ、そういえば、こんな感じだったんだな、と少し懐かしさも感じました。

ODEX TELEXについては、実は明日の横浜会場でも登壇することになっています(セッションYT-12、14:45〜15:15)。明日は結構な雨のようなので、どれぐらいの方がご来場されるのか、心配ではあります。ただ、今回のコンテンツは7/12(月)〜7/16(金)の期間でオンライン展示会特設サイトとして公開されるようなので、後日オンラインで見ていただく、というのでもいいかもしれませんね。

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ODEX TELEXの大阪会場は南港のインテックス大阪。そうです、弥生の大阪カスタマーセンターは、2015年に現在の場所(淀屋橋)に移転する前は、インテックス大阪に隣接するワールドトレードセンターにありました。もう6年になるんですね、懐かしい。
posted by 岡本浩一郎 at 21:22 | TrackBack(0) | デジタル化

2021年06月28日

試金石

既に弥生のウェブサイトでは告知をしており、また、影響のあるお客さまには個別にご連絡させていただいていますが、弥生のサーバーに対する不正アクセスがありました。お客さまはもちろん、パートナーである会計事務所の皆さま、連携先である金融機関の皆さまには多大なご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。

不正アクセスは今年の5月から6月にかけて発生しました。攻撃者は、弥生のドメインコントローラー(社内ユーザーを管理するサーバー)に侵入し、バックドア(正当な権限を持たないものによるサーバーの操作を可能にするための「裏口」)を仕掛けようとしたことが判明しています。このバックドア設置については、セキュリティシステムで検知し、未然に防ぐことができています。

一方で、ドメインコントローラーに侵入する経路として利用されたサーバーにおいて、一部のお客さま情報が参照されうる状態で保管されていたことが判明しました。実際に参照されたのかのは判明しておらず、現時点において、情報が外部に流出した、また悪用されたという事象は確認されていません。しかしながら、安全策として、該当するお客さまのパスワードをリセットする措置を取らせていただきました。お客さまにはお手数をおかけし、また大変なご心配をお掛けし、誠に申し訳ありません。

不正アクセス発覚後、様々な調査を実施し、何が起こったのかはある程度判明してきています。弥生としてセキュリティ診断は実施していたものの、それでは発見できなかった脆弱性を攻撃されており、不正アクセスの手口は高度なものです。ただし、一般のユーザー企業と異なり、弥生はITで価値を提供するITのプロです。その立場で何を言っても正直言い訳に過ぎないものと認識しています。また高度な手口であったとしても、こちら側に油断がない限りは攻撃は容易に成功しません。つまり、弥生側に油断があったことは事実だと考えています。

まずはお客さまにおかけするご迷惑を最小化する、心配を解消するのが第一優先だと考えています。しかし、本件は、弥生が今後もITのプロとして信頼されうるのか、重要な試金石だと考えています。起こってしまったことは事実であり、これをなかったことにすることはできません。今後時間をかけて、弥生に対する信頼を一歩ずつ取り戻す取り組みを継続するしかないと考えています。

なお、以上はあくまでも、私が個人として記述したものです。法人としての弥生株式会社によるお知らせはこちらをご参照ください。
posted by 岡本浩一郎 at 21:25 | TrackBack(0) | 弥生