2019年08月21日

キャッシュレス・消費者還元事業

消費税率の10%への引上げと軽減税率への準備を進めなければならないと書きましたが、ひとまず優先していただきたいのが、キャッシュレス・消費者還元事業への登録です。これは、2019年10月から2020年6月までの期間、本事業に登録済みの中小・小規模事業者で商品・サービスをキャッシュレスで購入すると、基本的に5%分のポイントが還元されるというものです。

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ここでいうキャッシュレスとは、最近はやり(というよりもバブルな気もしますが)のQRコード決済ももちろん含まれますが、クレジットカードやSuicaなどの電子マネーでの支払いも含まれます。

誤解されることがありますが、この事業は軽減税率に対する対策事業ではなく、消費税率10%への引上げによる景気悪化を防ぐための施策なので、ポイント還元となる商品・サービスは多岐にわたります(軽減税率のように飲食料品に限られるわけではありません)。7月末で既に登録が済んでいる事業者のリストが公開されていますが、この手の施策への感度が高いのか、いわゆる電気店が多いように見受けられます。もちろん電気店に限られるということではなく、一般的な小売店から飲食店、サービス業までが対象となりえます。

なかには、会計事務所で本事業への登録を済ませたという事例もあるようです(笑)。会計事務所は一般的に毎月の顧問契約で、支払いは口座引落しが多いかと思いますが、場合によってスポットでのコンサル契約の支払いをキャッシュレスとすれば、ポイント還元もありえることになりますね。

ただ、注意が必要なのがポイント還元を受けるためには、事業者側での事前の登録が必要となるということ。実は10月から対象となるためには、7月末までに登録を、と呼びかけられていました。これからの登録で10月に間に合うかどうかはわかりませんが、おそらくこれから駆け込み的に登録が増えるでしょうし、そうなれば登録がずるずると遅れる可能性もありますので、一日も早く登録を済ませてしまうことをお勧めします。

残念ながらこの制度が限られた準備期間の中で進めてられていることもあり、何をどうすればいいのか、情報は十分とは言えません。事業者向けのWebサイトがこちらですが、まだ「よくあるお問い合わせ」も公開されていません。問い合わせ窓口も用意されているようですが、いずれにせよ登録自体は利用している決済事業者を通じてになるということですので、直接決済事業者に問い合わせをするのが手っ取り早いのではないかと思います。対象となる中小・小規模事業者の定義、また還元対象となる商品・サービスに関しても注意が必要なので、ひとまず決済事業者に問い合わせてみることをお勧めします。

現時点でクレジットカード等の支払いを受け付けていない場合は、PaypayやLINE Payなど、この機会に自分でも使ってみてもいいかなと思える決済方法についてまずは調べてみると良いのではないでしょうか。

情報不足は消費者向けも同じで、5%還元というのがクレジットカード利用でこれまで得られていたポイント(ですとかマイル)とは別に5%となるのか、あるいは、それらも込みでの5%となるのか、判然としません。おそらく走りながら色々と明らかになってくるのだと思いますが、この還元事業が期間限定だけに混乱が収束した頃には還元も終わりとならないか少々心配です。
posted by 岡本浩一郎 at 18:27 | TrackBack(0) | ビジネス

2019年08月19日

時間がない

先週の週末は夏休みからのリハビリも兼ねて(?)、久し振りに湯河原へ。夜は、以前本ブログでもご紹介した行きつけのお店に。ここ数年は娘が大きくなって湯河原に行く機会が減ってしまい、必然的にお店に行く機会も減ってしまっているのが残念なところ。ただ、いつ行っても最高のご馳走をいただくことができます。実は我が家では、年始のお節もこちらにお願いしています。

お節といえばテイクアウトですから、10月以降、軽減税率の対象となります(よっぽど贅沢な器で、器が中心であればあればその限りではありませんが)。そういえば、準備は大丈夫かなと聞いてみたところ、まだまったく準備できていないとのこと。

10月から、キャッシュレスで支払った際に5%分のポイント還元が受けられる「キャッシュレス・消費者還元事業」が始まりますが、こちらの登録もまだとのこと。10月から対象となるためには7月末までに登録しないとと言われていましたが、実際にはまだ登録を済ませていないお店も多いようです(7月末時点での登録申請は全国で24万店ほどだそうです)。

改めて実感したのは、事業者の方には時間がないということ。多くの事業者の方にとって、日頃の仕事で精一杯。一日一日をとにかく一生懸命に駆け抜けている。そういった中で、軽減税率が導入されることはわかっているし、何かしなければならこともわかっているけども、具体的には動けていない。そういった方が多いのだと思います。

とはいえ、8月も後半。10月まで1ヶ月ちょっと。本ブログでもさすがにマズいそろそろヤバいとお話ししてきましたが、これは本当にヤバい状態だと痛感しています。まだ手を付けられていないという方は、まずは消費税改正あんしんガイドで、自分が何をやるべきなのか、チェックリストで確認するところから始めましょう。
posted by 岡本浩一郎 at 19:09 | TrackBack(0) | 弥生

2019年08月16日

命の洗濯 2019

今年も命の洗濯に行ってまいりました。例年、夏は一週間以上お休みをいただいて海外に行くことが多いのですが、今年は家庭の都合もあり、やや短めの期間で沖縄へ。沖縄は出張で行ったことは何回かありますが、お休みで行くのは実は初めて。家族も初の沖縄ということで、楽しみにしていました。

台風10号が接近中ということで心配していた天気ですが、風が強く予定していたカヤックに乗れなかったという影響こそあったものの、雨が降ることもなく、休みを満喫することができました。

初日は古民家で沖縄そばを堪能した後にひめゆりの塔へ。休暇には重い訪問先ではありますが、娘が歴史を学び興味を持っているタイミングだけに行きたいと思いました。涙ぐみながらの見学になりましたが、歴史をしっかりと知ること、そして歴史から学ぶことの大切さを改めて感じるよい機会となりました。娘がどのように感じるのか心配していたのですが、意外に冷静でした。彼女なりに色々と感じるところがあったようです。

個人的に衝撃的だったのは、あるところまでは亡くなった方の数は限定的だったのに、戦況が悪化し、もはや組織的に戦うことができないとして解散命令が出されて以降、被害が激増したということ。組織が組織としてまとまることを断念し、皆を放り出した瞬間に被害は拡大したということです。望むところではなかったにしても、組織として降伏することを選んでいたら、被害がそこまで増えることはなかったはず。幸いにして弥生の現況は極めて好調ですが、組織を率いるものとして、その責任を痛感します。

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二日目以降は主にプール三昧。最近は週に一回のペースでジムのプールに通うようにしていますが、やはり屋外のプールは気持ちいいですね。最高の命の洗濯となりました。さて、来週から心機一転、また頑張ります。
posted by 岡本浩一郎 at 20:56 | TrackBack(0) | パーソナル

2019年08月09日

Facebookバイアス

オリンピック観戦チケットの第一次抽選の結果が発表されたのは、6月20日のこと。私はラッキーにも当選(といっても10競技30枚申し込んで当選は1競技3枚)したのですが、家族でもう一人申し込んでいた分は見事にハズレ。この時点では、家族での当選確率から、全体でも当選確率は1/2ぐらいだったのかなと思っていました。その後Facebookなどでの悲喜こもごもの声を見ていると、どうも1/2(=50%)などではないことが見えてきました。それでも、まあ1/3(=33.3%)ぐらいかな、と。

昨日から急遽行われることになった追加抽選の受付が始まりましたが、これに合わせてようやく第一次抽選の時の数字が公開されました。それによると、512万人が申し込み、96万人が当選したとのこと。つまり当選確率は18.75%だったことになります。想像以上に厳しい戦いだったということがようやく数字面でも確認された訳です。

私がFacebookを見て推測した当選確率は、当選した人の方が「当選した!!」と発信する可能性が高いというバイアスを考慮できていなかったということかと思います。経営者の人の当選確率が高いな、やはり運の強い人が多いのか、なんてことも一瞬思ったのですが、もちろんそんなことはなく、私のFacebook友達の経営者割合が高い(なおかつ経営者は当選した、という自慢好きかも、笑)というバイアスによるものかと思います。

人間は自分の見たい現実を見る、と言われますが、FacebookなどのSNSを見て、それが現実と思ってしまうのは危うさをはらんでいるように感じます。前回のアメリカ大統領選挙でも大きな問題となりましたが、来年に予定される選挙でもさらに大きな問題になるのでしょう。

そういった中で大切なのは、客観的な情報、できれば定量的な情報をもとに判断すること。その意味では、今回の東京オリンピックのチケット販売は色々と問題があると感じます。何せ情報が開示されない。

そもそも今回の東京オリンピックのチケットで全部で何枚あるのでしょうか。公式な発表はされていないようですが、一部メディアでは「招致段階の計画で全体の販売枚数は約780万枚だとしているが、関係者によると、最終的な販売枚数は900万枚超になる見通し」と報道されています。仮に900万枚だとすると、今回追加販売される68万枚を含めても390万枚。まだ半分以上は残っていることになりますが、実際にはどうなのでしょう。

全体が何枚で、第一次抽選で何枚、第二次抽選で何枚の販売を見込んでいるのか、高額であることが話題になっているホスピタリティパッケージにどれぐらいまわされるのか。海外での販売にどれぐらい割り当てる予定なのか。数字が明らかになっていれば、当選の確率がどれぐらいになりうるのかある程度推測ができますし、それに基づいて申し込むかどうかの判断もできます。そういった情報がないまま、終わった後に初めて数字が公開されるのは、なんだか無用に煽られているような気がします。もろもろ調整の余地を残したいなど、数字を明かしたくない理由でもあるのでしょうか。万人から注目されるイベントだけに、できるだけオープンに進めるべきだと思うのですが。
posted by 岡本浩一郎 at 18:44 | TrackBack(0) | その他

2019年08月07日

軽減税率対策補助金

もはや2ヶ月を切ったということで、消費税率の10%への引上げと軽減税率への準備は待ったなし。特に影響が大きいのは、軽減税率の対象となる商品(基本的には飲食料品)を扱う事業者。飲食料品の小売りや卸、さらにテイクアウトがある飲食サービスです。こういった事業者の方の軽減税率対応を促すために、軽減税率対策補助金という制度があります。

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実は弥生が提供する製品の中でも「弥生販売」と「やよいの見積・納品・請求書」はこの軽減税率対策補助金の対象商品となっています。弥生販売では購入価格の3/8 (=37.5%)、やよいの見積・納品・請求書では実に3/4 (=75%)の補助を受けることができます。

重要なのは、この軽減税率対策補助金は、日頃から(なおかつ将来的にも)軽減税率の対象となる商品を取引している事業者のみが対象となることです。ですので、残念ながら飲食料品の取り扱いが全くないという場合には対象にはなりません。実際に軽減税率の対象となる商品を日頃から継続的に取引していることが確認できる証拠(具体的に言えば、写真など)の提出も必要となり、「言ったもの勝ち」にはなりませんので、ご注意ください。

この補助金の対象となる事業者の方は限られてしまいますが、逆に対象となる事業者の方にとっては、相応にメリットのあるものだと思います。弥生製品自体はそれほど高くない(やよいの見積・納品・請求書であれば、おおよそ5,000円くらい)なので、そこで得られる補助金はその3/4の3,750円。これだけの補助金であれば、申請の手間を考えると迷うぐらいですが、実は、ソフトを利用するために同時に購入するハードウェア(PCやプリンター)も補助対象となるのです。こちらの補助金額は購入費用の半額で、最大10万円。つまり約5,000円のやよいの見積・納品・請求書を購入し、同時に20万円のPCを購入すると、PCが実質半額で買えるということです。これであれば、補助金の申請を行う意味は十分にありますね。

ただし、この補助金は9月30日までの購入分が対象となります。軽減税率に予め備えようという趣旨ですから、この期限になるのも当然と言えば当然なのですが、もはや2ヶ月を切っています。早めに動かないといけません。

実は、個人的には(売り手としては)、補助金にはやや懐疑的です。補助金がなければ売れないような商品は、そもそも価格に見合う価値があるのかどうか。ただ、買い手の立場からすると見方は180度変わって、使える補助金はどんどん使うべき。今回の補助金の対象者は限られますが、その対象者は今回の軽減税率で最も影響を受ける方です。補助金をしっかりと活用して、早めに準備を進めましょう。対象となる事業者、申請の手続きなどは、軽減税率対策補助金事務局のページもご確認ください。
posted by 岡本浩一郎 at 16:28 | TrackBack(0) | 弥生

2019年08月05日

軽減税率対策セミナー

今日は大阪に来ていますが、まあ実に暑いですね。日なたを歩いているともうドロドロに溶けてしまいそうです。この時期の外出は控えたいところですが、少なくとも今年に関してはそうもいきません。

10月の消費税率引上げ(10%)、同時に軽減税率の導入までもう2ヶ月を切りました。これから先はお盆休みもありますし、気が付いたらもうあっという間に10月になってしまいそうです。しかし、10月に向けた動きはまだ鈍いように感じています。

事実としては、家電量販店等での弥生製品の売上は例年を大きく超えるレベルで推移しています。4月/5月には改元にともなう需要が大きく見られましたが、6月以降は消費税に関する需要が顕著になってきています。とはいえ、前回消費税率の見直しがあった2014年ほどではありません。一つの理由は、2014年当時と比較し、圧倒的に多くの方があんしん保守サポートを利用されるようになっていること。あんしん保守サポートにご加入いただいていれば、自動的に最新バージョンが配信されますので、このタイミングでソフトウェアを買いなおす必要はありません。

もっとも、それを割り引いても、想定よりは盛り上がりに欠けるなというのが実感です。ただ、盛り上がりに欠けたとしても、(あんしん保守サポート等で)事業者の皆さまの準備がしっかりと進んでいればいいのですが、どうもそうではない。どちらかというと、10月に向けて準備をしなければならない、ということへの実感が湧いておらず、結果的に準備が進んでいないように見受けられます。

2014年の際には、半年前に安倍総理による正式表明があったのに対し、今回は2ヶ月を切ったにもかかわらず、いまだに正式表明がないのが影響しているのでしょうか。先日の参院選では与党の勝利に終わったことにより、10月の消費税率引上げ(10%)、同時に軽減税率の導入は事実上決まったというのが一般的な見方ですが、それでも正式な表明がないままでは動きが鈍くなりがち。

とはいえ、この期に及んでは、そんな悠長なことも言っていられません。弥生では、特に軽減税率の影響を大きく受けるであろう飲食料品を扱う事業者の方、またそれを支える会計事務所の方向けに「消費税改正あんしんガイド」等を通じ、情報発信に努めています。先日は飲食サービス事業者向けに軽減税率に向けた対策セミナーをタブレットPOSのセミナーと合わせて実施しましたが、一人でも多くの事業者の方のお役に立てるよう、「消費税改正あんしんガイド」の動画コンテンツとして公開しました。さすがにそろそろヤバいと感じている事業者の方に是非ご覧いただき、準備をしっかりと進めていただきたいと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 18:19 | TrackBack(0) | 弥生

2019年08月01日

あるとあんしん

本日よりアルトアでは、個人(法人の代表者の方、あるいは、個人事業主の方)の本人確認の手続きにオンラインで完結する新方式を導入しました

本人確認は、融資実行に先立って、「犯罪による収益の移転防止に関する法律」という厳めしい名前の法律(省略して犯収法と呼ばれています)によって求められている手続きです。英語では"Know Your Customer"(お客さまのことを知る)、略してKYCと呼ばれます。

昨年の秋に犯収法の施行規則が見直しとなり、従来は郵送の手続きが必要だったものが、オンラインでその場で完結できる方式も利用できるようになりました(これをeKYCという言い方をします)。この2月には、まず法人の本人確認の手続きについて、アルトアが法定のオンラインサービス(一般財団法人民事法務協会が運営している登記情報提供サービス)によって登記情報の送信を受けることにより、お客さまによる手続きが一切不要となりました

そして今回は、個人の本人確認の手続きについて、スマホのアプリを使ってその場で完結できる方式の提供を開始しました(なお、従来通りの郵送による本人確認手続きも引き続き利用可能です)。これはTRUSTDOCKという本人確認のための仕組みを提供している会社との協業により実現したものです。

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今回、オンラインで完結する本人確認手続きを導入したことにより、初めてのお客さまでも、当日中の融資が可能になります。目安として言えば、平日午前中にお申込みいただき、その後の手続きが順調に進めば、その日の午後3時までの入金も可能ということです。

誤解のないようにお話しすると、即日で融資を受けなければならない状況に追い込まれることを勧めているわけではありません。資金調達は本来は計画的にすべきもの(そのためにも資金調達ナビを是非ご活用ください)。ただ、予定されていた取引先からの入金が遅れた、どうしようということはどの事業者でも起こりうること。そんな時に、最短で即日融資を受けることが可能という安心感を提供したいと思っています。

以前お話ししたことがありますが、「アルトア」という社名には「あるとあんしん」という意味も込められています。今回、最短即日での融資が可能になったことで、目指していた「あるとあんしん」にさらに一歩近付けたと思っています。
posted by 岡本浩一郎 at 15:31 | TrackBack(0) | アルトア

2019年07月30日

SQL Server 2008/2008R2

本ブログでお話しするのが少し遅くなってしまいましたが、去る7/9にマイクロソフト社によるSQL Server 2008/2008R2のサポートが終了しました。SQL Serverというのはデータを記録するソフトウェア(データベース)で、弥生の一部製品(弥生会計 ネットワークなど、主に複数人で利用する製品)で利用されています。

これまでWindows 2000Windows XPのサポート終了の時にもお話ししてきましたが、サポートが終了したソフトウェアは、セキュリティ上の問題が発覚しても対策パッチ(セキュリティ更新プログラム)等が提供されないことから、「使うべきではないソフトウェア」になります。

SQL Server 2008/2008R2のサポート終了について、弥生では一年前から告知を行ってきました。また最新製品である弥生 19 シリーズでSQL Server 2008/2008R2との組み合わせで利用されている場合には、移行を促す警告メッセージも表示するようにしました。その甲斐もあって、SQL Server 2008/2008R2をご利用のお客さまは目に見えて減ってきています。ただ、お客さまの母数が大きいこともあり、現時点でも一定の数のお客さまがSQL Server 2008/2008R2をご利用されていることも事実です。

今更ながらのお願いになりますが、セキュリティ上のリスクは確実に存在しますので、一日も早く、SQL Serverの新しいバージョンへの置き換えをお願いします。

これはこれで乗り越えていかなければならないのですが、この先にはWindows 7のサポート終了(あと約半年)という超大物が控えています。その間には言わずとしれた消費税率の引き上げと軽減税率の導入。消費税ももはや後2ヶ月ですから、もはや待ったなし。お客さまにお伝えすべきことが山盛り。一方で、何でもかんでもお伝えしようとすると、お客さまも消化不良になりがちなのが難しいところです。

もっとも一番大事なのは、お客さまの業務に支障をきたさないこと。弥生としても、Web、メール、製品内のメッセージセンター、DM、会員誌など、ありとあらゆる手でお客さまへの着実なコミュニケーションを図っていきます。弥生のメッセージを受け取られましたら、早め早めの対処をお願い致します。
posted by 岡本浩一郎 at 21:39 | TrackBack(0) | テクノロジー

2019年07月26日

あと364日

東京オリンピックの開会式は2020年7月24日(金)。もう一年を切りました。東京駅前にカウントダウン時計が設置されたということで、今日外出ついでに見に行ってみたのですが、あと364日となっていました。

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(ちなみに丸の内南口よりかと思っていたら、実際には北口よりでした)

まだまだ先だと思っていましたが、実際にはおそらくあっという間なんでしょうね。個人的には、先日のチケット抽選申込、そして当選しての購入手続きで、だいぶ実感がわいてきました。

今日は東京も久しぶりの晴天で、まさに真夏の暑さ(それでもまた週末は天気が崩れるようですが)。オリンピックに向けてはこの暑さ対策、そして、混雑対策が大きな課題です。混雑対策という意味では、今週には高速道路への流入規制が試験的に行われたとのこと。オリンピック開催期間中は、交通量抑制のために、テレワークや時差出勤を呼びかける方針だそうです。

弥生グループであるMisocaでは、既にテレ(リモート)ワークは当たり前。また、フレックス制度のため、出勤時間も様々です。一方で、同じくグループ会社であるアルトアは、基本的には毎朝9時出勤です。これは弥生自身も同じ。

どちらが絶対的に正しいということではなく、どちらの方が成果を出しやすいか、ということ。成果を出す上で、Misocaはより自主性を重んじているし、弥生/アルトアは、皆で同じ空間を共有することによるコミュニケーションコストの最小化を重んじている訳です。ただ、方向性としては、生産性をどう維持・向上させるか、また、情報セキュリティをどう確保するかに工夫しつつも、より多様な働き方にシフトしていくのだとは思っています。実際に弥生では、ご家庭の事情などがある場合には、リモートワークを認めるようになっています。

オリンピック期間中はもちろんなのですが、その先も見据えて、より個人のライフスタイルに合った働き方を模索していきたいと思っています。ただ、オリンピック期間中は、リモートワークと言っても、なんだかんだ試合が気になってしまいそうです。そう考えると、いっそのこと有給休暇取得推奨の方がいいかもしれませんね(笑)。
posted by 岡本浩一郎 at 17:24 | TrackBack(0) | 弥生

2019年07月24日

Brexit、またの名は

イギリス保守党の新党首としてBoris Johnson氏が選出され、今日にもイギリスの首相に就任するそうです。本来は3月末の予定だったイギリスのEU離脱は、方向性が定まらないままに一旦10月末までということで延期されていますが、これでいよいよ10月末での離脱に向かって動きそうです。しかもJohnson氏のこれまでの言動からすると、合意なしでの強硬離脱もありえそうです。

先日イギリスを訪問したことは本ブログでもお話ししましたが、その際に、気になっていたのはこのBrexit。Brexitで観光客が減ったり、あるいは経済に明らかな変調をきたしているのではないか、という懸念を抱いていたのですが、これは思いっきりはずれ。観光地は観光客であふれ、景気が悪いという印象は全くありませんでした。ある意味、何の変化も感じられない。いつも通り。

イギリスの同業者との会食の際に、あまりに平然と物事が動いているけど、どうなっているの、とかなり不躾な質問をしたのですが、曰く「もう我々は政治に呆れかえって何も感じなくなっているんだよ」とのこと。噛み合わない議論ばかりで一向に明確な方向性を出せない政治家に呆れており、もう何も期待していない。民間は民間でできることを粛々とやるしかない、ということのようでした。

一つ面白いなと思ったのは、イギリスの政府関係の方とお話しした時。その方は"Brexit"ではなく、"EU Exit"という表現をしていました。"Brexit"はイギリス(Britain)がEUを離脱するという事実を表す第三者的な表現なのですが、"EU Exit"はイギリスが自分の意志でEUを離脱するんだという主観を感じる表現です。この"EU Exit"という表現がどこまで一般的なのか(その方固有なのか、あるいは、イギリスの政府関係者はそういった表現をするのか)はわからなかったのですが、なるほど人によって見方は変わるものですね。

Brexit、またの名をEU Exitがどうなるのかは、わかりません(どうなるにせよ、さすがに合意なしは避けるべきだと思いますが)。ただ、それ以上に、ここまでの政治不信はイギリスの将来にとって非常に大きな課題を突き付けていると感じました。

翻って日本。先日の参議院議員選挙の結果について、人によってとらえ方は異なると思いますが、個人的には、ひとまずは与党に国の運営を任せつつも、将来については、党を越えてしっかりと議論してもらいたいという(私も含め)国民の政治への期待を感じるものでした。日本も課題は山積みですが、世界がこれだけ揺れている中で、政治が安定していることは大きなアドバンテージだと感じています。
posted by 岡本浩一郎 at 17:29 | TrackBack(0) | その他