2017年03月29日

未来の仲間へ

3月に入ってから、リクルートスーツに身を包んだ就活生の姿を見かけるようになりました。今年は会社説明会が3月から開始、そして選考の開始は6月。つまり、この3月から5月の間に、どんな業界のどんな会社を志望するのか決めなければならないことになります。

昔のように生涯ひとつの会社とは限らないのが昨今ですが、とはいえ、これからの人生の(おそらく)長い期間を、この3ヶ月間である程度決めていかないといけないというのは大変なことです。私自身は、平成に変わったばかりの頃の就職活動でしたから、まだまだ生涯ひとつの会社が当たり前という中、まあおそらくこの会社に一生勤めて、社長とは言わないまでも役員ぐらいにはなれるかな、という今から考えると赤面ものの浅い考えで就職を決めました。今どきの就活生の真剣さを考えると、本当にお恥ずかしい限りです。

では実際に、その会社に一生勤めたかというと、結果的には7年で転職、その後は自分で起業、さらにご縁があって弥生の社長に。つまり想定とは全くかけ離れた結果となっています。私の例が一般的だという気はありませんが、人生何が起こるかはわかりません。仮に一つの会社に一生勤める気はあっても、会社が(それこそ世間に知られた大会社であっても)無くなってしまう可能性もあるわけですから。

何が起こるかわからない。そういった意味で、「自分の一生を決める」と力み過ぎる必要はないと思っています。とは言え、何が起こるかわからないし、だからまあどこでもいいやという訳でもありません。将来何が起こるかわからないからこそ、自分のキャリアをどこからスタートするかは重要です。20年後や30年後の自分にコミットする必要はありませんが、5年後や10年後の自分にコミットする必要があります。

この先、少なくとも5年間から10年間、自分が学び、成長し、そして活躍する姿をしっかりと思い描けるかどうか。10年間しっかり学び、成長し、活躍すれば、その先はいくらでも選択肢はあるはずです(もちろん会社としてはずっと居続け、活躍してほしい訳ですが)。

最初に就職するのは、大企業がいい。いやいや絶対ベンチャーでしょ。色々な意見があります。実際には、大企業には大企業の良さがあるし、ベンチャーにはベンチャーの良さがある。また、人の志向としても、大企業向きもあれば、ベンチャー向きもあるでしょう。ですから、全部ひっくるめて、最初は大企業がいいと断言する意見には賛同できませんし、同様に、最初はベンチャーがいいと断言する意見にも賛同できません。ちなみに弥生は、オリックスグループの一員という意味では、大企業の側面も持っていますし、テクノロジーの力で世の中を変えるために新たなことにチャレンジし続けるという意味では、ベンチャーの側面も持っています。そういう意味で、大企業 vs. ベンチャーと単純に二元論で語るのもあまり意味がないですよね。

何よりも大事なことは、自分で考えること。人がどう言おうが、それは所詮他人事。自分の強みや弱み、自分の志向を踏まえ、自分の人生は自分事として、考え、そして決めていく。もちろん、結果としてどうなるかはわかりませんが、何が起こったとしても自分で考え、自分で決断したのであれば、学びはあれど、後悔することはないはずです。

就活生の方とお話しする上で、弥生が見ているのも、まさにこの点です。自分の強みや弱みをどう捉えているか。自分の考えを持っているか、そしてその考えを筋道をたててしっかりと表現できるかどうか。そして、その方の学び、成長を仲間として応援し、支えたいと思えるか。

色々と書きましたが、所詮これも私の考え。当然、それを是として受け入れる必要もありません。就活生の皆さんが、皆さんそれぞれ、自分の考えで、自分にとっていい結論を出すことができることを願っています。そしてご縁があった何人かとは、弥生の仲間として一緒に働くことができることを楽しみにしています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:04 | TrackBack(0) | 弥生

2017年03月24日

BCGのワザ

私は社内/社外を問わず、年間かなりの数のプレゼンテーションを行っています。最近はスタッフが作るプレゼンの質が上がり、多少手を入れて使うことも増えてきましたが、それでも多くは自分で作成しています。プレゼンのテクニックなり、プレゼンの資料作成テクニックをどこで学んだのか、と聞かれることがありますが、前者については、自分の経験から自分自身で編み出したもの。一方で、後者に関しては、前々職であるボストン コンサルティング グループ(BCG)で学んだことが一番大きいと考えています。

誤解を受けがちですが、経営コンサルティング会社にとって本当の成果物は、お客さまの業績であり、プレゼンではありません。ただ一方で、プレゼンは、お客さまにメッセージを明確に伝え、お客さまが自分事として動けるようにするために非常に重要な手段です。それだけにプレゼンに関する拘りは徹底していますし、徹底して叩き込まれます。苦しみながらようやく作ったプレゼンを全てボツにされることも珍しいことではありません。

プレゼンでよく陥りがちなのは、伝えたいことが多すぎ、かつ整理されていないため、結果的に何を伝えたいのかが曖昧になってしまうこと。プレゼンの鉄則は、ワンスライド・ワンメッセージ。一枚のスライドで伝えるメッセージは一つに絞ること。当然メッセージも、徹底的に考え抜かれたものである必要があります。「あなたのメッセージはクリスタライズされていません」というダメ出しは、私と同時期にBCGに在籍した人は一度は聞いたことがあるフレーズです。クリスタライズ、そのまま訳せば結晶化となるかと思いますが、ファクトをもとに徹底に考え抜かれた結果としてインサイト(洞察)という次元に昇華された、という意味合いです。

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クリスタライズというところはなかなか難易度は高いですが、BCGの資料作成ワザに関しては、以前も本ブログで少しご紹介した奥秋さんが広く世間に発信されています。この度、「効率よく作れて、パッと伝わる一番シンプルな資料作成術」という本を監修し、出版されたとのこと。拝読しましたが、資料作成のツボであり、コツが簡潔によくまとまっているかと思います。以前出版された「プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本」がプレゼン作成の実践編だとすると、今回の本はプレゼンだけではなく、報告書やレポートなどにも活用できる入門編。来る4月には新入社員が入社し、新入社員研修が始まるかと思いますが、新入社員向けの研修資料としても最適なのではないかと思います。

余談ですが、その人が作ったプレゼンを見るだけで、ああ、この人はBCG出身なんだな、とわかります。当然フォーマットなどは別ですが、プレゼンの「匂い」でわかってしまいます。それだけ、BCGのワザが染みついているんでしょうね。
posted by 岡本浩一郎 at 13:12 | TrackBack(0) | ビジネス

2017年03月22日

もうすぐ経理の日

確定申告も終わるともう3月の終わりも見えてきます。桜も東京では開花宣言が出たようで、いよいよ春本番ですね。何となくウキウキします(単純なヒト)。ただ、3月の終わりといえば、3月末決算の会社はもちろん、世間一般でも慌ただしい時期。弥生自身は9月決算なのですが、オリックスは3月決算、当然のごとく連結決算の対象となりますので、3月末から4月頭は普段より慌ただしい時期となります。

特に間もなくやってくる3月31日は、期末であり月末でもあり、この時期を象徴する一日。法人の決算や、個人事業主の確定申告が重なる三月(旧暦の弥生)にこそお客さまを全力でお手伝いしたいという想いからスタートした弥生、そして、月末(晦日)に請求業務が集中する事業者の方をお手伝いしたいという想いからスタートしたMisocaにとっても特別な一日です。この特別な一日を何らかの形にしたいということで、昨年、この3月31日を、日本全国でビジネスの土台である会計や請求といった経理業務に携わっている方々に敬意を表する日「経理の日」と認定して頂きました。

今年もまもなく経理の日がやってきますが、今年もこの経理の日を盛り上げたいということで、弥生&Misocaでは、ちょっとしたイベント&キャンペーンを開催しています。

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「経理の日」イベントは、Amazon総合第1位を獲得した「儲かる会社の会計と経営がよくわかる本」の著者、いろは税理士法人の村田栄樹先生を講師に迎え、「儲かる会社の会計と経営がよくわかる」セミナーを開催します。さすがに3月31日当日では皆さんお忙しいでしょうから、少し前倒して3月29日(水)の開催。ただ、この日程が幸いしたのか、大変恐縮ながらすでにお申し込みが定員に達したため、受付を終了しています。昨年のTシャツキャンペーンも本ブログでご紹介するタイミングには終了してしまい、かなりの顰蹙ものだったのですが、今年もやってしまいました…。スイマセン…。

ただ、もう一つのキャンペーンはまだ絶賛受付中です。これは、「経理の日」を記念し、オリジナルタンブラーもしくは村田先生の「儲かる会社の会計と経営がよくわかる本」を、それぞれ331名に抽選でプレゼントするというもの。昨年のTシャツが先着順で瞬間で蒸発してしまったため、今回は抽選です。応募は今週いっぱい、3/24(金)まで受け付けていますので、奮ってご応募下さい。
posted by 岡本浩一郎 at 12:30 | TrackBack(0) | 弥生

2017年03月17日

PAP7,500

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確定申告期は確定申告の話題を中心に書いていたため、少しご報告が遅くなってしまいましたが、先日2017年1月末に、弥生の会計事務所パートナー(PAP)が7,500会員を突破しました。本ブログでも会員数の大台達成を逐次ご報告していますが、PAP会員数は着実に増加を続けています。

PAP会員数が7,000を超えたのが2016年5月のこと。この時にお話ししましたが、6,000会員(2015年4月)から7,000会員への増加にかかったのはわずか1年1ヶ月とそれまでと比較して驚異的なペースでした。この時は「このペースでいけば8,000会員まで1年かからないかも?」と書きましたが、実際には500会員増に8ヶ月かかっていますので、さすがにそれは難しそうです。6,000から7,000こそ驚異的なペースでしたが、5,000から6,000が1年9ヶ月、その前の4,000から5,000が2年3ヶ月でしたから、現在のペースでいって7,000から8,000に1年半程度というのはまあ妥当なペースではないかと思います。

毎回お話ししていることではありますが、PAPはパートナー制度ですから、とにかく数が多ければいいというものではありません。何よりも重要なのは、パートナーとして、中小企業・個人事業主・起業家を支えるという志をキチンと共有できていること。そういった意味で会員増のスピードをむやみに追うのではなく、弥生の想いをキチンとお伝えして、同志を着実に増やしていきたいと思っています。

さて、確定申告期が終わったばかりで、個人事業主の方は、終わったとホッとしているところだと思いますが、ホッとしているのは個人事業主の皆さんだけではありません。この一両日で、私のFacebookのタイムラインには、会計事務所の皆さんの「終わったー!」投稿が多く流れています。事務所の皆さんで打上げというのも多いようですね。個人事業主の皆さんも、会計事務所の皆さんも、本当にお疲れ様でした!

(2017/3/22追記) 再度確認してみたところ、2017年1月末にギリギリ7,500会員達成していました。当初は2017年2月と書きましたが、2017年1月に修正しました。
posted by 岡本浩一郎 at 19:44 | TrackBack(0) | 弥生

2017年03月15日

最終日 2017

さて、いよいよ本日3/15(水)が平成28年分所得税の確定申告の申告期限日です。毎年定番の内容になってしますが、申告期限日に頑張っている方向けへのポイントを二つほど(昨年と同じ内容を再掲)。必要に応じ以前の記事も参考にして下さい。

1) 提出方法ごとのデッドライン
郵便での場合、当日消印が必要です。最寄りの大規模郵便局(夜間窓口のある局)で何時まで当日消印が得られるか確認してみましょう。e-Taxは真夜中の24:00で一律に締切です。e-Taxは、証明書の期限切れなど、思わぬ障壁にぶつかる可能性があるので、事前に送信の一歩手前まで辿り着けるか確認しておきましょう(そこで問題を確認したら、すぐに諦めましょう)。大穴は、税務署への持参です。翌朝職員の方が確認する前に、時間外収受箱に投かんすれば大丈夫(のはず)。ただし、これはあくまで抜け道であって保証はないので、自己責任で。

2) 間に合わない、書類が揃わない時
とりあえず出しましょう。もちろん確信犯的に、ほぼ白紙の申告書を出すのは絶対にダメですが、例えば、あの領収書が見つからないけど、という時は、その分は省いて一旦提出しましょう。必要に応じて再度申告することも可能です(修正申告、更生の請求については、木村先生のこちらの記事が参考になるかと思います)。

なお、本日3/15(水)は、確定申告書を提出する期限であると同時に、同時に(税金の還付ではなく)納付となった場合の納付期限でもあります。納付に際しては、今年からインターネット上の手続きでクレジットカードで納付することが可能になりました。手続きはこちらの「国税クレジットカードお支払いサイト」ですることができます。納税者の情報を利用者情報として入力しますが、申告書とのマッチングは氏名/住所/納付先税務署の情報で行っているようなので、くれぐれもお間違えないように。本当はマイナンバーを入力してマッチングさせる方が確実なのでしょうが、本サイトは国税庁長官が指定した民間業者(トヨタファイナンス株式会社)が受託し、運営しているため、マイナンバーの入力を求めることができないのかと思います。

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ちなみに、利用者情報とクレジットカードの名義は一致している必要はありません(そもそもクレジットカードの情報としてはカード番号の入力が必要になりますが、カード所有者の名前を入力する必要がありません)。このため、FAQにもあるように、家族分の税金を自分のクレジットカードで払うことも可能になっています。また、クレジットカードの利用でクレジットカードのポイントは(今のところ)つくようですが、同時に、納税額1万円あたり82円の決済手数料が必要となるので、ポイントが本当にお得になるのか、慎重に考える必要があります。単純に言えば、1万円当たり82円相当のポイントが付く場合にはお得ということになるかと思います。ただ、今はお得であっても、お得ということは逆にクレジットカード会社の持ち出しになるということなので、将来的にはポイント付与の対象外になる可能性はあるのかと思います(電子マネーへのチャージなども昔はポイント付与対象だったものが、今はほとんどのケースでポイント付与対象外になっていますが、同様なことになりうるかと)。

ただ、一般的に納税のタイミングを可能な限り後ろにするという意味では、やはり納付の定番は振替納税かと思います。振替納税を選択する場合には、預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書を確定申告書と同封して提出することになります。

また、前回もお話しした通り、本日は、今年は白色申告で、来年から青色申告にしようという方が青色申告承認申請書を出すための期限でもあります。こちらもお忘れなく。

さあ、泣いても笑っても今日限り。最後の最後まで諦めずに頑張ってください!
posted by 岡本浩一郎 at 13:00 | TrackBack(0) | 業務

2017年03月13日

青色申告のススメ

いよいよ3月も半ば。確定申告期限となる3/15(水)まではもう数えるばかり。先週末で終えた方も多いと思いますが、これから最後の追い込みという方もいらっしゃるかと思います。私自身はNew York出張前に終えようと思っていたものの、結果的に最終確認だけ残してしまい、ようやく先週末に終えることができました。今朝レターパックで発送してホッと一息です。

まだ終わっていない方はもう一頑張り。全く手を付けていないという方は…、大変なのは事実ですが、ここからでも頑張ればまだ間に合います。少し前にもお話ししましたが、青色申告の方に比べて、白色申告の方は追い込み型が多い傾向にありますから、最後の週末で本気モードになる方もいれば、最後の週末が終わってからいよいよ背水の陣で本格的に着手という方も決して珍しくはありません。

ところで、3/15(水)は申告の期限でもありますが、別の意味でも期限になります。それは青色申告承認申請書提出の期限。これは本ブログで最もお話ししているテーマですが、個人事業主の方は青色申告もしくは白色申告のいずれかで申告をすることができますが、税金上有利になるのは、圧倒的に青色申告。ここで言う税金は、所得税だけではありません。残念ながらあまり知られていないことですが、青色申告を選ぶことによって、所得税だけでなく、住民税や国民健康保険料(税)も下がるようになっており、例えば、売上-経費(=所得)が300万円の個人事業主で、合計15万円以上の節税効果があります。

税金上は圧倒的に有利な青色申告ですが、誰でもが自由に選ぶことはできません。これまで白色申告をされていた方が青色申告に切り替えるためには、青色申告で申告をする一年前に、「青色申告承認申請書」を提出する必要があるのです。つまり、来年こそは青色申告という場合には、今年の申告期限中(つまり3/15(水))までに、青色申告承認申請書を提出する必要があるのです。

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実は、弥生では今年分の申告機能を提供すると同時に、やよいの白色申告 オンライン利用の方向けに、節税シミュレーターの機能を提供開始しています。これは白色申告での申告書が完成した段階で、「仮に青色申告だった場合には」概算でこれだけの節税ができますよ、という情報をお伝えすると同時に、青色申告承認申請書もそのままダウンロードできてしまうというものです。あとは、申告書と一緒に青色申告承認申請書も提出すれば、晴れて来年からは青色申告ができます。

でも、青色申告って帳簿付けがいろいろ大変なのでは、という方でも大丈夫。そもそも今は白色申告でも帳簿付けが求められていますし、既にやよいの白色申告 オンラインで一年分の帳簿を付けて、申告書の作成まで辿り着いた方であれば、青色申告での帳簿付けも全く問題ありません。スマート取引取込を利用すれば、帳簿付けのかなりの部分を自動化することも可能です。

弥生は昨年末にやよいの白色申告 オンラインを永年無償で提供する(フリープラン)ことにしましたが、反響は大きくこれまでよりも圧倒的に多くの方にやよいの白色申告 オンラインを利用頂けるようになってきています。ただ、本当にメリットがあるのは白色申告ではなく青色申告。是非この機会に、一人でも多くの方に青色申告に移行して頂き、来年こそは是非あっと驚く節税効果を実感して頂ければと考えています。
posted by 岡本浩一郎 at 21:31 | TrackBack(0) | 弥生

2017年03月09日

確定申告とマイナンバー

今回の確定申告から、確定申告書にマイナンバーの記載が必要になりました(国税庁の案内pdf)。記載が必要になるのは、申告される方本人に加え、配偶者、扶養親族(16歳未満も含む)、そして事業専従者のマイナンバーです。

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また、申告書上にマイナンバーを記載するだけではなく、本人確認書類の提示又は写しの添付が必要です。ただし、必要なのは申告者本人分の確認書類のみ。配偶者、扶養親族、事業専従者分についてはマイナンバーの記載は必要ですが、本人確認書類は必要ありません。

本人確認書類の写しを添付する場合には、添付書類台紙に1) マイナンバーの通知カードと、2) 運転免許証、公的医療保険の被保険者証など、の2種類のコピーを添付します。既にマイナンバーカードを取得されている場合には、マイナンバーカードのみで大丈夫ですが、表と裏それぞれのコピーを添付する必要があります。

本人確認書類は、「提示」又は「写しの添付」となっていますので、税務署に申告書を提出する場合には、窓口で本人確認書類の原本を提示することで済ませることができます。ただ、この時期の税務署は当然のごとく混み合いますし、移動の時間もかかりますので、個人的には、郵送での提出(この場合は本人確認書類のコピーを添付)もしくは、e-Taxでの電子申告をおススメします。

e-Taxでの申告の場合は、申告に際し、電子証明書で本人確認が行われていますので、本人確認書類の提示又は写しの添付は必要ありません(が、申告書上へのマイナンバーの記載は必要です、お間違えのないように)。

弥生製品では、デスクトップ(やよいの青色申告 17)でも、クラウド(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)でも、今回の申告から、申告書上へのマイナンバーの記載に対応しています。ただし、マイナンバーの現況を鑑み、あえてマイナンバーを弥生側で保持しない仕組みとしていますので、申告書を出力する直前に入力するようにお願い致します(その後弥生製品を終了/ログアウトした段階でマイナンバーの情報を廃棄します)。ご希望であれば、マイナンバーの記載がない状態で印刷して頂き、マイナンバーだけを手書きで記入して提出することも可能です。

気になるのが、今回の申告書でマイナンバーを記載しなかったらどうなるの、です。端的に言えば、申告書が受付けられないということはありません。マイナンバーを記載していなくても、提出自体は受付けてもらえます(こちらのFAQのQ2-3-2参照)。しかし、マイナンバーの記載は(罰則はないものの)法令上求められていることですし、その後税務署からお問合せを受ける可能性もあります。これは今後の運用を見てみないと何とも言えませんが、マイナンバーの記載がないと税務調査を受けやすくなるといった可能性も否定できません。そういった意味では、やはりちゃんと記載するのが無難ではないでしょうか。
posted by 岡本浩一郎 at 21:00 | TrackBack(0) | 税金・法令

2017年03月07日

Japanese Man in New York

日曜日からNew Yorkに来ています。もちろん(?)仕事ですが、日曜日の午前中に成田を発ち、NY到着も日曜日の朝となったため、日曜日はNew Yorkの街中をブラブラする時間がありました。同行者の一人が初New Yorkのため、ベタですが、Times Square(ランチはSbarro)〜Central Park〜5番街を南下。話題のTrump Towerも前を通過しましたが、想定していた程の厳戒態勢ではありませんでした。横の通りは封鎖されていますが、正面はマシンガンを抱えた警官はいるものの、普通に通ることができます。隣のTiffanyが人が来にくくなった結果売上不振というニュースがありましたが、さすがにもうそういった状況ではないようです。

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夕方からは、個人的にはNew Yorkに来たらこれ、と思っているパフォーマンス、Blue Man Groupを観に。しばらく前に日本公演も行っていましたし、今やLas Vegasなど複数の都市で観れるようになっていますが、私自身にとっては、やはりこれはNew Yorkでこそ観たいもの。どんなパフォーマンスかは是非ご自分の目で観て頂きたいのですが、サイコーに楽しいです。暗い空間ですが、時差ボケの心配はありません。

New Yorkは10年振りぐらいで、前回も観に来たのですが、巨大なタブレットが登場するなど新しい趣向を取り入れつつも、安定の面白さでした。観るのは通算で4回目。同じ劇場でもう25年間やっているようですが、私が最初に観たのがおそらく24年前ぐらい。これだけ長い期間お客さまを楽しませ続けているのはすごいことですね。もっともBroadwayでの現在の最長公演記録はThe Phantom of the Operaの29年(初演が1988/1/26)だそうです。これもすごい(ですが、昔はチケット入手が困難だったのに、今では当日の売れ残りを半額で販売するTKTSに出てくるようになっているので、集客はやや落ちてきているようです)。

なお、本記事のタイトルは名曲English Man in New York(音が出ます)をもじっております(笑)。Trump氏の入国制限のあおりで、入国審査が厳しいのではないかと少しびくびくしていたのですが、特に問題はなく、いつも通りでした。

肝心要の仕事については、月曜日の朝一番から夜までフル稼働。火曜日も目いっぱい仕事をして、水曜日にこちらを出ます。以前少しお話しした新会社に関わるお仕事。もう少しでより具体的なことをお話しできるかと思います。
posted by 岡本浩一郎 at 20:38 | TrackBack(0) | パーソナル

2017年03月03日

いよいよ弥生

ついこの間新年を迎えたと思ったら、もうあっという間に3月。そして3月といえば、弥生。弥生としても一年で最も頑張らなければならない月です(もちろん年中頑張っておりますが)。確定申告期ということで、弥生のカスタマーセンターに多くのお問合せを頂いており、どうしてもこの時期はお電話がつながりにくくなってしまいます。全力で対応にあたっておりますので、今しばしお待ち頂ければ幸いです。

確定申告も締切り(3/15)まであと2週間を切りました。約一週間前に弥生オンライン(やよいの青色申告 オンライン/やよいの白色申告 オンライン)を利用されている方の申告書作成完了率が12.6%と書きましたが、先週末(2/26)の終了時点では17.9%。一週間で確かに完了率は上がっていますが、まだまだこれからですね。内訳で言えば、青色申告の方は既に20%までいっているのですが、白色申告の方は13.8%。やはり白色申告の方が追い込み型の方が多いようです。

上記は完了した率ですが、帳簿付けは終わって、申告の準備に着手した率でいうと先週末時点で約1/3。おそらく今週末には、さすがにそろそろということで、着手率も完了率もぐっと上がってくるのではないかと思います。

私自身の申告に関しては、行方不明だった領収書がようやく発見され、申告としてはネタが一通り揃った状態です。目論見としては明日土曜日に一気に完了まで持っていくつもりですが、結果は如何に。
posted by 岡本浩一郎 at 17:34 | TrackBack(0) | 弥生

2017年02月28日

Misoca 1周年

弥生がMisocaの全株式を買収し、弥生とMisocaがグループになったのが、一年前の2016年2月26日。先週末でちょうど一年が経ったことになります。

いつも思うことですが、一年はあっという間です。この間に、Misocaの本社と弥生の名古屋営業所は共同で新しいオフィスに移転。その後331 Cafeというオシャレ(?)なコミュニティースペース(休憩スペース)もできました。Misocaのメンバーも増えてきており、今日はデスクの増設工事を行っているようです。Misocaのオフィスという意味では、昨年11月には、小規模ながら松江にもオフィスをオープンしています。

Misocaのユーザー数は順調に増えており、一年前は90,000だった登録事業者数は、今月に180,000を突破し、一年間で倍増したことになります。開発面では、昨年12月にRuby biz Grand prix 2016大賞を受賞、プログラム言語Rubyの特徴を活かして新たなサービスを創造し世界へ発信している企業として認めて頂くことができました。

弥生との連携という観点では、弥生(3月)とMisoca(晦日)を象徴する一日として、3月31日を「経理の日」として一般社団法人 日本記念日協会に認定して頂くことができました。より実務面でいえば弥生のIDである弥生IDでMisocaを利用できるようになったり、SMARTを介してMisocaと弥生で連携できるデータが広がったり(複合仕訳への対応)、着実にサービス間の連携が進みつつあります。お客さまから直接的に見える部分ではありませんが、サービスの裏側にある基幹システムの統合も進んでおり、今後はさらにシームレスにお使い頂けるようになっていきます。

もっとも全てが何の問題もなく進んできたわけではありません。弥生 x Misocaのコラボでの合同勉強会は業務繁忙に負けて2回目以降を開催できていませんし、背景もカルチャーも異なる二つの会社ならではのStorming(混乱期、衝突期)も経てきています

それでも、弥生とMisocaは、共通のビジョンで結ばれていますし、議論を通じてビジョンが徐々に具体化していくことにワクワクしています。二年目となる今年は、弥生とMisocaが一緒になったからこそ実現できる新しい価値を着実にお披露目できるようにしたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 22:37 | TrackBack(0) | 弥生